ピーチ

「ピーチ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ピーチ - (2014/11/08 (土) 23:31:14) の編集履歴(バックアップ)


#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Peach.jpg)
「助けて、マリオー!」

『スーパーマリオ』シリーズに登場するキャラクター。
攫われ役のヒロインを長年務めるキノコ王国のプリンセス。

マリオが主役のアクションでは攫われ役もボスキャラもいろいろ存在していたが、
何やかんやでピーチ姫がクッパ大魔王に攫われマリオが救出することが定番となった。
アニメ版の声優は山瀬まみ。

キノコ王国に王の姿は見られず、ピーチは姫にして実権を握る存在…浚われても王国が動くあたり、所謂立憲君主に当たるのかもしれないが。
この王国、人間は少なめで所謂「キノピオ」が多いため、何故人間型の姫が実権を握っているのかは良く分からない。
などと思っていたら、マリオストーリー以降は城下町こそキノピオが多いもののクリボーやノコノコ等の各種モンスターや、
モンテ族やマーレ族などマリオシリーズに登場した数多くの生命体が住人として存在しているということが判明。
人種のサラダボウルなんてレベルではないため、統治者は数が少ない種族のほうが都合がよかったのかもしれない。
が、『メイドインワリオ』シリーズにてワリオが住んでいるダイヤモンドシティには人間しか住んでいなかったりする。
因みに『スーパーペーパーマリオ』にてクッパとピーチが結婚し、そこにルイージが絡むと世界が崩壊する事が判明した。

ちなみに、初期の頃の海外での彼女は、名前が「Princess Toadstool」であった。
海外ではそのカラフルな外見から幸運のお守りとして扱われて、
赤地に白の水玉模様という配色は、絵本やアニメなどにもよく登場し、
マリオシリーズでもスーパーキノコが同じ配色になっているトードストールである。
だがこのトードストール(「toad」「stool」で分けて訳すと「ヒキガエルの腰掛け」)、
日本語に直すと、いわゆる「ベニテングタケ」などのポッコリとした傘のキノコ。
……そう、ガチで 毒キノコ なのである。
いくらキノコ王国のお姫様がじゃおかしいからって、この名前は……。
ピーチだと外国では卑猥なイメージを持たれるから変えたらしいが毒キノコ……。
「ひれ伏しなさい、愚民が」
…あながち間違ってないかもしれない。
なお、『スーパーマリオ64』以降は海外においても「Princess Peach」の名前で統一された。
上記の経緯があるため、フルネームが「Princess Peach Toadstool」として扱われることも。
なお、キノピオの海外名「Toad」も同じくToadstoolから。こちらは現在でもそのままである。

+ 経歴
初登場は『スーパーマリオブラザーズ』。
ストーリーは「クッパ率いるカメ一族にキノコ王国が滅ぼされ、住人のキノコ達もクッパの魔法でレンガやツクシに変えられてしまった。
ピーチ姫ならこの魔法を解くことができるが、彼女もクッパにさらわれてしまった。
この話を聞いたマリオはクッパの行いに激怒し、ピーチ救出を決意した。」というもの。

この『スーパーマリオブラザーズ』は2009年に『Wii Sports』に抜かれるまで、全世界で最も販売数の多いゲームソフトであった。
(ただし『Wii Sports』は海外ではWii本体に同梱されておりその数もカウントしているので、単独での売り上げトップは相変わらず『マリオ』がトップである。)
それほどの人気ソフトであるので勿論シリーズ化したが、
攫われたピーチを救出するというお約束が出来上がった結果、ピーチが攫われる理由付けが希薄になったものと思われる。

『スーパーマリオUSA』(海外版の『スーパーマリオブラザーズ2』)では部下のキノピオともどもプレイヤーキャラに昇格(クッパは退場)。
この作品でスカートによる空中水平移動の術を会得する。
元々この作品は日本で『夢工場ドキドキパニック』というフジテレビと任天堂のタイアップ商品を、
海外で発売する際にプレイヤーキャラクター4名をマリオファミリーに置き換えたものであり、空中浮遊も元キャラクターの仕様を受け継いだものである。
そして『USA』はまさかのマリオによる夢オチ。彼女が本編中にこの技を披露することはなかった。
ただし『USA』は夢の国サブコンが舞台であり、「4人が同じ夢を見て、夢で見たものと同じ世界で冒険する」というものなので、ループオチともとれる。

『スーパーマリオRPG』では冒頭でこそ攫われヒロインキャラとしてクッパに誘拐されてしまったものの、
旅の途中でマリオと再会してからは、共に パーティメンバーとして戦う ことを決意。
この作品で初めてパラソルによる低速落下を披露した。どんな体重してんだアンタ
技だけ見ると回復技を複数持ち、攻撃技は一つしかないのでサポート要員なのだが、
フライパン だの ビンタ だのでモンスターを引っ叩きまくり、アグレッシブに大暴れしている印象が強いかもしれない。
またピーチの回復技の「みんなげんきになあれ」は「消費FP4(フラワーポイント、最大値は99)、全体五割以上回復&状態異常回復」とチートクラスの性能であるうえ、
ピーチ自体素早さが二番目に早いため最強の回復役としても大暴れしていた
ちなみにこのゲームにおけるピーチは大器晩成型、すなわち最初は弱いがレベルアップによる能力の伸びが高いタイプであり、
最大レベル30にして適当な装備を与えてやると、その攻撃力と最大HPは同レベルのマリオはおろかクッパをもしのぐほどにもなる。
というか全ての能力値がマリオを上回ってしまう。やはり最強は女性でなくてはいけないのか。
一応補足しておくとマリオを除いた他の四人は基礎攻撃力が高いほど武器が弱くなる傾向がある、
そのためクッパに至ってはピーチの最強武器の半分以下の攻撃力の武器しかない。
そして装備を固めたマリオはパーティ中最強の攻撃力と理論上最強の特殊技スーパージャンプが使え、
クッパもなんだかんだで耐久力に優れているため完全にピーチに劣っているというわけではない。最初に仲間になるマロに関しては擁護のしようがないが。
この作品では圧倒的戦闘力を見せた物の、後の作品では「戦闘力は皆無」であるように描写されることの方が多い。
コミックボンボンに掲載された漫画版スーパーマリオシリーズではマリオと組んで冒険している事も多い。
ギャグを飛ばしつつもマリオに匹敵する戦闘力を誇っているかのような描写が多い。

大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにも登場。
全国の老若男女にハイキックをさせられ、下着をカメラ撮影される。格闘ヒロインのお勤めお疲れ様です。
あくまでフィギュアだからか、現実の世界では使えるのか不明である野菜すっこ抜きとスカート舞空術が復活。
もっとも、この時点では『USA』と『RPG』しかプレイヤーキャラクターを務めていないので、採用せざるを得ないのが実情であろう。
姫にあるまじき汚れ仕事をしたための焦りか、それともマリオシリーズのヒロインとしての余裕からか、
マリオとのラブラブ妄想に旅立つ様子が見られる。
大乱闘そっちのけでふわふわ飛ぶ姿は強烈にマイペースという印象を与えた。

キノピオを盾に使うといった表立った悪行行為に出たのもこのときである。
『X』の亜空の使者(ストーリーモードのようなもの)ではそれが顕著でありシークとフォックスの対決を止めて紅茶を差し出したり、
その後の決戦でスネークルカリオ、シーク、フォックス、ファルコが戦闘態勢を取るなか、一人だけスカートについた汚れを払っている。

余談だが『X』の攻略本によると、パワードスーツを着ているサムスを除いた全女性キャラで唯一重さが中量級だったりする。
重いのか軽いのか良く分からない。てか女性に体重は禁句

ルイージですら主役が貰える世の中である為、当然『スーパープリンセスピーチ』で主役をゲット。
女の涙を武器にする(水分的な意味で)など、天然ぶりに磨きが掛かってますますはっちゃけてきた。
このとき雑食傘「カッサー」登場。下僕ヨッシーを改造した姿だとかさまざまな噂が流れたが、真実はいつも闇の中である。
凄く便利そうなのに、1回出演で使い捨てにされてしまった。
どこぞのゲーム誌に連載されていたスープリ漫画では、天然に磨きが掛かっておりとても可愛らしいが、詳細はもはや闇の中である。
なおこの作品ではピーチ姫の扱いがあやふやになっており、クッパがピーチ姫に対してただの侵入者のような扱いをしている所を見るに、
この作品でのみ「ピーチ=さらわれキャラ」という設定が無いのかもしれない。
そしてこの作品でもルイージの扱いは相変わらず…というかピーチ姫にすら名前を忘れ去られていた。緑のオッサンを助けた!?

尤も、「主演作品が作られる=ネタキャラとして確立する」という図式が成り立っているため、
「助けるべきか弱く美しい姫」を務める彼女にとっては死活問題であったと取れる。
結果、続編は出ないしロゼッタという新キャラが登場するしで「ヒロイン」から「その他マリオファミリー」への降格が危ぶまれる。
まぁ遥か以前にメインヒロインを務めたデイジーがファミリー専用キャラに留まっているあたり、杞憂ではあろうが。
むしろロゼッタこそせっかく珍しい人間キャラクターとして登場出来たのに、しばらくはただの解説キャラ位にしか扱われていなかったため、
彼女やその他の女性がメインヒロインの位置を奪うのは、逆に相当難しいと思われる。
そもそも「主演作品が作られる=ネタキャラとして確立する」という図式の元になっているような、
ワリオ、ルイージ、クッパの3人は主演作品ができたころには、既に公式でネタ扱いされていた連中であって、
遥か以前に主役を飾ったヨッシー、キノピオ(『ワリオの森』というパズルゲームにて)が主役取得以後もそれまでどおりの活躍をしているため、
前述の図式そのものが在って無いようなものである。

そしてWiiUで発売された3Dマリオ最新作『スーパーマリオ3Dワールド』ではマリオ、ルイージ、青キノピオ、そしてクリア後に合流するロゼッタと共にクッパに襲われたようせいの国を救う冒険に参加。
USAでも使っていた空中浮遊能力が現実でも使える事が明らかとなり、初心者救済用キャラとしての側面も持つ。
また、浮遊能力を駆使したショートカットで、TAでもジャンプが高く慣性を維持しやすいルイージ、足が速くネコ縛りでは最速のキノピオとそれぞれの個性を生かし活躍する。こんどの[[赤ルイージ>マリオ]]はお留守番!

といってもマリオと同じく明確なキャラクター設定はされておらず、
『ペーパーマリオ』シリーズでは攫われた身でありながら監禁用の部屋を抜け出し、
少しでもマリオの助けになろうと敵のアジトを探りまわって情報収集をするという、かなり行動的且つ気丈なキャラとして描かれていた。
兵士が大量に見張りをしている中、ライトの光をくぐりながら、兵士の何気ない会話などから情報収集をする様は、
本当にお姫様であるのかを疑ってしまうほどであった。
本人も自覚はしているようで、マリオに対し「私ももう少しお姫様らしくするべきかしら?」と尋ねたりしていた。ちなみにマリオは普通にうなずいていた。
年齢は一部作品でベビィマリオ&ルイージと同時にベビィピーチとして登場したりしてるので、大体2人と同じなのだろう。
厳密に言うと、同作品でベビィマリオ&ルイージが多少の会話が出来、既に飛んだり跳ねたりといった行動も取れるのに対し、
ベビィピーチはおしゃぶりを咥えてよちよち歩きをするような完全な赤ん坊なので、彼等よりは多少年下と思われる。
ちなみにこの人(亀)も彼等と同世代だったりする。

ちなみに毎度毎度さらわれ過ぎな事については『スマブラX』にてソリッド・スネーク
さらわれない様に城の警備を強化した方がいい」と無線会話で突っ込まれている。
(実際に一部作品ではそうする事で防げたであろう例も幾らか見られた。)
ただしクッパのさらい方も年々レベルが上がっており、警備の強化で対応出来ないものも最近では多くなってきている。
例えば『RPG』や『サンシャイン』だと警備の手薄な外出中を狙われたり、酷い時には城ごと地上げして拉致という強行策を用いられる事もあった。

ハリウッドによる実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』では登場しない
デイジーはまだいいとして、レディまで出ているのに
むしろ、よく当時既に覚えている人も少なかったであろうレディに目を付けたな……

上記ではネタっぽく解説しているが、
清らかな心を持つ者の歌声のみで目覚めさせられるスタービーンズを、目覚めさせられる唯一の人物であったり、
カゲの女王復活のために必要な「穢れなき魂を持つ美しい女性」として肉体を利用されたり等々、
共通して使われる設定では「優しい心の持ち主である」ということのほうが多い。

スマブラでの性能

『スマブラ』シリーズにおける彼女は地上移動が遅いものの、と空中浮遊で空中横移動復帰力に優れた長時間滞空キャラとなる。
しかし決定打が少なくふっとびやすいのが欠点。
(上スマッシュ攻撃「オルゴールダンス」は回りながら片手を上にあげて相手を吹き飛ばす…という見た目は頼りない攻撃なのだが
クッパドロップとかち合っても余裕でクッパを吹き飛ばす技となっている。)
また、得物により威力や吹っ飛ばし方向の異なる横スマッシュや野菜の種類により威力が変わる「野菜引っこ抜き」などランダム要素を含む技もある。
なおこの野菜引っこ抜き、異様にダメージがでかい通称「皺カブ」というレアものが存在。さらにビームソードやボム兵も稀に引き抜いてしまうため
このキャラの理論値と実戦値の差は他キャラとは一線を画する物となっている。

ちなみにDXでの「あくまでタイマンでの」ダイアグラムはというと、あらゆる攻撃の判定が妙に強く、相手がしゃがんでる状態でこちらの下スマを当てると50%前後のダメージを一度に蓄積できると言う点、多少の隙は出来るとはいえ野菜引っこ抜きでいつでも飛び道具を得られるため5強に次ぐ強キャラに位置する。

TAS動画では乱数調整で皺カブを引き当て続けてボスラッシュを異常な火力で攻略する様を見られる。
また、ホームランコンテストでは全キャラで唯一単独で999%蓄積可能という超トンデモぶり。
なんというカブゲー バットは捨てるだけ

『for 3DS/Wii U』では、大きな変更点は空中上Aの動作が変わったことと、空中攻撃の最中に着地すると隙ができるようになった程度で、基本的な所はそれほど変わってない。が、下着が見られなくなり、非常に残念。
しかしホームランコンテストが「ランダム要素のある技は全て1つのパターンに固定される」という仕様になったため、
ピーチも「野菜引っこ抜き」のカブの種類が固定され(皺カブやボム兵が出なくなった)、理論上のダメージがそれほど伸びなくなり、
ホームランコンテストの王の座はホムコンおじさんガノンドロフに譲ることに。


MUGENにおけるピーチ姫

MUGENでは現在、2体のピーチが製作されている。

+ Big Eli King氏製作
Big Eli King氏製作
NES(海外版のファミコン)の海賊(?)ソフト『カートファイター』のグラフィックをベースにしたピーチ。
もとのゲームでは色数の都合か髪が黒髪なのだが金髪にレタッチされており、
それ以外にも色々と手が加えられている模様。なぜかミニスカであるがこれは原作からこうなので、
Big Eli King氏の好みとかそういうことではない。たぶん。

攫われる自分の弱さを痛感し修行して強くなった、という設定。
波動拳ライジングタックルクラックシュートレイスピンサイキックテレポートなどを習得。
勝利時にはセーラームーンのコスプレをしたりとおてんばを通り越していることも含め
中にユリ・サカザキでも入ってるんじゃないだろうか。
ゲージ消費でエクセルモードや火力アップも可能。
キノピオはいくつかのアイテムの中からランダムで1つ投げ捨てる
これを取ったピーチは一定時間時間を止めたり食らい判定がなくなったり一部の技を解禁したりする。
動きやすいためかEugeneQ氏製作のピーチよりも若干強い。

尚、超必カットインのイラストは、その…とても個性的な画風で描かれている。

Nega Peachなる裏キャラも存在。一部の技が凶に片足突っ込んだ厨性能と化す。
さらにキノピオがいなくても特殊必殺技が初めから使える。

+ EugeneQ氏製作
EugeneQ氏製作
スマブラ他多数の作品から技のヒントを得ている。
ジャンプやダッシュの際動くまでに時間が掛かるのが特徴。後ろにいるキノピオに何か意味はあるのだろうか。
カッサーやハンマーやフライパンを振るとき見えない表情が怖い。
一見投げ技のようなコマンドの特殊技はガードが可能。
AIはない。

技表
→ + x ドッスン
(相手の近くで) → + y つきとばし
(相手の近くで) → + z 肘鉄
→ + a ボム兵
→ + b スライディング
↓↘→ + y カブ
x x x x ビッグパックン
↓↑ 甲羅
↓↓↑ 野菜沢山
↓↘→ + a ファイアマリオ
↓↙← + ( a or b ) デイジー
xy 回し蹴り
ab キノピオ
cz 連続ビンタ

出場大会

Nega Peach
削除済み

出演ストーリー


その他