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*RED STEEL
【れっどすてぃーる】
|ジャンル|FPS|&amazon(B000ICPIXE)|
|対応機種|Wii|~|
|発売元|ユービーアイソフト|~|
|発売日|2006年12月2日|~|
|価格|6800円(税込)|~|

**概要
-通称「赤鉄」。Wii発売と同時に発売されたローンチタイトルの一つ。そして最初のサードパーティー製ゲームである
--Wiiリモコンを使った直感的操作をFPSに導入するということで当初からものすごく期待されていた。
-いわゆる「海外から見た任侠もの」的ストーリーの作品。
-主人公「スコットさん」は恋人ミユとの平和なひと時を突然乱入してきた男たちに破られる。実はミユは裏社会での実力者「佐藤」の娘だったのだ。
-ミユは連れ去られ、佐藤の組も壊滅的な打撃を受ける。スコットはミユを助け出すため佐藤の親父から託された因縁のカタナ「刀霧」と銃を手に若きドン、東海(人名)へ立ち向かう。
--海外製ゲームながら登場人物は主人公と情報屋一人を除いてほぼ日本人。舞台も最初はリトルトーキョーだが、あとはずっと日本国内である。
--当然のように「東京の街中にある道場で修行」や「忍者軍団の襲来」などの謎シーンがある。&bold(){「暗殺者」という襷を掛けた忍者首領とかどこにいるんだよ。}
--一番すごいのが「地下遊園地」。パチンコの下にある広大な地下空間が裏社会の遊技場になっているという設定だが、&bold(){ピンクのセーラーコスプレ男や戦隊ヒーローに襲われる。}ここはホントに日本か??
--作ったスタッフ(おもにフランス人)はうまいこと日本の雰囲気を再現できたと思ったらしいが、やっぱり難しかったようである。
-ゲージをためることで一定時間時間の流れがゆっくりになる「フリーズショット」があり、これでヘッドショットを狙ったり相手の武器を落としたりできる。
-「侍ポイント」という独自のシステムがある。決闘で破った相手や武器を落として無防備にした相手を武装解除して情けをかけるとポイントがたまり、特殊効果やヒントが増える。
--ただし乱戦以外では殺してしまった場合のメリットがないので別に必要なかった要素ではある。

**問題点
-Wii初期のソフトということで操作があまり洗練されておらず、技術的問題から妥協した点も多い。
--通常時はマップ上を銃を持って進み、時折現れるボスキャラと刀で決闘する。&bold(){自由に刀と銃を使い分けられる訳では無い。}
--通常戦闘時は接近した際のみ小刀を使用できる。弾をはじいて…なんてことは当然できない。
--刀での決闘時のリモコンの扱いが独特。普通の刀のようにぶんぶん振り回しても意味がなく、リモコンの向きに対してどう降るかで刀を振る向きが判定される。
-視点操作は「画面外に照準を移動することのよってそっちに移動」というもの。加減が難しく、慣れないと視点が暴走、3D酔いしやすくなる。
--またリモコンを下げると視点が下に行ってしまうため、&bold(){プレイ中は腕が下げられない。}工夫しないと長時間プレイはキツイ。
-ローンチに合わせるためデバッグ期間が短かったようで、&bold(){バグが致命的に多い。}
--敵をスルーしすぎると腕を上げた「ブーン」のポーズのまま固まる。さらおかしな動きを始める。
--それなりにAIを工夫したらしいが、それが仇となって異常行動につながっているとみられる。
--フリーズ等のお馴染みのバグも存在。Wiiが異常な音を立て始めたらフリーズの証拠。
-最終決戦の前に一瞬だけセーブポイントがあるが、グッド/バッドエンドどちらの場合でもクリアすると上書きされてその後は最初からになってしまう。
--しかもラスボスは「刀を折る」ことでグッドエンドだが刀にダメージを与える技がリモコンの都合上非常に出しにくい。
-リモコンとヌンチャク両方を同時に使用する動作があるため後発の周辺機器Wiiザッパーに対応していない。
**総評
-Wiiでできること、できないことの両方を見せつけた形となった。「Wiiってこの程度か?」と思わせたことは大きくマイナスである。
--以後、Wii用のFPSは出ているものの主流とはなっていない。
--そのせいもあってか本作は現在Wiiで唯一?4人画面分割対戦可能なFPSである。
-操作性のために海外各紙のレビュー評価も大きく割れた。また出荷数の関係かすぐにワゴンの主となってしまった。
-2010年にモーションプラス対応の『2』が発売された。
--今度はサムライウエスタンな世界で戦うらしく銃と刀を使い分けたり刀で弾をはじいたりできる。

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