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ドラえもん2 のび太と光の神殿 - (2010/10/14 (木) 13:32:22) の編集履歴(バックアップ)
ドラえもん2 のび太と光の神殿
【どらえもんつー のびたとひかりのしんでん】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ニンテンドウ64
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発売元
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エポック社
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発売日
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1998年12月11日
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定価
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7140円
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ポイント
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テンポ悪め ゲーム部分の説明不足 アドベンチャー要素多め キャラゲーとしては満点
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概要
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64版ドラえもん3部作の2つ目。
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のび太とドラえもんがタイムマシンでいろいろ寄っていった帰りに、のび太が拾った水晶を元に戻すというストーリー。
問題点及び賛否両論な点
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今作で重要な役割を持っている水晶は、早く返さないとどんどんパワーがなくなってしまい、0になるとゲームオーバーとなってしまう。なので、これを補うためにクリスタルのかけらを使い、パワー切れを遅くする必要がある。
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しかし、説明書にクリスタルのかけらはどのペースで消費するのかが一切書かれていない。そればかりかストーリー上でも説明殆んど無し。
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こんな寄り道がしづらいシステムのため、必然的に自由度が低くなる。
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回復アイテムの数が少ない。それに加え、敵の攻撃が激しく、3Dなことを考えるとかなりつらい。
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迷路に入ると、キャラクターが少し動くだけで画面がガタガタ揺れてしまう。
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今作は外にいる間は自動的に時間が進むリアルタイム方式を採用しているのだが・・・
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ストーリー上、強制的に一週間待たされてしまう場面がある。一週間は「光」「火」「水」「風」「木」「闇」となっており、ある村にすすむとき、「木の日」でしか入れない場所がある。しかし、その村に入ると次は「風の日」でなければ入れないダンジョンがある。
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リアルで1週間待たされるわけではないのだが、それでも普通にだれる。そして水晶のパワーはその間にもどんどん無くなっていく。
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ムービーが無駄に長い。しかも要所要所で強制的に流れるためテンポをかなり悪くしてしまっている、
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前作や次回作とは違い、敵を倒していくアクションステージの数が少なく、ラスボス戦を含めても4つしかない。一応ステージの長さはそれなりだが、アクション目当てで買うのはお勧めできない。
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なんとオープニングデモが飛ばせない。しかもこのデモ結構長いためやる前からどうしてもやる気をなくしてしまう。
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キャラクターそれぞれにステータス(機嫌)があるのだが、これの回復方法がかなり少ない。
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前述の「光」の日になると自動的に少し回復するだけで道具での回復手段が無い。
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まあ人の機嫌を道具で回復できたらそれはそれで生々しいのだが。
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キャラクターごとに特徴が無く、全て同じ性能。物凄く大胆な調整である。
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キャラクターごとの個性がなくつまらないとも言えるし、逆を言えばいらない子やバランスブレイカーが存在しないともいえるため一概に問題点とも言い切れない。
評価点
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当時としては考えられないほどの大量のボイス。というか64でこれだけのボイス収録はかなり凄い。
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ムービーシーンはほぼフルボイスで進行し、アクション場面でも倒れたときのボイスや落下するとき、ジャンプするときなどにボイスを言ってくれるなどこだわりが感じられる。
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飛ばせないデモ画面でもボイス付。勿論声優は当時のドラえもんの声優を起用している。
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ストーリーの展開で次にどこに進めばいいのかを自然に教えてくれる。
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何の違和感も無く次の目的地を教えてくれるため、何をすればいいのかはすぐに分かる。そのせいでより一本道感は強くなってしまっているのだが。
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もっさり感は殆んど無い。
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3Dゲーにありがちな動作のもっさり感は無く、アクション面でのストレスはあまり感じない。
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キャラゲーにありがちなキャラの崩壊も全く起こっておらず、いつものドラえもんの世界を味わうことが出来る。
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前作のように完全なアクションなわけではなく、人と話したりするなどアドベンチャー要素が非常に多く冒険している感はかなりある。
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各ステージで手に入る水晶はそれぞれラスボスを弱体化させる力があるのだが、ストーリー上で取らなければいけないものをのぞけば一切取らなくてもラスボスに挑戦できる。
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完全体のラスボスは非常に強くドラえもんゲーだと思っていたら痛い目にあう強さ。
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また全部の水晶をとった後のラスボスはかなり弱体化し、子供でも何とか倒せる程度の強さになるためプレイヤースキルに合わせて一応難易度を調整できるようにはなっている。
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ストーリーや世界観も多少強引な点があるものの意外なことに整合性が取れていて、子供向けだからといって出来は申し分ない。
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音楽も数が少ないもののどれも印象に残る曲が多く、特にラスボスBGMは人気が高い。
総評
とにかく非常に意欲的なシステムが目立ち、ドラえもんゲーとしてみるなら多少粗があるものの決して悪くない出来。
しかし前述のテンポの悪さなどの問題を含め、楽しめた人と楽しめない人がはっきり分かれる結果となった。
ドラえもんのアクションを期待していた人には楽しめない作品になったが、ドラえもんのキャラゲーを期待していた人にとっては十分に楽しめる出来になっていると言えるだろう。
また、このゲームは前作や次回作と比べ非常にマイナーであり、プレミアがついてしまっている。