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トリグラフ

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tgr55

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トリグラフ(Triglav)

CHARM
世代 第3世代
形式番号 GC-09
正式名称 GC-09 トリグラフ
開発企業 ヒヒイロカネインターナショナル
機能 3段変形・合体
アーセナル 小柴瑛深など(改良・テストを担当)
使用者 石川葵(prt sp)(LoG・TFG・ドール)*1
松永遊糸(prt)(ドール)*2
楓・J・ヌーベル(ドールver2.0)*3
小柴瑛深(アームズコレクション)
六角汐里
あくつ・ルシファ・魔妖(舞台)
野坂・ジャクリーヌ・風音(舞台)
戸田・エウラリア・琴陽(舞台)
尾竹廉(舞台)
毛綱乃彩アサルトリリィ グローリー
登場作品 アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.1『シュベスターの祈り』
アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.2『シュベスターの秘密』
アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.5『白きレジスタンス〜真実の刃〜』
アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.9『白きレジスタンス〜真実の刃〜』
舞台「アサルトリリィ League of Gardens」
舞台「アサルトリリィ The Fateful Gift」
舞台「アサルトリリィ Lost Memories」
連載記事「CHARM大全」第10回
舞台「アサルトリリィ・御台場女学校-The Empathy Phenomenon-」
舞台「アサルトリリィ・御台場女学校-The Snowdrop-」
デザイナー 東海村原八

解説

  • マギクリスタルのエネルギーを身の回りに滞留させることでレアスキル円環の御手なしで2種のCHARM相当の武器を運用できる最新鋭機。*4
  • 二丁拳銃を設計モチーフに持つCHARMで、エネルギー攻撃機「ダジボーグ」(Dajbog)と実剣/実弾攻撃機「スヴァローグ」(Svarog)との2機からなる。それぞれがガンモードとブレードモードに変形可能。さらに、2機を合体させることでパルチザン(長刀)モード「ペルーン」(Perun)を起動できる。*5
  • 第3世代CHARMは単一のコアで一定範囲内にマギクリスタルの効力を及ぼす「マギクラウドコントロールシステム」(あるいは「クラウドマギコントローリングシステム」*6)という技術を搭載している。*7
  • (スヴァローグの側の)大きい方のマギクリスタルコアがメインコア(親機)であり、こちらに契約したコアを搭載する。(ダジボーグの側の)小さい方は子機であり親機と認識されたコアに従属する。*8
  • トリグラフはモードチェンジのサポート機構などをアップデートするために現在もアーセナルによる改良やテストが繰り返されている。城ヶ島工科小柴瑛深もそうしたアーセナルの一人。ヒヒイロカネのCHARMはずっとアップデートされるので安心して使える。*9
  • 「トリグラフ」という名の由来はスラブ神話の三柱神。一説にトリグラフを構成するという軍神が光の神ダジボーグ、火の神スヴァローグ、雷の神ペルーンである。*10
  • 鞭やエネルギーソードのような使い方も可能。*11
  • 最低起動スキラー数値は55。*12
  • 第3世代CHARMは扱いが難しいが、トリグラフはOSに機体安定のバージョンアップがかかっており、かなり使いやすくなっている。*13

石川葵松永遊糸 ドール付属解説書に記載された設定*14

※松永遊糸には初版とversion1.5が存在し解説文も異なるが、全体的に意味は同じで文章の構成が異なるのみのため、ここでは松永遊糸version1.5の解説文を引用。ただし各形態の解説文は初版のみ記載されているため、そこは初版から引用

二丁拳銃を設計モチーフに持つ第3世代型 CHARM
それぞれがガンモードとブレイドモードに変形し、射撃戦と近接戦闘に対応できるうえ、2機合体させることでパルチザンモードモードを起動できます。
スラブ神話の三柱神の名前が示すように、それぞれの形態もスヴァローグ、ダジボーグ、ペルーンとスラブ神話の軍神の名前を冠します。
変形合体機構は多くのCHARMの中でも採用機種が少なく扱いは難しい反面、エース級リリィが愛用し戦果を上げています。

機体名:ダジボーグ(Dajbog)
光の神の名を冠するエネルギー攻撃機

機体名:スヴァローグ(Svarog)
火の神の名を冠する実剣、実弾攻撃機

機体名:ペルーン(Perun)
雷神の名を冠するトリグラフ、フルバースト機

派生機


初出

2014年2月9日(ワンダーフェスティバル 2014[冬])

由来

東スラヴの伝承(スラヴ神話)における三柱の集合からなる多頭神。
古代のスラヴ人は文字を持っていなかったために情報が整理されず、キリスト教(ロシア正教)の影響により、スラヴ神話自体の資料が少ない。
  • 天界、地上、冥界を司る三柱の神を合わせた三つの頭を持つ神だったと考えられており、それぞれを構成する神は時代や地域によって微妙な差異がある。
    • ダジボーグはトリグラフの一柱だったが、後世では豊穣と戦の神スヴェントヴィトや冥界の神ヴォーロスとされる事もあったという。
  • キリスト教の三位一体(トリニティ)の影響があるという見解もあるが、三位一体を三つの顔で描くのは14世紀からしか確認されていないといった批判がなされている。
  • ペルーン(Перун)は東スラヴにおける最高神と考えられており、「(雷で)打つ者」という意味。
    • 二匹の山羊あるいは馬の引く馬車に乗って雷雨と共に空を駆け、稲妻あるいは火の矢などを武器とする。
      • 軍神として王族や諸侯に信仰されていた他、農地に雨を降らしたり雪解けと温かな陽光をもたらす豊穣神としての側面を持つ。
    • 『原初年代記(過ぎ去りし年月の物語)』によると、キエフ公国の大公ウラジーミル1世がキエフ(キーウ)に建てた神殿に祀られた六体の木像の一つはペルーンの像とされ、頭部は銀箔、髭は金箔で彩られた、年老いた男性の姿をしていたという。うち金箔の髭は偉大さを、銀箔の頭部は白髪を表現したと考えられている。
    • のちにウラジーミル1世がキリスト教に改宗したことで、旧来のスラヴの神々への信仰は排斥され、これらの像もまた打ち壊されてドニエプル川に投げ捨てられた。
    • しかしその後もキリスト教の聖人イリヤ(エリヤ)と習合する形で民衆の間で信仰は残り、口承叙事詩『ブィリーナ』の英雄イリヤー・ムーロメツは「ペルーンの如き矢」でウラジーミル公の宮殿の尖塔や教会の屋根と十字架を破壊するなどといった影響を与えている。
      • イリヤー・ムーロメツが宮殿を破壊したのは、自分が宴に招待されなかったことに腹を立てたため。
  • スヴァローグ(Сварог)は同神話の火と鍛冶の神。「輝き清い」という意味と考えられているが、語源は諸説ある。
    • 世界を創造した天空神に位置付けられ、最初に天を鍛えて大地と結びつけることで世界を作ったとされる。また、天空の火を集めて太陽を創り出して昼夜の秩序を生み出したり、深い溝を作ってあの世とこの世とを切り離したという。
    • 炎を操る力で金属を鍛え、様々な道具や武具を齎したともされてる。過酷なスラヴ地域で炎は神聖なものとされており、特に鍛冶職人や戦士たちから崇められていた。
      • 自身の口を鋤として農地を耕したとも伝えられる。
    • ギリシア神話の炎と鍛冶の神であるヘファイストスと同一視される。また、ヘファイストスはローマ神話の火神ウルカヌスに相当する。
    • 太陽神ダジボーグと火神スヴァロージチの父として伝えられてており、ネオペイガニズムにおいてはスラヴ人を含む全ての存在の父と考えられている。
  • ダジボーグ(Дажбог)は豊穣と日光(太陽)の神。
    • 『原初年代記(過ぎ去りし年月の物語)』によると、ペルーン同様ウラジーミル1世が建てた神殿に祀られた六体の木像の一体であったという。
    • スラヴの神話等において太陽は東方にある常夏の肥沃な国に居住し、朝が来るたびに金剛石の馬車で空を駆け巡るとされており、タジボーグもまた朝に生まれて戦車(チャリオット)で空を駆け抜け、夕方には年老いるとされる。
    • 『イーゴリ軍記(イーゴリ遠征物語)』では、ルーシ(キエフ公国)の人々はタジボーグの孫と伝えられており、ロシア民族の富の創始者、あるいは守護神とみなされている。
    • スヴァローグがヘファイストス(ウルカヌス)と同一視されると同時に、タジボーグはヘリオス(アポロン)と同一視される。
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