ウルトラマグナス

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ウルトラマグナス - (2014/08/18 (月) 08:37:13) の編集履歴(バックアップ)


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『Ultra Magnus here.』


アニメ「トランスフォーマー」シリーズ(初登場は『トランスフォーマー ザ・ムービー』)の味方側陣営にあたる「サイバトロン軍」の
地球における拠点の一つ、スクランブルシティのシティコマンダーを司っているトランスフォーマー。ロボット形態からキャリーカーに変形する。

しばしば混同されるが、彼は「コンボイ」ではないので注意。
尤も劇中でのロボット形態は常にトップ絵のパワードスーツ(?)姿であり「白いコンボイ」姿はコミックにしか登場していない。
なお初期のトランスフォーマーはタカラの『ミクロマン』や『ダイアクロン』のリデコ商品であり、
実はその頃の商品名は「パワードコンボイ」だったりもした(ちなみにコンボイは「バトルコンボイ」)。

声優は『ザ・ムービー』『2010』ではアイアンハイド、スパイク、ベクタープライムなど「トランスフォーマー」シリーズで多くの役をこなす速水奨氏、
『スクランブルシティ発動編』及び『アニメイテッド』では『北斗の拳』のサウザーや『機動戦士ガンダム』のギレン=ザビ役の銀河万丈氏、
『ザ☆ヘッドマスターズ』では若い頃のジョセフ・ジョースターや『Gガンダム』のチボデー・クロケット役の大塚芳忠氏。
『ザ・リバース』ではアニメ版『スパイダーマン』のパニッシャー役の相沢正輝氏。

設定

『テレフォン』によれば、コンボイの命により、セイバートロン星から地球にやってきたとされる。
性格は断固として公正。自身はあくまでも一介の戦士に過ぎず、自分はリーダーの器ではないと考えている
(テックスペックによると、リーダー的立場に立つと居心地の悪さを感じるとのこと)。
が、戦士としての勇敢さは勿論の事、(ヘタレがかってるが)軍団を率いるリーダーとしても有能である。

+ ※ネタバレ注意
映画版の『ザ・ムービー』で瀕死の状態にあったコンボイにマトリクスを託され、次期総司令官に任命されるが、
下の画像の様に、情けない台詞を吐いてマトリクスを開放出来なかった。そのためガルバトロンに破壊されマトリクスは奪われてしまう。
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後にジャンキオンの手により(僅か数秒で)ガラクタ呼ばわり(彼らに悪気は無かったのだが)されながらも復活した。
お気楽な雰囲気が漂うテレビ版とは違い、基本撃たれたら死ぬシリアスなザ・ムービーにおいて全身バラバラになりながら
修理だけで何事もなかったかのように復活した生命力は流石である。
しかし、彼の活躍はそこまでで、「マトリクス」は「イカレ暴走族」と言われた青年、ホットロディマスが取り返し、
同時に彼が「ロディマスコンボイ」として司令官の地位を受け継ぐことになったため、彼はNo.2に甘んじてしまう結果になった。
司令官になった後のロディマスを描いた『2010』では本編の活躍シーンやEDで「ウルトラマグナスNo.2~♪」と言う歌詞が流れ、
ウルトラマグナス=No.2というイメージが定着してしまった。

だが、ウルトラマグナスは文字通りNo.2として、経験不足のプレッシャーに悩むロディマスを支え続けた。
また制作会社の混乱のためか、司令官であるはずのロディマスを差し置いてNo.2であるマグナスが指揮を執っていることが多く、
シリーズ中盤では彼が中心となって活躍するエピソードも多数製作され、TFを代表する人気キャラとなった。

ロディマスとの仲は良好で、お互いタメ口で話し合う関係でもあった。
だがまったく怨みが無いと言えばそうではなく、本音ではマトリクスに選ばれなかった(司令官になれなかった)ことを恨んでいたり、
No.2という立場やロディマスが総司令官になったばかりという関係上、口には出さなかったが下記のセリフのようにストレスが溜まっていた。
宇宙ペストにかかっているときに上記の不満が爆発したのか、「覚悟しろよ!ヒョッコ野郎!!」などと過激な発言をしている。

ライバルはデストロンの航空参謀サイクロナスであり、お互いNo.2として苦労している立場でもあった。
まぁ、デストロン側の上司もこんな奴だから仕方ない。

最後は『ザ☆ヘッドマスターズ』でデストロンの忍者参謀シックスショットとの戦いで戦死し、
メトロフレックス(スクランブルシティの中核をなす都市要塞型超大型トランスフォーマー)の計らいにより地球で埋葬された。
シックスショットはぶっちゃけこの作品内でいろんな面で明らかに優遇されている最強キャラであり、そのシックスショットに
奥の手の七つ目の変形を繰り出させたあたり死にはしたが扱いはよかったと言えるであろう。
なお、続編の『超神マスターフォース』では既に死んでるため登場してしてはいないが、
何故か、過去作品でマグナスを演じた声優が担当したキャラの殆どが死亡している。
彼が何をした。


親しみやすい性格からか地球人からもかなり慕われていて、仲間の人間達に極秘に誕生日パーティの計画が進められたが、
マグナス自身が自分の誕生日を忘れておりうやむやになってしまった(記録はあったが失われていた)。
もっともTFは誕生日を祝うという習慣が見られない上、この種族は何千、何万年
更にシリーズやキャラによれば宇宙誕生の瞬間から現在まで生き続けるという*1


トランスフォーマー コンボイの謎


パワー炸裂!ウルトラマグナスよ、
コンボイが死んだ謎をとけ。

        TVアニメでは分からない、コンボイを殺したのは誰か?次のヒーローは誰か?が解明されるんだ。
(チラシより)

FCソフト『トランスフォーマー コンボイの謎』ではマグナスが主役機を努めることになる。
『コンボイの謎』自体は、日本でしばらく放映されなかった映画版の穴を埋める為のミッシングリンクという位置づけ
・・・となるはずだったのだが、あまりにも虚弱体質なマグナス(1ドットの弾で死亡)、しょっぱなのポケモンフラッシュ
異様な操作感覚、やたら硬いデストロン軍、それらによる異常な難易度・・・など、
当時のTFファンの子供達を衝撃と絶望の渦に叩き込んだ伝説のクソゲーとしてゲーム史に刻まれてしまった。
ただ、致命的なバグがあったりゲームとして破綻しているわけではなく、難度も極めて高いが無理ゲーというレベルではないため、
近年では「理不尽に難度が高いだけで世間で言われるほどクソゲーではない」という意見も多い。

ストーリーは、過去の真実を知るために、ウルトラマグナスがタイムトンネルを通って過去に行って、また戻ってくるというもの。
(『2010』は2010年、『ザ・ムービー』は2005年、シーズン1は1985年。ちなみに『2010』の時代設定は日本独自で海外では2006年である)
『ザ・ムービー』でコンボイを殺したのはメガトロン(『2010』時点ではガルバトロンへと進化済み)だが・・・・・・
隠しステージをクリアすればメガトロンの顔が写し出されるのと、
9面で過去のメガトロンを倒して10面で現在に戻っていくという所から、コンボイを殺した犯人を読み取れとでも言いたいのだろうか?
+ 「謎」がゲシュタルト崩壊する
メガトロンは敵の総大将であり、別に謎の新キャラだとか第三勢力だとかでは、全く無い。
つまり「味方の総大将が敵の総大将に倒された」だけの話であり、衝撃的ではあっても『謎』な要素は微塵も無い。
そもそも別に暗殺されたわけでもないので、「殺した犯人」という言い方自体が間違っているような気もする。
+ 25年の時を経て明かされた「謎」
この時のデストロン軍団の常識を超えた戦闘力は当のメガトロン自身にとっても謎だったらしい。
そして時は流れ、メガトロンが神にも等しい力を持つ超生命体「オルタニティ( メガトロンオルタニティ・ダイヤモンドブラック )」へと進化した時、答は明かされた。
この時のデストロン軍団のパワーの増大はオルタニティ化したメガトロンによる過去への干渉実験の結果だったのだ。

彼を追って現れたコンボイにメガトロンは一つの「ゲーム」を持ちかける。戦士を一人選び、力を与えよ。彼が100度死ぬまでにこの時代の余を倒せれば、貴様が求める『謎』に答えよう……


「ウルトラマグナス、ただ1人を選ぶならば君をおいて他にいない!」
「では始めるとしよう!!死と苦しみに満ちたゲームをな・・・!」

かくして、『コンボイの求める謎』を巡ってのゲームは始まった!

…いいのか、こんなオチで。

ちなみにオルタニティ化したメガトロンが経験した歴史では、強化デストロン軍団および強化メガトロンはウルトラマグナスに敗北しており
こんなゲームをオルタニティコンボイに持ちかけたのは、自身が経験した歴史ルートは奇跡的な偶然であって
100通りの歴史ルートにおいて強化デストロン軍団が100戦100勝するのが本来あるべき歴史だと証明したかったらしい。

コンティニューの裏技を発見すれば攻略できないこともない難易度ではあったが、
今度は正しい道順を通らない限り何度でもループする9面が立ちはだかり、メガトロンのもとに辿り着くのは至難の技なのであった。
こういった仕掛け自体はクソゲーの仕様では無く、名作『スーパーマリオブラザーズ』でも存在している。
だから『コンボイの謎』も名作である、とは口が裂けても言えないが。
マリオ1は一番難しいループ面でも前半ループ12通りと後半ループ12通りという調べがつく範疇。
しかしコンボイの謎9面は3×3×3×3×3×3の729通りなのである。
(マリオのように前後で別ループにしておけば、27通りと27通りで済んだのに・・・)

ちなみに一週目をクリアすると「新たな戦いはすぐそこに迫っている!」と言われ、
「R・O・D・I・M・U・S(ロディマス)というマークを集めろ!」
魔界のプリンプリン姫ばりの文句をつきつけて1面から取り直しを迫られる。
そしてこれらのマークを全て集めると自機が隠しキャラのロディマスコンボイ(性能は同じ)に変更されて次の周回~と、
つまりは普通にプレイする場合3週クリアを強制しているのである。これはひどい。
多分クリア出来ずにこのモードすら知らなかった人の方が多い。ロディマス涙目である。


しかもゲームでのロディマス出現を知らずとも、もうひとつの謎であるコンボイの後継者が誰なのかは、既にみんな知ってた。
(『ザ・ムービー』が米国でのみ公開されたのが8月、『2010』が日本で放映開始されたのが11月、『コンボイの謎』は12月発売)
更に言うと、取扱説明書に記載されているプロローグでコンボイの謎は説明されている。


「何故このゲームは日本でしか出なかったのか?こんなクソなんぞ誰も遊びたくないからだよ!」

現在amazonにて1円で購入可能である・・・送料の方が高いよ!
また、Wiiのバーチャルコンソールとして500Wiiポイント(円)でダウンロード可能。
バーチャルコンソールに無数の名作珍作が並ぶ中、何の間違いかダウンロード人気ランキングにおいて、
2週連続で週間17位にランクインという快挙を成し遂げてしまった。みんなクソゲー大好きだなぁ

更に2014年8月、トランスフォーマー30周年記念の一環として『Qトランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』がAndroid,iOS向けに制作された。初期操作キャラはオプティマスとバンブルビー。ゲームタイトルはコンボイなのに人物名はオプティマス。子供たちに伝わるのだろうか?
われらがウルトラマグナスの姿は見当たらないが、謎の3人目の操作キャラの正体がひょっとすると…?
一見まともなゲームになっていそうだが、コンティニューが課金制である。


総司令官が楽しそうでなによりです。

MUGENにおけるウルトラマグナス

越前カンチョー丸でお馴染みのNRF(ナリフ)氏製作のものが有名。
いわゆるかみキャラであり、一発でも攻撃を食らえば即死する。
投げられても即死、敵に触れただけでも即死。ボーナスステージに触れても即死。F2キーを押しても即死
サバイバルモードで敵として出て来たら、回復薬だと思ってありがたく倒してあげよう。
ただし、簡易的ながらAIはしっかり搭載されているため、喜び勇んで突撃したら逆に蜂の巣にされることもあったりなかったり。
また、元々がシューティング要素の強いゲームだけあって、プレイヤー操作ならショットを連射してるだけで大抵の敵を封殺出来たりもする。
しかし威力が非常に低い飛び道具を遮断するマスターハンド等を倒すことはできないようだ。
+ 出場選手のHPが1しかないこの大会で(本人は4だが)起きた尖兵との鬼ごっこ

攻撃を受けたら死ぬのでワープで接近する尖兵と必死に射撃しながら逃げてるマグナスの奇跡。
腹筋崩壊注意されたし


+ 弱キャラコンビでの奇跡

サムネから嫌な予感しかしないが、勝てば大きく、負ければ小さくなるこの大会で巨大化したゴンザレスを相手にとのコンビプレーを見せた戦い。


そして、このキャラを語る上で欠かせない重要要素がある。
どういう訳か、彼が死亡するとパワーゲージがえらい勢いで溜まるのだ。その数なんと2147483本。
誤字ではない事を強調する為もう一度言う。2,147,483本、漢数字で言えば二百十四万七千四百八十三本である。
彼自身はゲージ技を持っていないため無用の長物と思えるかもしれないが、タッグ戦ならば話は別。
相方がみたいなゲージ技を連発するタイプだった場合、それはそれは酷い絵面になる事請け合いである。
だがサーキットスパークアルカナブレイズのように、残りゲージを全て消費するシステムを持ったキャラでは生かしきれないかもしれない。

そういうコンセプトの大会動画を作る分にはむしろ美味しいかもしれない。
+ 活用例 6:25辺りからの試合を参照

気分はまるでゲジマユ・・・擬似マユ・・・???

汚い忍者が相手なら目が悪くなるかも・・・・・・。
ギルを参加させたら優勝確実かも・・・・・・。


NRF氏のャラの多くがゲージ数がダメージに直結する技を持っている辺り、意図的なものなのは間違いないようだが・・・・・・
10や100ゲージ程度で止まらなかった辺り、さすがNRF氏と言うか何と言うか。

ただし、カプエスやサムスピなど、専用ゲージを持つキャラには適用されない事もあるのでその点は注意。
また、タッグの相方より先に選択するのも忘れずに(先に選択したキャラのゲージが採用される為)。

「ロディマスのひよっこ野郎は何処だぁ! ぶっ殺してやるぅ!!!」


出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他

出演ストーリー



*1初代のシリーズのうちから少なくとも400万年以上は平然と生きていることが明かされ、
『ビーストウォーズ・セカンド』のシーラゴンというトランスフォーマーが数億年生きているといわれたり、
『Animated』では自分たちが百億年は生きていると発言、ユニクロンように宇宙誕生の瞬間に存在していたりするなど元が機械故に非常に長寿な種族である。
またトランスフォーマーは不死ではないが「スパーク」という部分が無事ならば死ぬほどの大怪我をしてもボディを移植したり、
コンボイやビーストコンボイ、メガトロンのように転生して助かることが出来るなど、人間では治療不可能な部類の怪我でも助かる場面も多い。
それ故に『カーロボット』では究極破壊神デビルギガトロンが、永遠の命を持つが故に過去の自分が永遠に続くというトランスフォーマーの存在意義を絶望視した為
無限の可能性を持つ地球の子供達に希望を見出し、支配しようと目論んでいた。