アルセウス とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。
アルセウス |
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他言語 |
Arceus(英語) |
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全国図鑑 |
0493 | |
分類 |
そうぞうポケモン | |
高さ |
3.2m | |
重さ |
320.0kg | |
声優 |
アルセウス 超克の時空へ:美輪明宏 | |
初登場 |
【劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ】? (【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】) |
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前のポケモン |
【シェイミ】 | |
次のポケモン |
【ビクティニ】 |
古の神話で語り継がれている幻のポケモン。
何もない場所のタマゴから姿を現して世界の全てを生み出したとシンオウ神話に語られている。
【ディアルガ】、【パルキア】、【ギラティナ】ら3匹のポケモンや、【エムリット】、【アグノム】、【ユクシー】の3湖のポケモンを生み出したと伝わる。
ステータス |
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タイプ |
ノーマル |
タマゴ |
タマゴみはっけん |
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とくせい |
マルチタイプ |
隠れ特性 |
なし |
HP |
120 |
とくこう |
120 |
こうげき |
120 |
とくぼう |
120 |
ぼうぎょ |
120 |
すばやさ |
120 |
持たせたプレートに応じてタイプと色が変化する。能力値の変化はない。
+ | 解析情報 |
正規入手手段は2009年公開の映画「アルセウス 超克の時空へ」の配布しかなく、そのため親はえいがかんとなる。
なお、このアルセウスのレベルは100。当時の努力値の仕様によりレベル100になったポケモンは「タウリン」などを使う事でしか努力値を振る事ができない。
さらにドーピングアイテムの使用数制限もあり、1つの能力に最大100までしか努力値を振れず、極振りが出来ないという欠点もあった。
各地に落ちていたプレートによって神話設定が示唆されていたが、この配信を経てようやく本来の使い道が判明する事となった。
+ | 解析情報 |
映画で配信されたアルセウスを連れて行くとイベントが発生。
【シロナ】と共にシント遺跡へ向かい、LV1の【ディアルガ】・【パルキア】・【ギラティナ】の何れか1匹を創造するイベントが発生し、アルセウスが作った「ふしぎな たま」から選んだポケモンが手に入る。
シロナはこの玉を「タマゴ」と予測しており、謎に包まれていたポケモンのタマゴ誕生の瞬間を目の当たりにできる唯一のシーンでもある。
ほぼ全てのポケモンに対してこれをやっているとしたら孵化作業中は毎回アルセウスがフル稼働している事になるのだがシュールすぎないだろうか。
このイベントで手に入るディアルガ・パルキア・ギラティナはそれぞれに対応した専用道具を持っている(ディアルガは「こんごうだま」、パルキアは「しらたま」)。
ギラティナは「はっきんだま」を持っているのだが、『ダイヤモンド・パール』に存在しない道具という都合上、ポケモンに持たせて通信交換する事ができず、『ハートゴールド・ソウルシルバー』内で他に入手する手段もない。
そのため、オリジンフォルムのギラティナを本作で使いたい場合、ここでギラティナを選ぶ必要がある。
ちなみに、どのポケモンを選んでも親は自分となるため、選んだポケモンと一緒に旅をする事も可能。
当時の【ポケモングローバルリンク】?で開催された投票で1位になったため、本作で配布された。
ハイリンクの森で捕獲するため、親はプレイヤー自身となる。好きなボールに入れてニックネームを付ける事が可能とカスタム性も抜群。
レベルはやはりというべきか100だが、努力値の仕様が変更されたため、第五世代以降は極振りも可能になった。
配布期間中はポケモングローバルリンクに接続さえすれば、誰でもアルセウスを手に入れられたため、アルセウスと一緒に旅をする事も可能だった。
常に言う事を聞く創造神を使ってシナリオの敵共を蹂躙できたのは後にも先にも本作だけであり、その無双ぶりと異様さは他の追随を許さないほど強烈であった。
第六世代から新たなタイプとしてフェアリーが追加。
アルセウスのプレートにもフェアリータイプに対応した「せいれいプレート」が追加され、これをアルセウスに持たせるとフェアリータイプになる。
この第六世代でも配布は行われており、『光輪の超魔神フーパ』の特別前売り券のシリアルコードを入力する事で入手できた。親はデセルシティ。
今回の配布個体にはランダムながら色違いのアルセウスが混ざる事があったためにアルセウスガチャと揶揄され、色違いのアルセウスを求める者達は特別前売り券(ジュニア用)を何枚も買い集めて(*1)チャレンジしたという。
月刊コロコロコミック2018年2月号のシリアルコードで配布。親はコロコロ。
2022/03/16に配信されるVer.1.3.0以降、Switch内に全てのメイン任務を達成した『Pokèmon LEGENDS アルセウス』のセーブデータがあると、自室で「てんかいのふえ」が手に入る。
自室にポツンと置かれているが、『Pokèmon LEGENDS アルセウス』の後日談であると考えれば不自然なことではない。
殿堂入り・全国図鑑入手・槍の柱でディアルガ(パルキア)捕獲の3条件を満たし、「てんかいのふえ」を所持した状態で槍の柱に向かうと始まりの間に行けるようになり、そこで捕獲が可能。Lvは80。
本作の【シェイミ】と同様に色違いブロックルーチンが無く、色違いで出る事もある。
シンオウ地方で「てんかいのふえ」を使って正式に出現するようになるまで、16年もかかった。
当時の原作に存在しなかった「せいれいプレート」はフェアリータイプ用の強化道具がこれしかないという兼ね合いもあってかゲーム内でも実装・入手可能になっているが、
原作に準拠しすぎたせいか他のプレートと違ってシンオウ地方の地上には落ちておらず、地下大洞窟のカセキ掘りでしか入手できない。
プレート自体がカセキ掘りでは中々見つからず、全17個と種類が多い事もあり、入手の難しい道具となっている。
パッケージやタイトルになっているポケモン。
いきなり自分の宇宙へと主人公を呼び出し、現代社会からヒスイ地方へと転移させた存在。スマートフォンを「アルセウスフォン」へと変化させた。
ポケモンでありながら自ら言葉を発し、一部の単語を除いて全てひらがなで会話する。ゲーム中ではアルセウスフォンを通じて主人公にやるべき事を教えてくれる。
【ウォロ】はアルセウスの力に魅せられており、その力を手に入れるために暗躍。結果的にはヒスイ地方の異変を起こす遠因となっていた。
本編作品でようやく本格的な顔出しをすることとなった本作だが、アルセウス自らは主人公を送り出す事と掲示ぐらいしかせずシナリオへの関与は薄い。
ウォロとギラティナを倒した後、ポケモン図鑑237番までのポケモン全てを捕まえると、メイン任務27「神と呼ばれるポケモン」で戦闘可能。
本作の裏ボスであり、キング/クイーン戦と同様にシズメダマで鎮める事となる。範囲ウェーブ&追尾爆撃、追尾レーザー、突進など、裏ボスらしく強力で素早い攻撃を連発してくる。バトルでは「さばきのつぶて」を有利タイプに変換して攻撃してくるので玉砕覚悟でダメージを積もう。
見事倒すと主人公に自らの分身を授けるという形で仲間になる。そのため、シリーズ本編では初めて連動抜きで入手可能となった。レベルは75であり、レベル100以下のアルセウスが正規入手可能になったのも本作が初。
特性が無い本作ではだいじなものに分類される各種プレートを使う事でタイプが変化する仕様。新たなプレートとして、ノーマルタイプに戻す「まっさらプレート」、「さばきのつぶて」を使う毎に相手に有利なタイプに変化する「レジェンドプレート」が追加された。
図鑑タスクはどんな無茶ぶりが用意されているのかと思えば、「アルセウスを託される」(最大1)ただ1つのみ。メイン任務27の達成と同時に完了できる。
達成条件が捕まえた数ではなく、託されるになっているため、アルセウスを他プレイヤーとの通信交換で入手してもこのタスクは達成不可。創造神以外から譲渡された個体は託されたものとみなされないようだ。
つまり実際にアルセウスと出会い、彼(?)を打ち倒して分身を託されるまで、どうやってもポケモン図鑑は完成できない=「ひかるおまもり」は入手できないようになっている。
Ver.1.1.0からは夢天連戦というバトル大会的なものを主人公の夢の中で開催し始める。何やってんだ創造神。
そこでのアルセウスは大会のオーナー的な立ち位置になっており、「ようこそ 『夢天連戦』のせかいへ」と歓迎する様は実にシュール。
参加方法は主人公の宿舎の布団で眠る事。行くかどうかは選べるものの安眠妨害に繋がりかねないような行き方である。
出てくる敵を倒すと経験値が得られ、連勝を続けていくと勝利報酬も増えていく。なお、勝利報酬は夢から目覚めた際に置かれているという形式。創造神自ら速達しているのだろうか…
なお、50戦目はアルセウスと必ず戦う事になり、倒す事ができれば主人公の団員カードにアルセウスのマークが刻まれる。
今まで有耶無耶だった能力だったが、本作の描写を見る限り、自らの宇宙を有する事、戦闘面で同等の力を持つ分身体を生成する力、人を時間転移させる力を有しており、良くある神がかり的な能力を一通り保有している事が判明。
雲の上のような存在でありながら、図鑑を完成させて自分の元までたどり着いた主人公が諦めなければ想いは叶うことを時空を超えて示してくれたことを満足した様子を見せたりと、今までの外伝作品とはまた違った形で描かれた。
……その一方で、
現代の世界を離れることになってしまった主人公に対するフォローは一切なく
、クリアしてもヒスイ地方に取り残されたまま。
作中で描かれた範囲では、主人公をこの世界に呼んだ理由も、ヒスイ地方の問題を解決させるためではなく「諦めなければ想いは叶うということを見たかった」という物。
主人公もポケモンシリーズの例に倣って無言系なので実際の心情はプレイヤーが推しはかることしかできない(「現代世界から離れてヒスイ地方で生きていくことに悔いはない」なのか「問題を解決して現代世界に帰るために頑張っていたのにそれが叶わなかった」なのかは不明である)ことも合わさって、
見方によっては「自己満足のために事情もよくわかっていない15歳程度の少年/少女を過去世界に飛ばして放置する」という非常に迷惑なことをしでかしているようにも見えるため、一部ユーザーからは
「邪神」
と呼ばれるハメに……。
主人公が元の世界に戻れたのかは作中では特に語られていないが、『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のVer.1.3.0が配信された後は、自室の枕元に「てんかいのふえ」がある事や夢天連戦の世界で交信できる事から、眠る毎に(メタ的に言えばプレイヤーが別のソフトを起動する毎に)シンオウ地方と行き来させて貰っているという見解が強くなった。
【Pokémon HOME】連動後から転送可能。
転送するとマリナードタウンの競りで17種類のプレートが販売されるようになる。個々での販売かつ数が多いため、面倒なら連射コントローラを使って購入すると良い。
「まっさらプレート」と「レジェンドプレート」は今回は採用されていない。
プレートを持たせてもテラスタイプまでは変わらないため、テラスタル込みで運用する場合はテラスタイプも切り替える必要がある。
派生作品では創造神として相応の扱いで登場する事が多いが、デビューが外伝作品のリリースが緩急になった時期と重なっているせいか設定の割にストーリーでの出番は控えめ。
追加ダンジョンであり、本作最難関のレベルリセットダンジョンである運命の塔の最上階に登場する。
…が、そこにあるのはアルセウスの石像だけで、アルセウス本人はどこにも出て来ない。
必死の思いで塔を登り、ここまでやって来た探検隊リーダーは置かれていた石像を調べ、心の中で呟く。
探検隊リーダー「(これが すべてを うみだしたといわれる でんせつのポケモン
アルセウス
……?)」
本作でアルセウスの名前が出てくるのは、この場面のみ。
その直後、アルセウスの石像から光が集まり、「じくうのオーブ」が手に入る。
また、スペシャルエピソード5のエピローグではディアルガが名指しこそしていないものの、
歴史が変わり全て消滅するかに思われた未来世界を救ったのではないかと推測する旨を語っている。
今回この形になったのは恐らくシリーズ本編より先行して使用する事に規制がかけられていたものと見られている。
(似たような事例として救助隊では【ルカリオ】や【ゴンベ】のステータスが決まっておらず、スタッフが特性などを決めてゲーム内に出そうとしたら石原恒和がちょっと怖い顔をしたのでやめたという事が語られている)
+ | 解析情報 |
ニンテンドーWi-Fiコネクションで2009/08/20から配信された「ふしぎなメールW」による配信の挑戦状でのみ登場。ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは本作で初めて使用可能。
さいごのれいほう/ことう/どうくつ(LV1リセットダンジョン)で待ち受けている。28Fで固定出現するにもかかわらずLv45で登場するためステータスが桁外れに高く、搦手を使わないと歯が立たない。大抵の場合は適当なアイテムや変化わざで弱らせてから倒す事となる。倒して依頼をクリアすると仲間になる。
本作における特性「マルチタイプ」は「バージョンによって自身のタイプが異なる」という効果になっており、作品名にちなんだのか、ほのお・みず・でんきの3種類しか存在しない。
ダークマター?を相手に全ポケモンに指令するポケモンとして登場。
メガレックウザやメガミュウツーともども石化させられてしまう。
クリア後に運命の塔に因んだ依頼で仲間にできる。
本作の特性「マルチタイプ」は「自分と味方が使うタイプ不一致のわざにタイプ一致補正が掛かる」という効果であり、自身にタイプ変化を起こさない効果となっている。
人間に利用されそうになり復讐するという、
過去のミッションや追加シナリオのラスボスの立場。
画面を埋め尽くす勢いの光線を放つなど攻撃は苛烈だが、追加シナリオの方では弱体化している。
キャプチャー時に専用のBGMが用意されている。
創造の塔 聖域に登場するボス。本作のフォルムチェンジは入手した状態で固定化される仕様のためか、ボスとして出現する際に日替わりで18タイプが変わるというコレクター泣かせのポケモン。
世界を創造したポケモンとして登場、ランセ地方の形もアルセウスを模したものとなっている。
全ての城を手に入れたブショーの元にむげんのとうにて現れ、願いを叶える幻のポケモンとされ、
ノブナガはその凄まじい力がランセを乱す事を危惧し、ランセ地方を統一・アルセウスに対処しようとしていた。
言葉を喋る他、多彩な効果を持つ特性「ぜんちぜんのう」でリンク前は全攻撃を無効化と、
言われてる通りの圧倒的な力を持ち、メインシナリオクリア前の主人公最後のパートナーとしてリンクする事になる。
サイコー・エブリデイ!の映像にディアルガ、パルキア、ギラティナと共に登場。
また、あかいくさりの形状がアルセウスの胴体のリングと同じ形になっている。
本作のキーキャラクター。
前々作?、前作?における異常事態の元凶でもある。
元々は太古の昔から存在する寛大なポケモンであり【ダモス】?とは友好的な関係を築いていた。ミチーナの地を豊かにするため自身のプレートを分け与え「命の宝玉」を作り出したが、命の宝玉を返してもらう約束の日にそのダモス、及び人間達に裏切られたことで怒り狂っており、数百年の眠りから目覚めた彼はさばきのつぶてで人間達を皆殺しにするため街に襲いかかってくる。
持ってるプレートの有利相性の技を無効化する力があり、ディアルガやパルキア、ギラティナとも戦闘になるが、3匹が束になってかかっても全く敵わなかった。
また、昔のポケモン故かコイツらのことを【魔獣】と呼んでいる。
実は裏切ったのはダモスではなく【ギシン】?であり、過去世界で殺されそうになるも、【サトシ】から命の宝玉を返されたことでなんとかわだかまりを無くすことができ、過去が変わったあとの現世でサトシを視認すると落ち着きを取り戻し、失くしたプレートも戻っていた。
声優はなんと美輪明宏が担当。あまりのビッグネーム故に公開前は困惑されていたが、公開後は「神々しい」と評判。
アルケーの谷の人々に特殊能力を与えたポケモンという設定。
グリスがその力によっていましめのツボを作り、フーパの力を封印した。
胴体のリングを模したペンダントも登場し、サトシが反応するシーンもある。
本編ではラストに少し出現し、伝説のポケモン達でも対処できない空間の歪みからサトシやフーパを一時助けた。
ノベライズでは「千宙腕」という呼称で信奉されている描写がある。
モンスターボールとマスターボールから登場。「じゅうりょく」で叩き落としてくる。
前作と同じく各種ボールから登場するほか、スピリットとしても登場。
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