登録日:2019/03/10 Sun 21:00:00
更新日:2025/04/23 Wed 20:30:21
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「『シャリア・ブルに関するニュータイプの発生形態』……わたくしに、その才能があると?」
シャリア・ブルは、
機動戦士ガンダムの登場人物。
ジオン公国軍に所属する軍人である。
登場エピソードは第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」のみ。
CV:木原正二郎(テレビ版)/
小山力也(
GUNDAM EVOLVE../15) /広川太一郎(GUNDAM GジェネレーションF) /筈見純(『ギレンの野望』『GUNDAM Gジェネレーションシリーズ』)/高橋広樹(U.C.エンゲージ)/川田紳司(GQuuuuuuX)
【風貌】
毛髪の色は明るいグレー、もしくはシルバー。七三分けにしたウェーブかかった髪と優雅な口ひげが特徴で、まるで貴族のような風格を備えている。
しかし眼の周囲にはしわが寄っており、彫りが深いこともあってどちらかというと老けてみえる顔立ちをしている。
瞳の色は深いブルーで、いい意味でガンダム世界には珍しい、紳士的な風貌の人物。
【作中の活動】
【前歴】
もともとはジオン公国における、
木星開拓船団の一員だった人物。
軍籍があり、
一年戦争末期時点で大尉。大量のヘリウムの採掘と輸送に成功しており、これを持ち帰ったことでギレンからも
「今回のきみの船団の帰還で、ヘリウムの心配はいらんわけだ」と誉められていた。
これ以前の前歴は不明。小説版だと天涯孤独の身とされる。
この木星開発というのは宇宙世紀の世界ではもっともフロンティア精神に満ちあふれた事業であり、かなりの歴史があるのだが、あまりにも地球圏から離れすぎてしまうために死と隣り合わせ、善くも悪くも地球人としての常識やアイデンティティを失ってしまう任務でもあった。
これから半世紀後には「木星圏」というべき独自の文化圏を作り、ついには
「木星帝国」が産まれてしまうほどである。
そんななかにあって、シャリアの危機に関する直感と対応の巧みさは群を抜いており、ついには「
ニュータイプとしての才能がある」として極秘に調査がなされるほどになっていた。
そして、一年戦争末期に「
ニュータイプ」および「サイコミュ兵器」が開発されるようになったため、折しも木星から帰還したシャリアは木星船団から引き抜かれ、総帥
ギレン・ザビに抜擢されることになった。
しかし、その目的はニュータイプとして
キシリア・ザビの元での戦力としての運用、さらにはキシリアへのスパイ、牽制役としての抜擢であった。
聡明ながらも野心家ではなく、聡明すぎるが故に人間関係の軋轢、キシリアとギレンの板挟みに苦しめられることになる。
また、「ひとの心を覗きすぎるのは、己の身を滅ぼすことになる。」ともギレンから言われている。
【末路】
シャアやララァとの邂逅では、同じニュータイプ同士ではあったが、互いに壁ができてしまっていたのか、ギクシャクした形に。
ブラウ・ブロはそんな中、一機でザンジバルから発して、旧ソロモン――現在の「コンペイトウ」――へと向かってしまった。
本人はブラウ・ブロの
テストをしたいと強く求めていた(シャア曰く律儀すぎる)が、それにしてもエルメスやザンジバル隊の支援もつけないのは異様である。
そんな彼の様子と上司の言動を咎めるララァだったが、シャアはエルメスとララァの調整が万全になるまで出撃はさせないといい、
「上司の心づかいを無下にできない」状況になったララァは抗弁できなくなった。
それは、まるでギレンに対して韜晦したシャリアそのものだった。もっとも、彼女たちはそんなことは知りもしないだろうが……
シャリアはそのままホワイトベース、及び
ガンダムとの交戦を開始。
お互いにニュータイプとしての能力を駆使して肉眼に頼らず見えないものを見て、
アムロ・レイ必殺の狙撃すら回避する。
「なにっ!? 違うぞ、さっきとは!!?」
驚愕するアムロ。数日前にブラウ・ブロと小競り合いを起こしたときとは、まったく異なる動きだった。
シャリアはブラウ・ブロのメガ粒子砲の
オールレンジ攻撃でアムロを追い詰めるが、アムロはガンダムの性能以上の反射能力で攻撃を捌く。
しかしそれは、
ガンダムの能力ではシャリアとブラウ・ブロには対抗できないことを意味する。
同時に、アムロは劣る機体でシャリアを相手に持ちこたえているということだ。
しかしアムロは戦いの中で急速にニュータイプとして成長し、ブラウ・ブロの攻撃端末を一つ撃ち落とす。
が、
「お、オーバーヒートだ!!」
ガンダムは、ついに耐えられる限界を突破してしまったのだ。
だがアムロはブラウ・ブロ本体を捉えており、
「シムス中尉!! 逃げろ!!」
「えっ!?」
その絶叫がシャリアの最期だった。
ブラウ・ブロの三つのブロックが一本のメガ粒子ビームに貫かれ、やがて大きな光球を残して消滅した。
シャアはザンジバルの艦橋で、一部始終を確認していた。
そんなシャアにララァは「いますぐエルメスで出ればガンダムを倒せます」と訴えるが、シャアは「ソロモンにいるガンダムは危険だ」としてそれを却下する。
だがそれは、あくまで表向きの理由でしかなかった。実際、説得力には欠けている。
「……それに、シャリア・ブルのことも考えてやるんだ。
彼はギレンさまとキシリアさまのあいだで、器用に立ち回れぬ自分を知っていた不幸な男だ。……潔く死なせてやれただけでも、彼にとって……」
そこまで語って、シャアは頭を垂れた。シャリアへの哀悼であり、自分に置き換えての言葉でもあった。
「ララァ! ニュータイプは万能ではない。戦争の生み出した、人類の哀しい変種かも知れんのだ!」
その言葉は、ガンダムシリーズの「ニュータイプ」という存在について、どこまでも真を突いた一言であった。
【キャラクター性】
登場エピソードは「ニュータイプ、シャリア・ブル」の一話のみ。しかもシャリアはこの一件で死亡し、以後はよりニュータイプとして深く覚醒するララァとアムロのほうに重点が置かれ、あまり目立った存在ではない。
おまけにハイライト化した劇場版ではアニメーションディレクターの安彦良和氏から「いらない」と反対され、まるごとカットされてしまう。
しかしシャリアのエピソードは、これひとつだけでも
ニュータイプの限界と社会への無力さが理解でき、非常に重たいものとなっている。
はっきり言って
子供向けな要素は皆無を通り越して絶無だが、大人の視点で読むとなんとも言いがたい感触に陥るだろう。
【性格】
ありとあらゆる意味で宇宙世紀はおろかガンダム世界全体を通して見ても珍しい、謹厳実直で誠実な人物。
ギレンとの謁見やシャア・ララァとの会話ではそれが如実に現れている。
シャリアが特筆するべきなのは、アムロやシャア、ララァを初めとしたほかのニュータイプと比較して、
落ち着きがあって紳士的で、他人のことを配慮して行動できる人物だということだろう。
ガンダムシリーズに登場するニュータイプは、
ほとんどがエキセントリックで常識外れ、自分の能力に振り回されて周囲に反感をまき散らし、特殊性癖を振りかざしてはドン引きされる、という特徴がある。包み隠さず言えば
DQNの集まり。
「親父にだってぶたれたことないのに!!」という迷言を残したアムロ・レイですら、
ニュータイプ全体ではトップクラスの常識人、というとその無法っぷりがわかるだろうか。
そんななかにあって、シャリアは非常に落ち着いた言動、言葉を選んで発言する慎重さ、自然に出せる周囲への配慮、ギレンからも抜擢される洞察力、そして紳士的な気品、といった「大人らしさ」を高いレベルで保有している。
正直、どいつもこいつもエゴ剥き出し、下品なキャラがまかり通るガンダム世界では、逆に浮きすぎているぐらいである。
しかし、そんなシャリアの最期はとにかくやるせない、悲哀に満ちたものになった。
シャリア・ブルは、前述の謹厳実直で落ち着きのある性格に加えて、他人の考えを察することのできる非常に優れた観察力と洞察力があった(これは、ニュータイプ的な特殊能力ではなく、知性と勘を磨いたことによる人間的な能力であるが)。
同時に、他者の心情に配慮し、あえてごまかすこともできる、気配りのうまさもある。
ところが、そうした人間同士では美徳とされる要素が、「権力者」であるギレンの目に留まったばっかりに、ギレンからキシリアへの牽制役、スパイ役として抜擢される羽目になってしまった。
権力闘争の道具に使われたのである。
あるいはシャリアが野心家だったなら、開き直ってギレンの走狗を務めて権力を握れたかもしれない。
しかしシャアいわく「律儀すぎる」ほどに実直で温厚、かつ常識人であり、言ってしまうと凡人的、サラリーマン的な精神を持っていた彼にとって、ギレンとキシリアというふたりの強力な権力者のあいだを立ち回るのは、精神的にも人間的にも苦しいものだった。
そして、シャア・ララァとの対談を経て、シャアに伝えたいことを伝えたシャリアは、いきなりひとりで出陣して戦死してしまう。
その最後の出撃では、アムロを「あれこそ真のニュータイプに違いない」と称するなど、自分のニュータイプの素質を否定した発言が目立つ。
彼の死後にシャアが打ち明けるように、シャリアは政争の道具として生きねばならないことに絶望し、『アムロのガンダムと互角に戦って、名誉の戦死を遂げる』という自殺の道を選んでいたのだ。
シムス中尉や他のブラウ・ブロのクルーはたまったものではないが。ニュータイプとしては異端の紳士とは言ったが、こういうところは同じ穴の狢ということか……
最後にシャアは「ニュータイプは万能ではない。戦争の生み出した、人類の哀しい変種かも知れんのだ!」と厳しい言葉で締め括るが、本編で描かれるニュータイプの狂奔ぶりを思うと、実に穿った言葉であった。
シャリアはほかのニュータイプが持たない(あるいは持つまえにニュータイプ的能力を得てしまった)社交性・対人コミュニケーション能力を持っていたが、そんな彼でもニュータイプの狂奔の渦からは逃れられなかった。
そして、彼のあとに続くニュータイプは、シャアやアムロを含めてますます混迷の度合いを深めていく。
【シャアとの対談】
シャリアは
ララァ・スンのニュータイプの能力に素直に感心していたが、
シャア・アズナブルの「私からなにを感じるかね?」という言葉にあわてて
「大佐のようなお方は好きです! お心は大きくお持ちいただけると、ジオンのためにすばらしいことだと思われますな!」と語調を強めて答えになっていない返答を返している。
この場面のシャリアは、ギレンとの謁見で釘を刺された通り、シャアの心を洞察しながらもあえてはぐらかしたようだ。実際、シャアはこれを「忠告」と捉えている。
おもしろいのはその後、ララァを前にしたうえで「ニュータイプ全体の平和のために案ずるのです」と繋げている。
それに対してシャアが「(ニュータイプ全体とは)人類全体、という意味か」と訪ね、それをいつになく強い語調で肯定している。
これは、本編通じて唯一のシャリアからの訴えである。
「ガンダム」シリーズでニュータイプには二通りの意味がある。
ひとつは、強力な脳波やフィーリングでサイコミュを操るエスパー的・超能力者的なニュータイプ。
強化人間が目指す対象でもある。
もうひとつは宇宙移民者そのものを指す言葉で、スペースノイドとほぼ同義である。
ジオン・ズム・ダイクンは、宇宙という環境で過ごしていれば、人類のこれまでとは感性なりなんなりが大きく変わっていくだろうと考えた。
シャリアが「ニュータイプ全体の平和」と言い、シャアが「人類全体」と言い換えたのは、恐らくは後者のことであろう。
シャアはここで
「宇宙移民者としてのニュータイプの未来」という考えに確信を持ったのだろう。
それは、のちの
Z以降の彼の行動にも大きな影響を与えたようだ。あるいは、「
逆襲のシャア」の萌芽はすでにこの頃からあったのかもしれない。
一方で、当時の一部アニメ誌では
「ジオンの国是上、ジオン人のニュータイプであるシャリアが生きている限り、地球人であるララァは引き立て役の域を出られない。シャアは内心で彼を邪魔者と考えていた」
という別の
大人の事情説も語られている。シャアが追い打ちをかけなかったことは恐らくこれが要因だろう。
また近藤和久氏によるFGをフル漫画化した「ガンダム0079」では、シャリアは派閥闘争に利用される人生を悲観して今回出撃した、という原作と同趣旨の指摘に続いて
「『ガンダムを倒せなくとも互角に渡り合った』という事実を残して、せめてシャリアの名誉を保つべきだ。いまララァが出撃してガンダムを倒すことは、シャリアに唯一残された名誉をも失わせることになる」
というシャアの想いも描かれている。
【小説版】
テレビ版の彼は、重要キャラではありながらも、演出的にはララァ・スンの前座という扱いであった。
しかし、
ストーリーが全然違うことで知られる小説版では、シャリアはなんと
ララァ以上の重要キャラクターとして登場する。
小説版は映像版とストーリーがまったく違うのだが、ララァが上巻で早くも戦死してしまうのも大きい(一番大きいとは言ってない)。
その後、ジオンはシャアの指揮する第300連隊(旗艦
ザンジバル級マダガスカル)に、エルメス二号機とニュータイプ、クスコ・アル、それに七機の
リック・ドムを配備する(七機のうちひとつはシャア用)。
そのリック・ドム隊のなかにシャリア・ブルがいるのだが、ギレンの差し金でキシリア編成のニュータイプ部隊に派遣されたというのは変わらない。
しかし、シャアとの面談からはすぐに意気投合し、実質彼の右腕として活動するようになる。
ジオン・ダイクンのニュータイプ論に魅かれると語っており、シャアとともにその理想を実現できると考え、「ニュータイプのための世直し」を自分たちでやろうと考えている。
テレビ版ではシャアに託して自分は死んでしまった「ニュータイプ=人類全体のための戦い」を、シャアとシャリアが実現しようというのである。
こちらでは、テレビ版のような厭世的なふうはあまりなく、シャアとともに強い理想を抱きながらも、クスコ・アルほど我執は強くない。
シャアが精神的に成熟しているのもあって、パートナー、相棒として活躍する。
パイロットとしての腕前も非常に高く、連邦が占領・建設した月基地を威力偵察した場面では、迎撃に出たアムロの
G-3ガンダムの狙撃を二連続で回避し、互角以上に奮闘。
アムロやシャアからも
「シャア以上のニュータイプ」と感じさせ、エルメスのクスコ・アルが自信をなくすほどだった。
コレヒドールの死闘では、殿軍を務めるシャアに代わってMS隊の撤収を指揮しながら、アムロを牽制してシャアを援護するという離れ業を演じてみせている。
終盤でブラウ・ブロに乗り換えてからは、初めて乗るMAにもかかわらずアムロの超人的な連射を回避すると言う超人的な反応を見せる。
コレヒドール戦でクスコ・アルも戦死したため、いよいよシャリアが最後のエスパー的ニュータイプとなり、彼の重要度はいよいよアップ。
シャアも、シャリアたちの前では自分のマスクを外してみせるほどになった。
「総帥の前でも外さないですませてきたのだが、諸君らの前ではガードはやめた」
この場面で、シャリアはシャアについて「意外と険のないその素顔に感嘆した」としている。ギレンやキシリアのように、厳つさや鋭さのある表情を感じていたらしい。
そしてこの場面で、シャリアはジオン防衛戦の強さやソーラ・レイの存在、ギレンの性格やレビルの焦り、そして地球連邦の歴史的な無意味さなど、さまざまな情報を正確に洞察していた。
さらには、クスコ・アルから聞いた特徴だけでアムロの性格まで把握し、彼と協力すれば、歴史の流れの中心を掴むことができるのではないか、という、のちのストーリーに大きく関わる提言をしている。
人間関係にできた人物という特徴はここでも発揮されており、シャアの心のなかに残っていたわだかまりをも捉えてなだめている。
「申し上げにくいのですが、中佐はアムロ・レイに偏見を持ちすぎてはいませんか? すでに彼とは接触なさっているはずです。中佐が率直に問いかければ彼は応えるでしょう?」
ちなみに、このシャアの偏見というのは、シャリア配属前のララァの件とか、シャアのプライベートであるアルテイシアの件とかで、シャリアはどれも知らないこと。もちろん、エスパー的に読み取ったのではなく、人間的な洞察力のたまものである。
正直彼ぐらいの人が本編にいたらシャアもああいうふうにはならなかったのだが……
幸いというか、そのアムロたちはより戦局を洞察しており、ギレンを直接討ち取って歴史の流れを変え、かつ連邦の象徴する古い時代からの変革ができないかと考えていた。
しかも、ペガサスジュニア単独では無理でも、シャアと協力すれば可能かも知れないと考えるところまでいたっていたのである。
そんなことまでは知らないながらも、シャリアはMAブラウ・ブロを用い、アムロとコンタクトを取ってシャアと協力できるよう、双方を導くことを決意する。
この瞬間から、シャリアはシャアすらも抜いて、ストーリーの中核となったのだ。
「お互いに死ぬなよ。殊にガンダムだ。奴は戦争の道具になりすぎている」
「フフ……。アムロ・レイ、率直な青年なのでしょう? 私はうらやましく思います」
「率直は決して美徳ではないよ。大尉」
「いえ、我々が屈折しすぎているのです。中佐……いえ、キャスバル・ダイクン」
しかし歴史とはそう都合よくは行かない。
まず戦局はシャアたちの頭上で進行している。ランドルフ・ワイゲルマン中将の指揮する
ア・バオア・クー防衛線は鉄壁を誇り、
レビル艦隊は特攻の体を見せつつある。
さらにサイド3に残っていたギレンは切り札ソーラ・レイで、レビルだけでなくそこに駐留していたキシリアまで焼き払おうと考えていた。
そのためには、ギレン腹心のランドルフやア・バオア・クー要塞、大多数の自軍将兵をも巻き込むつもりでいる。
シャアたちはキシリアとの相談でギレンの陰謀を見抜いており、アムロたちと接触するとともに、ア・バオア・クーを脱出してソーラ・レイの攻撃から離脱しようとしていた。
ところが、その戦場のど真ん中に、ソーラ・レイの第一射が打ち込まれた。
出力35%の
テスト発射だったが、それだけでも連邦軍カラル中将艦隊といくらかのジオン艦艇を消滅させた。
その蒸発した兵士たちの、
死の怨念、断末魔の咆哮、憎悪の塊が、ニュータイプとして敏感になりつつあったひとびとの精神に津波のような勢いで襲いかかった。
アムロやセイラ、カイやハヤトはもちろん、
レビル将軍や
ブライト・ノアまでもがその衝撃を受けた。
それは、ソーラ・レイの存在や発射時刻を知っていたシャアやシャリアすらも例外ではなかった。
この時のシャリアの衝撃はアムロたち以上で、死んでしまったほうが楽だ!と叫び、この恐怖は死んでも魂に残る、と諦観するほどになった。
それでもシャリアはなんとかアムロを発見し、ブラウ・ブロの有線端末を伸ばして、その端末が発するわずかなサイコウェーブをガンダムに向けて発信した。
ギレンを倒してひとまず戦争を終わらせ、そのうえで新しい歴史を切り開くため、まずは自分たちと合流して、一緒にア・バオア・クーを脱出してほしい! この宙域はすぐにソーラ・レイで、敵も味方も消し飛ばされるのだから! ――と。
だが、ここでシャリアは過ちを犯していた。ただでさえソーラ・レイの攻撃で、シャリアもアムロもパニックに陥っている。そんな精神状態で、だれも経験のない「サイコミュによる交信」という半ば不合理なものに頼ったために、アムロはシャリアの意図を読み違えて逆上してしまったのだ。
もしこの時、シャリアがレーザー通信など「ふつうの方法」で通信していたなら、アムロはそれが自分たちで討論しレビルも許可したテーマと合致すると理解し、手を組めたのだが――
(連邦のニュータイプよ、協同してくれ!)
「ええい!」
あまりにも乱暴的でありすぎたシャリアのサイコウェーブは、アムロを苦しめ追いつめてしまうものだった。
いつもは穏やかで紳士的で、人への洞察力とコミュニケーション能力に長けるシャリア・ブルが、人生で最も大事なこの局面でそれを忘れたのだ。
パニックに陥ったアムロが目にも留まらぬ勢いでバズーカを連続狙撃し、それをシャリアも超人的スピードで回避する。
さらに、シャリアが展開したブラウ・ブロの有線端末はビームを発射せざるを得ず、それがますますアムロを恐怖させてしまう。
そして、カイとハヤトのガンキャノンがアムロを支援し、シャリアの意識が一瞬それた瞬間、ガンダムのビームライフルの閃光がブラウ・ブロのコックピックを狙撃した。
(情緒不安定なパイロットが!)
それが、シャリア・ブルの最期の思惟だった。
しかしシャリアが死んだ瞬間、彼の発していた念波はやっとアムロに直撃し、彼に物事のすべてを理解させることになる。
アムロもその直後に戦死したが、シャリアの意志を取り込んでさらに成長していたアムロのサイコウェーブは戦場の全域、そして遠くルナツー、あるいは宇宙全域にまで広がり、一部のひとびとの意識を変えて歴史の流れを動かし、新しい宇宙移民者の時代を開く道標となった。
アニメ版の彼は、人間社会の軋轢によって苦しめられ、自らの死を選ぶほどに憔悴した、大人らしい悲哀さがにじみ出る結末だったが、
小説版の彼は同じキャラクター性ながらも、逆に大人らしい希望を抱き、そのために奮闘する展開となり、
これはこれでシャリアらしく、かつ大人の心にもよく響く存在となっている。
富野氏にとってはかなり重要なキャラクターだったのではないだろうか。
【THE ORIGINのシャリア・ブル】
(ジオン十字勲章のオレが、あんな小娘と並べられてたまるか!!)
劇場版で「シャリア・ブルはいらない」と反対した安彦氏が描いた本作では、テレビ版・小説版とは悪い意味で真逆のキャラクターとなっている。
簡単にいうと
「狂信的な国粋主義者で、狂気的なギレン信者」。
エギーユ・デラーズかなんかと間違えたんじゃないか? と言いたくなる性格で、かなりの危険人物。
プライドも
高すぎて傲慢なほどであり、ララァのことも自分と並び立ったというだけの理由で心から軽蔑し、嫌悪した。
枯れた老人のようなテレビ版とは見た目も異なり、
ふさふさの黒髪・黒ひげに野心と欲望でぎらついた顔立ちで、まるで
ギュネイ・ガスのような印象になっている。
エスパー的ニュータイプの素養があったため、ギレンの特命でブラウ・ブロのパイロットに任命されるが、原作のような大人らしい駆け引き・配慮はまったくない。
さらに内心ではこの任務についても「実験動物」と感じて強い不満を持っており、撃墜されたときにはその恨み節をギレンにぶつけていた。
信奉しているはずのギレンの指示にも、自分の意と合わなければ不満を抱く様を見ると、彼が本当に抱いていたのは公国やギレンへの忠誠ですらなく、自分自身の才能をひけらかして名誉に浸ることであったようだ。
こんな性格ではブラウ・ブロの性能も生かせず、アムロの挑発に乗って大型機が動きにくいコロニー内部に誘い込まれ、袋叩きにされるというみじめな最期を迎えた。
シャアからは「所詮きさまもそこまでの男か」と失望しきった独白をされた。
この後原作でいいとこなしだったシャア専用ゲルググがガンダムを追い詰める事ができたのはここでガンダムが消耗したのも一因なので、シャリアはある意味シャア専用ゲルググにとっては恩人である。
あと、「テキサスが舞台」「シャアやララァの前座」「シャアたちに強い敵愾心を持つ」「ザビ家新派」「我欲が強過ぎ」という数々のポイントを見ると、
おそらくテレビ版
マ・クベ(
ギャン搭乗時)の代役と思われる。
ORIGIN版のマ・クベは「誰だお前」レベルの「きれいなマ」だったが、この想像が正しければシャリアは
マ・クベの搾り滓にされたことになる。
TV版のマ・クベにしても最期を迎えた時ですらキシリアに恨み節を述べずにツボを届けてほしいという
純粋っちゃあ純粋だが冷静に考えると妙ちきりんな想いをさらけ出しながら逝っているため、
本作のシャリアはTV版のマ・クベよりも数段劣る
自分の技量をひけらかし名誉を手に入れることしか眼中にない、狭量な人物でしかなかった人物だったことになる。
もともと安彦氏は劇場版制作にあたってシャリアの存在を削るよう進言したらしいが、安彦氏はシャリアのことが嫌いだったのだろうか?
【ギレンの野望のシャリア・ブル】
「私は ニュータイプ論に惹かれます。」
「そして ニュータイプ論を唱えたあなたの父上にも…」
ゲーム作品「ギレンの野望」シリーズでは、小説版とアニメ版をすり合わせた設定が行われている。
ニュータイプとしてはもちろん、小説での活躍からか前線指揮官としても非常に優秀で、原作イベントが再現されていない為に、ギレン・ザビ(となったプレイヤー)から切り捨てられる事も無い。
キシリアが「正統ジオン」として決起した際には、他のニュータイプと同様にギレンの元を離れてそちらに合流していく。
「ジオンの系譜」のムービーにおいて、決起したキャスバルの隣に立つという一幕も見受けられる。
そして、彼がとても大きく取り上げられるのは「アクシズの脅威」における「ネオ・ジオン(キャスバル)編」。
このストーリーでは小説版をベースにしており、シャア・アズナブルの名を捨て、キャスバル・レム・ダイクンとして決起。宇宙移民全体を指す「ニュータイプ」を救うべく、シャリア、ララァを始めとした同士達と共に、連邦・ジオン両軍に戦いを挑む。展開によってはホワイトベース隊と共闘する事もできる。
冒頭では、演説を終えたキャスバルと共に父親である
ジオン・ズム・ダイクンを讃え、ニュータイプ論を支持。地球圏を舞台とした争いに加わっていく、自らが野心家ではないか、と思い詰めるキャスバルに助言を与え、彼も年上であるシャリアに教えを請う…という一幕が展開される。
まさに、
シャリアが望んだニュータイプ論を体現してくれたストーリーと言えよう。
【GQuuuuuuXのシャリア・ブル】
最新作の『
機動戦士Gundam GQuuuuuuX』では、
キャラデザも一新して新たなシャリア・ブルとしてまさかの登場。髪色は旧作と違い、薄いグレーがかかった緑色である。
年齢は『GQuuuuuuX』編時点で34歳、逆算すると劇場先行版の『-Beginning-』編では原典同様28歳になる。
元々年齢の割には老け顔のキャラデザであったが、こちらの方が年相応になっている。それでもやや老け顔の印象は否めないが…他のファーストガンダムのキャラクターも登場する中、容姿も全く別キャラのようになっているのは彼のみである。
周囲の殆どのキャラが安彦良和デザインチックの中、唯一竹デザインのキャラであったためちょっと浮いてる様に見えたりする。
U.C.0079の時点では大尉の階級であり、0085には中佐に昇進している。異名はファースト同様「木星帰りの男」を持つが、新たに彼の駆るMAは
「灰色の幽霊」の異名がついている。
ギレンの命を受けてキシリア傘下のニュータイプ部隊に送り込まれ、シャアに部下としてスカウトされて彼と共に戦場に出撃している。
シャアの軍人として硬派な面や柔軟に対応する一面に対して、自身の器用さに欠けるコンプレックス面を抱えているシャリアは羨望の眼差しを抱き、シャアもまたシャリアに対して右腕だけではなく1人の友人としての信頼を置いており、自身の野望や前後の展望について酒を酌み交わしながら打ち明けていた。
また、シャアと共にMS2機1組で行う戦術である「M.A.V.戦術(通称:マヴ)」を考案し、シャアの相棒を務めて一年戦争下で活躍。ドムやキケロガに搭乗し戦果を挙げていった。
戦争末期、連邦軍によるグラナダへ向けたソロモンの軌道落下阻止の作戦に従事。母艦である「ソドン」の揚陸地点での援護のため、ソロモンの内部爆破を画策するシャア達とは別行動を取っていた。その最中、
赤いガンダムが「ゼクノヴァ」と呼ばれる現象を引き起こし、ソロモンの大部分と共にシャアとガンダムが消息不明となる。
シャアが何者かと話しているような通信を聞いたのを最後にその現象を間近で目撃するが、シャリアはシャアの生存を信じ、赤いガンダムの追跡を現在に至るまで続けている。
それから6年後のU.C.0085では中佐に昇進し、戦中にかつて乗艦していたソドンに指揮官として乗艦。赤いガンダムの情報を追ってサイド6の
イズマ・コロニーに来航。
立ち振る舞いはイチ上司としての落ち着きを払っており、和やかな口調で部下達に話しかけるなどしているが、部下の1人であるエグザベ・オリベの保護のために、外交面でも大きく問題に出そうな手段に出る大胆さも持っている。
でも大胆すぎるのでソドンのクルーの胃に穴が開かないか心配である
余談(GQuuuuuuX)
シャアとの関係、硬軟絡めた上司ポジ、ビジュアル面からといった要素から人気を博し、ファンからは“
緑のおじさん”の愛称で親しまれている。
Beginning公開当初はSNSなどでのネタバレ自粛の意識が強かったのだが
「シャリア・ブル」という名前そのものがネタバレの塊であったため、なんとかネタバレを回避しつつ彼を話題にするためこのような愛称が広まっていった。
脚本を務めた
榎戸洋司氏は知人に「緑のおじさんが人気になっている」と言われるが、当初は誰のことを指しているのかわからなかったとの事。
ネタバレ情報解禁前に公開されていたPVで登場した時には、髪色から「
フリット・アスノでは?」と予想する視聴者もいたが、中には
「シャリア・ブルではないのか」と予想する視聴者も少なからずともいた。
シャリアをピックアップした点について鶴巻和哉監督は、「ニュータイプをテーマにするにあたってネガティブにならない様にするためでもあるが、本来なら戦死していたキャラクターを生きているというのも仮想戦記の定番」と『-Beginning-』劇場パンフレットのインタビューで答えており、「新しく描き足す余地のキャラがいいと考えました」とも話している。
また、U.C.0085パートの脚本を務めた榎戸氏は、「一年戦争とU.C.0085の世界を繋ぐ存在としても、うってつけのキャラ。」と鶴巻氏と
庵野秀明氏との特別版パンフレットでの鼎談で話しており、一年戦争パートの脚本を務めた庵野氏も「シャリア・ブルをメインに使うのは、グッドアイデアだと思いました。」とコメントしている。
また「何かしらの超常現象で行方不明になった上司を追っているおじさん」という事で
ボッシュ・ウェラーとの関連性も伺え、「令和のボッシュ」などと言われている。
そしてシャリアさんは昭和時代のキャラだし何ならボッシュショックも令和の話だしというツッコミが入るのもお約束。
【余談】
「ニュータイプ」としてごく初期の登場人物であるとともに、同時にシリーズで初めて登場した「木星帰りの男」でもある。
しかし共通点の多い
パプテマス・シロッコとも人物像はかなり違う。
木星開拓団の一員だったという事情からして、
年代的にクラックス・ドゥガチ(当時三十代後半~四十代?)とも面識があったと思われる。
(ドゥガチは0133時点で九十代らしい。仮に九〇歳ちょうどとすると0079時点で36歳ぐらいとなる)
「もし、この項目が追記・修正不足なら、アニヲタWiki全体の未来のために案ずるのです!」
- イノベイターみたく細胞レベルで変わるならともかく、人間性と超感覚だけが高まると身を滅ぼすって話かな?後の宇宙世紀見ても原作シャリアがまともに生きられそうな世界なさそうだし -- 名無しさん (2019-03-10 21:53:29)
- ↑まあ、そのときは木星に変えればいいだけだし。 -- 名無しさん (2019-03-11 05:56:47)
- シャリア・プルプルプルプル。 -- 名無しさん (2019-03-11 08:56:14)
- まともな人間がニュータイプ的感性を身につけると、自然と自己犠牲的な破滅の道を歩むという好例 -- 名無しさん (2019-03-11 09:34:31)
- ニュータイプにしては年寄りなんだよなぁ……。いや、レビルとかもいるし宇宙世紀も79年経ってて、28歳(!?)で老け過ぎってわけでもないんだが。 -- 名無しさん (2019-03-11 10:16:54)
- 小説版のように、開き直って権力を握り、良き理解者を得て、自分の理想を我が手で叶える、ぐらいのことができれば幸せになれたかもしれない。テレビ版の彼には、それをするだけの鈍感さや野心がなかったのが「不幸」なんだろうな、と。 -- 名無しさん (2019-03-11 10:26:52)
- アニメ版や小説版では紳士なおじ様…ホントこういうキャラ好き、なんでニュータイプはこういうのが少ないんだ。ってか、何でオリジンだとそうなった!? -- 名無しさん (2019-03-11 11:09:26)
- ジオリジンのキャラ付けは大分安彦さんの冨野さんに対する私怨が入ってそう… -- 名無しさん (2019-03-11 12:41:40)
- ↑2 UCではないがジャミルとランスローが数少ない例だな。D.O.M.E.からはニュータイプ幻想に捕われすぎって言われてたが、それはガロードのような極一部の以外除いてあの時代の人間の共通認識みたいなもんだし… -- 名無しさん (2019-03-11 14:59:14)
- アムロは一番不安定だった時期の発言を「コイツが常識人っておかしいだろ」というのはちょっと酷い気がせんでもない -- 名無しさん (2019-03-11 15:04:33)
- スピンオフはよ -- 名無しさん (2019-03-11 15:41:46)
- 28歳設定は小説版だから無視するとして外見から低く見積もっても40以上?シャアもアムロもCCA段階でまだアラサーだし「ナイスミドルなのにNT」って超レアだよね。若い頃はエルメス動かせるような更に強力なNTだったのか、中年になってから木星航海で覚醒した遅咲きなのか… -- 名無しさん (2019-03-14 16:54:59)
- 安彦はTV版で自分が病気療養した間に富野が全面に押し出してきたNT論に不満持ってたからORIGINの改変もそれを踏まえてなんだろうなぁ -- 名無しさん (2019-03-19 22:48:35)
- フラナガン機関がNT素養ありと判断し、ギレンがそれを認めてキシリアに送り、キシリアがNT部隊にとNT用MAを充てた人材を、初陣で失わせたシャアってよく左遷されなかったよな。ガルマを死なせたのと匹敵するレベルのやらかしだと思う。 -- 名無しさん (2019-03-20 00:47:46)
- この文章でアニメにおけるシャリアの真意をようやく汲み取れたよ。こりゃ小説版も買うかね -- 名無しさん (2020-05-04 20:13:13)
- ORIGINでは数少ない”原作よりも株下げてしまったキャラ”かもしれない。(逆がマ・クベ、デギン、そしてゴップ。エルランはまぁ・・・) -- 名無しさん (2020-05-04 21:17:45)
- ↑あとはガンキャノンの旧式化(つまりある程度MS同士の格闘ノウハウができてるはず)と初期偵察メンバーの増加によるやらかしで三下ヘタレ度がさらに跳ね上がったジーンぐらいか?(もとから底辺じゃねという異論は認める) -- 名無しさん (2022-06-10 17:05:33)
- シャリアが大人すぎて今も理解が及びませんのよ -- 名無しさん (2024-07-17 00:29:31)
- ↑5 シャアが無理やりやらせたならともかくセリフ的にシャアが止めてもやると聞かなかったようなんで… -- 名無しさん (2024-12-17 09:46:49)
- というかあの状況だとシャアは直接シャリアに命令できる指揮権あったかもわからんな -- 名無しさん (2024-12-17 10:21:21)
- 最初に画像出た時からこいつだと思っていたが、まさかジークアクスでここまでメインになるとは… -- 名無しさん (2025-01-20 18:44:45)
- 2025/01/19 (日) 09:34:10にコメントを削除された方、ネタバレと思われるコメントは確かに即時削除可ですが、このコメント欄でどのコメントを削除したのかの告知と、コメント整理に関する相談ページへの報告は必要です。現状、削除のプロセスがルールに則していないので実行してください。 -- 名無しさん (2025-01-20 19:10:57)
- セブンガーみたいに出世したな -- 名無しさん (2025-01-22 22:19:24)
- 2001:348:427c:ec00:ac15:6862:d0:954fをコメント削除ルール違反を事由として荒らし報告ページに通報しました -- 名無しさん (2025-01-25 09:43:53)
- 令和にシャリア・ブルの熱が来るなんて思わないじゃん…シャリア・ブルの夢女子とか去年までならとんだ妄言じゃん… -- 名無しさん (2025-01-26 03:47:59)
- アーマードコアの新作が出る、ガンダムSEEDの映画が上映される、シャリア・ブルが主要人物としてガンダムシリーズの新作に抜擢される←new! -- 名無しさん (2025-01-27 08:27:04)
- 今更だけど、GQuuuuuuX公式のネタバレ動画で明かされたシャア(仮)以外のネタバレに繋がる情報はコメントしない方がよくないか? 未見にはあれがシャリアと判断できるかはわからないし、なにより公式サイトで明言されてるわけではない(キャスト欄も3人のまま)わけで、公式のネタバレ禁止ラインに抵触してる気がするんだが。 -- 名無しさん (2025-01-27 09:46:10)
- 調べても公式がネタバレしないでくださいって言ってるページ見つからんのだけど いや最新PVにネタバレ注意とか書いてるからまだ見てない人に配慮してるのはわかるけどルールとまでは言ってなくね? -- 名無しさん (2025-01-27 10:54:56)
- これ私も気になったんですが公式は「ネタバレ自粛してくれてありがとう」 -- 名無しさん (2025-01-27 12:38:15)
- ミス投稿です、公式は「ネタバレ自粛してくれてありがとう」程度の発言しかしていない気がします -- 名無しさん (2025-01-27 12:39:47)
- https://x.com/HobbySite/status/1879796657849839696←自粛要請の大本はこれですかね。ただ、私としては現状そこまで過剰に自粛する必要は無いように思えます。まず自粛期間は「公開初日になりますので」と言っている通り精々公開初週程度、自粛対象は「商品内の作品に関わるネタバレに繋がる内容」の配信は遠慮するようにとのことなので、ガンプラ内のネタバレ情報を公開するのは出来れば避けてね、といったニュアンスではないでしょうか。なので今現在は通常通りネタバレに配慮していれば問題ないかと。 -- 名無しさん (2025-01-27 15:05:44)
- いろんな記事でネタバレになるくらいならジークアクスの項目作ってそこでネタバレしまくればいいじゃんって思ったけど項目作ってた人ネタバレ配慮で作るのやめちゃったのね -- 名無しさん (2025-01-27 16:32:52)
- まさかシャリア・ブルを推したくなる時代が来るとは… -- 名無しさん (2025-01-27 19:27:42)
- シャリア・ブルっぽいけどそれだと安直すぎるからシャリア・ブルじゃないだろ・・・と思ってたらシャリア・ブルだった件について -- 名無しさん (2025-01-27 20:34:58)
- 滅茶苦茶シャリアが話題になってるな -- 名無しさん (2025-01-27 20:40:01)
- (2025/01/19 (日) 09:34:10) にネタバレ禁止作品なのにネタバレが行われたとして計8件のコメントが削除されています。その後削除したユーザーが事後報告やコメント欄告知を行っていない=正常なフローを経ていないため削除されたコメントを戻して問題ないと思いますが、どうでしょうか? -- 名無しさん (2025-01-31 14:52:43)
- 申し訳ありません。2025-01-17 10:24:24から2025-01-19 09:22:49までのコメントを削除したものです。コメント整理に関する相談ページに書き込んできたのですが、ああいう形でよろしかったでしょうか? 何分初めてのコトなので、やり方が一向にわからず。重ね重ね申し訳ありません。 -- 名無しさん (2025-02-01 04:34:34)
- ネタバレ解禁されたよ -- 名無しさん (2025-02-02 14:30:31)
- ↑仮に追加するとしてもネタバレ情報は解禁から7日後公開の方がいいと思われます。 -- 名無しさん (2025-02-02 17:25:24)
- ↑公式が無料無制限に公表してる事実は「ネタバレ」に該当しないのがここの慣例ですが何か例外にする事情ありましたか? -- 名無しさん (2025-02-02 18:00:38)
- しかし、誰が「緑のおじさん」なんて言い出したんだろうなあ。それと、はよジークアクスの記事が立って欲しい。吊り革広告まで出てるんだからもう良いでしょう。自分でやっても良いけど、他の人がもう準備してるっぽいから待つ所存。 -- 名無しさん (2025-02-02 18:05:44)
- ↑多分「赤いお兄さん」が大好きなもう1人の「緑の弟」に引っ掛けたんだろうね -- 名無しさん (2025-02-02 18:10:36)
- 今日みてきた。はよジークアクス項目みたい -- 名無しさん (2025-02-02 23:07:38)
- いやぁ本当に作品ごとでメチャクチャ扱いが変わるなこの人。 -- 名無しさん (2025-02-03 00:11:58)
- ↑5 例外では全然ないと思われますが。 -- 名無しさん (2025-02-03 02:01:25)
- (続き)公式が断言したのが今日で、それまでは「一応」謎だったわけですし。十分一週間ルールの範囲内かと? GQuuuuuuXの項目も今日公開のネタバレ範囲は避けて作られるでしょうし。 -- 名無しさん (2025-02-03 02:05:00)
- ↑りどみを見てきたが、映画に関する「公開」の定義は「封切り」となっていたが?2月2日に公式アカウントでの情報配信が始まったおかげで、シャリア・ブルがトレンド入りしたりしたのは事実だがね。 -- 名無しさん (2025-02-03 06:18:45)
- ↑2 あと、「〜の内容は避けるだろう」とか、項目の内容を狭めるかのような発言はどうかと。シャリア・ブルで言うなら、それこそ基礎情報すら書けなくなってしまう。「木星帰りの男」だって2月2日に公開された情報だが、みんな40年以上前からそんなことは知っているわけだし。 -- 名無しさん (2025-02-03 06:25:40)
- 【謁見】 【シャアとの邂逅】 【アムロ・レイとの邂逅】で本編なぞり過ぎに思いますので、少し改変したいと思います。今週土曜日にやります。 -- 名無しさん (2025-02-04 12:25:58)
- ↑2 確かに封切りは1月17日ですが、「2月2日に公開された情報」に関しては2月2日からのカウントになるのでは? あとGQuuuuuuXのネタバレ禁止についてはバンダイしかコメントしてないとのことですが、公式で避難所が作られていることから、公式も同じスタンスだと思われます。「~は避けるだろう」という発言は”発言した時点でGQuuuuuuXの項目を建てるなら、2月2日公開の範囲は一週間ルールに抵触ので入れたらまずいのでは?”という懸念でしたが、余計な発言だったようですね。失礼しました。 -- 名無しさん (2025-02-05 14:30:28)
- ↑アニヲタwikiに情報公開から1週間ネタバレ禁止というルールは存在しません。封切りからです。 -- 名無しさん (2025-02-05 14:40:37)
- どうせ項目見るやつなんざネタバレされても文句言えないんだから公式が禁止にしてなきゃネタバレ注意喚起して建てればいいのよ 自分ルールじゃなくてここのルールに従いなさい -- 名無しさん (2025-02-05 16:17:31)
- 主人公勢より真っ先にアクスタが完売してんの笑う -- 名無しさん (2025-02-09 14:32:57)
- ↑しょうがねえよ、未亡人の色気ある湿度高いおじさんなんてキャラはただのイケメンより貴重だもの。 -- 名無しさん (2025-02-09 20:46:23)
- 新しく記事立てるの面倒なので、こちらに加筆していいでしょうか? -- 名無しさん (2025-02-10 00:04:04)
- 本放送で活躍したら結局分離するだろうけどいいんじゃないの -- 名無しさん (2025-02-10 00:28:14)
- ↑とりあえずタグとCVは追加しておきました。 -- 名無しさん (2025-02-10 02:43:53)
- ↑2&3ひとまず公式で公開されている情報のみを優先とした加筆を収納した上で追記しました。 -- 名無しさん (2025-02-10 22:23:17)
- 初っ端から分離した方が早い気もするけど...とりあえず乙です。 -- 名無しさん (2025-02-11 15:31:58)
- ガンネタ選手権(ORIGINのセリフ改変して笑いをとる読者投稿企画)で、世界のナベアツ(3の倍数と3のつく数字でアホになる芸してた人)っぽいこと言わせたのは爆笑した(確かにORIGIN版は似てたけども)。 -- 名無しさん (2025-03-15 11:42:36)
- 劇場版で存在抹消された一話限定キャラからとうとうクレジットで一番上を飾ってしまった男。大出世だ -- 名無しさん (2025-04-16 14:24:42)
- ↑今度作る人達が明確に「俺達は富野のガンダム(小説版含む)が好きなんだ」と言っているとも取れてしまう。上の世代だと『THE ORIGIN』は余り好きじゃないという人も居たからなあ。 -- 名無しさん (2025-04-16 14:29:57)
- OPで全力疾走するだけで面白いおじさん -- 名無しさん (2025-04-16 18:42:58)
- 元のシャリアブルを知ってるともはや出てるだけで面白い -- 名無しさん (2025-04-16 18:59:00)
- ↑2 ポケットに手を突っ込んだまま倒れるのもね -- 名無しさん (2025-04-18 15:53:11)
- 初代に比べると若返ったけど、ジークアクス本編の時点での年齢が本放送時の主題歌歌手と同い年だと思うとやっぱ老け顔だなと思ってしまう。まあ立場的に苦労は耐えなさそうだし老け込むのも納得かな -- 名無しさん (2025-04-19 09:47:56)
- ゼットンを操る宇宙人ゾーフィに続く細かすぎるネタ第二弾「シャアの右腕シャリア・ブル」 -- 名無しさん (2025-04-23 20:28:39)
最終更新:2025年04月23日 20:30