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プレイヤー人数は4人から15人で、ゲーム開始時にクルーメイト(村人枠)とインポスター(人狼枠)にチームが分けられる。
 
クルーメイト達がそれぞれのタスク(任務)をこなして宇宙船(飛行船や基地などステージ によって異なる)の修理を目指す一方、
 
インポスターは自身がインポスターだとバレないようクルーに紛れ、密かにクルーメイトを殺害したり、
 
任務が完遂される前に様々なサボタージュ(妨害行為)を行ってミッション遂行を邪魔したりして、
 
特定のサボタージュを成功させるか、クルーメイトの数をインポスターの数以下まで減らせば勝利となる。
 
殺し方のバリエーションは様々だが、素手や武器を使った殺害方法の他に、
舌で刺殺したり目からビームを出したり 、明らかに他のクルーメイトと異なる異形の姿となるパターンがランダムで見られる
 
(公式設定によれば寄生型のエイリアン に乗っ取られているらしい。要は 『寄生獣』『遊星よりの物体X(原作:影が行く)』である。
 
 会議中に悪あがきで実力行使 とかいう事はできないのも『影が行く』と同様)。
    
    
        | + | 一人称でよく分かる『Among Us』(声付き&グロ注意!) | 
		| 一人称でよく分かる『Among Us』その1 
 | その2 
 |  		| 吹替版その1 
 | 吹替版その2 
 |  |  
 
		| 実例その1 
 | 実例その2 
 |  		| 実写で再現してみた(1:38より) 
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中でも「サボタージュ」は停電や隔壁閉鎖といった単純な妨害行為に加えて、
 
酸素供給装置停止や原子炉暴走といったクルーメイト全滅の可能性があるものが存在しており、
 
「キル」で人数を減らし、警戒されたら「サボタージュ」を起こしてクルー達を修理のため分散させたり死体から遠ざけたり、
 
自分も修理をするフリをして信用させたり、あるいは修理に人が集まってる所でドサクサに紛れて「キル」したり、
 
あわよくば人手を不足させて修理を間に合わなくさせて全滅を狙う、といった戦略が求められる。
 酸素切れはともかく原子炉吹っ飛んだらインポスターも死ぬんじゃないかって?気にするな!
 
後のアップデートにより、選択したクルーの姿に一定時間変装し解除も自由に行える「シェイプシフター」、
キル不可能になる代わりに一定時間透明になれる「ファントム」という役職が使用可能になった。
 上手く使えば殺インポスターの容疑者を誤認させられるのだが、どちらも使用時・解除時は専用の1秒程度のモーションが存在しており、
 クルーメイトが付近にいないところで使用しないとバレるリスクが格段に高まり、使用した後も制限時間に注意して行動せねばならず、
 下手に使ったら使ったで当人として行動していた時のアリバイが証明できなくなり疑われる危険が増すため、慎重な運用が求められる。
 特にシェイプシフターはうっかり擬態対象と鉢合わせた場合、「アリバイがない者と擬態対象が両方吊られる」という強硬手段を取られる危険性もある。
 またシェイプシフターが擬態できる=シェイプシフター(インポスター)ではない、擬態対象がクルーメイトだと確定させてしまうため、
 擬態がバレると以後の議論や推理にも大きな影響を及ぼすというリスクが伴っている。
 
 
クルーメイト達は(インポスターも含めて)一人一回(変更は可能)の緊急招集権と、死体発見時の通報(一体につき一回のみ)が可能となっており、
これらを駆使して開催した会議でインポスターを追及し、容疑者を追放していく事でインポスターに対抗していく。
 能動的に会議を起こせる緊急招集権は、キル能力のクールタイムを見越してそれを掣肘したり、インポスターの行動妨害にも使えるが、
 上手く使わないと残り3名で誰がインポスターなのか判明しているのに緊急招集権を使い切っているため会議が開けず、
 インポスターに殺害されるより早くタスクを完了させない限り全滅必至、というホラーゲームさながらの状況に陥ってしまったりもする。
 加えてサボタージュ発動中は緊急招集権が使えない(死体発見時の通報は可能)ため、サボタージュ対応を強いられるという弱点もある。
 また追放されたインポスターも「サボタージュ」は行えるため、残った仲間を援護するべく的確に使っていくと良いだろう。
 なお追放は宇宙船から放り出すのみならず、高空から叩き落としたり、溶岩に沈めたりとバリエーション豊富。
 要は処刑 
 
最終的にクルーメイトが全滅する前に全てのインポスターが追放されるか、
クルーメイトが与えられた任務「タスク」を全て処理出来ればインポスターの敗北となる。
 インポスターには「フェイクタスク」が割り振られるが、実際にタスク消化はできないため、
 タスクをしているフリをして巧みに立ち回る必要があるという事に加えて、
 死亡したクルーメイトも幽霊となってタスクをこなしていく事が可能なため、
 うかうかしていると何人もキルし追放されなかったにも拘らずタスク完了で敗北してしまったりもする。
 
 
こうした殺伐とした内容にも拘らず、クルーメイトやインポスター達がふんわかした可愛らしい雰囲気で動く事や、
人狼ゲーム一番の問題点である「殺された(追放された)プレイヤーが暇(特に最初に殺されたプレイヤーはプレイ時間の9割が暇)」という問題を、
 「タスク」「サボタージュ」という形で解消した点などが評価された。
 
 
また、変則的な遊び方として、最初からインポスターに選ばれたプレイヤーを公開し、
会議、通報、サボタージュ禁止の状態でゲームを開始し、
 インポスターからクルーメイトが逃げ回りながら、全てのタスクを全滅より先に完了させるか否かを競う「鬼ごっこ」がある。
 クルーメイトがインポスターを排除する手段がないため一見インポスター有利に見えるが、
 クルーメイトビジョン・インポスタービジョン(視界)を調整する事で、難易度をある程度調節できる。
 当初はユーザーによる変則的なプレイであったが、2022年12月のアップデートにて、
 制限時間内にクルーメイトを全員キルすれば勝利となる新モード「HIDE AND SEEK」として公式に採用された。
 このモードではクルーメイトがベント移動が制限付きで可能になり、インポスターはベント移動ができなくなるが、
 代わりに一定数のクルーメイトを撃破すると生存者の位置を把握できるシークマップが解放される、
 時間経過により移動速度アップや一定時間毎クルーメイトがいる方向が分かるようになる強化モードが解禁される仕様になっている。
 
 
この手のゲームの例に漏れず有志によるMODも作成されており、
 
クルー・インポスター双方に特殊行動が可能な役職を追加したりインポスターとは別の第三勢力を追加するもの
 
(なお、役職の概念は後に公式化されている)、
 
前述の鬼ごっこにインポスター側に制限時間を追加するものなどが存在し、
 
近くのプレイヤーとマイクチャットで直接会話できるMOD「Better Crewlink」は通称「近アモ」として配信者を中心に普及している。
 
それとは別になかのっち氏主催の「うるさくてすみま船」やしょぼすけ氏主催の「しょぼんぐあす」など、
 
MODを適応した状態でプレイした動画を投稿している配信者もいる。
 
 
この他、ローグライトサバイバルゲーム『ヴァンパイアサバイバーズ』ではDLC第3弾『Emergency Meeting』にてまさかの公式コラボが実現 。
 
先述の公式役職を再現し、
 
クルー陣営の「クルーメイト」「エンジニア」「守護天使」「科学者」、インポスター陣営の「インポスター」「シェイプシフター」、
 
死亡キャラを再現した壁抜け可能で常時無敵だが攻撃力0固定の「ゴースト」、そしてエイプリルフールネタ再現の「ウマ」といったキャラが実装されている。
 
それぞれのキャラの武器やSEも原作のギミックやタスク、キル演出を忠実に再現しており画面が非常に愉快。
 
特に進化武器「緊急会議(EmergencyMeeting)」は進化前のメガホン音波の大幅強化に加えて一定時間事に通報を行い、
 
画面内の敵種族1種にランダム投票してその種族の敵を全員即死させる というぶっ壊れ性能であり、最強武器の一角。タイトル武器は格が違った。
 
また隠しギミックとして、味方が死亡した際にこの武器を持って死体に接触すると通報を行い画面内の敵を一掃する(進化前でも可)。
 
通常はマルチプレイ用ギミックだが、味方NPCも通報可能なため体力のあるNPCを召喚するキャラなら活用可能*1 。
 
同時実装されたステージ「ポーラスレプリカ」も名前通り原作の「ポーラス」を再現したステージであり、
 
定期的に行われる緊急タスクを放置するとデメリットが、タスクをクリアすると報酬が貰える特殊ギミックがある。
 
多彩な特徴を持つ本コラボだが、各役職毎に個人名が付いている都合上色(と衣装)は固定されており、好きな色でプレイ出来るのはウマのみなので注意。
 
なお、ゲームタイトルの読み方については(特に公式な定義は無いようだが)、
 
ユーザーの間ではクイーンズイングリッシュ風に「アモング・アス」、アメリカ風に「アマング・アス」、
 
さらに連音化させて 「アマンガス」の三つの派閥に分かれ混沌を極めている とかいないとか…。
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