【ラッキー】

このページではポケットモンスターシリーズのキャラクター、 ラッキー を解説する。
【ペーパーマリオRPG】のキャラクターは【ラッキー(ペーパーマリオRPG)】を、
【MOTHER2 ギーグの逆襲】のキャラクターは【ラッキー(MOTHER2 ギーグの逆襲)】を、
【どうぶつの森】のキャラクターは【ラッキー(どうぶつの森シリーズ)】を参照。

プロフィール

ラッキー

他言語

Chansey(英語)

全国図鑑

0113

分類

たまごポケモン

高さ

1.1m

重さ

34.6kg

初登場

【ポケットモンスター 赤・緑】

進化条件

【ピンプク】:まんまるいしを持たせて昼にレベルアップ

前のポケモン

【サイドン】

次のポケモン

【モンジャラ】

タマゴをポケットに入れた丸っこい【ポケモン】
とても希少な存在のため、見つけたらスーパーラッキーとされる。
1日にいくつかタマゴを産む。そのタマゴは栄養満点でものすごく美味しいらしいが、悪い心の持ち主にはタマゴを分けてあげない。

「タマゴを産む」という設定を唯一持つポケモンだが、現時点ではラッキーの産む「タマゴ」と、ポケモンが誕生する「タマゴ」の違いは明かされておらず、その関係性は不明である。

当初は前後進化系がなかったが、ジョウト地方にて【ハピナス】に進化することが判明し、シンオウ地方にて進化前の【ピンプク】の存在が明らかになった。

能力値

ステータス

タイプ

ノーマル

タマゴ

ようせい

とくせい

しぜんかいふく
てんのめぐみ

隠れ特性

いやしのこころ

HP

250

とくこう

35

こうげき

10

とくぼう

105

ぼうぎょ

10

すばやさ

50

HPととくぼうがかなり高いがそれ以外の能力が低め。

作品別

ポケットモンスターシリーズ本編

【ポケットモンスター 赤・緑】/青

サファリゾーンの見学エリアで見られるポケモンの1匹。
野生ではサファリゾーン、名無しの洞窟に出現。ただし、青の名無しの洞窟の地下一階は【ピッピ】に変わっているので注意。
サファリゾーンのものは出現率が低く、捕捉率の低さとサファリゾーンのルールもあり捕まえるのは困難。
名無しの洞窟なら普通に戦えるので捕獲難易度が低く、サファリ限定組と比べると実はそこまでレアではない。
第一世代では7体いる「ポケモンの選択画面のミニアイコンがピッピタイプ」の1体。

【ポケットモンスター ピカチュウ】

殆ど『赤・緑』『青』と同様だが、フィールド上のアイコンが専用のものとなった。
ポケモンセンターにいる【ジョーイ】?の隣にもおり、見る機会は増えた。

【ポケットモンスター 金・銀】/【ポケットモンスター クリスタルバージョン】

13・14・15番道路に出現。本作以降は「しあわせタマゴ」を持っている事がある。
しかしその「しあわせタマゴ」の所持率は2%と低く、ラッキー自身も出現率が1%と低いので入手するのは至難の業。「しあわせタマゴ」を持ったラッキーの出現率は単純計算で1/5000
13・15番道路でLv25のポケモンを先頭にてスプレーを撒けば登場ポケモンを絞れるので確率を増やせるが、それでも1/1050である。

なお、前作で捕まえた個体を本作に送ると「ラッキーパンチ」を所持している。
ラッキーに持たせると攻撃を急所に当てやすくなるが、ラッキー自身が攻撃を得意とするポケモンではないため、趣味アイテムに等しい。
本作から進化系として【ハピナス】が追加された。

【ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン】

サファリゾーンにしか出なくなった。「しあわせタマゴ」を所持している事が原因だろうか。
そのため入手難易度は高く、「しあわせタマゴ」を狙おうとするものなら捕獲率込みで入手確率は小数点に迫るほど。
本作ではまだ特性「ふくがん」を先頭に置いた時の効果が実装されていなかったので、道具の所持率を上げる事もできない。
第三世代ではかなりのレアアイテムだが、後に発売された【ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア】で確実に入手可能となったので、そちらで手に入れた方が早いかもしれない。

育成面においては、七宝渓谷で再戦可能な【ポケモンレンジャー】のナツミがレベル56の個体を出してくるので、経験値稼ぎとして利用できる。
1回に3000ほどの経験値が貰えるが、「ちいさくなる」で泥試合を狙うので、「のろい」を覚えたゴーストタイプを利用したり、物理わざで速攻で倒さないときつい。

【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】/【ポケットモンスター プラチナ】

209・210番道路に出現。出現率は低いが特性「ふくがん」の先頭効果が使えたり、ぜんこく図鑑後になるが「ポケトレ」でラッキーを捜索・連鎖できるので「しあわせタマゴ」の入手は多少楽になったといえる。
殿堂入り後に【ウラヤマ】?に話しかけると自慢の裏庭に出る事もある。
進化前として【ピンプク】が追加された。

トレーナーでは同行者の1人である【モミ】が使用。
攻撃わざは「タマゴばくだん」しかなく、攻撃力の低さも相まってほとんど役に立たない。
ちなみに、このラッキーのレベルは15(プラチナでは20)なので、本来はこのレベルで「タマゴばくだん」を覚えるのは当時は不可能である。

【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】

原作通りに13・14・15番道路に登場する他、サファリゾーンのはなばたけエリアで、そうげんブロックを12個以上設置すると現れるようになる。
サファリボールに入ったラッキーは本作か、第三世代の『ファイアレッド・リーフグリーン』で入手可能。しかし本作でも逃げやすく、捕捉率も低いので捕まえ辛い。

【ポケットモンスター ブラック・ホワイト】

「しんかのきせき」の登場により注目が集まり、「輝石ラッキー」の型が定着。ハピナスよりも圧倒的に使用率が高くなる。

【ポケットモンスター X・Y】

フレンドサファリのノーマル枠に選ばれる事がある。
ラッキーが出現するフレンドサファリを登録できれば「しあわせタマゴ」を好きなだけ盗んで増やせるので、【メタモン】が出現するフレンドサファリに匹敵する程の人気を誇った。
本作からは野生の個体は「ラッキーパンチ」も所持するようになった。しかしラッキーの攻撃性能の低さから趣味アイテムのままなのは今も昔も変わらない。

【ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア】

ラッキー自身は野生で出現しないが、ピンプクはマボロシもり・マボロシやまに野生出現する事がある。
なお、「しあわせタマゴ」はピンプクが稀に持っている他、ホウエン地方の水上などでよく現れる【ペリッパー】が持っている事もあり、レア度ががくっと下がったことで広く普及した。

【ポケットモンスター サン・ムーン】

【ピィ】【エレキッド】【リオル】の乱入バトルで登場する。
本作のラッキーは「しあわせタマゴ」を持っていないので注意。

【ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン】

ポニの広野の揺れる茂みから出現。
仲間呼びで他のラッキーかハピナスがやってくるので、通称「ラッキー道場」として経験値稼ぎに使われることとなった。

【ポケットモンスター ソード・シールド】

DLC「鎧の孤島」で追加。ヨロイ島全域にシンボルエンカウントで出現する。
ヨロイ島全域のマックスレイドバトルにも低確率で出現。ダイマックスアドベンチャーに出る事もある。
本作でもラッキーはもちものでは「しあわせタマゴ」を持っていないが、マックスレイドバトルで出た場合は2~5%でごほうびとして落とす。
数を増やしたい場合は特定の天候下で現れるハピナスを見つけるか、レイドをやりまくる必要がある。

【ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール】

原作と同じく209・210番道路に生息。出現率は低め。
なお、『ソード・シールド』に準拠しているせいか、本作のラッキーも「しあわせタマゴ」は持っていない。そこは原作再現しないのかよ。
ではどうやって「しあわせタマゴ」を手に入れるのかというと、地下大洞窟(キッサキシティ方面)の隠れ家に1つ落ちている他、
テレビ コトブキのIDくじの当選賞品や、バトルパークの景品交換所にて1個77BPで入手可能。
1個だけはストーリー中でも拾えるようになり、本作はBPの入手効率が良いためマスタークラス周回の体制が整えば複数個の入手も確実に行えるようになった。エンカウント運に左右される原作とは一長一短と言える。

トレーナーは引き続き、同行者の1人であるモミが使用する。
原作と比べてサポートに徹してくれ、「いのちのしずく」で体力を回復したり、隠れ特性「いやしのこころ」により、こちらが状態異常を受けてもたまに治してくれる。
ただ、「チャームボイス」を覚えているので同行中に捕獲したいポケモンが現れた場合、これのせいでポケモンを倒される危険性あり。
邪魔な場合は物理攻撃でラッキーを殴って倒すか、とっとと森を抜けてモミとの同行を終わらせた方が良いだろう。

それ以外では228番道路に登場する【エリートトレーナー】のトシエの個体が狩りに使われる事がある。

【ポケットモンスター スカーレット・バイオレット】

主に中盤以降のエリアに登場。今回も「しあわせタマゴ」は持っていない。
その代わりに、料理パワーの「そうぐうパワー:ノーマル」を発動していればLV1でも物凄い数が湧いてくるため、なんと乱獲が可能。
適当な物理主体のポケモンでラッキーを乱獲する事でスムーズなレベリングを行える。ゲームクリアまでに行き詰まったらたくさん倒しておこう。

外伝

【ポケモンスナップ】

ビーチに登場。
最初は丸まって転がっていてその状態だと正体不明扱いされる。
イヤイヤボールを当てると本来の姿に戻る。

【ポケモンスタジアム】

出場可能なポケモンの1匹。「かけぶんしん」で粘る害悪戦法の代名詞的なポケモンとなっている。【ケンタロス】には注意。

【ポケモンスタジアム2】

当然ながら「ニンテンドウカップ'99」に出場できないポケモンの1匹。

【ポケモンスタジアム金銀】

「ラッキーのたまごだいさくせん」の操作キャラとして登場。

【ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア】

ダークポケモンとして登場しており、ニケルダーク島に現れる【シャドー戦闘員】のプレアマが使って来る。
第三世代では入手が難しいポケモンなので、プレイヤーによっては確実に入手可能な本作のラッキーは大変ありがたい存在かもしれない。
特別な技は「てんしのキッス」だが、第四世代で追加された進化前のピンプクも普通に覚えるわざのため、希少性はほぼ無い。

余談だが、本作では第三世代では激レアアイテムとなる「しあわせタマゴ」の入手方法も用意されており、
エンディング後のオーレコロシアムで【ラブリナ】を一度倒すと発生するイベントを最後まで進めると必ず手に入る。

【ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊】

幸せの塔の50F・60F・77Fにしか登場しない激レアポケモン。しかも出現率も仲間になる確率も低い。
仲間にする場合は救助パスの状況再現に頼るか、【ジラーチ】に頼んだ方が楽。
しかし苦労して仲間にしても初期能力は異様に低く、即戦力とはいかない。主力にしたいなら大量のドーピングは必須。

ちなみに、仲間のラッキーにダンジョン内で話しかけると「しあわせって なんでしたっけ なんでしたっけ」と語る。
「幸せ」はラッキーにもよくわからないものらしい…が、レベルアップすると「レベルが あがったよ! しあわせ! しあわせ!」と発言する。レベルアップ=幸せなのだろうか?

【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊】/【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】

本作ではピンプクが新たに登場し、進化系のポケモン達も種類を問わず野生勧誘可能になったので、ラッキーやハピナスはそれほどレアなポケモンではなくなった。
ただしピンプクからの進化には本家同様「まんまるいし」が必要なので、その調達が多少面倒という欠点はあるが『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』でラッキーを勧誘するのに比べれば楽だろう。

トレジャータウンでは、ラッキーのそだてやさんを営んでいる個体がいる。彼女曰くタマゴのお世話をするのが大好きとの事。
依頼などで受け取ったタマゴを預かっており、プレイヤーがダンジョンに何度か挑むと孵化する。タマゴを受け取ったら時々見に行こう。
なお、タマゴは1個しか預かってくれないので複数個同時の孵化は出来ない。

【ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX】?

ピンプクが追加された事でラッキーやハピナスのレア度が大きくダウン。ピンプク自身は幸せの塔の序盤に現れ、仲間にもしやすい。
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では仲間にできないままだったプレイヤーも本作では気軽にラッキーやハピナスを使う事が可能となった。

【Pokémon GO】

サービス初期から実装されているポケモン。
2021/04/04開催の「春イベント」で花飾り版が実装された。
本作では『ポケットモンスターシリーズ』本編と異なり、ぼうぎょ・とくぼうを一つにまとめて計算しているため、非常に高いHPと標準クラスのぼうぎょ種族値を両立しており、高水準な耐久力を有している。
ジム防衛に同じポケモンを置けなくなった後はハピナスの代替として防衛に設置される事が多い。
火力が低いためハピナスのように「サイコキネシス」や「マジカルシャイン」でカイリキーらを返り討ちにするような真似は難しいが、ハピナスと比べてもそこまで見劣りしない耐久力を有しているにもかかわらずXLアメで最大限に強化してもCP1300程度しかないため、時間経過によるCP減少が非常に緩やかというメリットがあり、半日間放置されて息も絶え絶えな防衛ポケモンの中でラッキーだけすこぶる元気、という光景が珍しくない。
当初は非常に出現率の低いポケモンであり、対象となるイベント時の目玉ポケモン扱いされることが多かったものの、コミュニティデイが実施されて以降は非イベント時でもそれなりの確率で出現するようになった。

【ポケモンマスターズ】/ポケモンマスターズ EX

「毎日バトル! ハッピーチャレンジ!」で【おとなのおねえさん】達が他のラッキー種と共に使用する。倒されるためのボーナスポケモンなので弱い。
タマゴポケモンのピンプクを進化させれば主人公も使用できる。ハピナスには進化できない。

【Pokémon Sleep】

睡眠 タイプ メインスキル 得意
すやすや ノーマル
きのみ 食材 お手伝い時間 所持数
キーのみ (確定)

00:00:00 00個
生息場所 実装
ワカクサ本島
シアンの砂浜
ウノハナ雪原
2025/05/05

2025/05/05から実装。キャンペーン「スプリングフェス2025」に合わせる形となり、同イベントでは中ピックアップされる。

メディアミックス

【ポケットモンスター(アニメ)】

主に【ジョーイ】?さんの手持ちとして登場。
基本はラッキー看護学校にて看護の勉強をしてからポケモンセンターに配属されることになっている。うち一体は女学生だったころの【ムサシ】の親友でもあった。ただし現在はハピナスへと進化している。

【ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(アニメ)】

【タケシ】のピンプクがこれに進化する。

ポケットモンスターシリーズ以外

【ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ】

モンスターボールから登場。「タマゴうみ」でアイテムが入ったタマゴをばら撒く。
ヤマブキシティでも出て来るが、タマゴは1つしか出さない。

【大乱闘スマッシュブラザーズDX】

モンスターボールから登場。やることは同じだが、回復できるタマゴを出すことがある。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

ヤマブキシティに登場。やることは同じ。スピリッツもある。

おもなわざ

  • タマゴうみ
    このポケモンの代名詞ともいえるわざ。
    ノーマルタイプの変化わざで、HPを最大値の半分回復させる技。フィールド上では自分のHPを他のポケモンに分け与える効果もある。
    『赤・緑・青・ピカチュウ』ではわざマシンになっていたが、このポケモンと【ミュウ】しか覚えられない。『金・銀』以降はレベルアップで覚えられるようになった。
    『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではアイテムが入ったタマゴを周囲にばら撒く。
  • ちきゅうなげ
    自分のレベルと同じ値のダメージを与えるかくとうタイプの物理わざ。
    攻撃の低さに関係なくダメージを与えられるので、よく使われる。
    第三世代から第五世代までは第三世代の教えわざ限定だったが、第六世代でタマゴわざとして追加され【クチート】から遺伝できる。第一世代のバーチャルコンソールから転送させてもよい。
  • ちいさくなる
    自分の回避率を上げる変化わざ。
    『赤・緑』では1段階上昇だったため別に「かげぶんしん」でも代用が効いたが、『ブラック・ホワイト』から2段階上昇になったため、こちらが採用される機会が増えた。

関連ポケモン

関連キャラクター

余談

  • 福島県のシンボルポケモンとして選ばれている。福にちなんでいると思われる。
    後に、「ラッキー公園」という公園が福島県内に作られた。

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最終更新:2025年04月23日 12:22