フィロキセラワーム

登録日:2020/02/19 Wed 03:32:00
更新日:2020/03/12 Thu 05:25:55
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G ZECT おばあちゃん味の道 アブラムシ オトギリソウ カブトの世界 クロックアップ クロックダウン クロックダウンシステム グレネードランチャー シェード ソウジ テロリスト フィロキセラ フィロキセラワーム ブドウネアブラムシ ヘリコプター ラスボス ワイン ワインの天敵 ワーム 上地雄輔 仮面ライダー 仮面ライダーG 仮面ライダーカブト 仮面ライダーザビー 仮面ライダーディケイド 偽者 傲慢 塩野勝美 外道 害虫 川岡大次郎 平成ライダー 弟切ソウ 弟切草 復讐 悪の勇者 指揮官 擬態 改造人間 望月健一 油虫 眼帯 織田大道 虫けら 警告:カブト暴走中 野球 隊長 隻眼 韮沢靖 骸骨 髑髏



この世界は、俺が支配するのだ!ヌァハハハハハハハッ!!


フィロキセラワームとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーG』、及び『仮面ライダーディケイド』に登場した怪人である。




【データ】

身長 228cm
体重 145kg
種族 ワーム
特色・力 クロックアップ
触手攻撃
飛行能力
クリーチャーデザイン 韮沢靖
初登場回 仮面ライダーG
仮面ライダーディケイド』第17話「おばあちゃん味の道」(第16話では人間態のみ登場)
『ディケイド』第31話 (最終回) 「世界の破壊者」



【概要】

ブドウネアブラムシの性質を持つワーム。
二丁拳銃による射撃が通用しない頑強な外殻と、頭部の両脇にある大きな一対の触角を触手のように伸ばした攻撃が特徴的。
また、『ディケイド』ではクロックアップ飛行能力を披露した強敵である。
『G』で吾郎が言及しているように、この種のアブラムシはワインの原料になるブドウの天敵であり、
ワインモチーフの戦士であるGの宿敵としてこの怪人がデザインされた事が分かりやすい。
胸元には髑髏の意匠があり、デザインモチーフは『仮面ライダー』同様、石ノ森章太郎を代表する萬画作品『サイボーグ009』の悪役スカールとのこと。



【『仮面ライダーG』におけるフィロキセラワーム】



No.5(ファーイブ)

シェードによって造られた体で……シェードに反旗を翻す気かァッ?!


フィロキセラ!ワインの天敵は…僕が始末する!


声:塩野勝美
演:上地雄輔

『G』に登場する反政府組織「シェード」の部隊指揮官・織田大道の怪人態。
仮面ライダーカブト』本編のワーム同様、会話の際には胸元に上地織田の顔が浮かび上がる演出がなされている。
苛烈な性格だが、劇中では終始ハイテンションで作中では吾郎の裏切りに激昂したのもあって殆ど怒鳴っていた。
また、演者が野球に縁が深いタレントであることからか、「プレイボール」「ゲームセット」といった野球用語を口にする一面も。
元政府機関が変質したテロリストの構成員ということで人間態でも格闘能力に優れ、
拳銃やグレネードランチャー、ヘリコプターまで操る多芸な人物である。


作中では吾郎を始め、多くの部下を引き連れてテレビ朝日本社を襲撃すると警備員を悉く射殺。
ヒロインの北島裕子日向恵理が出演するワインの情報番組スタジオを襲撃した際には男性カメラマンの耳元に拳銃を突き付けていた。
自らの指示で吾郎がシェードの犯行声明文を読み上げるとカメラマンは殺害せず、頭突きをするに留めている。
だが、恵理の呼びかけとワインによって本来の記憶を取り戻した吾郎がシェードに反旗を翻すと部下と共に2人を追跡。
自身も改造人間としての姿・フィロキセラワームの姿を現す。
なお、部下の内、少なくとも4名も吾郎や織田同様に改造人間であり、
アキャリナワーム、サブストワーム、コキリアワーム、ブラキペルマワーム ビリディスとなって吾郎が変身したGと交戦している。

部下がGに倒されると自身はシェード所有のヘリコプターで恵理を拉致、専用バイクで追いかけてくるGをグレネードランチャーで迎え撃った。
廃墟でGのライダーブレイクを食らってヘリを撃墜されるも、フィロキセラワームとなってGを触手攻撃で圧倒する。

だが、恵理と通りすがりの仮面ライダー、そして9人の平成ライダーの声援に勇気づけられたGが奮戦。
最期はGが放ったスワリング・ライダーキックを受け、

まだ……!終わってないぞォ……ッ!!

という負け惜しみとも、呪詛の言葉とも取れる捨て台詞を残した後、悲痛な断末魔の叫びを上げながら爆散した。
ちなみに、フィロキセラも部下の怪人も爆発する際には緑の爆炎を残す原典『カブト』のワームとは異なり、普通の爆炎を上げていた。


明言はされていないが、織田達シェードの怪人達は改造人間であることから、『カブト』本編における擬態天道/仮面ライダーダークカブトや、
三島正人/グリラスワームといった、「後天的にネイティブ化した人間」というカテゴリに入ると思われる。



【『仮面ライダーディケイド』におけるフィロキセラワーム】


クロックアップを封じられた貴様らが、俺に勝てるかァッ!


声:望月健一
演:川岡大次郎 (ソウジ仮面ライダーカブトと二役)

カブトの世界』における対ワーム組織・ZECTの行動隊長弟切(おとぎり)ソウの正体。
仮面ライダーザビーの有資格者でもあり、ワームとの戦闘では部下のアラタ/仮面ライダーガタックゼクトルーパー、ブライトルーパーを指揮する。
また彼の顔を見たおでん屋の少女・マユからは「お兄ちゃん」と呼ばれている。

嘗てカブトに右目を傷つけられた為、眼帯を着用しており、その関係でカブトを激しく憎んでいる。
普段は冷静な態度を取るが、カブトが絡むと感情的になり、怒鳴り散らす事も。
だが、弟切の正体はマユの実の兄・ソウジ=仮面ライダーカブト擬態したワームであり、
交戦後にシステムの暴走でクロックアップの世界から戻れなくなったソウジに成り代わってZECTの上層部に潜り込んでいた。
その目的はマスクドライダーシステムのクロックアップを封じる「クロックダウンシステム」によるカブトへの復讐世界征服である。
性格も極めて傲慢で、カブトが悪という考えに疑義を抱いたアラタに暴行を加えさせたり、
マユに優しい言葉を掛けながらも本心ではカブトをおびき出す為のエサと見做していたりと、外道な人物。
暴行を受けた後のアラタからはカブトへの執念を「アイツは普通じゃない…!カブトを捕まえる為に、女の子まで利用して……!」
門矢士の説教ではその醜悪な人格を「同じ顔をしているが、お前はこの男(ソウジ)の足元にも及ばない……虫けらだ」とそれぞれ酷評されている。

とはいえ、クロックダウンシステムの発動とマユの捕獲により、カブトをZECT施設まで誘い出すと、


最早クロックアップは無力化された!

この世界は俺のものだ!!ハハハハハハッ!ハハハハハハッ……!!

と狂喜しながらフィロキセラワームとしての正体を現し、彼を追い詰める。
だが士=仮面ライダーディケイドの参戦により次第に押されていき、マスクドライダーシステムのクロックアップを封じた上で自分はクロックアップするも、
ディケイドのアタックライド・イリュージョンによる分身攻撃で見切られている。

最期はカブトがファイナルフォームライドしたゼクターカブトの必殺技・ディケイドメテオで自分諸共クロックダウンシステムを制御する電波塔を破壊され、
ダメ押しとばかりに地上のカブトが放つライダーキックと、上空からのディケイドによるディメンションキックの挟撃を受けて爆死した。

ソウはカブトとの交戦で右目を傷つけられた経緯から眼帯をしているが、
奇しくも前述の『G』で織田大道が解放を求めていたシェードの創始者・徳川清山もまた右目に黒い眼帯を着用していた。
また、弟切ソウの名前の由来は植物の弟切草と原典『カブト』でザビーに変身していた矢車想
ソウジ=カブトに擬態していた為、彼の名前もかけているものと思われる。
また、ソウはソウジそっくりに擬態していたが、オリジナルの矢車も後にカブトそっくりな怪人に変貌してしまっている。


最終回では大ショッカーアポロガイストがライフエナジーで再生させた「悪の勇者」の1人として登場。
他の再生怪人とは異なり、両手とも肥大した鋏状の器官がある怪人だからか、手持ちの武器はなし。
こちらは仮面ライダーディエンドのライダーキックで倒されている。



【弟切ソウが変身する仮面ライダーザビー】


クロックアップ出来ないお前など、俺の敵ではない。


弟切ソウがザビーゼクターを用いて変身する、ハチのマスクドライダー。
変身時は強固な装甲に身を包んだマスクドフォームになるが、そこから装甲をキャストオフして身軽かつ、
クロックアップの発動が可能なライダーフォームに姿を変える。
第16話冒頭でアラタが変身するガタックと共にコレオプテラワームと交戦。
カブトの乱入もあったが、ワームの隙を突き、必殺技のライダースティングでこれを撃破している。
ディケイドとの戦闘時には「この世界を破壊するライダー」として彼について聞き及んでいたらしいが、
弟切の本性を考えるとどちらが世界の破壊者だろうか。
マユがワームから逃げ込んだ外郭放水路では、ディケイドファイズ アクセルフォームと柱を破壊しながら熾烈な高速戦闘を繰り広げた。
第17話では弟切自身が開発を指揮したクロックダウンシステムにより、ザビーのクロックアップも機能しなくなった影響か、登場していない。



【『カブトの世界』のワーム】

『ディケイド』のワームは原典『カブト』同様、人間の姿形や記憶をコピーして成り代わる擬態能力を持つ。
人に紛れ、人を襲う彼らを退治する為にZECTが日々活躍しているが、中には弟切のようにZECT内部に侵入したワームや、自分がワームであることを知らず生活する者などもいる。
なお、『ディケイド』では非人型のキバーラにまで擬態可能な事が明かされた。


  • サナギ態

自分で自分は……殴れないだろ?

ずんぐりむっくりした体躯が特徴的なワームのサナギ態。
本作でも多数のサナギ態が登場し、その大半がマユを狙っている。
また弟切に従い、ZECT隊員に擬態した個体も存在する。
下記の成虫態ワームも登場時はサナギの姿の個体が複数体確認されている。
光寫眞館に現れた個体はあろうことか士に擬態
光夏海やアラタですら見分けがつかない2人の士は腕相撲やにらめっこ (?) 、あっち向いてホイで真偽を明らかにしようとするが決着せず。
夏海が「光家秘伝・笑いのツボ」を試した結果、泣き始めた方の士が店を後にしていった。
店を出た士こそが偽物=ワームで、本物の士はディケイドに変身し立ち向かおうとするが、ワームが正体を現した途端に現れたカブトの攻撃で瞬殺された。


  • コレオプテラワーム アージェンタム

やめろ……。やめてくれよ!

銀色の体色を持つコガネムシに似たワーム。
第16話冒頭でブライトルーパー達が取り囲んでいた青年に擬態しており、ZECTが人を襲っていると誤解した士に庇われた所でサナギの正体を明かし脱皮、攻撃を仕掛けてきた。
現場に現れた弟切=ザビーやアラタ=ガタックと交戦するも、乱入してきたカブトの攻撃に怯んだ所をザビーのライダースティングで倒された。


  • ジオフィリドワーム

ムカデに似たワーム。
サナギから脱皮し、廃工場で士=ディケイドと交戦する。
クロックアップによってディケイドを翻弄するも、ディケイドクウガ ペガサスフォームの超感覚によるブラストペガサスにより仕留められた。


  • サブストワーム

公園のベンチに座っていたサラリーマン風の男性に擬態していた、ザリガニに似たワーム。
第17話冒頭でマユと夏海を見かけると正体を現し、2人を追跡。擬態時がベンチで休むくたびれたオッサンにしか見えないとか言わない
途中、ディエンドとカブトの攻撃に巻き込まれるも、頑強そうな外見に違わぬ防御力で凌いでいた。
マユを追い詰めるも、彼女がシシーラワームの正体を現した事で、至近距離で彼女の発する衝撃波を受けて粉砕された。


  • シシーラワーム

あたしが……ワーム!?

演・声:菅野莉央

士達と知り合ったおでん屋『天堂屋』の少女で、ソウジ=カブトの妹その人。
原典『カブト』の日下部ひより同様に、カゲロウに似たワームがその正体だが、ネイティブかまでは不明。
嘗て、眼前で兄 (に擬態したフィロキセラワーム) がカブトに襲われる所を目撃した為、「カブトが兄を殺した」として憎悪を向けていた。
何故かワームに狙われる日々を過ごしていた*1が、妹を守るべくクロックアップの世界で戦い続けるカブトによって守られていた。
だが、サブストワームの襲撃で危機に陥ったことでマユのワームとしての力が発現。
衝撃波を放ちサブストを葬るも、一部始終を士と夏海に目撃され、自身がワームであったこともあり、大きなショックを受けてしまう。
その後、兄を騙り甘言を用いる弟切=フィロキセラワームに従うが、ZECTの施設で捕らえられ、
地獄兄弟を思わせる鎖に繋がれて拘束されてしまう。
だが、施設に乗り込んだソウジと士によりフィロキセラワームは撃破され、マユも本物の兄により救出。
クロックダウンシステムを破壊した結果、クロックアップの世界に戻らざるを得なくなったソウジを涙ながらに見送った。
しかし、ソウジはいつだって家族のもとにいるだろう。


なお、マユを演じた菅野女史は『轟轟戦隊ボウケンジャー』でボウケンジャーが所属するサージェスの司令官・ミスターボイスの正体レオナ役でも知られる。
レオナは作中に登場する秘宝・プレシャスの一つを手掛けた古の天才発明家:レオン・ジョルダーナが10度目の転生を遂げた少女で、
モニターとアバターを駆使して自身を成人男性のように見せていた。



書き込みを禁じられた荒らしが、項目を追記・修正出来るかァッ!


この項目が面白かったなら……\カカカカブト!/