本項ではスーパーファミコン版『第3次スーパーロボット大戦』について解説する。
プレイステーションでのリメイク版は『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』を参照。
【だいさんじすーぱーろぼっとたいせん】
ジャンル | シミュレーションRPG | ![]() |
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対応機種 | スーパーファミコン | ||
メディア | 12MbitROMカートリッジ | ||
発売元 | バンプレスト | ||
開発元 | ウィンキーソフト | ||
発売日 | 1993年7月23日 | ||
定価 | 9,800円(税別) | ||
周辺機器 | スーパーファミコンマウス対応 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
ユニット改造、パイロット乗り換えなど、基本的な要素が確立 ルート分岐が実装 マップ兵器とゲッターロボが非常に強力 |
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スーパーロボット大戦シリーズ |
地上最大の、ドラマチックシミュレーション。 (*1)
『スーパーロボット大戦』シリーズの3作目にあたり、スパロボの基礎を築いた『第2次』からストーリーの繋がる続編である。
前大戦でビアン博士の危惧した通り、後にインスペクターと称される異星人による地球侵攻が勃発、それにDC残党も交えた三つ巴の戦いを描いている。
+ | 参戦作品一覧 |
後のスパロボで基本となるシステムの礎の多くがこの『第3次』で生み出される。
+ | 更に、隠し面とそこに待ち受ける伝説的なユニット |
多くの面において今のスパロボシリーズの礎を作り上げたともいえる作品であり、ビジュアル面での「キャラゲー」「魅せゲー」としての地位を確立した功績は大きい。
同時に、初心者お断りではない絶妙かつやりごたえのあるゲームバランスと、簡便なクイックセーブ+いわゆる全滅プレイ(による自主的な難易度コントロール)の完備は、原型たるウォー・シミュレーションのコア性のくびきからシミュレーションRPGを脱却させる節目にもなった。
更にシナリオの分岐等で何度でも楽しめる様に初心者~上級者の多数の配慮も見せた名作。
ライトユーザーでも高難度のゲームをプレイしてみる事を勧めたりできる事、そしてコンプリートボックス版や『F』の準備運動用にプレイする事にも適した1作である。
*1 TVCMのナレーションより。実際は「シュミレーション」と発音しているが。
*2 機体のみの参戦であり、ガルマ専用ザクIIが該当。
*3 機体のみの参戦であり、ディジェSE-Rが該当。
*4 次回作以降は、二回行動できないパイロットの形態に変形すると、そのまま行動終了となる。
*5 本作では隼人が習得するが、作品によっては別のキャラが覚えることもある。
*6 幸運を使ってクィン・マンサを撃墜すると48000の資金を獲得できるので、二機巻き込むだけで損をする。
*7 本当は髪の色はピンク、肌も褐色に近い。「CGを参考にした場面が悪い」という説あり。ちなみにイリアが原作通りの外見になるのは2000年発売の『α』まで待つことになる。