昔この辺に荻多し。因て村名とす。
府城の東北に当り行程6里。
家数24軒、東西1町・南北2町1間。
東は山により、辰巳(南東)の方堀切村の端村志津につづき、西北田圃なり。
東1里計
小田村の山界に至る。
西4町20間
堀切村の界に至る。その村まで11町余。
南3町10間
下館村の界に至る。その村まで8町20間。
北16町16間
白木城村の界に至る。その村は戌亥(北西)に当り29町余。
端村
午房作
本村の丑(北北東)の方4町20間余にあり。
家数6軒、東西18間・南北35間。
山に傍て住す。西北に田圃あり。
山川
大作山
村東にあり。
雑木多く茂れり。
水利
小田堰
神社
稲荷神社
祭神 |
稲荷神? |
相殿 |
稲荷神 |
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山神 |
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聖神 |
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若宮八幡 |
勧請 |
不明 |
村より子丑(北~北北東の間)の方山腰にあり。
鳥居あり。
神職 村澤紀伊
享保中(1716年~1736年)その父対馬則行よりこの社の神職となる。
最終更新:2020年06月14日 19:07