ギャン(MS)

登録日:2012/01/27 Fri 22:49:47
更新日:2025/04/28 Mon 20:09:06
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「ギャン」は私用に開発していただいたモビルスーツだ。キシリア少将へ男としての面子がある。

それにシャアには例のモビルスーツが届いていないという話だ。彼奴の前で木馬とガンダムを仕留めてみせるよ。


ギャンは『機動戦士ガンダム』に登場するMS(モビルスーツ)の一種である。





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データ

所属:ジオン公国軍
開発:ツィマッド社
生産形態:試作機
頭頂高:19.9m
本体重量:52.7t
装甲材質:超硬スチール合金(又は超高張力鋼)
出力:1,360kw
推力:56,200kg
最高時速:95km
全備重量:68.6t(95t説あり)

パイロット:マ・クベ



概要

白兵戦を目的に開発され次期主力MS候補の1機で、ゲルググと同時期に開発された高性能な機体。
西洋の騎士をモチーフをしたデザインで、劇中でも文官であるマ・クベが搭乗した際にガンダム*1とそこそこ渡り合えており、その基本性能は次世代機に相応しい物だったといえる。
本体の股間節部に搭載された「流体パルスアクセラレーター」と呼ばれる円筒形のパーツにより、高いレスポンスを発揮する。


ビームナギナタだけでなくビームライフルも装備し、対艦戦闘も可能な汎用性の高いゲルググに対し、白兵戦に特化して重火器の使用ができないという運用の難しさがネックとなり、次期主力機コンペに敗れている。
そもそもこの時期にビームライフルを標準装備していない機体が採用されるはずはなく、ゲルググの正式採用が決まっていて形だけの出来レースという説もある
よって、量産ラインには乗らずにマ・クベが愛機として使っていた1機が実戦で使用された。
そのためマ・クベ専用機とも言えるような特殊な機体となった*2
というか、そもそもゲルググはジオニック社主導とは言えツィマッド社、MIP社との三社の共同開発だというのにその自分たちも開発したゲルググとのコンペということ自体が不可解ではある。



しかし、性能自体やコンセプト高く評価されており、その後ペズン計画にてビームライフルを装備できるように再設計し、ゲルググの生産ラインでの生産を試みたガルバルディαが開発された。
後にアクシズにもデータは持ち込まれ、指揮官用のワン・オフ機として本機の流れを汲むR・ジャジャが開発されている。
こちらはビームライフルも標準装備しているのでバランスが良い。(搭乗者のキャラ・スーンに問題が有りすぎて満足な活躍は無いが)



武装

ジオン側MSでは初のビームサーベル。ジオン側初ビームサーベル装備がなかった事になったグフは泣いた「ビーム剣」とも呼称される。
形状はレイピアに近く、斬撃よりも刺突向きの刃を形成する(とはいえ「ビーム」なので普通に斬撃可能)。
…が、ビームサーベル自体の完成度は連邦のMSと比べると余り高くはなく、高出力ではあるものの収束率が劣っている。
マ・クベはフェンシングと同様の構えで剣を振るう。

  • ミサイル・シールド
ギャンの象徴の1つである円形のシールド
内部にはミサイル×56発、ハイドボンブ×12発を内蔵されておりさながら銃火器だが、火力はザクⅡとはあまり大差がない。
それでも似たコンセプトのグフと比べれば全体的に強化されている。
爆薬をぎっしり詰めたシールド(シールドというより携行式ミサイルポッドの方が正しい気がするが)という見るからに危険な装備だが、
少なくとも劇中では盾に被弾しても爆発していないので、その辺りの安全性は確保されており、意外と使い勝手が良いのかもしれない。
また盾に被弾したのは戦闘終盤だったため、「最初に爆薬を使い切ったら盾として使える」というモノかも知れない。

  • ニードル・ミサイル
シールドに内蔵された針のような小型ミサイル。
威力は低いが威嚇や牽制などに有効であり、可動部に直撃すれば戦闘不能にすることも可能。

  • ハイド・ボンブ
ハイドロポンプではない。
シールドに内蔵された浮遊機雷を流用して作った宇宙機雷。
因みに浮遊機雷「ハイドボンブ」についてよく「ボンブって何?」と言われるが、「ボンブ」=「Bomb」、即ち爆弾である。ポンプではない。発音ボムじゃね?と言ってもいけない。



劇中の活躍

ベテランパイロットでそろえたリック・ドムを先行させてGファイターと戦わせつつ、ギャンとマ・クベはテキサスコロニー内外に罠をしかける。
ドム隊は全滅するも、アムロ・レイのガンダムを罠のエリアまで誘導させて、戦いを挑む。
以下、使った罠の数々
  • 隕石に擬態させた爆弾(宇宙機雷というべきか)。ガンダムがギャンを倒すため接近したところで起爆させる。
  • テキサスコロニー入口に仕掛けた爆弾。ハッチを全部開けると起爆するようにセット。マ・クベはハッチを全開にせず少しだけ開けて移動したとみられる。
  • コロニー中芯あたりの低重力域に散布した大量の小型爆弾。
  • 大量に埋め込んだ地雷
しかしこれだけの用意をしながらも、アムロは先読みじみた反応で次々と決定打を外していき、マ・クベも「勘がいいのか、それともあの新しいタイプのヤツなのか!?」と動揺を隠せない。
(この「新しいタイプ」とは何のことなのか実は不明。この時点でガンダムはどちらかと言うと旧式化しつつあり、またマグネットコーティングもされていない。マグネットコーティングを含むガンダムのアップデート計画を得意の諜報で知っていたのか、本人が本人だけに違う気がするが「ニュータイプ」のことなのか、それともテム・レイの回路の話なのか、地味に謎)
さらにシャア・アズナブルの乗るゲルググまで登場して戦力的に優位になる……が、シャアへの対抗意識で挑んでいるマ・クベは激高してゲルググを妨害、彼の援護の申し出を断ってしまう。シャアもそこまで熱心に助ける気はなく様子見に回った。
幸い、マ・クベは「これまでのデータからしてガンダムのビームライフルは弾切れ」と見抜き、また相手はシールドもなくしていたため、いよいよ得意の接近戦で勝負を付けようとする。
この奮闘ぶりはシャアからも「マ・クベめ、よくやる」と思わず感嘆するほどだった。

だが、激しく攻め込みながらもパイロットが本業ではないマ・クベは決定打を打ち込めず、アムロから「もう剣を引け!」「策に走りすぎてパワー負けしている」と指弾される。
それでも「シャアを図に乗らせないために」と突き続けるが、最後は二刀流ビームサーベルで抱きつくように機体背面部を切り裂かれる。
敗北したギャンはマ・クベと共に爆散した。この際に近くの地雷も誘爆したようで、コロニーに大穴を開けている。

結果は惨敗というしかないが、一方でニュータイプとして覚醒しつつあったアムロのガンダム相手に、付け焼き刃と言われたマ・クベ(元々指揮官でMSパイロットは本業ではない)が善戦したことからも、ギャンの白兵戦闘能力と操作性の優秀さがわかる。
この時期までくるとアムロに対して、ズゴックやゲルググではシャアでもまるで相手にならない程の実力を発揮しているため、白兵戦闘能力に関しては異常だと断言できる。
そしてMSでの対MS戦などほとんどやっていないだろうに、マ・クベの才能も凄まじいと言える。

劇場版では登場シーンがすべてカットされている。
しかしテキサスコロニーでは(テレビ版でマ・クベが敷設した)入口の爆弾や低重力域の小型爆弾、地雷などがなんの説明もなく登場している。


機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「オデッサ編」ラストに登場。
敗色濃厚となった中、指揮官としての責任のため自軍退却時の殿となったマ・クベが搭乗し、グフ隊を率い連邦軍相手に奮戦。
マ・クベは機体の高性能さに「ジオンの強さ」を確信し、「量産はさせるな。マ・クベの名はギャンと共に記憶されるべきだ!!」と独白。
最後は艦隊もろとも自爆した。
しかし……。


ガンダムビルドファイターズ』ではサザキ・ススムが操縦するガンプラとして1話から登場。
なんと、ウイングガンダムを撃墜する元々ウイングの扱い自体が悪い上にイオリ・セイの操縦技能が機体性能と釣り合っていないという要因もあるが)という戦果を上げた。
その他、ゲルググと同じビームライフルやシールドにワイヤーをつけて伸ばす戦法も披露。マ・クベ歓喜。



バリエーション

  • YMS-15E ギャン・エーオース
『MSV-R』にて設定されたギャンのバリエーション。
バックパックを高機動型ゲルググと同じものにし、ビーム・ガンを内蔵したビーム・ベイオネットを装備して汎用性が向上している。
ゲルググとのコンペに敗退したもののギャンの高性能さを惜しんだ開発チームが再改造を施して提出したものの、やはり量産は叶わなかった。
宇宙世紀正史におけるギャンのバリエーション機は実はこのエーオースが初。
『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』にも登場した。
驚くべきことに魔改造された様子もなく、キマイラ隊のエース搭乗とはいえそのまま90年代の戦場で通用している。


ifバリエーション

ギャン系のMSとして下記のバリエーションの機体が存在する。
ただしあくまでも正式採用を経て量産されていたらの話。ゲームギレンの野望』においてはギャンを量産して下記の機体(ゲルググバリエーションのギャン版)を開発することができる。
総合的に見ると格闘向きのパイロットが多いジオンに適しているのだが、癖は強い。リゲルグのような派生機は諦めることとなる。

  • MS-15S ギャン(シャア専用機)
  • MS-15S ギャン(ランバ・ラル専用機)
  • MS-15S ギャン(アナベル・ガトー専用機)

ギャン量産化計画とは無関係だが、IFバリエーションに含まれるのでこちらに記載。
名だたるエースパイロット仕様のギャン。カラーリングも彼らに合わせて変更されている。
ゲルググ量産化計画を認可した場合でも、作成可能なのが強み。
ギャンは地上適正が高いので、ジャブロー攻略に投入すると活躍が見込める。
専用ゲルググも強いのだが、こちらは地上向けなので適宜使い分けるといいだろう。

  • MS-15A 量産型ギャン
ジオンの系譜でギャン量産化を選んたときの登場が初出…かと思いきや、実はSS版ギレンの野望でも存在する。ゲルググとの競合無しなので開発の制限はない。
しかし系譜以降の設定の物とカラーリング等が全く違う。具体的にはなんか黄色い。
系譜以降は設定が練られ、灰色がデフォの色となった。
何故か地上適正が凄まじく悪いので、宇宙で使うこととなる。
オリジナルのギャンは宇宙△、地上向きなので適正がひっくり返っている。なんで?
シールドミサイルが実弾扱いであり、ジッコのビームかく乱幕と組むことで、敵にのみデメリットを押し付ける事が可能。
意外な所では、脅威Vのテム・レイ軍でも主力級の活躍が見込める。


  • MS-15B 高機動型ギャン
バックパックの変更、肩部にバーニア、腕部に速射砲を追加した高機動タイプ。
格闘武器も長柄のビームランスに変更されている。
凄まじい性能を持ち、グリプス戦役序盤でも通用する程。
ジョニー・ライデン、シン・マツナガ、黒い三連星専用機が存在する。


  • MS-15C ギャン・キャノン
ギャンのコンセプトをギャン無視した本末転倒MS。バックパックに二門のキャノン、腕のランチャーで遠距離に対応しているうえにビームサーベルと高い格闘能力はそのままで何気にゲルググキャノンより有能。ただし盾はない。
後述のようにギレンの野望シリーズでは、コイツの性能如何で次期主力MSがゲルググではなくギャンになることが多い。


  • MS-15KG ギャン・クリーガー
ゲルググJ(イェーガー)の対となる機体。クリーガーとは「戦士」の意。

初登場の独立戦争期では格闘有利な戦闘システムであるため、優秀なパイロットを乗せて、戦略フェイズの策略で味方にバフ、敵にデバフをかけまくると、相手が何だろうが1ターンで全部串刺しにする恐ろしい破壊力を見せる。
また移動も9と高く今作では燃費も限界性能なかなかいい上にガンダムNT-1に迫る性能でありながら10機までは生産制限に引っ掛からないのもメリット。

アクシズの脅威以降は設定が見直され、燃費がとても悪いがビームランスの攻撃力が尋常じゃないという、極端なまでの超一撃特化仕様に。3回戦うだけでガス欠を起こすので、扱いが難しい。とはいえ、ゲルググJがどのナンバリングでも冷遇されていることを思えば、うまくいけば大物を狩れるこいつはまだ救いがあるかもしれない。


  • MS-15F ギャン・マリーネ
ゲルググM同様の、ギャンの海兵隊仕様。燃費が改善されている。
ジオン独立戦争記から登場。ゲルググMと違い盾を装備しているためギャン量産型の純粋な上位互換となっている。
地形適正も改善されており、地上でも戦えるようになった。

  • MS-15Fs ギャン・マリーネ指揮官機
ギャンMの指揮官仕様。頭部バルカンが増設されている。
高機動型ギャンと比較するとそこまでスペックが上昇しておらず、どうもパッとしない。
シーマ様…もといシーマ・ガラハウ専用機が存在する。
サンプルだけ作って、シーマ様に回しておこう。

  • MS-15K ギャン改
ギレンの野望ではなく『Gジェネ』のオリジナル機体。リゲルグと対になる機体。
幻に終わったギャン・クリーガーの設計をベースにアナハイム社との裏取引により得た技術を投入してブラッシュアップ。全面的な外見の変更が行われている。
主武装の大型ビームサーベルは戦艦をも叩き斬る大きさとなる。

総合的な性能はバウ以上だが、やはり汎用性の低さから正式採用は見送られた。
しかし本機のコンセプトは「騎士用MS」として見直され、R・ジャジャ開発の礎となった。

近年では漫画『機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ』に登場。
グリプス戦役末期にアクシズの騎士クラート・ニクスに与えられており、ティターンズ所属のペガサス級ヘカーテを襲撃する。


ガンダムビルドシリーズでのバリエーション

  • ギャンギャギャン
サザキ・ススムが大会に向けて制作したギャン。


  • ギャンバルカン
ギャンギャギャンの次に改造されたギャン。
いずれも詳細はガンダムビルドファイターズに登場した機体参照。


  • R・ギャギャ
サザキ家のギャン愛が生み出したギャンおよびギャンの後継機をコンセプトとして、サザキ・カオルコがR・ジャジャを改造したガンプラ。


  • ギャンスロット
カオルコが大会で使用するために、ギャンベースで改造したガンプラ。
いずれも詳細は北宋の壺(ガンダムビルドファイターズトライ)参照。


後継機

  • AMX-104 R・ジャジャ
アクシズで開発された、騎士用MSとしてのコンセプトを継ぐ機体。


アンオフィシャル

  • MS-15plus ギャンEX
近藤和久によるデザインで、新MS戦記に登場。パイロットはアクシズ在籍時のシャア

  • ギャンもどき
THE ORIGINに登場。見た目は同漫画のギャンとほとんど変わらない。
一年戦争も生き延びていたウラガンが首領を務める残党勢力「ウラガン小隊」の切り札で、アムロ暗殺の策がことごとく失敗した事に業を煮やしたウラガンが出撃させた。
……が、その実態は設計図すらない状況下で製作した張り子の虎で、出撃直後に自壊という壮大な出オチの結果に。
結果、ウラガンは生前ギャンの量産に反対していたマ・クベの幻影に冷笑されて卒倒するという情けない最期を迎える羽目に陥った。


宇宙世紀以外での作品において

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にて「ギャンシュトローム」なる名前で登場。
ザフトが開発したグフシリーズ後継機で、ゲルググメナースと共に世界平和監視機構コンパスによって試験運用されている。
近接戦特化のMSのようで、用途が異なる5種類の近接武装を持つ。
また、ザクでも採用されていた状況に応じてバックパック「ボレロ」を換装するシステムも搭載されている。

パイロットはアグネス・ギーベンラート、ヒルダ・ハーケン(一般機カラー)、イザーク・ジュール(設定のみ)。
カラーリングはアグネス機はカラーリングは白で、目元に目元にアイシャドウ風の赤い塗装がされている。
一般機はカラーリングが青。

武者頑駄無シリーズでは、騎忍軍団の義夜雲と、天魔軍団隊長格のギャンが登場した。

SDガンダム外伝では、騎士(ナイト)ギャン(後に幽騎士(ゴーストナイト)として復活)、呪術士ダーティギャン、幽霊のモンスターであるスペクターギャン、鎧のモンスターであるストレイギャンといったバリエーションが登場した。
またまた後継機のR・ジャジャも、ジオン親衛隊の騎士R・ジャジャ(後に幽騎士として復活)、闘士R・ジャジャ、瞬速騎士R・ジャジャ、暗殺者Rジャジャとして登場した。

ガンプラ

放送当時に1/144と1/100で発売。
後にHGUC、MGで発売された。

HGには"突き"のポーズを再現出来る手首付き。ビーム刃もクリア素材で、シールドには持ち方を変えるアームが設定されている。ハイドボンブも付属。
ただし、HGUC初期のキットなため、ヒジ・ヒザ関節がポリキャップ剥き出し、スカートが一体成型などの欠点がある。

そして10年以上の時を経て、完全新規によるREVIVE版が発売された。
最新フォーマットで設計されただけはあり、旧HGUCから造形と関節可動範囲が格段に進化している。
各関節がグリグリよく動いてくれるので、ブンドドしていて楽しいぞ!
そして、何よりも特筆すべき点は右手首にある。
なんとこの手首、上下に稼働するので突きのポーズを簡単に取らせる事ができるのである。
それまで専用の角度付きの手首が必要だった突きのポーズが、こうもお手軽に構えられる時代が到来しようとは…
その他の肩や肘、つま先までが最高の突きを再現すべく可動するまさに「良いもの」といえる。ただし指で弾いても良い音はしない。

MGは色分けがほぼ完璧に再現され、合わせ目消しが必要なのもビームサーベルのグリップのみという良キット。
さらにビームサーベルは電飾ギミック付きのグリップもあり、サーベルを光らせることが出来る。
が、シールドがエラい重いという欠点が……
まあ内蔵兵器再現の弊害なのだが。

この他、ガンダムビルドシリーズより「ヴァリュアブルポッド」が発売され、HGUCギャンと組み合わせることでギャンバルカンが再現できる。
ただし、HGUC REVIVE版が発売される前のキットなため、REVIVE版に取り付ける場合は加工が必要。
後にギャンスロットも発売。こちらはREVIVE版にパーツを追加したものであり、通常のギャンとしても余剰扱いのパーツで組める。



【ゲームでのギャン】

コスト240の格闘機
同コスト帯の格闘3連撃の威力は両軍の中でも最低クラスでクイックドローもシールドミサイル、ハイドボンブ共にダメージが低い。
クイックストライクもシールドミサイルはよろけが取りづらくハイドボンブは1発ダウンの為そもそも不可能となんだかパッとしない
半面機動力は両軍の高コスト機体の中でもトップクラスの速さを誇る。
これだけ見ると早いだけの残念機体に見えるが格闘3連撃の威力は最低クラスだが1撃目と2撃目のダメージは両軍最大であり、
ハイドボンブを使って外しを行うことでSサベで回しループができる為状況を見て1撃、2撃離脱でき外しでのループができる人が乗りこなせば機動力とあいまって強力な機体になる。
つまり玄人向けの機体である。
REV.1時代は中距離機体を使い込んでいると入手できるという条件だったため、ゴッグすら解放していない格闘を殆どかじっていないジオン兵が乗り込む可能性があった。

REV.3よりコスト280に変更、それに合わせて機体性能が強化され、メイン&サブ武装にBが追加された。
その機動性能、1~2連撃の威力を生かしたヒット&アウェイ戦術などから、本機体を愛用する者は多い。

総じてシリーズ最古参に近い機体でありながら、最終盤に至るまでジオン兵に愛された機体であったと言えるだろう。


伝統お決まりのギャンとゲルググのコンペティションがあり、どちらの系統を開発していくか決定できる。(選ばれなかった方も試作型だけは生産できる。またアクシズの脅威Vではギャン量産化計画を見送っていても、Rジャジャの開発生産は可能)
ギャン系の総合的な性能としては、ジッコのビーム撹乱膜と組み合わせることで宇宙では無類の強さを誇り、ビーム兵器を使えず、棒立ちしている連邦のMSを一方的になぶり殺せる。
ゲルググ系列と比べると地上適正に優れた機体も多く、長期的に活躍が見込める。
なお、マ・クベの格闘重視の能力値はギャンを駆る事に特化しており、専用機扱いなので最大限乗りこなすことが可能。

ギャンキャノン以外は盾を装備しており、ゲルググ系統よりも防御に優れ火力で負けることが多いが、実はギャンとゲルググの次期主力MS択一イベントがあるナンバリングでは、ギャンキャノンの性能が量産化計画の選択を左右することが多い。
ジオンの系譜では、隣接マスにもキャノンとサーベルの同時攻撃が可能で、ゲルググキャノンと違い3機編成な為、盾が無いことを除けば、ジム・キャノンⅡの代わりみたいな運用ができるギャンキャノン有利。
ジオン独立戦争期では、ギャンキャノン側もキャノンでは隣接攻撃が出来なくなったが、相変わらずゲルググキャノンとは違い3機編成な上に、生産制限がゲルググキャノンの倍の20部隊*3と生産制限が緩いし、初登場のギャン・クリーガーが燃費も申し分ない上に、一回の戦闘で複数機体を辻斬りできるのでやはりギャン側有利。

一方アクシズの脅威と脅威Vでは、ギャンキャノン側も一機編成に変更され、隣接マスにキャノンが使えなくなり、一気に弱体化。しかし、高機動型ギャンの性能が上方修正され、一気に主力級に浮上。ギャン量産型やギャン・マリーネもハイザックに迫る性能を獲得した。バランスブレイカーのズサ・ブースターは格闘ができないので、ギャンが後ろに控えていると高い格闘性能を発揮できる。一方、ゲルググキャノンは隣接マスにキャノンが撃てるように変更され、火力が向上。また、ゲルググJが開発されれば、後の世代の些か壊れ性能な高性能MSであるバウがより早く開発できる、リゲルグの開発に高機動ゲルググが必須等、ゲルググ側にも利点が出てくるようになった。

…と言いたいところだが、ゲルググの各種バリエーション機が揃いも揃ってビームがメインのため、攪乱膜と相性が悪いか低耐久な上に、攻撃を確立無効化できる盾が無いという問題を抱えており、部分部分ではより使いやすい機体がちらほら存在するため、影が薄くなりがち*4。結局ケンプファーまで待った方が、財布に優しいということに。
一方、ギャンのバリエーション機は「実弾」「盾持ちかつ耐久・運動性もゲルググより微妙に高い」「射撃は弱いが格闘はグリプス戦役でも通用する*5」など、癖は強いが補って有り余る性能があり、ケンプファーとも相性が良いため「ゲルググを選ぶのはバウのため」というのが大体のプレイヤーの総意となっている。ゲルググは泣いていい

一方、アクシズの脅威で登場するR・ジャジャは、同世代の中では格闘が強めのワンオフ機として登場…するのだが、無印でもVでも上記の通りZガンダムに匹敵する高性能機、バウが出てしまうため、いまいち影が薄い。オールドタイプでも強いハンマ・ハンマと違い、関接攻撃はできないしザクⅢと違って強化もできないし…。如何せん、ネオ・ジオン時代の機体は群雄割拠なので割を食っている。
但し、ワンオフ機がジ・OガンダムMkⅤバイアランまで碌なのがいないティターンズなら、運良く開発プランを奪取できた場合ハンブラビメッサーラに代わって、OTのエース用になかなか使える。その場合でも、バウまでプランをパクれたら見劣りしてしまうが。ただ、プラン奪取はかなり運が絡むので、取れたらラッキー。


劇場版準拠の本作ではあるが、アムロ編「テキサスの攻防」にてTV版通りマ・クベが搭乗。撃墜すると例のセリフが出る。シャア編でもミッション冒頭で撃墜時のシーンが流れる。
アイナ編の特別ミッション「ハードコア」をクリアすることで使用可能。

原作通り汎用性の面ではゲルググに劣り、白兵特化という性能も含めてクセの強い機体ではあるが性能自体は引けを取らない。
ビームサーベルはメインウェポンの横斬り・格闘の突き攻撃と異なる攻撃方法になっており、タックルも回転しながら斬りつける。
ハイドボンブは着弾して爆発した後、時間差で再度爆発する2段構成。合計600発(200×3)とトップクラスの弾数を誇り、まず無補給で戦闘できる。
サブウェポンのニードルミサイルは連射力が高く、こちらも300発と非常に弾数が多い。ハイドボンブとの同時発射も強力。
この性質上、強制的にシールドが装備される唯一の機体になっている。また、ハイドボンブ・ニードルミサイルともに使用中はシールド防御ができず、破壊されるとその時点で使用不可能になってしまい、圧倒的に不利な状況に追い込まれる点に注意。

MS紹介ムービー「MSグラフィックス」によれば、上記の通りツィマッド社はジオニック社・MIP社との共同でゲルググの開発にも携わっており、自社が開発に関わっているMSとのコンペにあえて自社のMSをぶつけた同社の真意は「謎めいている」と紹介されているが、リックドムをバズーカによる「対艦攻撃機」、本機を対MS戦用の「戦闘機」と位置付けたMSの戦術モデルの提示を行ったのではないかと説明されている。


  • 機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン
コスト:245、耐久力:520
少々クセのある格闘機体。
マシンガンのような性能のシールドミサイルと、近距離射撃などに使えるハイドボンブが特徴。

初代ではシールドの耐久力が∞で絶対に破壊されない仕様だった。
敵の起き上がりにハイドボンブ零距離射撃……なんて芸当を気軽に使えたのも初代のみ。

バージョンアップ版の『DX』ではコストが300に上昇、盾に耐久力が付いた、格闘時に構えが必要になったなどの変更点がある。
盾を破壊されると射撃が一切行えなくなるのが弱点。

コスト:225 耐久力:520 盾:396(左) 変形:不可
コストなどの変更点はあるが、だいたい連ジDXと同じ。
シールドは文字通り盾がわりになり耐久力も他に比べて高め。特にシールド耐久はΖガンダムに次ぐ。
白兵戦に主眼したMSなだけあって突き攻撃は非常に強力であり、強機体のジ・Oからダウンを簡単に奪えたり、相手に大きなダメージを与えることができる。

バージョンアップ版の『DX』(とその家庭用移植の『ガンダムvs.Ζガンダム』)の復活でも盾が失われる。

  • エクストリームバーサスシリーズ
2作目、フルブーストから、コスト2000で参戦。
お馴染みシールドミサイルや、ハイドボンブ設置といった原作武装に加え、上司キシリア様の乗るアッザム政敵であるシャア専用ゲルググを呼び出す等特徴的な武装を持つ。
特筆すべきは特格のシールド構えで、あらゆる攻撃を耐久100まで防ぐ。
シールドの耐久が無くなっても過去作のようにシールド自体が消えたりはしないのでご安心を。
格闘は劇中で印象深い鬼突きに加え、機敏な上によく動くジャンプ格闘をはじめに粒ぞろいの性能。
ただし伸びや判定自体は万能機並みなので、面と向かった白兵戦は苦手(ある意味マ・クベらしい)
覚醒技はマ・クベがオデッサ戦でレビル将軍を脅した水爆ミサイルを発射する。(ミサイル発射!)着弾点には大爆発が起きる。
GVS以降はゲルググ呼び出しを失い(元々原作でも共闘拒んでたしね)射撃性能が弱体化したものの、
優秀なサーベル投げを習得して近距離の手札が増えた。

全体としては特格で身を守りながら軽快な足回りで動き回り、メインやCS、サブを活かしていやらしく立ち回る変則型万能機という立場。
通常のBR機とは全く異なる動きを要求されるものの、シリーズによっては弱体化を食らうほどの要注意機体だったりもする。

性能とは直接関係しないが、このシリーズでは覚醒時に通常のSE以外の特徴的なSEと共に覚醒する機体がいくつか存在する。
例えばNTのあの音と共に覚醒するゲルググ(シャア)
大抵は他にも同じSEが使われている*6のだが、ギャンは通常のSEに加えて壺の音色が響くという謎の要素がある。
オンリーワンのSEはALICEの起動音が鳴るEx-Sガンダムのような例もあるのだが、機体性能からして外せない特徴的な要素を再現したそれと違って、パイロットを象徴する(ネタ)要素が入っている*7のは2021年のXB時点でも本機のみである。
参戦以降永らく特徴的な性能を保ち続け、万人受けする機体ではないがかなりのポテンシャルを持ち続けていることと合わせて考えるに、開発サイドのお気に入り機体なのだろうか……?

どの作品でも形状からかパイロットのせいかは不明だがビームサーベルの扱い方が突き主体のレイピアのようなものになっている。


一年戦争時代の機体なので基本性能が低く、格闘機ゆえに射程も短い。
…のは仕方ないが、白兵戦の強さがウリのはずなのにサーベルの威力もゲルググなど他の機体と大差ないことが多い。
ゲーム序盤で格闘機が欲しい場合でも、ハイパーハンマーやビームジャベリンを持つガンダムの方がずっと役に立つ。
MAP兵器としてハイドボンブを使えるが、ダメージではなくデバフなので自軍が強くなるほど空気に。
こだわりがなければさっさと開発素材にしてしまおう。


  • ガンダム バトルオペレーション2
コスト400強襲機。
武装はシールドミサイルやハイドボンブも完備しているが、やはり特筆すべきはビームサーベル。
モーションが全て真正面への突きのみという潔さの代わりに威力が尋常でないほど高い。コスト400という水準はおろか、ぶっちゃけ最高コストMSまで含めてもギャンの突き連打のほうが上を行く。
コンボを叩き込めば同コスト帯の支援機は一瞬で蒸発、強襲機であってもひとたまりもない。
乱戦は苦手で仲間によろけを取ってもらい、コンボを叩き込む運用が必要で、チームへの負担がかかりがち。チーム戦に出すならば単独で立ち回る練習を積んでおきたい。

この機体の本領は1人用モードであるサイコガンダム戦。
通常のMSには避けられやすい突きも巨大なサイコ相手では外すことがほぼなく、ひたすら突きを脚に叩き込んで膨大なHPを削り取れる。
ランキングモードがあまりにギャンまみれだったためか、モードがリニューアルされてサイコガンダムの脚部装甲がかなりパワーアップしたのだがそれでもやっぱりサイコ狩りランキングはギャンの独擅場となっている。


  • 機動戦士ガンダム EX REVUE
某格闘ゲームの某女騎士に極めてそっくりな性能とモーションと必殺技を持つ。当時はTV版ガンダムの映像ソフトが出ておらず、ギャンの劇中での動きを確認する術がなかったためこうなったとのこと。


作品単位での参戦が少ない上に、マ・クベが登場しても艦長の立場が多い影響もあってか恵まれておらず、今まで『第2次(第2次G)』『第3次』『COMPACT』にしか登場していない。ネームドが誰も乗らない作品も多い。
一年戦争の時期が舞台の『GC(XO)』『OE』でも、マ・クベはいるのに登場できず。
また、同じくマ・クベ搭乗のアッザムとは不思議と全く共演がない。そちらの出番が『第4次(第4次S)』『F』のみなのでギャンのせいとも言えないのだが…。






追記・修正とは駆け引きなのだよ。

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  • ハクジ
  • ニューミレニアムシリーズの元ネタリンク
  • ファースト劇場版未登場
最終更新:2025年04月28日 20:09
添付ファイル

*1 しかもアムロはNT能力全盛期。マグネットコーティングの更新こそまだではあったが。

*2 まぁ頭も壷みたいだし、実際に劇中でも「私用に開発していただいた」って言ってたし……

*3 つまりはゲルググキャノンは11機以上作ろうとするとブーイングが来るのに対し、ギャンキャノン側は20部隊60機までなら問題なし

*4 系譜にて、ジオン系最優良量産機と言われたゲルググMも弱体化しており、使い勝手はだいぶ低下

*5 ギャンクリーガーの格闘はなんとZガンダムより強力である

*6 一例としては初代もNT音が鳴る。

*7 コクピット内部に持ち込んで鳴らしていたわけでもない。最期の言葉は壺の話だったが。