登録日:2023/07/20 Thu 01:34:39
更新日:2025/05/22 Thu 19:20:29NEW!
所要時間:約 23 分で読めます
勝った、負けたの勝負に向き合い、勝つんだジョーと信じ抜く
【概要】
TCG『
デュエル・マスターズ』のジョー編後半にあたる漫画、アニメシリーズ。
アニメでは『デュエル・マスターズ キング』『デュエル・マスターズ キング!』『デュエル・マスターズ キングMAX』として
テレビ東京系列で約2年半放送。
ナレーターは引き続き
高木渉。
漫画では3作合わせて『デュエル・マスターズ キング』のタイトルで単行本換算されている。
『
デュエル・マスターズ キング』20年4月〜21年3月放送。単行本1〜4巻。
路線変更によりギャグパートが更に増え、シリアスパートは大分削減された。
後半主題歌を担当するのは
水樹奈々。
対応シリーズは「
十王篇」
多色カードを押し出す新たな枠組みとしてチームや王国制を導入。
主人公・
切札ジョーが使うのは
桃太郎がモチーフ、ライバル・鬼札アバクが使うのは鬼がモチーフで、
鬼退治がテーマ。
『
デュエル・マスターズ キング!』21年4月〜22年3月放送。単行本5〜7巻。
DM
4000年20周年を記念して『キング!』ではジョーたちが過去の時代に飛んで歴戦のデュエリストと相対し、回によっては勝舞、勝太、ジョーの3世代が揃い、勝舞or勝太VSジョーのデュエマも行われ、15周年を超えるビックリの展開に。
『キング!』から『キングMAX』まで特別編と称した総集編が多くなり、『WIN』で回数は減ったものの総集編自体は継続。
特別編は新規パートも若干含まれ、各配信サイトで特別編はカットされているものの、YouTubeのDM公式デュエチューブで放送期間が終わっても視聴は可能。
対応シリーズは「
王来篇」
歴戦のカードの力を受け継いだ「スター進化」と「レクスターズ」、混ぜ合わせた合体獣「ディスペクター」をフィーチャー。
『
デュエル・マスターズ キングMAX』22年4月〜8月放送。単行本7〜8巻。
『
デュエル・マスターズ(2017)』から切札ジョーが主人公を務めるジョー編の最終作であり、これにより
切札家約20年の物語は幕を閉じ、キリフダを継ぐ
斬札ウィンが主人公を務める『
デュエル・マスターズ WIN』にバトンタッチ。
今まで通りギャグも含まれているものの割合が減り、デッキー奪取に始まり、先代主人公の父・勝太の危機、過去の過ちを償おうとする
ラスボスなど、
鬱展開気味でシリアスな内容になっている。
レギュラー落ちした
ウサギ団、かつてのサブレギュラーも再登場し、文字通り最終章にしてジョー編の総決算。
次回作『デュエル・マスターズ WIN』の鈴木裕輔が監督を務め、石踊宏は総監督に。
特別編として副音声を加えたバージョンも放送された。
対応シリーズは「
王来MAX」
新能力「S-MAX進化」と「鬼S-MAX進化」により
遂にデュエリストも変身する。
【あらすじ】
デュエル・マスターズ キング
小学5年生になったジョーの学校にキラ、キャップ、ボルツが転入。
突如河越の街に現れた鬼札アバクは、全世界最強を決める「キング・オブ・デュエマッチ」を開催する。
デュエル・マスターズ キング!
切札家の地下に眠っていた巻物に導かれ、ジョーたちは過去に存在する12枚の伝説のカードを求めて旅立つ。
その旅路で白凰やバサラ、更には若かりし頃の叔父・勝舞や、父・勝太といった伝説のデュエリストと出会い、伝説のチカラを纏った"レクスターズ"や"スター進化"を手にする。
一方、ジェンドル率いる「ガットルズ」は過去のカードを混ぜ合わせた合体獣"ディスペクター"を創り、世界を意のままに操ろうと画策する。
俺たち最後のジョー熱デュエル 友情MAX キズナMAX
デュエル・マスターズ キングMAX
数々の激闘を乗り越え、ジョーにも卒業と別れの季節がやってきた。
そんな中、生死不明になった鬼札アバクが現れ、突如ジョーカーズ星を破壊してデッキーを強奪する。
その目的はかつて存在していたデュエリスト育成学校「王来学園」の復活。
帰還したジョニーが宇宙で見つけた"S-MAX進化"とジョーカーズの心絵を手に、仲間たちと共に最後の戦いに挑む。
【登場人物】
主要人物
別れは終わりなんかじゃない、次のデュエマの始まりだから
俺たちは何も変わらない、だってデュエマで繋がっているから
CV:
小林由美子
本作の主人公。『キング』小学5年生→『キングMAX』小学6年生。
6文明を股にかける壮大な種族「
ジョーカーズ」を創造する天真爛漫な少年。
父・勝太と対照的に
ラーメンが好物。
すぐ謝って場を収めようとする気の弱いところもあったが、数々の出会いと別れを経験して逞しく成長。
『キング!』では伝説のレアカードを集めるため勝舞や勝太が現役の時代を訪れ、若かりし日の姿や各々の信念を学ぶ。
勝太の息子であることを隠そうとせず、流石にるるには隠したものの出生に関わって未来が変動し、存在が消えかけるピンチも迎えた。
過去の勝舞、勝太の二人から「
切札家最強の男」と認められた。
『キングMAX』では相棒・デッキーを奪われ、父・勝太は意識不明になり精神的に追い込まれるも、ジョニーや仲間たちに支えられ、アバクとデッキーを救うため最後の戦いに挑む。
過去作からキャラデザが一新され、『キング』及び『キング!』で黒目が小さくなり、『キングMAX』で一回り成長した。
キリフダッシュ有する「
チーム切札」の使い手。
+
|
使用デッキ及び切り札一例 |
『デュエル・マスターズ キング』
使用デッキ【赤緑ジョーカーズ】
切り札《勝熱英雄 モモキング》《勝熱百覇 モモキングReVo》
『デュエル・マスターズ キング!』
使用デッキ【赤緑ジョーカーズ】→【白赤緑ジョーカーズ】→【黒赤緑ジョーカーズ】→【モモキングJO】
切り札《 王来英雄 モモキングRX》《ボルシャック・モモキングNEX》《アルカディアス・モモキング》《禁断英雄 モモキングダムX》《未来王龍 モモキングJO》《究極英雄 キング・モモキング》
『デュエル・マスターズ キングMAX』
使用デッキ【白赤緑ジョーカーズ】、【ジョーカーズ】
切り札《MAX・ザ・ジョニー》《MAX-G ジョラゴン》《モモキング-MAX》《ジョリー・ザ・ジョニー》《ジョットガン・ジョラゴン》《勝熱英雄 モモキング》
|
CV:佐藤せつじ
本作の相棒。奇跡によって命を宿したデッキケーキ。
ジョーの描いた絵を元に、ジョーカーズを文字通り生み出す能力を持つ。
『キング!』ではカエルとレーダーを合わせた息子・ピョンチキが生まれる。
『キングMAX』では自身がキーパーソンとなり、突如アバクに強奪され代名詞のカードを生み出す力を奪われる。
漫画、アニメ共に容赦の無い展開に巻き込まれるも、最後に奇跡を起こす。
使用デッキは【ジョーカーズ】、切り札は《最終兵ッキー》
ジョーと共に高め合ってきた俺が辿り着いた、正義の最終到達点!
CV:豊永利行
ジョーの親友でありライバル。
光文明のデュエルマスター候補。
基本的にジョーたちの中では品行方正な真人間だが、一緒になってボケることもある天然。
『デュエル・マスターズ』では母親に吹き込まれた正義感と友情の狭間に苦心しながらも、ジョーたちと触れ合って自分の中の正義を見つけ出した。
過去作で年上だったが『キング』でジョーの学年に転入し、以後同級生という設定に。そのためか光文明の使命に思い悩む印象が強かった『キング』以前よりもかなりコミカルになっている。
元々ジョーカーズはジョーがキラを倒すために作り出した種族であり、『キングMAX』
最終回における切札ジョーラストデュエルの相手を務めた。
ギャラクシールド有する「
チーム銀河」の使い手。
使用デッキは【白青ギャラクシールド】→【白単レクスターズ】
切り札は《
「正義帝」》《「正義星帝」<鬼羅.star>》《サッヴァーク <マン.Star>》《サッヴァーク-MAX》《
煌終龍 サッヴァーク》
ももね、自然文明のみんなも、自然文明の女王様も、パパもママも大好き
CV:
豊崎愛生
ジョー編のヒロイン。口癖は「もももうももももう」
好奇心旺盛で心優しいジョーの友達。
たまにデュエマを行うも初心者なため、荒事が起こると基本的に控えに回る。
『デュエル・マスターズ!』まで一般人として暮らしていたが、病に伏せている自然文明の女王の子供と判明し、紆余曲折の末に育ての両親の記憶を消去して自然文明の姫として帰還した。
『キング』では遂にデュエマを始め、ガイアハザードの指導を受けてジョーを相手に奮闘し、1ターン待って貰ったとはいえ勝利した。
『キング!』ではジョーのクラスに転入し、元の両親の記憶も戻っている模様。
ジョーとは自然と手を繋げる仲良しで、年齢的に友達以上に発展しなかったが、最終的に心の中で「1番大好き」と好意を明らかにしている。
ある回ではお互いの嫌いなところを言い合うという前提でジョーから「料理が
下手独特」と言われ、お返しにももは「
足が短くて、イマイチ存在感がなくて、おバカで、たまに顔がムカつく」と散々な評価を下した。
流石デュエマヒロイン辛口である。
使用デッキは【
スノー・フェアリー】、切り札は《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》《切札勝舞&ボルメテウス-決闘の物語-》《
永遠のリュウセイ・カイザー》《未来王龍 モモキングJO》
CV:
白石稔
火文明のデュエル・マスター候補。口癖は「マジでBAD」
ハイテンションで騒がしいが友情に篤い少年。
スケボーで世界を取るのが夢で、相棒のクリーチャー・ダチッコ(CV:新谷真弓)を連れている。
『キング』ではジョーの学年に転入し、ジョーの常連のラーメン屋に住み込んだ。『キング』ではチョウキ、『キング!』以降ではヒミコとの絡みが多く女難の節がある。
マジボンバー有する「
チームボンバー」の使い手。
使用デッキは【白赤マジボンバー(白赤ダイナボルト)】→【我我我ブランド】→【赤単レクスターズ】
切り札は《爆龍皇 ダイナボルト》《ダイナボルト エタフェニ.star》《
我我我ガイアール・ブランド》《ブランド-MAX》
CV:市川太一
水文明のデュエル・マスター候補。口癖は「天国行こうぜ」
気楽で笑顔の絶えない明るい少年。
ジョーを「ブラザー」と呼び、相棒のスマホン(CV:
渡辺久美子)を連れている。
前作『デュエル・マスターズ!!』で兄・ギャップが消滅し、水文明の復興を目指している。ある程度使命感から解き放たれたためなのか、妙にナチュラル毒舌な言動が増えた。
バズレンダ有する「
チームウェイブ」の使い手。
使用デッキは【青緑チームウェイブ】→【青単レクスターズ】
切り札は《キング・マニフェスト》《マニフェスト <マルコ.star>》《Code.MAX》
それまでせいぜい強くなれ、お前を倒すのは俺だからな
CV:
森田成一
かつてジョーたちと激闘を繰り広げた闇王・ゼーロの息子。
ジョーに勝つという意欲こそ高いものの復讐心はなく、父親のような凶暴性を持たないクールキャラ。
ジョーに対して「俺以外に負けることは許さない」という
ツンデレ系ライバルで、度々激突しながらも力を貸してくれる協力者ポジション。
『キング』では黒いカードを使うデュエリストとして噂になり、ジョーの前に姿を現わす。
ムゲンクライム有する「
チーム零」の使い手。
使用デッキは【青黒ムゲンクライム】→【黒単レクスターズ】
切り札は《
∞龍 ゲンムエンペラー》《ゲンムエンペラー デスザ.star》
CV:
丹下桜
ジョーの母親。旧姓は「滝川」
VS期に比べると落ち着き、一人息子・ジョーを育てつつ「喫茶たきがわ」を経営。
ジョーには勝太をマネして「デコちゃん」と呼ばれているが、「ママ」や「
お母さん」と呼ぶよう注意する。
クリーチャーを一撃で仕留め、勝太の帰還時にはUFOを片手で受け止める怪力は健在。
『キングMAX』で勝太が意識不明になり、母の悲しむ姿を見てジョーは更に追い込まれる。
『VSR』及び『VSRF』で会っているバサラのことは顔と名前は覚えているものの、元々関わりが少なく詳しいことは忘れてしまった。
CV:小林由美子
ジョーの父親。二代目『デュエル・マスターズ』主人公。
ジョーは現代の勝太とは『
デュエル・マスターズVSRF』最終回で別れたまま一度も会っておらず、一回もデュエマで勝ったことがない最強の父ちゃん。
ハイドによると特に優れているのは「
異常なまでの引きの強さ」
クリーチャー語を理解し、宇宙を飛び回っているためクリーチャーワールドの事情に詳しい。
『キングMAX』でジョーの卒業式に参加すべく宇宙から帰還するが、ハイドにデュエマを挑まれ優位に進めながらも鬼の槍に強襲され…
使用デッキは【
青赤緑モルトNEXT】、切り札は《
切札勝太&カツキング 熱血の物語》《
蒼き団長 ドギラゴン剣》
クリーチャーワールド
CV:小林親弘
ジョーの初代切り札クリーチャー。
『キングMAX』でS-MAX進化を携えて久々に姿を見せ、デッキーを奪われ憔悴したジョーを励まし力を貸す。
CV:小林親弘
ジョーの二代目切り札クリーチャー。
『デュエル・マスターズ!!』でドラゴンの本能を抑えるため放浪の旅に出たが、『キングMAX』で自然文明に封印されていた。
ジョーが自然文明の女王に勝利して封印を解いて貰うも、旅の道中の自然文明でブブゼラを吹いたことがきっかけでいつにも増して陽気な性格になり、場所を選ばず配信する迷惑者と化した結果であったことが判明した。
勝太が意識不明になり張り詰めていたジョーの心を和らげた。
CV:中務貴幸
ジョーの三代目切り札クリーチャー。
『キング!』では伝説のカードの力を纏い、《
ボルシャック・ドラゴン》、《
聖霊王アルカディアス》、《伝説の禁断 ドキンダムX》といった様々なクリーチャーのコスプレを着込む。
CV:西墻由香 、南波ゆき、菅原雅芳
モモダチ三人衆。
キャンベロの可愛さは異常。
CV:豊崎愛生
自然文明を統べる女王であり、ももちゃんの生みの親。
『キングMAX』ではジョラゴンを訪ねてきたジョーたちの前に立ちはだかり、自然文明を救った恩人と敬意を表しながらもデュエマを申し込む。
比較的人間に近い容姿をしているハニーQと大長老と共に、ジョーとももたちの卒業式に参列。
切り札は《クイーン・オブ・ネイチャー》
CV:武虎、國立幸、近藤造徳、
内田彩
自然文明を守護する4人組「ガイアハザード」
『デュエル・マスターズ!』ではももちゃんを巡ってジョーたちと一触即発になり、ミノマルは闇文明の暴挙によりミノガミに覚醒。《
天地命動 バラギアラ》と共鳴しラスボスを務めた。
『キング』ではデュエマを始めるももちゃんの指導役を務めたが、カブト鬼はハニーQとでんでんにより接待と忖度を強要された。
『キング!』ではももに危険が及ぶとペンダントを通じて召喚される。
CV:
森永理科
キラの母親。
『デュエル・マスターズ』ではキラを大切に思いながらも、極端な正義感を植えつけた過干渉の毒親。
後にジョーとの関わりを通じて成長したキラの自主性を認めて見守るように。
ジョーの身近に危険が及ぶとるるとるる爺を光文明に匿い、ママ友として息子たちの話題に花を咲かせている。
『キングMAX』ではるると自然文明の女王と共に卒業式に参列。
デュエル・マスターズ キング
CV:
木村良平
『キング』及び『キングMAX』のラスボス。口癖は「鬼」
強者との戦いを求める傍若無人な鬼の王。
人間の負の感情を増幅させ魂を食らう、目玉が無数に浮き出る鬼の槍を携えている。
『キング』では世界を鬼で染めようとキング・オブ・デュエマッチを主催。
『キングMAX』では学ランに「王来」の文字が浮かび上がる
マントを羽織り、天王寺ハイド、縄文ヒミコを従えて王来学園復活を目論む。
回想ではハイド、ヒミコと共に一般生徒として王来学園に通い、仲の良いヒミコを「俺の全て」と言及するほど大切に思っていた事が判明。
同級生とサッカーに興じるような元気な性格で、デュエマを禁止されながらも心から学園生活を楽しんでいた。
鬼札家に宿る鬼の力を学園長のジェンドルに危険視され、
生徒会長を決めるデュエマ大会の決勝戦でヒミコに裏切られて滅茶苦茶なデッキを渡され敗北。
更にはジェンドルに父親を亡き者にされて完全に激怒し、ヒミコとハイド諸共王来学園を吹き飛ばした。
一般生徒やヒミコ、ハイドを手に掛けたことを悔やみ、デッキーを奪取し彼らの蘇生とかつての学園生活を取り戻すことを最終目標として行動を起こす。
鬼タイム、鬼エンド有する「
鬼札王国」及び「鬼S-MAX進化」の使い手。
使用デッキは【黒赤ジャオウガ】→【黒赤鬼レクスターズ】
切り札は《
鬼ヶ覇王 ジャオウガ》《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》《CRYMAX ジャオウガ》《
一王二命三眼槍》《邪王来混沌三眼槍》
CV:
村川梨衣
鬼のツノをイメージした髪型の眼鏡美女。
押しの強さでアバクの秘書になり、時にジョー勝利パーティーを仕掛けたマイペースな性格。
幼少期から鬼になるため努力を重ねていた変わり者で、鬼の槍で念願の鬼になり暴走するも、尊敬するおじいちゃんの姿を思い出し鬼化を解かれた。
『キングMAX』では再登場軍団に参加し、最終回では復興した王来学園を訪れている。
アバクと同じ「鬼札王国」の使い手。切り札は《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》
CV:中博史
魂ポイントをチラつかせて美人をナンパしていたお爺さん。
その正体は自然文明の大長老。
フシギバース有する「
不死樹王国」の使い手。切り札は《大樹王 ギガンディダノス》
CV:巽悠衣子
自分を世界で一番美しいと豪語するナルシスト。
勝負に負けた者を自分の道具としてこき使う。
ビビッドロー有する「
美孔麗王国」の使い手。切り札は《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》
CV:上西哲平
軍隊に所属している軍人デュエリスト。口癖は「肯定だ」
人間不信を拗らせているが、女性の優しさを自分への好意と捉える惚れっぽいところがある。
行き倒れていたところジョーに救われ、るる、キラ(男性)に次々と惚れるも復讐心に取り憑かれた。
オシオキムーン有する「
月光王国」の使い手。切り札は《月と破壊と魔王と天使》
担当声優は『デュエル・マスターズ WIN』で最上川イッサを演じる上西哲平。
CV:栗津貴嗣
ゴリラを素手で完封する怪力の持ち主。
アバレチェーン有する「
暴拳王国」の使い手。切り札は《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》
CV:豊田萌絵
ジョーのクラスのアイドル。
素でキラキラエフェクトを発生させる美少女。
話したことのないキラを未来の婿に仕立て上げ、思い込みの激しい性格な模様。
『キング!』では何故か勝太(VSRF)の時代にも髪色が違う同一人物が存在し、ジョーを認知している。
デュエル・マスターズ キング!
ガットルズ
CV:興津和幸
ガットルズのリーダーで、『キング!』のラスボス。
緑と紫の
ゾンビのような肌に、勝舞を彷彿とさせる髪型の男性。
表向きは敬語で名前通り紳士然と振る舞うが、本性は冷酷でガットルズも手駒としか見ていない。
『キング!』ではガットルズを操り過去の世界にある伝説のレアカードを収集し、
ファイブ・オリジン・ドラゴンの合体獣《
Volzeos-Balamord》を手中に収め、ドラゴンを彷彿とさせる姿に変身。
ハイド曰く「引くべき時に引くべきカードを引く能力」を持っている。
その割にはトリガー頼みの場面で『最強の切札』を要求してしまい、ドキンダンテをシールドから出すガバも披露しているが。
『キングMAX』では在りし日の王来学園の学園長でアバクの平穏を破壊した元凶。本格的な登場は『キング!』のみだがその経歴から事実上三部作全てで起きた悲劇の種である。
この頃は顔も普通の肌色をしていたが、王来学園をデュエマの実力で全てが決まる地獄に変えた張本人。
ラスボスとしては珍しく、序盤からジョーに何度も敗北している戦歴の持ち主。
使用デッキは【
白黒赤ディスペクター】→【白青赤ディスペクター】→【白黒緑ディスペクター天門】→【5cバラモルド】
切り札は《
聖魔連結王 ドルファディオム》《
禁時混成王 ドキンダンテXXII》《零獄接続王 ロマノグリラ0世》《
Volzeos-Balamord》
CV:土岐準一
クールな少年だが、プライドを傷つけられると高笑いして豹変する。
『キング!』ではガットルズのガットル1。
ガットルズの中では戦歴も優れジェンドルに目を掛けられていたが、後に切り捨てられてショックを受ける。
「捨てられる」ことに屈折した感情を抱え、自分と同じジョーのデュエマでは使われなくなったクリーチャーの悲しみを持ち出して精神攻撃を仕掛ける。
ジェンドルから本格的に見捨てられると他のガットルズを率いて反旗を翻した。
『キングMAX』では成長して白い制服に一新し、アバク、ヒミコと共に王来学園復活を目論む。
回想では王来学園の一般生徒であり、アバク、ヒミコと共に些細なことで競い合っていた。
王来学園に通っていた頃より時系列が後の『キング!』の方が小柄だが気にしてはいけない。
デュエマキーを求めて切札家を訪れるも勝太に介入され、デュエマで極限まで追い詰められたが鬼の槍から鬼S-MAX進化を授けられた。
伝説のデュエリストたる勝太を打ち破り調子付くも、キラに鬼に縋った己の正義を問われる。
漫画『キング』ではデッキーの力を応用したアバクにより不完全な形でヒミコと共に復活した。
使用デッキは【青赤緑ディスペクター】→【青黒緑ディスペクター】→【白抜き4cディスペクター】→【青単タマシード】
切り札は《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》《
禁断竜王 Vol-Val-8》《
終末縫合王 ミカドレオ》《
邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》《神ナル機械「亜堕無」》《
「亜堕無」-鬼MAX》
CV:
諏訪彩花
『キング!』ではガットルズのガットル2。
ボディスーツに土器を被り、洗脳能力を持った高飛車な女王様。
戦国武将を引用する所謂歴女で、私室には手裏剣や武将のポスターが貼られ、相当なハマりっぷりがうかがえる。
ジェンドルに心酔していたが、ガットルズが切り捨てられるとハイドに情が移り、行動を共にする。
『キングMAX』では成長して
学生服に一新し、アバク、ハイドと共に、かつての学び舎「王来学園」の復活を目論む。
回想では王来学園在籍時にデュエマの弱かったアバクの理解者で最大の味方だった事が判明。
ジョー編には珍しいアバクとのラブコメを展開したが、その結果より深い傷を残すことに。
ジェンドルに吹き込まれ、アバクの命を助けるためデッキを入れ替えハイドに媚びを売る態度を見せつけ裏切ってしまい、学園の崩壊に巻き込まれ命を落とした。
アバクの望みを叶えるため鬼S-MAX進化を手にボルツを足止めするも諭され、ジョーに槍に乗っ取られたアバクを止めるよう頼み、ジョーとアバクの最終決戦を見届けた。
アバクに愛憎入り混じった感情を抱いているが、最終的に想いを伝えたのか不明。
『キングMAX』でハイドの亜堕無と対になるEVEを使用するが、上記の通りアニメのストーリー的にはかつて仲の良かったアバクのヒロインポジションに収まっている。
切り札は《悪撃縫合 ドルゲペイン》《魔素縫合 アモデゴラス》《EVENOMIKOTO》《EVE-鬼MAX》
CV:佐藤美一
ガットルズのガットル5。
鎧を身に纏ったマッチョな体格のサラリーマン。
部下のササミ(CV:末柄理恵)、アミノ(CV:伊原正明)、ソイ(CV:高木渉)を連れている。
ガットルズが切り捨てられても会社員として働けるので、そこまでショックを受けていなかった。
切り札は《極世接続 G.O.D.Z.A.》《砕傑接続 グレイトフル・ベン》
CV:土田大
ガットルズのガットル4。
リーゼントにグラサンを掛けた如何にもなオラオラ系。
S・トリガーを考慮しない超攻撃的なスタイルから「破壊王」を名乗る。
しかし特段実力が高いわけではないため河越の一般小学生にウザ絡みして負ける始末だったが、ジェンドルに攻撃性を見込まれガットルズに勧誘される。
切り札は《紫天連結 ネバーシデンド》《
覚醒連結 XXDDZ》
CV:大畑伸太郎
ガットルズのガットル3。
異様に目立つ容姿をしている男性。
超能力者を自称しているが行動はかなり物理的。
ジェンドルにデュエマ進行表を授けられると、ジョーの行動を全て先読みして本物の超能力者を演じた。
切り札は《
龍風混成 ザーディクリカ》《戦霊混成 ウルボランス》
担当声優は『デュエル・マスターズ WIN』で源さんを演じる大畑伸太郎。
勝舞編
どんなカードでも、どんな時代でも、デュエマは楽しめるんだ
CV:小林由美子
初代『
デュエル・マスターズ』の主人公であり、ジョーの叔父。
れくた曰く「日本一のデュエマバカ」
現代ではかつて
ザキラと戦った伝説のデュエリストで、凄まじい経歴を辿って出世している。
未来から現れた甥・ジョーに困惑するも、デュエマを通して仲良しに。
自分に勝利したジョーを信用して《
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を授けた。
この時代の勝太は眠り続けているため、『ビクトリー』の勝太と対面して感激している。
切り札は《
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》
CV:
加藤英美里
勝舞の親友。
20年近く経って凄まじくインフレしたスター進化のカードパワーに驚愕する。
CV:皆川純子
勝舞のライバル。
自分を倒したハイドを探そうと「ガットルズ」を知っているジョーたちに声を掛ける。
切り札を欠いた20年近く前のカード
プールで王来篇を使うライトニング・ジェレミーに勝利した。
ガットルズと違いカードの気持ちを汲むジョーを信用できる相手と見なして《
聖霊王アルカディアス》を授けた。
使用デッキは【白単エンジェル・コマンド】、切り札は《聖霊王アルカディアス》
CV:中島沙樹
『デュエル・マスターズ』のヒロイン。
白凰を頂点とするデュエマ四天王・四天衆の一人。
ももちゃんと大体同年代とは思えないスタイルの良さと怪力は健在。
クリーチャーのモモキングと素手で打ち合ってライバル視する。
CV:
岸尾だいすけ
勝舞のライバル。
《
悪魔神バロム》を手に入れたゼーロJr.に目をつけ、破壊へのスリルを語りデュエマで凌ぎを削る。
CV:
若本規夫
おじさんのような渋い声と貫禄の赤ん坊。
ジョーたちの中ではボルツと意気投合した。
勝太編(ビクトリー〜V3)
おうよ、相棒 俺たちの力、未来の奴らに見せてやるぜ
CV:小林由美子
『
デュエル・マスターズ ビクトリー』『
V3』の主人公。
時系列はカツドンが旅立った後。
息子・ジョーや兄・勝舞、未来と過去のデュエリストに驚愕する。
カレーパンに対するイカれた情熱は相変わらずで、自分譲りのせこい作戦で屈服させようとしたジョーに腹を立て、過去、未来のヒロインやライバルにカレーパンを叩き込み、「
カレーパンにあんなにがっつくなんて頭おかしいんじゃないの」と息子直々にツッコまれた。
デュエマを通じてジョーがカードに愛されていることを知り、《武闘龍 カツドン》《武闘将軍 カツキング》を授けた。
中学生の自分に興味を持ったが、ドラゴン龍の
カレーパンに釣られて行きそびれ会うことはなかった。
使用デッキは【
赤青アウトレイジ】、切り札は《武闘龍 カツドン》《武闘将軍 カツキング》
CV:平田絵里子
勝太の友達。
登場早々勝太に敗北している悲しきやられ役。
『キングMAX』では現代の王立デュエマ大学で白凰と共に教鞭を振るっている。
CV:
石野竜三
勝太の友達。
頭のアフロは4次元ポケットばりにカレーパンから勝太の私服まで入っている。
CV:中司ゆう花
勝太の友達。デュエマお馴染みのお金持ちキャラ。
未来を知るジョーに自身のお嫁さんを教えて貰うべく協力した。
CV:
桑島法子
『V3』のヒロイン。口癖は「のだ」
ツインテールの美少女で、ジョーが教えようとした
ヨーデルの嫁の正体。
CV:武内駿輔
プリンプリンに従うクリーチャー。
得意料理はカレーパン。
CV:青森伸
勝太のお祖父ちゃんで、ジョーのひいじいちゃん。
『キング!』の時代でも全く変わらず、切札家の歴史を集めた「切札ミュージアム」を経営している。
勝太編(VS〜VSRF)
CV:小林由美子
『
デュエル・マスターズVS』『
VSR』『
VSRF』の主人公。
『V3』の時間軸でジョーと出会い、時間が過ぎて記憶が薄れているものの覚えていた。
自宅を訪れたハイドにデュエマを挑まれるも、再び時間を超えてきたジョーが倒す相手としてジョー、勝舞と共に切札家三代を総結集させた最強デッキを試行錯誤して作った。
CV:丹下桜
『デュエル・マスターズVS』シリーズのヒロイン。
ジョーの目から見て中学生時代は流石に若いらしい。
ジョーを「坊や」と呼びながらも熱心な姿に心打たれ、歴史が歪んだ「ラーメン滝川」の跡継ぎにしようと目論む。親子でまずいですよ。
また、ジョーが勝太の息子と知るや鬼の形相で激怒した。
使用デッキは【白青エンジェル・コマンド】、切り札は《未来の法王 ミラダンテSF》
CV:
水沢史絵
勝太のライバルで、ジョーの叔父さん。
ジョーのためにハイドとの決戦の舞台を整える。
CV:平田絵里子
勝太の友達。
登場早々ハイドに敗北している悲しきやられ役。
CV:
檜山修之
勝太のライバル。
バサラを探すジョーと出会ってデュエマで勝負し、《アルカディアス・モモキング》に驚きながらもドラゴン・サーガのカードプールで王来篇のデッキに勝利。
ジョーに足りないものは「勝利への飢え」と指摘した。
切り札は《
極・龍覇 ヘルボロフ》
CV:福島潤
『VSRF』のラスボス。
ジョーにとっては風のガンマンにそっくりな憧れの男性で、やや一方的に「師匠」と慕っている。
しかし、『VSRF』の時代ではカードで世界侵略を考えているとんでもない男。
《伝説の禁断 ドキンダムX》に導かれ、謎のカードを持つジョーを探している。
《アルカディアス・モモキング》に目をつけ、ジョーにデュエマを挑む。
使用デッキは【赤単レッドゾーン】、切り札は《
轟く侵略 レッドゾーン》、《
伝説の禁断 ドキンダムX》
CV:古川慎
バサラの親友。
バサラに《アルカディアス・モモキング》の存在を伝える。
CV:
小林ゆう
デュエマーランドのマスコット。
現代ではライバルキャラの台頭で辞めてしまい、解体現場で働く苦労人として「あの人は今」系の番組に出演。
バサラの手掛かりを探るジョーたちが訪ねるも、変わり果てた姿でやさぐれていた。
ジョーたちとの触れ合いを通して当時の元気を取り戻し、「るるちゃんなら知っているかもしれない」とヒントを授けた。
テレビの演出と言っていたデュエマウスランド建設を本気で目指す模様。
使用デッキは【九極】、切り札は《
極まる侵略 G.O.D.》
デュエル・マスターズ キングMAX
CV:
釘宮理恵、菅原雅芳、渡辺久美子
『デュエル・マスターズ』でジョーカーズを狙っていた3人組「ウサギ団」
『キングMAX』で久々に登場し、貴金属や宝石を身に纏う成金に。
3年近く出番がなかったためジョニーに存在を忘れられていた。
ジョーに敗れたことで悪事を行なっていた初心を取り戻し、アバクに協力するように。
カバまろは集めた再登場軍団で唯一勝利しているため、翻訳機で言葉を
日本語に変えながらリーダーを務めた。
切り札は《ギガントウサギロボ・フューチャーX》
本作でケントナーク、ホカベン、ラビット大佐を演じた菅原雅芳は『デュエル・マスターズ WIN』でパパリン/斬札ガッツも担当。
最終更新:2025年05月22日 19:20