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ガンマモン

登録日:2021/11/12 Fri 01:11:58
更新日:2026/06/30 Tue 19:53:22
所要時間:約 22 分で読めます




オレ、ガンマモン!


『ガンマモン』は、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。
また、アニメデジモンゴーストゲーム』の主役デジモンの一体として登場している。


【基本データ】

世代 成長期
タイプ 角竜型
属性 ウィルス種
必殺技 ホーンアタック
頭部の2本の角で突進する。
ブレイクロー
左腕の爪で敵を切り裂く。

【概要】

白いトリケラトプスの姿をした新種のデジモン だがバイタルブレスではモノクロモンやトリケラモンには進化しない
小さいが鼻先と目の上に計三本の角があるのが確認できる他、青いスカーフも特徴。
背中には小さな羽が隠れており、少しの間ならば空を飛べることが出来る。
感情を出すことは少ないが、心を通わせることが出来れば少しずつ懐いてくれるようだ。
噂ではガンマモンへの進化は“銀河系外の宇宙から飛んできたデジタル信号”と関係があると言われているらしい。

名前の由来はギリシャ文字の3番目の文字γ(ガンマ)だが、放射能の一種であるガンマ線の意味も含まれているようだ。

初出はデジヴァイスV付属の「ガンマモンDim」で、この玩具の看板デジモンとして扱われている。


【メディアでの活躍】

アニメ『デジモンゴーストゲーム


主人公・天ノ河(あまのかわ)(ひろ)の元にやって来たデジモン。
行方不明になっている彼の父親がデジタルワールドから送ってきた「」で、ギルモン以来のウィルス種の主役デジモンである。
ギルモン同様精神的に幼く、喋り方もどこか舌足らず。好奇心旺盛な性格で、初めて見る物はとりあえず噛み付く癖がある。
「辛い」を「怖い」、「おいしい」を「最強」と呼ぶなどといった独特な喋り方をする。
特にチョコレートの事はとても気に入っており、よく宙にせがんでくることが多い。

悪意や敵意を持ったデジモンに対しては「やな感じ」と敵意をむき出しにすることがある。

普段は“宙が連れているAIペット”として周囲に納得させており、見た目も性格も可愛らしい為とても人気があるようだ。
…しかしクロックモンに一時的に時間を奪われた際には恐ろしい進化形態のビジョンを見せており、いずれ暗黒進化するのではないかとファンからは不安の声が上がっている。
そして14話にてその不安は現実となるのであった…。


ここからは今後の物語の展開に関わるネタバレ要素があります。ご了承ください。







【関連種】

ベテルガンマモン

世代 成熟期
タイプ 竜人型
属性 ワクチン種
必殺技 ソルブロー
腕に炎を纏わせて敵を殴る。
ソルショット
手に持った火炎弾を敵に投げつける。
ガンマモンが燃え盛る熱い正義の心によって進化した形態。
全身が赤く染まり、俊敏さに優れた強靭な肉体を手に入れたことで格闘戦に特化したフォルムになった。
パワーとスピードが上がった他、感情の高まりに応じて攻撃の威力も増加していく能力を身に付けている。

アニメではマミーモンとの戦いで初進化。
向こうが世代的にも格上なのでダメージこそ入らなかったが、包帯は燃えるという事から怯ませて宙の説得に耳を貸すタイミングを作った。
その他、植物系のパンプモンを熱がらせて戦意を失わせるなど活躍しているが、マジラモン配下のクアトルモンには完敗してしまっている。
人間と体格差があまり変わらず格闘戦も出来る小回りの良さからか、ガンマモンの進化系の中では最も出番が多い。


カウスガンマモン

世代 成熟期
タイプ 竜人型
属性 データ種
必殺技 ウルダインパルス
滑空しながら体当たりを行う。
ランベルタキック
膝の器官から空気を噴射し、その勢いで宙返り蹴りを行う。
ガンマモンが澄み渡る穏やかな心によって進化したスピード特化形態
全身は青く染まり、手と足の間には皮膜が、膝には空気を噴射する器官が発達したことで空中戦に特化した姿となった。
冷静沈着な性格で、どんな状況でも相手の動きを読んで攻撃を見切りながら戦う。

アニメではヤタガラモンと対峙し、「翔びたい」という気持ちを宙に後押しされて進化。
想定外の連撃で格上の相手を地に叩き落とし、倒しこそしなかったものの戦意を失わせる事には成功する。
更にレッパモン相手にアンゴラモンとの連携で叩きのめすなど何気にベテルガンマモンより活躍している。
なお、(ベテルガンマモンにも言えるが)少しだけ精神的に成長しているかのような素振りも見える。


ウェズンガンマモン

世代 成熟期
タイプ 角竜型
属性 データ種
必殺技 セドナ
頭部の2本の角から高威力のキャノン砲を放つ。
アルビオン
尻尾を地面に突き刺し、エネルギーをチャージして頭部の角から陽電子砲を放つ。
ガンマモンがどんな事にも動じないどっしりとした心構えのおおらかな心を持った結果進化した砲撃形態。
体は緑色になり、ガンマモンのモチーフであるトリケラトプスに似た角竜の姿へと変化した。
スピードは遅いものの、体の各部に火器を搭載しており、頭頂部の2本の角は長射程の大砲に、
鼻の角は高射砲に、四肢の先端は小型の機関砲に…といった全身に武器を搭載したロマン溢れる姿となった。
中でも2本の角を用いた必殺技は最強の攻撃力を誇るが、技を繰り出すたびに排気口が展開されるため連射は出来ない。

アニメではザッソーモン軍団との戦いで進化。
大量のザッソーモンをセドナの連射で次々となぎ倒す活躍を見せた。
更に切り札のアルビオンで一掃しようとしたが、本体のザッソーモンが仲裁に入った事で未遂に終わっている。
宙を乗せて走り回るなど見た目よりも機動力はあるが小回りはあまり効かないらしく、砲撃タイプなだけあり肉弾戦もさほど得意ではない。
このためダークリザモンには(あちらの近接戦闘力がかなり高いのもあるが)手玉に取られていた。

後の23話で『アルビオン』は何者かに捕まって鱗粉を暴走させたモルフォモンの所在を調べるため(かつ鱗粉による被害を食い止めるため)、
モルフォモンが無意識で中継点に使った廃棄された人工衛星を撃ち落とすという凄まじい長射程と火力を披露した。
ただし発射までに非常に長いチャージ時間が必要、かつ、その間ウェズンガンマモンは動けないと思われ完全に使用状況の限られるロマン砲である。
まあザッソーモンに撃とうとしていた辺りある程度の威力は調節可能、それに伴いチャージ時間も増減するのかもしれないが。
最終決戦で連続進化した際には、ほぼノーチャージで即発射した。


カノーヴァイスモン

世代 完全体
タイプ 天竜型
属性 ワクチン種
必殺技 ガリアフィッシャー
暗黒のオーラを爪に纏わせ、敵を切り裂く。
ドラゴニア
翼を折り畳み、隕石の如く高速で敵に突撃する。
メテオルクス
広げた翼から光の輝きを流星群のように敵めがけて放つ。
グランノヴァ
エネルギーを最大限まで高め、口から白く輝くまでに燃えあがる火球を放つ。
ガンマモンが心の炎の滾りを最大限にまで高めることで進化した白いドラゴン型デジモン。
正々堂々とした戦いを好み、卑怯なやり方を嫌う騎士道精神を併せ持つ一方、戦いが激化するごとに歓喜の笑みを浮かべるバトルマニアの一面を持つ。「魂ィイイイイイイ!!!
彼が戦えば戦うほど、全身が更に白く輝き、限界を超越する力を引き出すと全身が白光に発光。
別次元のデジタルワールドからも感知できるほどの光度になるという。

パワーやスピードは桁違いの数値を誇るが、多彩な戦技を操るなどテクニカルな面も持つ。
その威力は爪で切り裂くだけで低純度のクロンデジゾイドを簡単に断ち割るほど。

第25話において、強敵ヴァンデモンとの戦いで純粋な実力差に加え、宙とダメージをシンクロさせられるなどの影響もあり苦戦。
あわや暗黒進化…となりそうなところ、宙の「一緒に乗り越える」という言葉でそれを押さえ、べテルガンマモンからの超進化を果たしヴァンデモンを撃退する。
カラーリングもあり、一部の視聴者は「ベテルからしか進化できないのか?」との懸念も抱いたようだが、その後の話でカウス、ウェズンからも進化できることが判明した。
(逆に言うと、成熟期は分岐するのに、完全体でまた一体に戻るようになったということではある)
おそらくは光の三原色に則ったもの*1だと思われる。進化演出でも赤、緑、青の3色の光が束ねられて白い光になっている。


シリウスモン


俺たち、人間は…! そして…オレも…決して穢れてなんかいない!

これが…! オレたちの…!

答えだぁああああああああ!!!



カノーヴァイスモン、究極進化!!

シリウスモン!!!

世代 究極体
タイプ 光竜型
属性 ワクチン種
所属 ウイルスバスターズ
必殺技 フォトンブラスター
シルヴィアからエネルギー光弾を放つ技。
コスモブレード
シルヴィアから剣を展開し、敵を切り裂く。
ブレイクエーサー
フォトンブラスターと斬撃を同時に放ち、それらが合体したエネルギー弾を相手にぶつける。
「ファーイナルウェイイイイイブ!!!」
プラネイトナックル
拳に生命エネルギーを込めて相手にぶつける、シルヴィアが破壊された時の最後の切り札。
正義の集団「ウィルスバスターズ」に属する、翼のようなマントと白い装甲を纏った騎士のような光竜型デジモン。
なお、「光竜型」というのは今までシャイングレイモンのみが分類されていた種族である。
恐らく、竜人型の中でも、何らかの天体に関する名前や能力を持つものが分類されるのではないか…と推測される。

遥か彼方からでも助けを求める声や悪意を感じ取ると彗星のごとく降り立ち、両腕に装着した複合砲剣「シルヴィア」で敵を打ち倒す。
しかし、戦いの中でも相手の改心を感じ取れば矛を収めて打ち解けるほど、心優しく周りを明るくする存在である。

独占的な善意で人間界の「穢れ」を燃やし尽くそうとするクズハモンとの戦いにて、危機に追い込まれたカノーヴァイスモンと宙が「これまで共に暮らしてきた日々は穢れた事じゃない」という強い感情によって完全シンクロ。
リミットの限界を超え覚醒し、究極進化した姿。
今までの進化態はどことなく言葉がたどたどしいところがあったが、このシリウスモンになってからは精神が大きく成長しているのか、見た目にふさわしく流暢に話せるようになる。
見た目や可変する遠近共用武装、精神的な成長やウィルス種からの正義の集団に属する究極態ということもあって今までの主人公デジモンの集大成とも考えられる。


グルスガンマモン

世代 成熟期
タイプ 竜人型
属性 ウィルス種
必殺技 ダークパレス
腕に纏わせた暗黒の炎で敵を握り潰す。
デスデモーナ
暗黒の炎を投げつけ、敵を焼き尽くす。
デッドエンドスキュアー
尻尾の先端で相手の急所を刺し貫く。
ガンマモンが怒りや憎しみといった負の感情に呑み込まれ、ウィルス種としての邪悪な本能に覚醒した暗黒進化形態

見た目は黒いベテルガンマモンだが、スカーフはマントへ変化し、マントが翼に変化する場面もある。体も細身かつ鋭利なものへとなっている。
性格は残忍かつ攻撃的で、目に映る敵を全て排除するまでその動きを止める事はない。
例え腕がへし折れても、相手の息の根を止めるか自分が息絶えるまで、グルスガンマモンの攻撃は止むことはないのである。

アニメではシールズドラモンの凶刃からガンマモンを庇ったボコモン先生が目の前で死亡したショックにより暗黒進化。
この時、進化バンクではMAXに溜まりかけたバイタルゲージが逆転してゼロになる一瞬音声と変化が途切れるなど異様な演出が入った。
必殺技を放つ時もこれまで同様に宙の脳裏にデジタルな感覚が過ぎるも、その干渉で宙が苦しんだため自分で必殺技名を叫んでいる。
更に普段のガンマモンと違い非常に流暢に喋り性格も残忍そのもの
仲間への攻撃も「ちょっとばかり馴染みだからって馴れ馴れしいんだよ」と躊躇がない。
この余りの変貌っぷりに宙や瑠璃たちは「ガンマモンじゃない」と戦慄していたが、彼本人は「何も変わってねえ」と言い捨てている。
実際にシールズドラモンの目的を吐かせた後は宙に「だとよ」と指示を促すような素振りを見せており、必殺技発動時の干渉に苦しむ姿には不満そうであった。
『ダークパレス』使用時にも嘗て使った事があったような発言をしており、この辺りにはまだ謎が多い。
実力は成熟期離れしておりシールズドラモンを一瞬で捕まえ目的を吐かせた後、即座に殺害してみせた他、デジタル空間の外に出ようとするのを止めに入ったテスラジェリーモンをあっさりと一蹴。
『ダークパレス』でとどめを刺しにかかるも、割って入った宙を見てボコモン先生が死んだ時の光景がフラッシュバックし、進化が解除された。
なお、ガンマモンはグルスガンマモンになった時のことを覚えてない様子であった。

第21話でアルケニモンに捕まり捕食されそうになる寸前、再度進化する。
体内に直接『デスデモーナ』を注ぎ込むという、相変わらずの強さと残虐ぶりを宙と視聴者にまざまざと見せつける。
そして「近寄んな、まだその時じゃない」という意味深な言葉を残していくのであった。

完全体への進化を身に着けてからはしばらく出番はなかったが、第42話で久しぶりに登場。
オボロモンらの身勝手な理屈で宙を奪われたガンマモンが怒りと悲しみで進化する。
相変わらずの強さと残虐さを見せつけ、完全体であるオボロモンを苦も無く次々と惨殺し、その“色”を奪っていく。
その様を見たオボロモンの一体は『漆黒の覇王』という単語を口にするのであった。
因みにこの回で、宙の事を初めて『兄貴』と呼んだ。

第59話ではトノサマゲコモンとの戦闘で、一方的に痛み付けられたのか怒りの視線を向けながら進化。
逆に一方的に痛みつけ、宙に『俺とシンクロすれば清司郎を背中から出してやってもいい』と取引を持ちかけるも当然拒否され、期待外れだったのかトノサマゲコモンを背中に取り込まれた人々ごとダークパレスで焼き殺そうとしたが、ゲコモンが解放したため失敗に終わる。
その様子に「余計な事しやがって」とゲコモンを先に手に掛けようとしたが、それを庇った宙に「時は直ぐそこに来てるぜ」と言いながら進化を解いた。

なお、グルスガンマモンがその姿を見せた時は順にブラックアグモン、ブラックガルゴモン、ブラックグラウモン…と、黒いデジモンがその様子を隠れて窺っているのであった。


レグルスモン

世代 完全体
タイプ 邪竜型
属性 ウィルス種
必殺技 グラントレース
口から暗黒の獄炎球を放ち、物質だけでなく光さえも飲み込み全てを跡形も無く消し去る技。
カリプバイト
左腕の盾が大きく開口して敵を齧り取る技。
ゲニアス
盾から放たれる、3門の貫通レーザー。
デッドエンドスパイク
二叉に分かれた尻尾で刺し貫く技。
最終話目前の第66話「破滅ノ漆黒竜」で遂に進化を行った、グルスガンマモンの完全体。

設定では『怒りと恐怖による支配を目論む邪竜型デジモン』とされている。
また、『完全体ながら、最凶と謳われる四大竜デジモンの一柱メギドラモンを彷彿とさせるパワーを誇り、レグルスモンの出現とは災害に他ならない』ともされており、
同じくウィルス種主人公のギルモンとの共通点も挙げられている。

その身体は“GRB(Gulus Realm Brust(グルス・レルム・バースト))”と呼ばれる感染源。
本編で清司郎が「グルスの因子…領域爆発」と言っていたが、ほぼその通りの意味。
その“GRB”因子が伝染したデジモンは性格が変質し狂暴化すると言われている。
ただし、黒化の要因とされる分泌物“ブラックデジトロン”が混入したデジモンには伝染が確認されていない。


アルクトゥルスモン

世代 究極体
タイプ 竜人型
属性 ウィルス種
必殺技 ブラックコンフェッション
両腕のドリルに大量のGRB因子をまとわせ高速回転させることで極限まで圧縮し射出する技。
得意技 ブラックデス
腕のドリルを相手に突き刺し、GRB因子を注入させ浸食させる技。
黒き邪悪なエネルギーが極限まで濃縮されたことで進化するとされている幻のデジモン。
『ゴーストゲーム』アニメ本編には登場しなかった形態。
プロキシマモン共々、「BEMEMORY ガンマモンDim」で初登場した。

設定上は、GRB因子を生成するデジモン(つまりは、レグルスモン)自身に、大量のGRB因子を限界まで注入させるシミュレーションを行った際に「理論上」進化することが判明したとされている。
数百回ものシミュレーションを行っても、全てアルクトゥルスモンになる事が確認された。
そのため、現実でも条件さえ整えば発現するデジモンである…と、論文にはしたためられている。

生態は不明。
ただし、シミュレーションで計測されたダークエネルギーの数値は現在発見されているデジモンの中でも群を抜いて高い。
そのため、アルクトゥルスモンが発生した際にはデジタルワールドの環境の大規模な変質―デジタルハザード―が発生されると推測されている。

容姿は、体色が黒基調になり、両腕の武装がドリルになったシリウスモン。
そのため、もしアニメ本編でガンマモンらとグルスの和解が成立していなかった場合、レグルスモンはこの形態になり、“スベテヲ喰ラウモノ”に備えていたのであろう。
また、クオンタモンは作中で未来に関するシミュレーションを幾度となく実行していたため、その中では観測されていた可能性はある。


プロキシマモン

世代 究極体
タイプ 特異型
属性 ウィルス種
必殺技 エクスティンクションクラウド
黒き粒子であらゆるものを最小単位まで分解する。
ライトオブリクリエイション
巨大戦斧で分解したものを新たな存在へと再創造する。
破壊と創造を司る強大な力を持つといわれる幻のデジモン。
高速演算装置内のシミュレーションで「理論上」の発現が予測されたデジモンであるため、現実のデジタルワールド内に存在するかは不明。
そのため、カオスモンラグナロードモンと同じ「特異型」に分類されている。

容姿は黒を基調とした四足獣のような下半身に、白を基調とした巨大戦斧を持つ騎士の上半身が融合したような姿。
また、黒色獣からは二対の白い翼と、同じく二対の白い尾が生えている。
聖なるエネルギーと邪悪なエネルギーという相反する力を生成する能力を持つ。
邪悪なエネルギーはデジタルワールド内のあらゆる構成物質を分解し、聖なるエネルギーは分解後の物質を再構築し新たなものへと創造することが可能だという。
この能力をプロキシマモン自身がどれだけコントロールできるかは不明だが、存在するだけでデジモン含む周囲の環境すべてを分解&再創造可能である。
つまり、デジタルワールドが瞬く間に書き換わってしまう恐れがある訳で、それが『周囲の環境を自分の住みやすい環境に変化させる。結果としてさまざまな異常を発生させる。』種であるウィルス種に分類されている所以であろう。

そのため万が一の悪用を防ぐため、プロキシマモンを発現させる進化条件のシミュレーション情報は厳重に秘匿されているという。

当然、アニメ本編では未登場。
カードゲームでは、進化条件に「進化元に『アルクトゥルスモン』がある『シリウスモン』から」とある。
そのため、もし誕生するのであれば、それは和解を果たした両者がジョグレスすることで現れるのではないだろうか。
ちなみに、この形態になっても、ガンマモン種特有の三本角は残っている。


◆クリモン

世代 幼年期Ⅰ
タイプ スライム
属性 なし
必殺技
酸ですらなく、本当にただの泡。威嚇用。
生まれる前のデジタマが跳ねるほどに活発的で、孵化すれば更に元気いっぱいに動き回る幼年期デジモン。
額の1本角と襟飾りが特徴的だが、まだ未成熟で柔らかく、戦いに使うことはできない。
だが、動き回る時にバランスを取ったりぶつかっても身を守る役には立っている。
グリモン共々、アニメ本編では登場せず、『バイタルブレス』のみの出番となっている。
後にアニメ『DIGIMON BEATBREAK』にてフウマモンとボマーモンの幼年期として登場したのだが、フウマモンが退化した個体はある経緯から登場人物にガチの殺意を向けられナイフで刺されかけた

◆グリモン

世代 幼年期Ⅱ
タイプ レッサー型
属性 なし
必殺技 チクチクアタック
ぶつかっていき、角で突く技。
クリモンが成長し額の角が2本になった。
襟飾りも硬く発達し、柔らかな体を守るほか、自分を大きく見せる効果もあるようだ。
元気に跳ねまわり、硬そうな大きな岩を見つけると、『チクチクアタック』でぶつかっていく。
壊れなかった岩に出会えると喜び、さらに強くなろうと元気を爆発させて駆け回る。




【余談】

  • 担当声優である沢城氏は、デジモンゲーム作品において多く出演しており、
    特に『デジモンワールド リ:デジタイズ』などに登場する御神楽ミレイはかなり印象に残っている人も多いだろう。
    それだけに本家デジモンアニメに登場した事はファンを驚かせたとか。

  • ガンマモンの進化形態(成熟期)は、一部ではライガーゼロっぽいといわれているとか。

  • 「鼻先に角を持つ二足歩行、頭部と腕を使った物理攻撃が必殺技、複数の進化系を持つ」点でブイモンとも共通点が多い。
    特に「炎属性、格闘技と射撃技を使い分ける」点でベテルガンマモンもフレイドラモンとかなり似通っている。

  • バイタルブレス発売時点で完全体まで判明してしまっており育成も可能であった。
    ただし究極体は既存のデジモンが配置されており、固有の進化系は判明していなかった。
    これについてはアンゴラモン、ジェリーモンも同様。

  • ギリシア文字を冠するデジモンは、デルタモンオメガモンアルファモンに次いで4体目。
    なお、成長期の時点でギリシア文字を冠しているデジモンとしては史上初である。

  • 上述したように、名前には「(宇宙から来る)ガンマ線」の意味合いもある。
    シリーズディレクターの地岡公俊氏はインタビュー(2021/11/14)で以下のように述べている。
ガンマモンを考えていたときは、角が3つなので、アルファ、ベータ、ガンマのガンマで、「3つ」の意味合いで当初は使っていました。
そこに僕が「ガンマ線」などの宇宙の意味合いを込めて、「宇宙由来のデータが地球に来てデジタルワールドでデジモンになった」という提案をしました。
ガンマモンのプロフィールを固めた後に、主人公の名前も宇宙にまつわるものがいいなと思い、いくつか提案させていただいた中で、「天ノ河」と「宙」が採用されました。
宙の父親「北斗」もそうですね。
ガンマモンの進化形態の名前はバンダイさんで決めていただいたのですが、その流れを汲んでいただけたのではないでしょうか。
「宇宙由来のデータが地球に来て~」とこの時点で結構核心的な事を述べられていた・・・。

《名称について》

ガンマモンの正統進化系とその技には、天体関係の用語が多用されている。
以下、その解説。
  • ベテルガンマモン
    • オリオン座のα星「ベテルギウス」。断じてペテ公ではない。赤橙色を放つのが特徴。
    • ソルショット/ソルブロー
      • ラテン語で「太陽」を意味する単語、“Sol”から。

  • カウスガンマモン
    • 射手座(ケンタウルス座)のε星「カウス・アウストラリウス」*3
    • ウルダインパルス
      • アステロイドベルト*4に存在する小惑星の一つ「167 ウルダ」*5
        更にその由来は、北欧の運命の三女神の一人、ウルド。
    • ランベルタキック
      • アステロイドベルトに存在する小惑星「187 ランベルタ」。
        更にその由来は、ドイツの天文学者、ヨハン・ハインリッヒ・ランベルト。

  • ウェズンガンマモン
    • おおいぬ座のδ星「ウェズン」。
    • セドナ
      • 太陽系外縁天体の一つ「セドナ」。更にその由来は、イヌイットに伝わる海の女神。
    • アルビオン
      • 太陽系外縁天体の一つ「アルビオン」。
        更にその直接の由来は、イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの叙事詩『ミルトン』内に出てくる単語だが…更にそれにも元ネタがある。以降は割愛。

  • グルスガンマモン
    • 獅子座のα星「レグルス」。その名はラテン語で「王」に相当する意味を持つ。1等星ではあるが、その中では最も暗い
    • ダークパレス
      • アステロイドベルトに存在する小惑星の一つ「49 パレス」。大きいが暗いのが特徴。
        更にその直接の由来は、ローマ神話の牧畜の女神。
    • デスデモーナ
      • アステロイドベルトに存在する小惑星の一つ「666 デズデモーナ」*6
        更にその直接の由来は、ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『オセロー』の登場人物。
        それに“Death(デス)”(死)をかけていると思われる。

  • カノーヴァイスモン
    • りゅうこつ座のα星「カノープス」と、ドイツ語で白を意味する “Weiss(ヴァイス)” を組み合わせたものと思われる。
    • ガリアフィッシャー
      • アステロイドベルトに存在する小惑星「148 ガリア」*7
        更にその由来は、「ガリア戦記」などで有名な、古代ローマの地名「ガリア」。
      • fissure(フィッシャー)”は「亀裂」「裂け目」を意味する英語。断じて“fisher”(釣り人)ではない。
    • ドラゴニア
      • アステロイドベルトに存在する小惑星「620 ドラニア」。
        更にその由来は、アメリカ、アイオワ州にあるドレイク大学(軌道計算用のコンピュータが設置されていた)。
        それに「ドラゴン」をかけていると思われる。
    • メテオルクス
      • meteor(メテオ)”は「隕石・流星」を意味する英語。
      • lux(ルクス)”はラテン語で「光」。転じて、SI単位系で照度の単位にも採用されている。
    • グランノヴァ
      • nova(ノヴァ)”は「新星」を意味する英語
        • 余談だが、「新星」とは新しい星や新しい星の誕生時に発生する爆発ではなく、既存の恒星の表面に一時的に強い爆発が起こり、数百~数百万倍に増光する現象を指す。

  • シリウスモン
    • おおいぬ座のα星「シリウス」。『天狼星』の別名でも知られる。
      地球から見える中では(太陽を除くと)最も明るい恒星。なお、その次に明るいのがカノープス。
    • シルヴィア
      • アステロイドベルトに存在する小惑星の一つ「87 シルヴィア」。
    • コスモブレード
      • cosmo(コスモ)”はラテン語で「宇宙」を意味する単語。
    • ブレイクエーサー
      • クエーサーとは、銀河の中心にある巨大なブラックホールにガスが落下して莫大なエネルギーを放出する天体。
        数十億光年以上遠くにあるため、地球からは星のように見える。電波やX線などあらゆる波長で明るく輝き、全宇宙で最も明るい天体のひとつである。 十字状に見える。
    • プラネイトナックル
      • Planet(プラネイト)”は「惑星」を意味する英語。「プラネット」と表記されることの方がメジャー。

  • レグルスモン
    • グルスガンマモンと同じく「レグルス」。
    • カリプバイト
      • 英語版では“Kalypso Bite”(カリプソ バイト)。
      • アステロイドベルトに存在する小惑星の一つ「53 カリプソ」*8。大型だが非常に暗い小惑星であることが特徴。
        その由来はギリシア神話に登場するニンフの一人。
    • ゲニアス
      • 英語版では“Iphigenia Pierce”(イーピゲニアアス)となっている。
      • アステロイドベルトに存在する小惑星の一つ「112 イーピゲニア」。カリプソ同様、大型だが非常に暗い小惑星。
        その由来はギリシア神話に登場するミュケーナイの王女。
    • グラントレース
      • 英語で書くと“Gran TrES”。“trace”(追跡)ではないため注意。
      • TrES(トレース)”とは「大西洋両岸系外惑星調査(Trans-Atlantic Exoplanet Survey)」のこと。

  • アルクトゥルスモン
    • うしかい座のα星「アルクトゥルス」*9
      なお、単独の恒星としての明るさは、シリウス、カノープスに次ぐ3番目…。
    • 下のプロキシマモン共々、技名に宇宙的な要素はない。

  • プロキシマモン
    • ケンタウルス座のα星C「プロキシマ・ケンタウリ」。太陽系に最も近い恒星。
    • プロキシマモンは四足獣の上に人形の上半身が乗った、所謂「ケンタウルス」型の容姿をしている。



「ヒロー! チョコくれー! チョコ、最強ー!」

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最終更新:2026年06月30日 19:53

*1 光の赤、緑、青の3色が重なると白になる。テレビなどにこれが利用されている

*2 「ベジョータ」とも

*3 他に、δ星の「カウス・メディア」、λ星の「カウス・ボレアリス」等も存在する

*4 火星の公転軌道と木星の公転軌道との間に存在する、小惑星の公転軌道が集中している領域

*5 名称前の数字は小惑星番号。以降も同様

*6 天王星の衛星にも同名のものが存在する

*7 土星の外部衛星の分類の一つに「ガリア群」というものもある

*8 土星の衛星にも同名のものが存在する

*9 「アークトゥルス」等と表記されることもある。