- 関連乗員:ジナ、レムナン、夕里子
- 関連条件:ジナ(人間側)、レムナン(グノーシア)
夕里子から話を聞いたあと、レムナンにはグノーシア判定マークがつく(恐らく認識しているのは主人公・ジナ・夕里子の3人)
レムナンの考え
- 夜・EVA準備室
ジナ「……」
レムナン「……」
(主人公)『……EVAルームには、気まずい空気が漂っている』
レムナン「……」
(主人公)『……EVAルームには、気まずい空気が漂っている』
どうしたの?
▼どうしたの?
(主人公)『二人が何をしていたのか、勇気を出して聞いてみた』
レムナン「いえ……」
ジナ「別に、なにも」
(主人公)『……』
▼(無言)
(特になし)
(主人公)『二人が何をしていたのか、勇気を出して聞いてみた』
レムナン「いえ……」
ジナ「別に、なにも」
(主人公)『……』
▼(無言)
(特になし)
ジナ「……消えるのは」
レムナン「……?」
ジナ「怖い、のかな」
レムナン「怖い……ですか?」
ジナ「うん……」
レムナン「……」
レムナン「……?」
ジナ「怖い、のかな」
レムナン「怖い……ですか?」
ジナ「うん……」
レムナン「……」
(主人公)『……再び、沈黙が訪れた』
レムナン「……あの」
ジナ「……うん」
レムナン「あまり、怖いことでは、ないかも……しれません。
グノーシア……に、消される、ことは」
ジナ「……なぜ?」
ジナ「……うん」
レムナン「あまり、怖いことでは、ないかも……しれません。
グノーシア……に、消される、ことは」
ジナ「……なぜ?」
レムナン「グノーシア、に、消された人は……電脳化されて――
蓋然計算領域に、転送される……かも、しれません」
ジナ「……電脳化?
天国に、行くの?」
レムナン「はい。
でも、その、そう……思っただけ、です。
何となく、ですけど」
ジナ「天国……」
蓋然計算領域に、転送される……かも、しれません」
ジナ「……電脳化?
天国に、行くの?」
レムナン「はい。
でも、その、そう……思っただけ、です。
何となく、ですけど」
ジナ「天国……」
レムナン「あ、あの……
電脳化のことなら、夕里子さん……に、聞いてみると……
良いかも、しれません」
ジナ「夕里子?」
レムナン「ええ。夕里子さん、は……
とても詳しい……みたい、です」
ジナ「そう……」
レムナン「ええ……」
ジナ「……」
レムナン「……」
電脳化のことなら、夕里子さん……に、聞いてみると……
良いかも、しれません」
ジナ「夕里子?」
レムナン「ええ。夕里子さん、は……
とても詳しい……みたい、です」
ジナ「そう……」
レムナン「ええ……」
ジナ「……」
レムナン「……」
(主人公)『……そして無言のまま、時が過ぎていった。
ジナは、何か考え込んでいる様子だったが……』
ジナは、何か考え込んでいる様子だったが……』
電脳化とは
(話を聞くまでにジナか夕里子がCSしてしまうと会話無し、イベント失敗
レムナンはCSしていてもイベント進行に問題無し)
レムナンはCSしていてもイベント進行に問題無し)
ジナ「あ……(主人公)」
ジナ「……私は、夕里子に話を聞きに行く。
前にレムナンが言ってた、天国の、話」
ジナ「(主人公)も、来る?」
ジナ「……私は、夕里子に話を聞きに行く。
前にレムナンが言ってた、天国の、話」
ジナ「(主人公)も、来る?」
一緒に行く・行かない
▼(無言)
ジナ「……できれば。
一緒に、来て欲しい……かな」
(質問繰り返し)
ジナ「……できれば。
一緒に、来て欲しい……かな」
(質問繰り返し)
▼行かない
(主人公)『一緒に行くのはやめておく、と答えた』
ジナ「……うん」
(イベント失敗)
(主人公)『一緒に行くのはやめておく、と答えた』
ジナ「……うん」
(イベント失敗)
▼一緒に行く
(主人公)『自分も一緒に行こう、と答えた』
ジナ「……うん」
(主人公)『自分も一緒に行こう、と答えた』
ジナ「……うん」
- 展望ラウンジ
夕里子「――なるほど。
レムナンはグノーシアなのですね」
ジナ「え……?」
レムナンはグノーシアなのですね」
ジナ「え……?」
夕里子「あのレムナン如きが、消えた者が転送される、などと考えつくと?
有り得ぬことです、自身が、知る者――グノーシアでも無ければ」
夕里子「ふ、お前達の関心を買おうとしたのでしょうが。
口下手な者ほど、余計な事を口走るものです」
ジナ「レムナンが、グノーシア……」
有り得ぬことです、自身が、知る者――グノーシアでも無ければ」
夕里子「ふ、お前達の関心を買おうとしたのでしょうが。
口下手な者ほど、余計な事を口走るものです」
ジナ「レムナンが、グノーシア……」
夕里子「余談はさておき。
お前達は、電脳化について知りたいのでしょう」
ジナ「……教えてほしい。
ヒトが、天国に行く。それは、どういうこと?」
夕里子「天国――ですか、ふふっ。
ならばジナ。お前は魂の存在を信じているのですね?」
ジナ「……分からない」
夕里子「信じなさい。
電脳化とは、魂――認知的存在の底によって成り立つ業なのですから」
お前達は、電脳化について知りたいのでしょう」
ジナ「……教えてほしい。
ヒトが、天国に行く。それは、どういうこと?」
夕里子「天国――ですか、ふふっ。
ならばジナ。お前は魂の存在を信じているのですね?」
ジナ「……分からない」
夕里子「信じなさい。
電脳化とは、魂――認知的存在の底によって成り立つ業なのですから」
夕里子「魂を、肉体から蓋然計算領域へと、つなぎ代える。
そうすることで人間は肉体から離れ、不死とも言うべき存在になる」
ジナ「それは……
そのヒトは、それまでと同じヒトと、呼べるの?」
夕里子「さあ? そう思いたければ、それで良いのでは?
電脳化など施したところで、存在の卑小さは変わりませんから」
ジナ「……」
そうすることで人間は肉体から離れ、不死とも言うべき存在になる」
ジナ「それは……
そのヒトは、それまでと同じヒトと、呼べるの?」
夕里子「さあ? そう思いたければ、それで良いのでは?
電脳化など施したところで、存在の卑小さは変わりませんから」
ジナ「……」
夕里子「それで終わりですか?」
夕里子は何者?
▼夕里子は何者?
(主人公)『夕里子に、どうしてそんな事を知っているのか、夕里子は何者なのか、
と聞いた』
▼(無言)
ジナ「……もうひとつ、教えて。
夕里子、あなたは……何?」
(主人公)『夕里子に、どうしてそんな事を知っているのか、夕里子は何者なのか、
と聞いた』
▼(無言)
ジナ「……もうひとつ、教えて。
夕里子、あなたは……何?」
夕里子「……ふ。
それは良い問いだ」
夕里子「ジナ。
お前は何者かの電脳化に立ち会ったのですね?」
ジナ「……うん」
夕里子「ならば、電脳化を実際に行っているのが何者か、知っていますか?」
ジナ「……星の家の、人たち」
夕里子「それはただの受付係です。
その者らはただ、情報を転送するだけ。
遙か――「星舟」に」
ジナ「星舟?」
それは良い問いだ」
夕里子「ジナ。
お前は何者かの電脳化に立ち会ったのですね?」
ジナ「……うん」
夕里子「ならば、電脳化を実際に行っているのが何者か、知っていますか?」
ジナ「……星の家の、人たち」
夕里子「それはただの受付係です。
その者らはただ、情報を転送するだけ。
遙か――「星舟」に」
ジナ「星舟?」
夕里子「この宇宙で唯一の、電脳化の技術者集団。
その者らは巫女と呼ばれています」
夕里子「そして巫女らは全て、一隻の舟に集められて――いいえ。
囚われているのです。亞光速船、「星舟」に」
ジナ「……」
その者らは巫女と呼ばれています」
夕里子「そして巫女らは全て、一隻の舟に集められて――いいえ。
囚われているのです。亞光速船、「星舟」に」
ジナ「……」
夕里子「もう言わずとも分かりますね。
この身は「星舟」からの逃亡者。ふ、墜ちた巫女とでも言うべきか」
夕里子「いずれ、どこぞの星系国家に捕らえられれば、無かったことにされる
この身です。
グノーシアに消されるのと、さして変わりません」
この身は「星舟」からの逃亡者。ふ、墜ちた巫女とでも言うべきか」
夕里子「いずれ、どこぞの星系国家に捕らえられれば、無かったことにされる
この身です。
グノーシアに消されるのと、さして変わりません」
夕里子「――さて。
お前たちは、秘すべきことを知りました」
ジナ「……!
夕里子……まさか」
お前たちは、秘すべきことを知りました」
ジナ「……!
夕里子……まさか」
夕里子「ふふふっ、知ってしまいましたね」
(航海日誌:夕里子『レムナンはグノーシアだ』)