河沼郡青津組笊籬屋敷村

陸奥国 河沼郡 青津組 笊籬屋敷(さるやしき)
大日本地誌大系第33巻 114コマ目

この村昔笊籬を製して高寺に貢せしゆえ笊籬屋敷と名く。その後天訛して猿屋敷と書しを寛文中(1661年~1673年)旧名に復す。

府城の西北に当り行程3里25町。
家数26軒(西のほうの4軒は蛙田村の境内にあり)、東西50間・南北1町32間。
東北に田圃(たんぼ)ありて南は船越村につづき西は蛙田村につづく。

東1町7間下政所村に界ひ宮川を限りとす。
北2町14間大口村の界に至る。その村まで3町40間。

山川

宮川

村東1町余にあり。
船越村の境内より来り、北に流るること5町大口村の界に入る。




最終更新:2020年05月07日 20:28