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*にゃんにゃんにゃんこのにゃんコレクション 【にゃんにゃんにゃんこのにゃんこれくしょん】 |ジャンル|テーブル & コレクションゲーム|&amazon(B0007R7G94)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|エム・ティー・オー|~| //|開発元||~| |発売日|2005年3月24日|~| |価格|4,179円(税込)|~| |ポイント|にゃんにゃんにゃんこのゲーム化&br()総計356枚のキャラクターカードを収録&br()ゲームそのものは今一つ面白くない|~| |>|>|CENTER:''[[サンエックスキャラクターゲームリンク>サンエックスキャラクターシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1999年にてサンエックスキャラクターとして登場し、多くの猫好きを萌えさせたものまね大好きキャラ「にゃんにゃんにゃんこ」のゲームボーイアドバンス用ゲームにあたる。 -にゃんこ村を舞台に、様々な2のステージを選んでプレイしていくのが目的となる。 -ゲームとしては一人プレイ専用。キャラクターカードの交換を行う際のみにワイヤレスを使った二人通信が可能。 **主なモード -''ゲームであそぶ'' --本作のメインモードにあたる。 --にゃんこ村の様々なステージにて、カードを入手したりゴールを目指すなどしてゲームを進めていく。 -''ものまねアルバム'' --にゃんこ村のステージで入手したカードが鑑賞できるモード。 --カード鑑賞以外にも、エンディング鑑賞(メインをクリアする必要あり)とBGM鑑賞も可能。 -''おまけ'' --にゃんこ村のステージで発生したクイズやミニゲームを単独でプレイできるモード。 --他にも環境が整っていればGBAワイヤレス通信にてお互いが所持しているキャラクターカードの交換ができる。 ---交換するにはGBA本体と本ソフトが2つづつ必要となる。 ---交換できるカードは「ノーマル」と「ぷちレア」のみとなっており、「スペシャル」のカードの交換はできない。 ---交換と銘打ってはいるが、実際のところは交換した側のカードはなくならず、お互いがノーリスクで同じカードを所持できる親切仕様となっている。 **主なルール ***メインモードのルール -「ゲームであそぶ」を選ぶとにゃんこ村MAP画面に移項する。 --にゃんこ村には全部で12のステージがあり、好きなステージを自由に選択してプレイしていく。 ---各ステージは何度でも選択してプレイ可能であり、クリアしたからといって二度とプレイできないという事態は一切ない。 ---にゃんこ村の全ステージ、及びキャラクターカードの枚数を下記に示す。&br()なお、「N」「P」「S」とは左から「ノーマルカード」「ぷちレアカード」「スペシャルカード」の略称である。&br()下記のステージ以外にも「にゃんこ駅」という選択場所があるが、これを選んでもタイトル画面に戻るだけでステージの類ではない。 |ステージの名前|N|P|S| ||||| |にゃんこ茶屋|18|4|1| |にゃんこカフェ|20|5|3| |にゃんこ休み|15|5|2| |にゃんこ飯店|23|5|1| |にゃんこレストラン|21|5|1| |にゃんこまつり|18|4|1| |にゃんこ温泉|28|7|1| |にゃんこ神社|1|3|1| |にゃんこバーガー|30|5|1| |駄菓子屋にゃんこ|43|5|1| |にゃんこパーティー|19|3|1| |にゃんこマーケット|48|6|1| -にゃんこを操ってステージを歩き周り、ゴールを目指すのが大方の目標となる。 --各ステージはすべて''すごろく方式での移動''となっており、サイコロを回しながらマスを進めていく。 --サイコロの出目は1~6まであり、出目の出方は完全に運になっている。一人プレイ専用なのでステージを終えるまで黙々と一人ルーレットを回していく事になる。 --マスの進み目は所々に分岐がされているが、どう進もうがゴールは固定となっている。また、進み方によっては同じマスに何度でも止まる事が可能。 --特にゲームオーバーになる様な条件は存在せず、プレイ内容に関係なくいつかはゴールにたどり着ける様になっている。 -マスの種類は以下のものがある。 --出目の途中でも強制的にストップとなるマス。 ---「じゃんけんマス」…相手にゃんことのじゃんけん勝負となる。じゃんけんするにはコバンが必要。 ---「ミニゲームマス」…ミニゲームが発生する。何のミニゲームなのかはランダム。 ---「ブックショップ」…様々な本をコバンと引き換えに購入し読む事ができる。 ---「アイテムカードショップ」…様々なアイテムカードをコバンと引き換えに購入できる。また、所持しているアイテムカードを売却できる。 ---「ゴールマス」…ここに止まればステージクリア。但し、クリア条件を満たしていないとクリアはできずステージ内を再び移動する事になる。 --通常通りのストップとなるマス。 ---「ノーマルマス」…何の効果もない。 ---「スタートマス」…ここからステージが開始される。マスそのものの効果は何もなし。 ---「一方通行マス」…後戻りができなくなるマス。マスそのものの効果は何もなし。 ---「インフォメーションマス」…何かの情報が得られる。 ---「コバンUPマス」…特定量の所持コバンが増える。 ---「コバンDOWNマス」…特定量の所持コバンが減る。 ---「ポイントUPマス」…特定量の所持にゃんこポイントが増える。 ---「ポイントDOWNマス」…特定量の所持にゃんこポイントが減る。 ---「アイテムカードマス」…アイテムカードが1枚貰える。何のカードなのかはランダム。 ---「ルーレットマス」…ルーレットが発生し何かの効果が起こる。 ---「クイズマス」…クイズが発生する。 ---「イベントマス」…イベントが発生し、イベントポイントが1つ貰える。 --その他のマス情報。 ---すべてのマスを通過/ストップする度にコバンが1枚増えるボーナスがある。 ---UPマスとDOWNマスには通常のものの他に、サイコロの目が付いているものがある。これに止まるとサイコロを2~3個振り、その総計数のコバンかにゃんこポイントが増減する。 -このゲームにおけるステータス画面は以下のものがある。。 --「コバン」…所持しているコバンの枚数。ショップマスなどで商品を購入したり、じゃんけんマスの勝負を受けるのに必要なもの。 ---入手方法は「マスを通過/ストップする度貰える」に「コバンUPマスに止まる」などの方法がある。 --「にゃんこポイント」…所持しているにゃんこポイントの数。クリア条件に必要なもの。 ---入手方法は「ポイントUPマスに止まる」「ミニゲームマスのミニゲームをクリアする」などの方法ある。 --「イベントポイント」…所持しているおはなしイベントポイントの数。クリア条件に必要なもの。 ---入手方法は「イベントマスに止まる」のみで、それ以外の入手方法はない。 --「とくしゅじょうけんポイント」…詳細は下記にて。クリア条件に必要なもの。 ---入手方法はそのステージによって異なるので割愛。 --「所持アイテムカード」…所持しているアイテムカードの内容。 ---入手方法は「アイテムカードショップでカードを購入する」「アイテムカードマスに止まる」といった方法がある。 -アイテムカードについて。 --名称がキャラクターカードと似ているが、それとは全く無関係のカードである。 --アイテムカードを所持していればサイコロをふる前に使用するカードを消費し、様々な恩威を受ける事ができる。 --アイテムカードは最大で6枚しか所持できない。また、全く同じ効果のカードでも別のカードとしてカウントされるので、必ず6枚きっかりしか持てない。 --アイテムカードの種類は以下のものがある。 ---「数字カード」…1~6の数字が書かれたカード。使用すると数字分のマスが進める。 ---「効果倍増カード」…このカードを使用すると、その先に止まったUPマス、DOWNマスなどの効果が倍増する。 ---「サイコロ倍増カード」…このカードを使用すると、サイコロを振る数が倍増する。 ---「効果なしカード」…このカードを使用すると、その先に止まったマスの効果を無効にする。 ---「ランダムカード」…何が起こるか分からないカード。 ---「キャラクターカード入手カード」…ランダムで何かのキャラクターカードが入手できる。 -各ステージをゴール(クリア)するには以下の3つの条件が必要となる。 --「にゃんこポイント」 ---ポイントUPマスなどで入手できる「にゃんこポイント」を特定数溜める事がクリア条件の1つとなる。 --「イベントポイント」 ---イベントマスで入手できる「イベントポイント」を3つ溜める事がクリア条件の1つとなる。 --「とくしゅじょうけんポイント」 ---プレイするステージによっては「じゃんけんに○回挑もう」「マスを○○マス進もう」という条件が1つだけあり、それを満たす事でポイントが溜まっていく。&br()それを特定数溜める事がクリア条件の1つとなる。 -キャラクターカードの分類と入手方法。 --キャラクターカードには以下の3つの分類がある。以下詳細。 ---「ノーマル」…にゃんこの絵柄だけが表示されたカード。 ---「ぷちレア」…にゃんこの絵柄と解説が表示されたカード。 ---「スペシャル」…にゃんこの絵柄と解説が表示され、専用のアニメーションが用意されているカード。 --キャラクターカードは以下の方法で入手可能となる。なお、カードは一部例外を除けばそのステージ内専用のものしか入手できない。 ---じゃんけんマスに止まって勝利する。このマスではダブりカード(入手失敗)を引いてしまう場合もある。 ---ミニゲームマスに止まってミニゲームをクリアする。 ---クイズマスに止まって全3問出題される○×クイズを2問以上正解する。 ---ステージ内のイベントマスに3回止まる。 ---所持カードの「キャラクターカード入手カード」を使用する。このカードではダブりカード(入手失敗)を引いてしまう場合もある。 ---そのステージをゴールする。スペシャルカードはこの方法でしか入手できない。 ---メニューの「おまけ」にて相手プレイヤーと通信機能でカードを交換する。 -エンディングとキャラクターカード制覇に関して。 --12のステージをすべてゴールすればエンディングとなる。どのステージもゴールさえすればいいので、さほど手間がかからないと思われる。 ---エンディング発生後はメニューの「ものまねアルバム」で好きなだけ鑑賞可能となる。 --キャラクターカードをコンプリートするとお祝いのメッセージが表示される。 ***ミニゲームのルール -メインモードで発生するミニゲームの詳細は以下の通り。 --メイン以外でもメニューの「おまけ」でミニゲームは自由にプレイ可能となっている。 --各ミニゲームは「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「げきむず」の4つの難易度が用意され、自由に選択が可能。 ---なお、どの難易度でクリアしても特にこれといった優遇的な見返りはない。 #region(ミニゲームの内容) --「にゃんこのまちがいさがし」 ---画面左側と右側にイラストが表示されるので、その中から間違いを場所をすべて当てていく。 ---間違いを当てるとそこに○印が付く。無関係な場所を当てると微小のタイムロス。 ---十字キーでカーソルの移動。Aボタンで間違い場所を当てる。 ---制限時間以内に指定数の間違いをすべて当てればクリアとなる。 --「にゃんこのカードあわせ」 ---12枚の裏返しカードが表示されるので、同じペアの絵柄カードを当てていく。 ---十字キーでカード選択。Aボタンでカードをめくる。 ---許容ミス回数があり、それがなくなるとクリア失敗。許容ミス回数尽きずにすべてのカードをめくるとクリア。 --「にゃんこのえあわせパズル」 ---3 × 3のスライドパネルがシャッフルされるので、それを元の形に戻していく。 ---十字キーでパネルの選択。Aボタンでパネルの移動。 ---制限時間があり、それがなくなるとクリア失敗。制限時間が尽きずに元の形に戻せばクリア。 --「にゃんこのスイカわり」 ---目隠ししたにゃんこが左から右へと移動する。右側にいるスイカにゃんこに向かって目隠しにゃんこを導いていく。 ---十字キー上下で目隠しにゃんこをキーの方向に進ませる。但し、目隠しにゃんこはふらふら状態なのですぐにその方向に進んでくれるとは限らない。 ---目隠しにゃんこがスイカにゃんこに近づいてスイカ割りをすればクリアとなる。 --「にゃんこのオーダーパニック」 ---にゃんこ客が様々なオーダーを頼むので、そのオーダー通りの商品を店員にゃんこに指示していく。 ---画面下に商品に対応した操作が表記されているので、対応操作をして商品を渡していく。間違った商品を渡したり、一定時間経っても商品を渡せないとにゃんこ客が帰ってしまいタイムロス。 ---制限時間以内に指定ノルマ分の商品をすべてにゃんこ客に渡せばクリアとなる。 --「にゃんこのにゃがしそうめんすくい」 ---流しそうめんからにゃんこが流れていくのでそれを手桶でキャッチしてタライに入れていく。 ---手桶は3匹までしか入れられず、4匹以上入れてしまうと手桶がひっくり返ってタイムロスな上に、落っことしたにゃんこ分の指定ノルマ数が増加してしまうペナルティ。 ---時折「緑色のにゃんこ」が流れてくる場合がある。緑にゃんこは2匹分の重さがあり、それを考慮して手桶をキャッチしなければならない。 ---十字キー左で流しそうめんを手桶を待機させる。キー右で手桶をタライ側に移動させ、Aボタンでタライににゃんこを入れる。 ---制限時間以内に指定ノルマ分のにゃんこをタライに入れればクリアとなる。 #endregion **評価点 -にゃんにゃんにゃんこの可愛いらしさがたっぷりと詰まっている。 --''このゲームにおける8割以上の評価点はこれに一点集中しているといっても過言ではないだろう''。 --にゃんこ達の可愛さがこれでもかという位に再現されており、「にゃんにゃんにゃんこのキャラゲー」としては申し分なき出来であろう。 --ゲーム内に登場するにゃんこの種類は豊富であり、にゃんこファンならばにゃんこ達を眺めているだけでも2828してしまう事は請け合いである。 --キャラクターカードは総計356枚もあり、それをゲットするのが楽しい。にゃんこファンにとってはカードをコンプリートして2828しっぱなしになればいいさ。 -上質なテンポ感。 --余計な演出は一切なく、さっぱりとゲームが進行する軽快さを持っているのは嬉しい。 --操作性も万能で複雑なものは一切なく、ゲーム内に操作などの説明がなされる為に説明書なしでもすぐに入り込める。 ---そしてエム・ティー・オー製の例に漏れず説明書自身も丁寧に作られているというこだわり様。 **問題点、及び賛否が分かれそうな点 -純粋にゲームとしてみると面白みが薄い。 --このゲームの要は「サイコロ振ってカード集めてゴールを目指す」だけであり、それ以外に何が楽しいのかといわれると答え様がない…。 --どのステージも似たようなマスで構造され、淡々と一人すごろくするだけなので即効でマンネリ感を覚えてしまい、平たくいえば''作業感だけが非常に強い''ゲームでしかない。 ---ミニゲームはたったの6種類しかなく、同じステージで平然と使い回される。 ---ジャンケンはただの運ゲーでり、クイズは同じ問題被りまくりですぐに覚え回答と化す。 ---ただサイコロ振っているだけでもいつかはゴールに着くので、アイテムカードは無理に使う必要もなく戦略味は皆無。 ---さらにはすごろく方式なので、いざという時に止まりたいマスにたどり着きにくいというジャンル上の問題まである。 ---…と、このゲームにおけるゲーム性に関しては負の印象しか思いつかない。 --すなわち、にゃんこ達に出会いキャラクターカードを集めるという目標に楽しみを見出せなければ、はっきりいって駄作以下の作品という事になる。 -ステージが用意されていないにゃんこ村の施設。 --ゲーム内のにゃんこ村MAPには他にも「にゃんこ城」「にゃんこ池」「にゃんこ山」といった絵が表示されているのだが、これらはただの飾りで何もない。 ---特ににゃんこ城に関してはかなり目立つ場所に表示されているだけにステージが用意されていないのは少々負に落ちないところ。 ---また、「にゃんこ駅」がタイトル画面に戻るだけの存在でしかないのも残念。原作ではいっぱい名物にゃんこがいる施設なんだが…。 **総評 -「にゃんにゃんにゃんこのキャラゲー」としては非常に上質な作品だが、「1つのゲーム」としては早い段階から飽きてくる恐れが高い。その辺はファンソフトとして割り切るしかない模様。 -本作の約1年後にリリースされたニンテンドーDSソフト『[[サンエックスランド テーマパークであそぼう!]]は、本作のすごろく形式のゲーム性をベースにして、キャラゲー度の強化が図られている。 --しかし、元である本作が今一つ面白くないので、こっちも本作と似たような評価に留まっている。
*にゃんにゃんにゃんこのにゃんコレクション 【にゃんにゃんにゃんこのにゃんこれくしょん】 |ジャンル|テーブル & コレクションゲーム|&amazon(B0007R7G94)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|エム・ティー・オー|~| //|開発元||~| |発売日|2005年3月24日|~| |価格|4,179円(税込)|~| |ポイント|にゃんにゃんにゃんこのゲーム化&br()総計356枚のキャラクターカードを収録&br()ゲームそのものは今一つ面白くない|~| |>|>|CENTER:''[[サンエックスキャラクターゲームリンク>サンエックスキャラクターシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1999年にてサンエックスキャラクターとして登場し、多くの猫好きを萌えさせたものまね大好き猫「にゃんにゃんにゃんこ」を題材としたゲームボーイアドバンス用ゲームにあたる。 -にゃんこ村を舞台に、様々なステージを選んでプレイしていくのが目的となる。 -ゲームとしては一人プレイ専用。キャラクターカードの交換を行う際のみにワイヤレスを使った二人通信が可能。 **主なモード -''ゲームであそぶ'' --本作のメインモードにあたる。 --にゃんこ村の様々なステージにて、カードを入手したりゴールを目指すなどしてゲームを進めていく。 -''ものまねアルバム'' --にゃんこ村のステージで入手したカードが鑑賞できるモード。 --カード鑑賞以外にも、エンディング鑑賞(メインをクリアする必要あり)とBGM鑑賞も可能。 -''おまけ'' --にゃんこ村のステージで発生したクイズやミニゲームを単独でプレイできるモード。 --他にも環境が整っていればGBAワイヤレス通信にてお互いが所持しているキャラクターカードの交換ができる。 ---交換するにはGBA本体と本ソフトが2つづつ必要となる。 ---交換できるカードは「ノーマル」と「ぷちレア」のみとなっており、「スペシャル」のカードの交換はできない。 ---交換と銘打ってはいるが、実際のところは交換した側のカードはなくならず、お互いがノーリスクで同じカードを所持できる親切仕様となっている。 **主なルール ***メインモードのルール -「ゲームであそぶ」を選ぶとにゃんこ村MAP画面に移項する。 --にゃんこ村には全部で12のステージがあり、好きなステージを自由に選択してプレイしていく。 ---各ステージは何度でも選択してプレイ可能であり、クリアしたからといって二度とプレイできないという事態は一切ない。 ---にゃんこ村の全ステージ、及びキャラクターカードの枚数を下記に示す。&br()なお、「N」「P」「S」とは左から「ノーマルカード」「ぷちレアカード」「スペシャルカード」の略称である。&br()下記のステージ以外にも「にゃんこ駅」という選択場所があるが、これを選んでもタイトル画面に戻るだけでステージの類ではない。 |ステージの名前|N|P|S| ||||| |にゃんこ茶屋|18|4|1| |にゃんこカフェ|20|5|3| |にゃんこ休み|15|5|2| |にゃんこ飯店|23|5|1| |にゃんこレストラン|21|5|1| |にゃんこまつり|18|4|1| |にゃんこ温泉|28|7|1| |にゃんこ神社|1|3|1| |にゃんこバーガー|30|5|1| |駄菓子屋にゃんこ|43|5|1| |にゃんこパーティー|19|3|1| |にゃんこマーケット|48|6|1| -にゃんこを操ってステージを歩き周り、ゴールを目指すのが大方の目標となる。 --各ステージはすべて''すごろく方式での移動''となっており、サイコロを回しながらマスを進めていく。 --サイコロの出目は1~6まであり、出目の出方は完全に運になっている。一人プレイ専用なのでステージを終えるまで黙々と一人ルーレットを回していく事になる。 --マスの進み目は所々に分岐がされているが、どう進もうがゴールは固定となっている。また、進み方によっては同じマスに何度でも止まる事が可能。 --特にゲームオーバーになる様な条件は存在せず、プレイ内容に関係なくいつかはゴールにたどり着ける様になっている。 -マスの種類は以下のものがある。 --出目の途中でも強制的にストップとなるマス。 ---「じゃんけんマス」…相手にゃんことのじゃんけん勝負となる。じゃんけんするにはコバンが必要。 ---「ミニゲームマス」…ミニゲームが発生する。何のミニゲームなのかはランダム。 ---「ブックショップ」…様々な本をコバンと引き換えに購入し読む事ができる。 ---「アイテムカードショップ」…様々なアイテムカードをコバンと引き換えに購入できる。また、所持しているアイテムカードを売却できる。 ---「ゴールマス」…ここに止まればステージクリア。但し、クリア条件を満たしていないとクリアはできずステージ内を再び移動する事になる。 --通常通りのストップとなるマス。 ---「ノーマルマス」…何の効果もない。 ---「スタートマス」…ここからステージが開始される。マスそのものの効果は何もなし。 ---「一方通行マス」…後戻りができなくなるマス。マスそのものの効果は何もなし。 ---「インフォメーションマス」…何かの情報が得られる。 ---「コバンUPマス」…特定量の所持コバンが増える。 ---「コバンDOWNマス」…特定量の所持コバンが減る。 ---「ポイントUPマス」…特定量の所持にゃんこポイントが増える。 ---「ポイントDOWNマス」…特定量の所持にゃんこポイントが減る。 ---「アイテムカードマス」…アイテムカードが1枚貰える。何のカードなのかはランダム。 ---「ルーレットマス」…ルーレットが発生し何かの効果が起こる。 ---「クイズマス」…クイズが発生する。 ---「イベントマス」…イベントが発生し、イベントポイントが1つ貰える。 --その他のマス情報。 ---すべてのマスを通過/ストップする度にコバンが1枚増えるボーナスがある。 ---UPマスとDOWNマスには通常のものの他に、サイコロの目が付いているものがある。これに止まるとサイコロを2~3個振り、その総計数のコバンかにゃんこポイントが増減する。 -このゲームにおけるステータス画面は以下のものがある。。 --「コバン」…所持しているコバンの枚数。ショップマスなどで商品を購入したり、じゃんけんマスの勝負を受けるのに必要なもの。 ---入手方法は「マスを通過/ストップする度貰える」に「コバンUPマスに止まる」などの方法がある。 --「にゃんこポイント」…所持しているにゃんこポイントの数。クリア条件に必要なもの。 ---入手方法は「ポイントUPマスに止まる」「ミニゲームマスのミニゲームをクリアする」などの方法ある。 --「イベントポイント」…所持しているおはなしイベントポイントの数。クリア条件に必要なもの。 ---入手方法は「イベントマスに止まる」のみで、それ以外の入手方法はない。 --「とくしゅじょうけんポイント」…詳細は下記にて。クリア条件に必要なもの。 ---入手方法はそのステージによって異なるので割愛。 --「所持アイテムカード」…所持しているアイテムカードの内容。 ---入手方法は「アイテムカードショップでカードを購入する」「アイテムカードマスに止まる」といった方法がある。 -アイテムカードについて。 --名称がキャラクターカードと似ているが、それとは全く無関係のカードである。 --アイテムカードを所持していればサイコロをふる前に使用するカードを消費し、様々な恩威を受ける事ができる。 --アイテムカードは最大で6枚しか所持できない。また、全く同じ効果のカードでも別のカードとしてカウントされるので、必ず6枚きっかりしか持てない。 --アイテムカードの種類は以下のものがある。 ---「数字カード」…1~6の数字が書かれたカード。使用すると数字分のマスが進める。 ---「効果倍増カード」…このカードを使用すると、その先に止まったUPマス、DOWNマスなどの効果が倍増する。 ---「サイコロ倍増カード」…このカードを使用すると、サイコロを振る数が倍増する。 ---「効果なしカード」…このカードを使用すると、その先に止まったマスの効果を無効にする。 ---「ランダムカード」…何が起こるか分からないカード。 ---「キャラクターカード入手カード」…ランダムで何かのキャラクターカードが入手できる。 -各ステージをゴール(クリア)するには以下の3つの条件が必要となる。 --「にゃんこポイント」 ---ポイントUPマスなどで入手できる「にゃんこポイント」を特定数溜める事がクリア条件の1つとなる。 --「イベントポイント」 ---イベントマスで入手できる「イベントポイント」を3つ溜める事がクリア条件の1つとなる。 --「とくしゅじょうけんポイント」 ---プレイするステージによっては「じゃんけんに○回挑もう」「マスを○○マス進もう」という条件が1つだけあり、それを満たす事でポイントが溜まっていく。&br()それを特定数溜める事がクリア条件の1つとなる。 -キャラクターカードの分類と入手方法。 --キャラクターカードには以下の3つの分類がある。以下詳細。 ---「ノーマル」…にゃんこの絵柄だけが表示されたカード。 ---「ぷちレア」…にゃんこの絵柄と解説が表示されたカード。 ---「スペシャル」…にゃんこの絵柄と解説が表示され、専用のアニメーションが用意されているカード。 --キャラクターカードは以下の方法で入手可能となる。なお、カードは一部例外を除けばそのステージ内専用のものしか入手できない。 ---じゃんけんマスに止まって勝利する。このマスではダブりカード(入手失敗)を引いてしまう場合もある。 ---ミニゲームマスに止まってミニゲームをクリアする。 ---クイズマスに止まって全3問出題される○×クイズを2問以上正解する。 ---ステージ内のイベントマスに3回止まる。 ---所持カードの「キャラクターカード入手カード」を使用する。このカードではダブりカード(入手失敗)を引いてしまう場合もある。 ---そのステージをゴールする。スペシャルカードはこの方法でしか入手できない。 ---メニューの「おまけ」にて相手プレイヤーと通信機能でカードを交換する。 -エンディングとキャラクターカード制覇に関して。 --12のステージをすべてゴールすればエンディングとなる。どのステージもゴールさえすればいいので、さほど手間がかからないと思われる。 ---エンディング発生後はメニューの「ものまねアルバム」で好きなだけ鑑賞可能となる。 --キャラクターカードをコンプリートするとお祝いのメッセージが表示される。 ***ミニゲームのルール -メインモードで発生するミニゲームの詳細は以下の通り。 --メイン以外でもメニューの「おまけ」でミニゲームは自由にプレイ可能となっている。 --各ミニゲームは「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「げきむず」の4つの難易度が用意され、自由に選択が可能。 ---なお、どの難易度でクリアしても特にこれといった優遇的な見返りはない。 #region(ミニゲームの内容) --「にゃんこのまちがいさがし」 ---画面左側と右側に同じイラストが表示されるので、その中から間違いを場所をすべて当てていく。 ---間違いを当てるとそこに○印が付く。無関係な場所を当てると微小のタイムロス。 ---十字キーでカーソルの移動。Aボタンで間違い場所を当てる。 ---制限時間以内に指定数の間違いをすべて当てればクリアとなる。 --「にゃんこのカードあわせ」 ---12枚の裏返しカードが表示されるので、同じペアの絵柄カードを当てていく。 ---十字キーでカード選択。Aボタンでカードをめくる。 ---許容ミス回数があり、それがなくなるとクリア失敗。許容ミス回数尽きずにすべてのカードをめくるとクリア。 --「にゃんこのえあわせパズル」 ---3 × 3のスライドパネルがシャッフルされるので、それを元の形に戻していく。 ---十字キーでパネルの選択。Aボタンでパネルの移動。 ---制限時間があり、それがなくなるとクリア失敗。制限時間が尽きずに元の形に戻せばクリア。 --「にゃんこのスイカわり」 ---目隠ししたにゃんこが左から右へと移動する。右側にいるスイカにゃんこに向かって目隠しにゃんこを導いていく。 ---十字キー上下で目隠しにゃんこをキーの方向に進ませる。但し、目隠しにゃんこはふらふら状態なのですぐにその方向に進んでくれるとは限らない。 ---目隠しにゃんこがスイカにゃんこに近づいてスイカ割りをすればクリアとなる。 --「にゃんこのオーダーパニック」 ---にゃんこ客が様々なオーダーを頼むので、そのオーダー通りの商品を店員にゃんこに指示していく。 ---画面下に商品に対応した操作が表記されているので、対応操作をして商品を渡していく。間違った商品を渡したり、一定時間経っても商品を渡せないとにゃんこ客が帰ってしまいタイムロス。 ---制限時間以内に指定ノルマ分の商品をすべてにゃんこ客に渡せばクリアとなる。 --「にゃんこのにゃがしそうめんすくい」 ---流しそうめんからにゃんこが流れていくのでそれを手桶でキャッチしてタライに入れていく。 ---手桶は3匹までしか入れられず、4匹以上入れてしまうと手桶がひっくり返ってタイムロスな上に、落っことしたにゃんこ分の指定ノルマ数が増加してしまうペナルティ。 ---時折「緑色のにゃんこ」が流れてくる場合がある。緑にゃんこは2匹分の重さがあり、それを考慮して手桶をキャッチしなければならない。 ---十字キー左で流しそうめんを手桶を待機させる。キー右で手桶をタライ側に移動させ、Aボタンでタライににゃんこを入れる。 ---制限時間以内に指定ノルマ分のにゃんこをタライに入れればクリアとなる。 #endregion **評価点 -にゃんにゃんにゃんこの可愛いらしさがたっぷりと詰まっている。 --''このゲームにおける8割以上の評価点はこれに一点集中しているといっても過言ではないだろう''。 --にゃんこ達の可愛さがこれでもかという位に再現されており、「にゃんにゃんにゃんこのキャラゲー」としては申し分なき出来であろう。 --ゲーム内に登場するにゃんこの種類は豊富であり、にゃんこファンならばにゃんこ達を眺めているだけでも2828してしまう事は請け合いである。 --キャラクターカードは総計356枚もあり、それをゲットするのが楽しい。にゃんこファンにとってはカードをコンプリートして2828しっぱなしになればいいさ。 -上質なテンポ感。 --余計な演出は一切なく、さっぱりとゲームが進行する軽快さを持っているのは嬉しい。 --操作性も万能で複雑なものは一切なく、ゲーム内に操作などの説明がなされる為に説明書なしでもすぐに入り込める。 ---そしてエム・ティー・オー製の例に漏れず説明書自身も丁寧に作られているというこだわり様。 **問題点、及び賛否が分かれそうな点 -純粋にゲームとしてみると面白みが薄い。 --このゲームの要は「サイコロ振ってカード集めてゴールを目指す」だけであり、それ以外に何が楽しいのかといわれると答え様がない…。 --どのステージも似たようなマスで構造され、淡々と一人すごろくするだけなので即効でマンネリ感を覚えてしまい、平たくいえば''作業感だけが非常に強い''ゲームでしかない。 ---ミニゲームはたったの6種類しかなく、同じステージで平然と使い回される。 ---ジャンケンはただの運ゲーでり、クイズは同じ問題被りまくりですぐに覚え回答と化す。 ---ただサイコロ振っているだけでもいつかはゴールに着くので、アイテムカードは無理に使う必要もなく戦略味は皆無。 ---さらにはすごろく方式なので、いざという時に止まりたいマスにたどり着きにくいというジャンル上の問題まである。 ---…と、このゲームにおけるゲーム性に関しては負の印象しか思いつかない。 --すなわち、にゃんこ達に出会いキャラクターカードを集めるという目標に楽しみを見出せなければ、はっきりいって駄作以下の作品という事になる。 -ステージが用意されていないにゃんこ村の施設。 --ゲーム内のにゃんこ村MAPには他にも「にゃんこ城」「にゃんこ池」「にゃんこ山」といった絵が表示されているのだが、これらはただの飾りで何もない。 ---特ににゃんこ城に関してはかなり目立つ場所に表示されているだけにステージが用意されていないのは少々負に落ちないところ。 ---また、「にゃんこ駅」がタイトル画面に戻るだけの存在でしかないのも残念。原作ではいっぱい名物にゃんこがいる施設なんだが…。 **総評 -「にゃんにゃんにゃんこのキャラゲー」としては非常に上質な作品だが、「1つのゲーム」としては早い段階から飽きてくる恐れが高い。その辺はファンソフトとして割り切るしかない模様。 -本作の約1年後にリリースされたニンテンドーDSソフト『[[サンエックスランド テーマパークであそぼう!]]は、本作のすごろく形式のゲーム性をベースにして、キャラゲー度の強化が図られている。 --しかし、元である本作が今一つ面白くないので、こっちも本作と似たような評価に留まっている。

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