名前の初出(書籍版):書籍版第二部Ⅳ プロローグ
初出:第336話
声(ドラマCD第2弾):櫻井孝宏
家族構成
容姿
いつはるか高みに上がっていってもおかしくはないくらい高齢。
本編では髪自体が少ない状態だったが、元々は赤茶。
地位
階級:上級貴族
職種:伯爵、
ギーベ・ライゼガング→半隠居
年齢と属性関連
作中での活躍
ローゼマインにとっては設定上曾祖父にあたる。
ガブリエーレの輿入れによる
ライゼガングの凋落を見てきた人。愛娘は次期領主と目されていた領主候補生に望まれて第一夫人として嫁いだにもかかわらず、
大領地アーレンスバッハの姫君が輿入れしたことで第二夫人に落とされ、さらにその領主候補生は領地内に波乱を生むと次期領主の候補から外され
初代ギーベ・グレッシェルとなった。また領主から領地内のバランスを取るため嫁がせるように言われ、娘を
ボニファティウスに嫁がせたが、ボニファティウスは領主の地位を弟に譲ってしまった。
ガブリエーレの生んだ
ヴェローニカが
アウブの第一夫人となることで自分の愛娘の子や孫までが邪険にされ、最大の土地を持つ上級貴族でありながら、権力の中枢から少しずつ外されていくのを実感するだけの年月をとても長く過ごしてきた。
エルヴィーラを
カルステッドと結婚させることで守るくらいしかできず、先祖に申し訳が立たぬ、と悔し泣きの人生だった。
と言っても抵抗はし、ガブリエーレが
ベーゼヴァンスを生んですぐに亡くなった時は、
初代ギーベ・グレッシェルに対し、再び第一夫人に繰り上がった娘と共に強く言って、ベーゼヴァンスを
神殿に入れさせた。
ガブリエーレへ本人の深い憎しみと彼女がライゼガングを苦しめた元凶であることを一族が忘れないよう、ライゼガングの館にガブリエーレの絵を飾らせており、ガブリエーレの血筋の者も現在進行形で憎んでいる。
アーレンスバッハの血統と無関係なローゼマインを、人生最後に神が遣わしてくれた希望の光と捉える。
エーレンフェストが順位を上げて注目が集まって、「また煮え湯を飲むことになるのではないか、順位を上げることに最も尽力したはずのローゼマイン様が不利益を被るのではないか」とローゼマインの外部から見た状況や環境も相まって勝手に妄想して、勝手に怒って、憎悪を
ジルヴェスターや
ヴィルフリートに向けている。
ローゼマインと
フェルディナンドを結婚させて次期領主とし、アーレンスバッハの血を少しでも退けたいと画策していたが、ヴィルフリートとの婚約で根回しが打ち砕かれた。養父母に迫害されてないかと心配し、ローゼマインが次期領主を望まないことを伝えられても奥ゆかしいと感動し、神殿育ちなど気にせずにいられるよう全力で支援する、と諦めなかった。
年老いて頑固で、寝込んで閉じこもっている事で世間の変化に疎く、自分の考えに固執している。
現
ギーベ・ライゼガングと前ライゼガング伯爵では世代が大きく違うため、ガブリエーレの血筋に対する感情もかなり違う。
都合が悪い時には「耳が遠い老人」になるお茶目で老獪な一面を持つ。
介護者が必要な状態で、引退してもう社交界に出ることもなく館にいるのが常だが、曾孫にあたるローゼマイン姫様をどうしても一目見るのだ、と無理を言って魔力圧縮法講習会に参加、挨拶をしただけで倒れ、目の前で突然倒れられるトラウマをローゼマインに教えた。曾祖父がいつ倒れるのか、ハラハラしながら見守っていたローゼマインは、自分を見守る周囲の気持ちが嫌になるほどよくわかった。
13年冬に粛清の前倒しが行われ、主要な地位についていたアーレンスバッハ系の貴族がほぼ一掃された結果、長年の夢と望みであった敵対勢力を葬り去ることができたことに満足し、はるか高みへ続く階段を上がっていった。
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最終更新:2024年12月19日 05:48