主人公(ポケモン)

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主人公(ポケモン) - (2020/03/03 (火) 19:29:31) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/07/01(日) 22:13:06
更新日:2024/04/08 Mon 11:18:30
所要時間:約 21 分で読めます




主人公(ポケモン)とはポケットモンスターシリーズに登場する主人公。
プレイヤーの分身となる少年あるいは少女である。
単に「ポケモン関係作品の主人公」であればアニメのサトシたちやポケスペ等の漫画作品の皆、あるいは『GO』のプレイヤーアバターも含まれうるが、
本項では本家作品(赤・緑・青・ピカチュウ~ウルトラサン・ウルトラムーン)の主人公である…プレイヤーの分身となるキャラクターについて説明する。



【概要】

プレイヤーが動作を操り、台詞を喋ることは無く(一部の例外*1を除く)、「はい」「いいえ」またはそれに準ずる選択肢のみで進行する。
所謂、プレイヤーの分身タイプの無個性主人公。
各作品ごとに出自や設定、外見も異なるが、操作の仕方は基本的に変わらない。

性別は第一世代と第二世代の金・銀までは男の子のみで、クリスタル以降は女の子も選べる。

彼らは大抵各地方の田舎町に住んでおり、母親と二人暮らし。
父親についてはほとんど語られない作品から「ジムリーダーに挑戦する」という形で親子同士ポケモンバトルを行う作品までさまざま。

今までポケモンを持った事がない新米トレーナーで、物語の冒頭でその地方のポケモン博士から最初のポケモンを一匹貰いうけ、旅に出ることから冒険の幕が開ける。

ポケモンを育て、戦わせてポケモントレーナーとしての腕を磨きながら、
ポケモンジムを巡ったり、ポケモン図鑑のデータを集めたりしながら仲間をふやして次の町へ進む。
そして最終的には四天王を倒しポケモンリーグに殿堂入りするまでがお約束の流れ。
また、その道中で悪の組織の野望を食い止めるイベントがあり、第三世代以降はそれがメインシナリオのテーマに大きく関わっている。

トレーナー同士競い合うライバルがいるのもお約束。

分身型主人公とはいえ、作中ではNPCから「強くて優しい」という主旨の評価を何度か受ける。
各地方のチャンピオン達によれば、主人公達は皆同じような強い目をしているらしい。

ちなみに時系列や世界線がシリーズによってバラバラな都合上、主人公間の年代はシリーズが出た順番と一致しない。
そのため存在が示唆されることはあっても前作主人公(やライバル)と出会う展開もほとんどない(後述のレッドのように全くないわけではない)。

名前はプレイヤーが自由につけることができる。
デフォルトネームもあるが、パターンは各作品で異なる。


※コロシアムシリーズ→コチラ




【主人公一覧】

各シリーズごとに紹介する。



ポケットモンスターシリーズの記念すべき最初の主人公。
カントー地方マサラタウンから旅立つ。性別は男の子のみ。
外見は赤白の帽子と赤いベスト、黒いシャツ、青いズボン。髪は外はねの黒髪。

デフォルトネームは最初に名前を決める際にあらかじめ用意されているが、色々ある。
赤:「レッド」「サトシ」「ジャック」
緑:「グリーン」「シゲル」「ジョン」
青:「ブルー」「ツネカズ」「ジャン」
ピ:「イエロー」「サトシ」「ジャック」

続編の金銀で登場した時の名前は「レッド」で固定された。
詳しくはレッドの項目を参照。
また、デフォルト名のうち「サトシ」「シゲル」は後にそれぞれアニメ版の主人公とライバルの名前として採用された。




上記のリメイク版。基本設定はほとんど変わっていない。
鞄にはバトルサーチャーをつけている。


◆男の子
外見は赤い帽子とベスト、黒いインナー、青いズボンに黄色のリュックと、初代主人公のデザインをアレンジした感じ。
髪は茶髪になった。服も全く違うデザイン。
大乱闘スマッシュブラザーズX』 及び『SPECIAL』に参戦するポケモントレーナーのデザインもこれに準拠。担当声優は半場友恵。
TVSP番組『ポケットモンスター THE ORIGIN』でも原作ではなくこちらのデザインが採用された。声優は30分後の番組の人で、後に『ポケットモンスター サン&ムーン』にてハプウを演じることになる。

デフォルトネームはランダムに色々出てくるが、
旧赤緑青や旧金銀クリスタルのものに加え「ファイア」「リーフ」、それに「サトル」や「ケン」「シゲキ」などなど。
HGSS・BW2で登場した時の名前は「レッド」でこちらの見た目。
SMでも名前は「レッド」だが作中時間の経過に合わせてか帽子にTシャツと青いズボンというラフな格好をした青年になっている。



◆女の子
没になった…と思われていたが、実は攻略本用に書き下ろされた「初代の女の子」を意識したデザイン。
外見は白い帽子と青いシャツ、赤いスカート、黄色のショルダーバッグ。ちなみに歴代主人公でミニスカートは彼女が初めてである。
髪は茶色のロングヘア。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にてポケモントレーナーのカラーバリエーションとして参戦。担当声優は金魚わかな。

デフォルトネームは男の子と同じ「ファイア」「レッド」「リーフ」「グリーン」に加え、
旧クリスタルのもの、更に「ミスズ」「ジュンコ」「ユキコ」「リエ」などなど。
ファンからはリーフと呼ばれることが多い。もしくはフグリ。「リーフグリーン」の略であって他意はない…ハズ。
HGSSでは追加キャラとして出るのではないか?という噂もあったが特にそんなことはなく、その後各種商品展開でも男主人公のグッズばかり出るためいまいち影が薄かった。
が、近年では先述の通りスマブラに参戦したり新作フィギュアが出たり、スマートフォン向けゲーム『ポケモンマスターズ』にも実装されたりと本編ゲーム以外では露出が増えてきている。




二作目の主人公。ジョウト地方のワカバタウンから旅立つ。
初代主人公よりも活発なイメージを与える見た目である。
お母さんが作るグレン風火山ハンバーグが好き。


◆男の子
外見は黒いツバの黄色いキャップ帽子、同じカラーリングのハーフパンツ。
上半身は赤いパーカー。左手首にポケギアをつけている。鞄はリュック。

デフォルトネームは、
金:「ゴールド」「ヒロキ」「テツオ」「タカシ」
銀:「シルバー」「カモン」「トオル」「マサオ」
ク:「クリス」「ヨウスケ」「タカヒロ」「タカオ」


◆女の子
クリスタル版のみ。これ以降、主人公は男女両方が登場するようになった。
外見は短めのジャケット、黄色と黒のスパッツ、赤いタートルネック。丸い帽子を被っている。
後ろに二つ束ねた青い髪は上向きに折れ曲がっている。
ポケギアは首から下げている。鞄は小さめでピンク色のリュック。
金・銀には女の子主人公のグラフィックがないため、女の子主人公で通信ルームに入ると強制男装イベントが発生する。

デフォルトネームは「クリス」「チホ」「キヨミ」「サトコ」。

余談だが、彼女のイメージカラーは青をベースにしている。
これは当時のゲーム内グラフィックは1キャラにつき4色しか使えない中で、
ポケモンではその内2色を透明色と主線の黒で固定しており、さらに人間に関しては必ず肌の色に1色割り当てられるという厳しい制約があったため、
男の子主人公の赤と対になる形で女の子主人公に青が採用されたという背景がある。




上記のリメイク版。
旧作の主人公達を元にしつつも大胆にアレンジされている(特に女主人公)。
ポケスロンではジャージ姿も拝める。


◆男の子
外見は旧作のデザインと共通点がありつつも、よりスポーティーな格好になっている。
黄色と黒のキャップ帽、赤い上着に黒いハーフパンツ。鞄はグレー。

デフォルトネームは過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「カケル」や「トウゴ」など。
女の子主人公を選んだ際はサポート友だちキャラとして登場し、その時の名前は「ヒビキ」。


◆女の子
大胆に変わった方。
ハードの性能が向上し、色数制限がほぼなくなったため、フィールドグラフィックに赤を使いつつ男の子と差別化出来るようになった。
外見は赤い七分袖にオーバーオールタイプのショートパンツ、ニーハイソックス、白いキャスケット帽。鞄は黄色の肩掛け式。
髪は茶髪になっており、あの反重力的な髪型はバナナみたいな結び方に変わっている。

デフォルトネームは過去作のものに加え「ハート」「ソウル」、それに「イオリ」や「フウカ」など。
男の子主人公を選んだ際はサポート友だちキャラとして登場し、その時の名前は「コトネ」。

サポート友だち時の名前の由来は恐らくどちらも音。




三作目の主人公。ホウエン地方のミシロタウンから旅立つ。
珍しく父親がはっきりと登場して絡みもある主人公であり、この父のジムリーダー就任のためにホウエンに引っ越してきた。
主人公の家族がジョウトに住んでいたことはルビサファ当時から明かされていたのだが、
BW2のセンリの紹介でアサギシティ出身であることが明らかになった。
超古代ポケモンが引き起こす天変地異から世界を救うなど、スケールが大幅に上がったのもここから。


◆男の子
外見はRS版とE版で異なり、RSでは黒と赤を基調とした長袖長ズボン。独特な白い帽子を被っており、当時は白い髪と勘違いする人も多かった。
鞄は黄色い斜め掛けリュック。
Eでは緑を基調としたデザインに変更され、半袖半ズボンになっている。

デフォルトネームは
ルビー:「リクヤ」「ヒロアキ」「ヒトシ」「ケイ」
サファ:「カイト」「ヒロアキ」「ヒトシ」「ケイ」
エメ:上記に加え「ラルド」、「シュウサク」「タツヤ」「ユキヒト」などなどなど多々。
女の子主人公を選んだ際はライバルとして登場し、その時の名前は「ユウキ」。


◆女の子
外見はRS版とE版で異なる。RSでは赤いバンダナ、胸元に太めの黒ラインが入った赤いトップス、スパッツ。
Eでは緑のバンダナ、オレンジ色のカットソーにスパッツ。
髪型は漢字の「八」のようになっている。色は茶。そして何がとは言わないがとても10代前半と思えないくらいでかい。
鞄はどうしたら自転車が入るのかと言いたくなる黄色いウエストポーチ。

デフォルトネームは
ルビー:「ムツミ」「アイコ」「マキコ」「キョウコ」
サファ:「ナミ」「アイコ」「マキコ」「キョウコ」
エメ:上記に加え「アヤナ」「カオリ」「サエ」「ミサコ」などなどなど多々。
男の子主人公を選んだ際はライバルとして登場し、その時の名前は「ハルカ」。

ライバル時の名前のユウキ・ハルカというのは発売当時一番多かった子供の名前とのこと。




上記のリメイク版。他のリメイク作ほどではないが、デザインはアレンジでやや変わった。
左腕にはメガシンカ用アイテム「メガバングル」が装着されている。
同世代のXYと違ってキャラメイクはできないが、ポケモンコンテストライブ用の衣装が存在する。
身長は152cm。


◆男の子
外見は全体的にE版のアレンジといった風貌。
ウェットスーツのような赤いトップスに黒いハーフパンツ。変わらず特徴的な白い帽子からは茶色い髪の毛がはっきり見えている。鞄は緑の斜め掛けリュック。

メガスペシャルアニメーションでの担当声優は岡本信彦。後に『ポケットモンスター サン&ムーン』にてグラジオを演じることになる。


◆女の子
外見はRS版のデザインを踏襲しつつも、スリムになり露出がやや上がった。
赤いキャミソールに白いショートパンツ、スパッツ。頭には赤いリボンを巻いている。鞄は黄色いウェストポーチ。

メガスペシャルアニメーションでの担当声優は花澤香菜。後に『ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)』にてコハルを演じることになる。




四作目の主人公。シンオウ地方のフタバタウンから旅立つ。
時空を司るポケモンがメインシナリオに関わるため、世界を救うスケールは前作よりもっと上がった。
DP版は夏服、Pt版は冬服となっている。手首にはポケッチをつけている。


◆男の子
外見はDP版とPt版で異なり、DP版では赤いハンチング帽、白いシャツに黒いベスト、青いズボン。鞄は黄色いリュック。マフラーは赤。
Pt版では同じく赤いハンチング帽、青いジャケットに赤いトップス、黒いズボン。鞄はグレーのリュック。マフラーは白。

デフォルトネームは過去作のものに加え「ダイヤ」「パール」「プラチナ」。
女の子主人公を選んだ際はサポート友だちキャラとして登場し、その時の名前は「コウキ」。


◆女の子
外見はDP版とPt版で異なり、DP版では白いニット帽、黒いタンクトップ、ピンクのミニスカートにブーツ。鞄は黄色い手提げバッグ。マフラーは赤。
Pt版では白いニット帽、丈がミニスカートのようになった赤いコート、ピンクのブーツ。鞄は白い手提げバッグ。マフラーは白。
髪型は青みがかったロングヘアで、DP版では髪飾りが黄色。Pt版ではピンク。
どっちにしろ寒冷地を生足で踏破する辺り只者じゃない。

デフォルトネームは過去作のものに加え「ダイヤ」「パール」「プラチナ」、「ハル」や「チナミ」など。
男の子主人公を選んだ際はサポート友だちキャラとして登場し、その時の名前は「ヒカリ」。

サポート友だち時の名前の由来は恐らくどちらも光。




五作目の主人公。イッシュ地方のカノコタウンから旅立つ。
従来は小学校高学年くらいの年齢イメージだったが、本作から中学生くらいのイメージに変わったらしい。頭身も上がり、大人っぽくなっている。
続編のBW2で思い出リンクをすると、自分で決めた彼らの名前がBW2に反映される。
これは公式で名前が固定されてしまったレッド(初代・FRLG主人公)と異なる点である。
どちらの性別もカットインが凛々しい。というか人によっては怖いと感じるぐらいに殺気立っている。
男女間の扱いの格差が生じ始めたのもここからである。


◆男の子
外見は黒いインナーに青い上着、ダークグレーのパンツという服装。鞄はグレーの斜め掛けリュック。
キャップ帽のデザインはツバ側が赤で後ろが白、モンスターボールのマークは黒。髪は茶。
観覧車イベントでとんでもない目に遭う主人公1。

女の子主人公を選んだ際はバトルサブウェイのマルチトレインにてタッグパートナーとして登場し、その時の名前は「トウヤ」。


◆女の子
外見は白いインナーに黒いベスト、青いショートパンツ。鞄はピンクのショルダーバッグ。
キャップ帽のデザインは白地にピンクのモンスターボール。髪は焦茶色のポニーテール。
今風で活発そうな格好と見事なパイナップルヘアーが特徴的。チャームポイントはお尻。

男の子主人公を選んだ際はバトルサブウェイのマルチトレインにてタッグパートナーとして登場し、その時の名前は「トウコ」。

タッグパートナー時の名前の由来は恐らくどちらも闘。(*1)




上記の続編。同じくイッシュ地方のヒオウギシティから旅立つ。
ジョインアベニューにポケウッドやイッシュの難関、PWTなど寄り道やクリアするところが沢山あるため、結果的に歴代でもかなりハイスペックなチートキャラになる。
作中の何人かのNPCによれば、BW1の主人公達にとても似ているらしい。
また、テツやルリによれば彼らの声は大人っぽいらしい。
主にポケウッドのカットインのせいで、歴代主人公で最も表情の喜怒哀楽が激しい。


◆男の子
外見は青い上着にグレーのハーフパンツ、ブルーのライン入りの黒いレギンス。赤いサンバイザーを被っている。鞄はグレーのショルダーバッグ。
髪は茶色で、帽子の上にふさふさと広がった髪型をしている。
観覧車イベントでとんでもない目に遭う主人公2。

女の子主人公を選んだ際はバトルサブウェイのマルチトレインにてタッグパートナーとして登場し、その時の名前は「キョウヘイ」。
スペシャルムービーでの担当声優は入野自由


◆女の子
外見は白と水色のシャツに黄色のキュロットスカート、黒いタイツ。白いサンバイザーを被っている。鞄はピンクの肩掛けバッグ。胸のボールは先輩よりもでかい。
髪は茶色で、大きなシニヨンのついたツインテールをしている。
頭のお団子がドーナツやあんパン、椎茸などに見えるなどとツッコんではいけない。

男の子主人公を選んだ際はバトルサブウェイのマルチトレインにてタッグパートナーとして登場し、その時の名前は「メイ」。
BW2スペシャルムービーでの担当声優は豊崎愛生



タッグパートナー時の名前の由来は恐らく共鳴。
余談だが、本作のみ主人公のイラストが杉森建氏によるものではなく当時ゲームフリークに所属していた(現在は退社)大村祐介氏によるものになっている。
他と比べて画風が違うのはこのため。


X・Y

六作目の主人公。新しく引っ越してきたカロス地方のアサメタウンから旅立つ。
年齢はやはり中学生くらいのイメージか。
左手にはメガシンカ用アイテム「メガリング」を装着する。
肌の色は黄・白・黒の三種あり、目の色や髪の色もそれぞれ違う。また、髪型と髪色と目の色と衣服は自由に変えることができる。
衣装デザインのコンセプトは前作BW/BW2に近いものとなっている。
髪色バリエーションは金、オレンジ、オーク、茶、黒。
女の子に比べて男の子は衣装や髪型のバリエーションが圧倒的に少ないことに定評がある。


◆男の子
デフォルトの外見は青い上着と紺のズボン。赤い帽子に付けたサングラスが特徴。鞄は黒いショルダーバッグ。髪は少し伸ばしている。
髪型バリエーションは4種類。ミディアム、ショート、ベリーショート。ゲームを進めるとミディアムパーマを追加出来る。

女の子主人公を選んだ際は隣の家に住む友だち兼ライバルとして登場し、その時の名前は「カルム」。由来はフランス語の「穏やかな」。
彼の外見はデフォルトのものだが、主人公と違い帽子を被らない。


◆女の子
デフォルトの外見は黒いトップスに赤いスカート(ただしこれは「ハイウェストアンサンブル」という一揃いの衣装で、着せ替えではワンピースに分類される)、
黒いニーハイソックス。ピンクの帽子に白縁のサングラスを付けている。鞄はピンクの肩掛け鞄。
髪はおろしたロングヘア。髪型バリエーションはショート、ボブ、ミディアム、ロング。ゲームを進めるとポニーテール、ツインテールが追加され合計6種類となる。

男の子主人公を選んだ際は隣の家に住む友だち兼ライバルとして登場し、その時の名前は「セレナ」。由来はスペイン語の「穏やかな」。
彼女の外見は、服装はデフォルトのもので、髪型はポニーテール。そして主人公と違い帽子を被らない。



S・M

七作目の主人公。カントー地方からアローラ地方に引っ越してきて4島を周る島めぐりに挑戦する。
年齢は島めぐりの挑戦資格が11歳になったらとのことなので恐らく11歳だと思われる。
はい/いいえ以外の細かいセリフのある選択肢が多く、過去作主人公のように無口とも言われないので(過去作主人公と比べると)結構おしゃべりだと思われる。
家族の前でマオスイレンと言った美少女のベッドやグズマの長らく使っていないかび臭いベッドにも飛び込んでいく度胸の持ち主。
左手にはZワザ用アイテム「Zリング」を装着する。
肌の色は前作から一種追加され白・黄・褐色・黒の4種になった。
前作同様髪や衣装は自由にキャラメイクが可能で、前作では外せなかった帽子も外せるようになった。
衣装は南国のアローラに合わせて半そで・ゆったりとした服がほとんど。
本作からはゲーム内では性別に関して明確に問うことは無くなっている。
衣装数の性別格差は前作よりは減ったものの、やはり女の子の方が多め。

また、この世代から主人公に対する「男の子/女の子」の表記が各種メディアから消えている。*2
ただし、実際にはこれまで通り性別を意識した見た目である上、表記が複雑になるため、本項では以降も男の子/女の子とする。

◆男の子
デフォルトの外見は青いと白のボーダーシャツと黒にアクセントで赤が入ったズボン。帽子と鞄は黒と水色の組み合わせ。髪は気持ち長め。
髪型バリエーションは最初は5種類で、殿堂入り後にもう一種追加される。

FRLG以降久々に選ばなかった方の性別の主人公が登場せず、デフォルトネームも存在しない。
このためプレーヤー間では便宜上PVでの名前だった「ヨウ」と呼ばれることが多い。
由来はたぶん「太陽」だろう。


◆女の子
デフォルトの外見はゆったりとしたクリーム色のトップスに緑のホットパンツで生足がまぶしい。
帽子はイソギンチャクのようななんとも形容しがたい赤い帽子。鞄は赤と黒のショルダータイプのものを斜め掛けしている。
髪はやや長めのボブ。バリエーションは殿堂入り後に追加されるのも合わせると合計7種類となる。

男の子主人公同様選ばなかったデフォルトネームが存在しない。
プレーヤー間ではPVでの名前だった「ミヅキ」が便宜上使用されやすい。
由来はおそらく「月」だろう。



●●US・UM

上記のマイナーチェンジ版。
SMから主人公の出で立ちが大胆に変化しているが、SM主人公と同存在であり主人公の基本設定自体は変わっていない。ゲーム上、前作のデフォルト姿にすることも可能。
ただし、左手に装着しているのは白い「Zリング」ではなく、黒い「Zパワーリング」。
デフォルト装備を含め、衣装は男の子は33種、女の子は32種が追加され、
中には念願のサトシキャップや、モブキャラやポケモンをモチーフとしたモンハンの装備テイストなものも存在する。


◆男の子
デフォルトの外見は「アクティブ」と冠された一式のコーデであり、青を基調としたノースリーブシャツに加え白系のビーチパンツの下にレギンスを穿いた姿。
帽子は黒青調のベースボールキャップから、赤黒調のクラッシャーハットに変更。
髪は気持ち長めのミディアムヘアからイメージを一新するショートヘアに。(*2)
髪型バリエーションは前作から「ショート」と「ナチュラル」が追加され、計八種となる。

SM同様、今作にデフォルトネームは存在しない。
ファン界隈における呼称に関しては、PVや公式ページで使用されている「コウタ」、SMのマイチェン版であることを踏まえて前作から引き継き「ヨウ」。
正確に言えばそのいずれもユーザー間の俗称による便宜的なもので、ゲーム内で設定された名前は存在しないという少々めんどくさい状態にある。


◆女の子
デフォルトの外見は「バカンス」と冠された一式のコーデであり、橙色のキャミソールに白いショートパンツで生足がまぶしいのは相変わらず。良くやった。
帽子は海外ユーザーから「ニワトリちゃん」の異名を獲ったイソギンチャク帽から、ハイビスカス風の花飾りが付いたストローハットに。
髪はボブカットから、二つに纏めたおさげを前側に落としたツインテールに変更。(*2)
髪形バリエーションは前作から「リゾートツインテール」と「スプラッシュカール」が追加され、計九種となる。

男の子同様、ゲーム上におけるデフォルトネームは存在しないため、プレイヤー間では便宜上「コウミ」「ミヅキ」で呼称される。



【アニメ】

ゲームの主人公をモデルにしたキャラは以下のとおり。

◆赤・緑の主人公→サトシ(主人公)
◆金・銀・クリスタルの男主人公→ケンタ(外伝作品『ライコウ雷の伝説』主人公)
◆クリスタルの女主人公→マリナ(外伝作品「ライコウ 雷の伝説」ヒロイン)
◆ルビー・サファイア・エメラルドの女主人公→ハルカ(AGシリーズのヒロイン)
◆ファイアレッド・リーフグリーンの男主人公→レッド(ポケットモンスター THE ORIGIN)
◆ダイヤモンド・パール・プラチナの女主人公→ヒカリ(DPシリーズのヒロイン)
◆ハートゴールド・ソウルシルバーの女主人公→コトネ(DPシリーズに数話ゲスト出演)
◆X・Yの女主人公→セレナ(XYシリーズのヒロイン)


また、劇場版の冒頭に流れる世界観ナレーションのシーンでは、以下のキャラ達がポケモンバトルしている姿が映されたことがある。

◆ルビー・サファイア・エメラルドの男主人公
◆ダイヤモンド・パールの男主人公
◆ハートゴールド・ソウルシルバーの男主人公

その他、ポケモンジェネレーションにて上記以外の主人公キャラクターも一部登場している。




【マンガ】


それぞれの項目を参照。
(ある意味当然ながら)ゲームにおけるデザインをなぞったキャラクターデザインとなる事が大半。

『SPECIAL』の場合は原作となるタイトルに合わせて主人公が交代していくが、
リメイク版が発売したタイトルは過去主人公の服装がリメイク準拠の物に変わる(過去作を平行世界扱いせず同一世界扱いしている)という形になっている。
なお、一部キャラはリメイク前の服装に戻すこともある。





さあ! ついきと しゅうせいの せかいへ……。
レッツ ゴー!

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(*1)海外名でも戦うといった意味を含むらしい
(*2)髪型が前作版となっている姿も設定資料に存在する