【ポケットカメラ】

ポケットカメラ とは、【ゲームボーイ】用の周辺機器、及びゲーム。

概要

ポケットカメラ


他言語

Game Boy Camera (英語)

ハード

【ゲームボーイ】

メディア

ロムカセット

ジャンル

デジタルカメラ

発売元

任天堂

開発元

任天堂
ジュピター

プロデューサー

岡田智
出石武宏

ディレクター

田中宏和

プレイ人数

1人

発売日

1998/02/21 (日本)

値段

5,500円(税別)

対応機能

通信ケーブル
【スーパーゲームボーイ】
ポケットプリンタ

【ゲームボーイ】向けに販売されたカメラ型周辺機器。カメラが付いた縦長のロムカセットをゲームボーイに刺して起動する。
公式では「周辺機器」と名乗ってはいるもののゲーム部分も多く、「カメラを題材にしたゲーム」と見ても差し支えない。
【ゲームボーイポケット】のカラーバリエーションに合わせ赤・黄・緑・クリアパープルの4種が発売された。内容は全て同一。

撮影した写真を落書きやフレームで加工するという今となっては当たり前の機能や、顔写真をゲームのキャラクターにしたミニゲームが楽しめる。

同時発売したポケットプリンタとの連動を主軸としており、撮影した写真は印刷が可能。また、ポケットカメラ同士での写真の通信交換も行える。

写真・スタンプ・エンディング等には【ゲーム&ウオッチ】のゲーム、マリオシリーズのキャラクター、【ポケットモンスター 赤・緑】のポケモン達が収録されている他、タイトルでは【マリオ】がダンスを踊ると言った形で他の任天堂ゲームからのゲスト要素も多い。

キャラクター

ゲームモード

  • みる
    撮った写真を見るモード。スタンプやペン、フレーム変更などの加工も可能。
    写真Aには撮影した写真が保存され、写真Bは予め用意された写真が収録されている。Bの写真は一部伏せられており、条件を満たすと増加する。
  • とる
    写真を撮影するモード。選ぶと何故かRPGの戦闘画面のような選択肢に移り変わる。
    動画撮影なども行えるが保存枚数が少ないので考慮しておきたい。
  • あそぶ
    ミニゲームを遊べる。遊べるのは以下の4種類。
    • スペースフィーバーⅡ
      何を思ったのか、任天堂黒歴史筆頭とも言えるクローンゲームの代名詞【スペースフィーバー】?のナンバリングタイトル。
      ただしゲーム内容はインベーダーゲームではなく、ごくごく普通の縦STGである。
      ミニゲームの基本モードであり、最初に出てくる【UFO】を撃つ事で別のゲームも遊べる。
      ボスとして撮影した顔が登場する。
    • BALL
      ゲーム&ウオッチの【ボール】である。これも撮影した顔が操作キャラの顔になる。
    • D.J.
      DJのようにレコードを鳴らせる。同じく撮影した顔がDJの顔になる。
    • RUN!RUN!RUN!
      スペースフィーバーⅡで2000点以上取ると遊べるようになる隠しゲーム。Aボタン連打でひたすら走るだけ。
      これも撮影した顔が選手の顔になる。

関連作品

リンク

余談

  • スタッフロールのBGMは【MOTHER】のティンクル小学校のアレンジ。
  • 本作に収録されているポケモンのスタンプには当時の他作品で一切使用されていないグラフィックのものが存在する。これが何なのかは長らく一切不明だったが、2018年に流出したポケットモンスター 金・銀のプロトタイプ版に同様のグラフィックが確認できるため、当時開発中のこちらで使用する予定のグラフィックを先行採用したと考えられている。
  • ハローキティバージョンのポケットカメラも開発され、【ポケットハローキティ】?の同梱チラシには1998年12月発売と掲載されたものの、発売中止となった。
    イラストによるとカメラ部は球状ではなく、ハローキティが花を抱えた立体モデルとなっている。

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最終更新:2022年05月08日 12:30