【じーせいばー】
ジャンル | 3Dシューティング | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売・開発元 | サンライズインタラクティブ | |
発売日 | 2000年9月14日 | |
定価 | 7,800円 | |
判定 | クソゲー | |
ポイント |
PS2初のガンダムゲー 映像偏重 攻撃は最大の防御なり ある意味黒歴史 |
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ガンダムシリーズ |
PS2初のガンダムゲーム。発売元は当時バンダイの子会社だったサンライズインタラクティブで、サンライズの子会社なので系統的にはいわゆる孫会社でもある。開発も同社が行っているが、アトリエ彩(*1)も協力している。
登場人物は実写真で、英語によるフルボイス。これは本作が、テレビドラマ『G-SAVIOUR』で起きた「ガイアの光事件」の1年後を描いた外伝的位置づけの作品(*2)であるため。以下、テレビドラマ版については二重かぎ括弧を用いる。
宇宙世紀0223年、「ガイアの光事件」から1年。セツルメント国家議会軍のバイス将軍は、地球圏の軍事政権を獲得するための計画「プロジェクト・レイブン」を進めていた。世界の調停者イルミナーティのライトニング部隊に所属するパイロット、リード・フォックスはプロジェクトレイブン阻止のため、MS「G-SAVIOUR」に乗り込み、戦いを繰り広げる。しかし、G-SAVIOURは議会軍の新型MS「レイブン」の圧倒的な力の前に敗北し大破、リードも負傷してしまう。
数週間後、怪我から回復したリードは、ライトニング部隊指令に量産機J-SAVIOURの予備機で良いから出撃させてほしいと頼む。それに対して指令は、リードの乗機はあくまで「G-SAVIOUR」であるとして、G-SAVIOURを開発したセイバーチームによって修理と徹底的な改修を施された新型MS「G3-SAVIOUR(*3)」を与えるのだった。
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+ | 以下ネタバレ |
PS2最初期のゲームであること、そしてPS2最初のガンダムゲームであることを差し引いても、PS2のグラフィックス性能とCGの質に頼り切った作品である。
薄いシナリオやゲーム内容である反面、高い難易度を誇っているなど、全体的にまとまらず残念な出来になってしまっている。
バグ等はほぼなく仕様通りに完成しているにもかかわらずのこの出来であるため、ゲームデザインレベルで失敗しているとも言える。