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SIMPLE2000シリーズ Vol.20 THE ダンジョンRPG 忍~魔物の棲む城~
【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむ20 ざ だんじょんあーるぴーじー まもののすむしろ】
ジャンル
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ローグライクRPG
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対応機種
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プレイステーション2
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発売元
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D3パブリッシャー
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開発元
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タムソフト
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発売日
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2002年12月19日
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定価
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2,000円(税別)
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分類
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クソゲー
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ポイント
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城じゃなくて洞窟だよねぇ
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SIMPLEシリーズリンク
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概要
D3パブリッシャーによる廉価版ゲームシリーズ『SIMPLE2000』の1作。
忍者を主人公としたローグライクRPG。
特徴
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ダンジョンに潜り、ラスボスの退治を目指す。…これだけのゲームである。
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ただアイテムを拾い、ザコを倒してレベルを上げ、ひたすら下のフロアを目指す。これ以外に何も無い。
問題点
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オープニングとラスボス撃破時にテロップが流れるが、スクロールが速すぎる上に一時停止もできず、しかも小難しい漢字ばかり使われている為とても読めない。
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シナリオ自体有って無いようなゲームだから、読まなくても支障はないが。
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セーブ自体はいつでもできるのだが、なぜかセーブする度にタイトル画面に戻される。
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主人公は忍者なのだが、ダッシュが存在せず、アクションもいちいちもっさりしている。
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アイテムは2000種類以上あるという触れ込みだが、その大半は装備品で、しかも同系統のものだと色と性能を少し変えただけである。水増しなんてものではない。
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飛び道具として手裏剣が存在するが、これは回数制限がある上に攻撃力は低く、ごく初期しか役に立たない。
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しかも一度に持てるアイテムは24個までで、本作には町も店も預かり所も存在しない為、コレクションもできない。ただ使い捨てて行くだけ。
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SIMPLE1500シリーズ版の『THE ダンジョンRPG』とは違い、図鑑機能は存在しない。また主人公の名前も変更できない。
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ザコ敵もグラフィックは6種類程度で、色と能力値を変えただけ。
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パッケージには「イベントまで自動生成」とあるが、本作にはラスボス戦以外のイベントなどというものは存在しない。
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1フロアを2階層式にした事をセールスポイントとしているが、単に2つのマップをワープ床で繋いだだけ。普通にフロア数を増やすのとどう違うのだろうか?
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主人公は最初は防具を所有していない。この状態だとザコ2体に囲まれただけで確実に殺される。ゲームを始めた途端敵が複数いる場所に飛ばされて瞬殺される事も珍しくない。
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ところが最弱の鎧を付けただけでダメージをまるで受けなくなるという極端なバランスである。
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その代わりということなのか、本作はステータス異常の種類がやたらと豊富で、しかも治す為にはアイテムを使うしかない。自動的に治る事はない。
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5階ごとに「回復用のフロア」が登場するが、アイテムも敵もいない只の狭い空間で、歩き回ってHPを自動回復させるだけの部屋である。ステータス異常は治らない。
評価点
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「使うと1階に戻れるアイテム」を最初から所持している。
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とはいえ上記の通り町も店も存在しないので、レベルが足りないと思った際に戻ってやり直すという使い道しかないが。
総評
味気も何も無いゲームである。
戦闘はバランスからして淡泊、役に立つアイテムは限られている、ステータス異常だけは鬱陶しい、マップは同じような背景ばかり…PS2だというのにもっとどうにかならなかったのだろうか?
余談
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今作は、あの『おまカフェ』と発売日が一緒である。
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あちらの出来といい、こちらの出来といい、この日は何かに呪われてたのだろうか?もっともこちらは『おまカフェ』と違って無味乾燥でネタにもならないのだが。