会津郡松川組木令村

陸奥国 会津郡 松川組 木令(もくれい)
大日本地誌大系第31巻 111コマ目


府城の南に当り、行程10里30町。
家数6軒、東西56間・南北41間。
山間に住す。
南は田圃(たんぼ)にて、北は原村に連なる。

東3町原村の山に界ふ。
西7町30間松川村に界ふ。
南7町杉沢村の界に至る。その村まで15町。
また辰巳(南東)の方14町南倉沢村の界に至る。その村まで22町。

神社

熊野宮

祭神 熊野神?
鎮座 不明
村南にあり。
鳥居拝殿あり。
この社に木造の獅子頭を納む。古物にて所々朽損す。
寛文中(1661年~1673年)までその中に『秦造熊野三所御獅子貞和六年庚匀八月大檀那慈悲阿弥陀佛藤原国口同勝馬命夫』と記せし板札あり。また、天文8年(1580年)の鰐口もありしと云う。

伊勢宮

祭神 伊勢宮?
相殿 飛竜神
境内にあり。

神職 室井備中

天正中(1573年~1593年)室井右近道春というもの神職たり。今の備中道高が6世の祖なりという。