耶麻郡熊倉組東中明村

陸奥国 耶麻郡 熊倉組 東中明(ひかしなかみやう)
大日本地誌大系第32巻 75コマ目

この村もと西中明村と1村なり。耕作の便悪かりければ、明暦3年(1657年)分て2村となし東西の字を冠らしめ今の地に移せり。

府城の北に当り行程4里27町。
家数13軒、東西1町35間・南北58間。
四方田圃(たんぼ)なり。

東2町中里村の界に至る。その村まで7町。
西1町・北2町28間、共に京出村の界に至る。その村は北に当り4町50間余。
南7町西中明村の界に至る。その村は未申(南西)に当り8町50間余。
また
丑寅(北東)の方3町53間下吉村の界に至る。その村まで15町30間余。

山川

姥堂川

村より未申(南西)の方2町にあり。
京出村の方より来り、南に流るること7町余西中明村の界に入る。

神社

稲荷神社

祭神 稲荷神?
鎮座 不明
村より寅(東北東)の方3町にあり。
鳥居あり。熊倉村山口美濃が司なり。




最終更新:2020年07月15日 14:52