- 関連乗員:オトメ、沙明、レムナン
- 夜・ロビー
オトメ「――大変だったのです。
ルゥアンで逃げてたら、研究所の人たちとはぐれちゃって……」
レムナン「そう……だったん、ですか……」
ルゥアンで逃げてたら、研究所の人たちとはぐれちゃって……」
レムナン「そう……だったん、ですか……」
沙明「ラッキーじゃん。
このまま脱走すりゃいいんじゃね?」
オトメ「ううん、みんな心配してると思うので。
早く研究所に帰りたいのです」
沙明「アッハ、骨のズイまで実験動物だな。
戻ってもロクなこと無くね?」
レムナン「しゃ、沙明さん、そんな……」
このまま脱走すりゃいいんじゃね?」
オトメ「ううん、みんな心配してると思うので。
早く研究所に帰りたいのです」
沙明「アッハ、骨のズイまで実験動物だな。
戻ってもロクなこと無くね?」
レムナン「しゃ、沙明さん、そんな……」
オトメ「そんなことないと思うの。
ヨシカドさん、いい人なのです。いつも頭なでてくれます」
沙明「んなモン、アンタの知性化が上手くいってる内だけだって。
失敗したら、すぐゴミ箱にポイだぜ?」
オトメ「キュウ……でも……」
ヨシカドさん、いい人なのです。いつも頭なでてくれます」
沙明「んなモン、アンタの知性化が上手くいってる内だけだって。
失敗したら、すぐゴミ箱にポイだぜ?」
オトメ「キュウ……でも……」
レムナン「いい加減に……して下さい!
どうして、そんな事ばかり……」
沙明「ハッ、俺ぁ知ってんだよ。
パワー持ってる連中が、どんだけ簡単に他のモンを切り捨てるかって
ことをよ」
沙明「知性化しようが動物は動物ってな。
生かすも殺すも、その研究所のヤツらの気分次第だぜ?」
オトメ「……」
どうして、そんな事ばかり……」
沙明「ハッ、俺ぁ知ってんだよ。
パワー持ってる連中が、どんだけ簡単に他のモンを切り捨てるかって
ことをよ」
沙明「知性化しようが動物は動物ってな。
生かすも殺すも、その研究所のヤツらの気分次第だぜ?」
オトメ「……」
沙明「ま、んなこと気にしてもアレだよな。
船出る前に死んでるかもしれねーんだし」
レムナン「沙明さん!」
沙明「んな怒んなって。
テーキットイーズィ、オゥケイ?
んじゃ、生きてたらまた明日な」
船出る前に死んでるかもしれねーんだし」
レムナン「沙明さん!」
沙明「んな怒んなって。
テーキットイーズィ、オゥケイ?
んじゃ、生きてたらまた明日な」
レムナン「……。
酷い、ですね。あの人……」
オトメ「……ううん。
沙明さん、あたしのこと心配してくれてるの」
オトメ「だって、あんなこと言ってても、声が優しいもの。
沙明さん、きっと、いい人なのです」
酷い、ですね。あの人……」
オトメ「……ううん。
沙明さん、あたしのこと心配してくれてるの」
オトメ「だって、あんなこと言ってても、声が優しいもの。
沙明さん、きっと、いい人なのです」