登録日:2022/08/29 Mon 20:09:55
更新日:2024/12/19 Thu 05:02:15
所要時間:約 30 分で読めます
『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』は1992年にSNKがリリースしたアーケードゲーム。
前年に発売された『
キング・オブ・ザ・モンスターズ』の続編。
容量は80メガビット。前作の55メガビットと比べて大幅に容量が増加している。
副題の『THE NEXT THING』とは「次に続く事柄」、つまり続編であるということと、
本作における敵役のエイリアンのことを指すダブルミーニングとなっている。
◆概要
『2』と銘打たれている通り、本作は『キング・オブ・ザ・モンスターズ』の3年後を描いているが
プロレス風の対戦アクションだった前作から一転、
本作は
敵を倒しながらステージを進み、待ち構えているボスを倒すという
ベルトスクロールアクションゲームとなっている。
わかりやすく言うと『
ファイナルファイト』などのゲームが近いか。
とはいえ、どちらかというと本作のメインはボスとのガチンコ勝負であり、そこへ至るまでの道中はおまけのようなもの。
ステージによっては
開始早々いきなりボスとのタイマンが始まったりすることからも本作のコンセプトがわかるだろう。
しかし、だからといって前作にもあった「
高層ビルや都市部を蹂躙し、戦車や戦闘機を踏み潰していく」といったモンスターならではの破壊の快感はおざなりにされておらず、
日本列島
の中国・近畿地方の中だけで展開されていたバトルが今作においては世界各地を舞台にするなどスケールもアップ。
さらに前作の『
怪獣同士の取っ組み合い』からいきなり『
地球の覇権とお互いの絶滅を賭けてエイリアンとモンスターたちが全面戦争』と戦いの規模もとんでもないことになっている。
敵側のエイリアン軍団もとてつもなくバラエティに富んだ個性的なデザインをしており、一目で印象に残ること間違いなし。
容量がアップしたことによってゲーム中の町並みはより緻密なグラフィックで描かれ、三頭身ほどだったモンスターも頭身が高くなり、アニメパターンも増加。
よく動くキャラクターだけでなくBGMやサウンドエフェクトも迫力を増し、世紀末な雰囲気を一層盛り上げてくれる。
二人同時プレイも可能となっており、協力して進んでいくことも可能。
ただしお互いの攻撃は味方にもヒットするためプレイの内容によってはリアルファイトを招くことも
上記のようにまさに演出面においては圧倒的な進化を遂げており、世のゲーマーを虜にさせる要素を備えていた、
のだが……。
◆本作最大の問題点
オールドゲーマーに「
『キング・オブ・ザ・モンスターズ2』ってどんなゲーム?」と聞けば程度の差はあれ、おそらく同じ答えが返ってくるはず。
「
あぁ、あのむちゃくちゃ難しいゲームね」と。
そう、本作は数あるベルトスクロールゲームの中でも
非常に高難度な作品として語り草になるほどの一作なのだ。
断言してもいいが何の予備知識もなしにこのゲームをプレイすると冗談抜きで1面のクリアすらおぼつかないほど。
もしも初見でワンコインクリアをすることが出来たらその人はおそらく
ニュータイプか、
フォースの使い手かなにかだろう、きっと。
テクノスジャパンの『くにおくん』シリーズや
カプコンの『
ファイナルファイト』、『
天地を喰らうⅡ』、『
エイリアンVSプレデター』等々、
ベルトスクロールゲームはそれなりに難しい作品が多いが本作はハッキリ言って桁が違う。
というかSNK製のベルスクは『戦国伝承』といい『バーニングファイト』といいやたら難しいのが多い。ちゃんとテストプレイしたのかスタッフ
●強すぎるエイリアンたち
先に述べた通り、このゲームのメインは敵のボスとのタイマン勝負なのだが控えめに言って本作のボスたちはどいつもこいつもとんでもなく強い。
ゲームの仕様上ガードをすることができず、敵の攻撃を防ぐには回避するしかないのだが敵のCPUは全体的に賢く、さらにこちらの通常技よりも敵の攻撃の方がリーチや性能で勝っているため、
何も知らないで真っ向勝負を挑むと一方的にボコボコにされてしまう。
そして特に問題且つ本作の癌とも言えるのが敵の
投げ技。
本作はキャラ同士が接触すると掴み合いが発生。この掴み合いにプレイヤーが勝てば敵を投げ返すことができる。
投げ返しが成功するかどうかは組み合った瞬間に確率で決まるため、いくらレバガチャをしようがボタン連打をしようが負ける時は絶対に負けてしまう。
しかも掴み合いを繰り返すごとにプレイヤーが勝つ確率が低くなっていく仕様のため、3回以上掴み合いが発生したあたりから何をどうやっても勝てなくなる。
そして、敵の投げはどれもこちらの体力を3メモリ以上奪うものばかり。ちなみにこちらの体力は初期値で6メモリ、パワーアップアイテムで増加させても最大で8メモリのため、
一度投げられると体力の
3割以上を奪われる計算になる。
おまけに投げを喰らった後はグロッキーになってしまうため、運が悪いとそのまま追撃を喰らってほぼ即死。理不尽すぎる。
CPUもこの仕様を知ってか知らずか、ぐんぐん積極的に接近してきて組み付こうとしてくるので慣れないとあっという間に投げまくられてお陀仏。
とどめとばかりに問題になるのが、ズバリ敵の体力量。
一番体力の低い一面のボスでさえ通常技だけで倒そうとした場合、なんと大体
200発以上攻撃を当てないと倒せないほど。当然現実的ではない。
しかも後半のボスになればなるほど敵の体力がものすごく増えていき、最終面近くになると一面ボスの
二倍以上の体力がある。もうどうすりゃいいの。
追い打ちをかけるように本作はアーケードゲームであるため時間制限付きであり、0になると
問答無用で死んで残機が減る。ホントどうすりゃいいんだよ。
投げ技を当て続ければなんとかなるが、先述の通り確実性がないので当てにはできない。
そのため、頼みの綱となるのが各キャラごとの
必殺技。
必殺技は各ボタンを押しっぱなしにして放すことでゲージやアイテムの消費なしに何度でも撃てるが、発動には1秒程度の溜めが必要であるため瞬時には出せず、
さらにボスはこちらの必殺技を回避しようとするため、考えなしに撃ってもあっさりと避けられてしまう。
そのため本作のボス戦における基本戦法は、
- ジャンプ攻撃などを駆使してどうにかボスをダウンさせる
- ダウンしている間に必殺技の溜めを完成させる
- 起き上がりに必殺技を当ててまたダウンさせる
- ダウンしている間にまた必殺技の溜めをry
上記の流れを繰り返すこと。というか、こうしないと冗談抜きで
倒せない。
ただし、必殺技を撃つための溜めは溜める時間が長すぎるとその場でグロッキーになってしまうため、見極めが必要になってくる。
つまりこの作品は『
相手をハメ続けて殺すか、一方的にこちらが殺されるか』という極端すぎるバランスのゲームであると
言わざるを得ない。
ハメないとクリアできないゲームってどういうことだよ
●プレイヤーにとって不利な仕様の数々
敵の強さに関してはしつこいくらいに書いたが、それ以外にもプレイヤーを苦しめる要素が複数存在している。
本作はベルトスクロールアクションであるため、道中で建造物や敵を倒すとアイテムが出現することがある。主に、
- ライフアップ(体力を回復できる)
- 得点アイテム(スコアがアップする)
- ゲーマント(残機が増える)
といったお助けアイテムだがそれ以上に重要なのがパワーアップアイテム。
これを取得することで各モンスターが二段階までパワーアップし、
- 体力の上限が初期状態の6メモリから最大8メモリまでアップ
- 使える必殺技の数が最大3つまで増える
というメリットがある。
先述の通りこのゲームの攻略においては必殺技が必要不可欠であり、攻撃手段が増えることはボスを倒すうえで非常に重要であるため是が非でも取得しておきたい。
しかし、これら以外にデメリットしかないマイナスアイテムが存在する。具体的には、
- BOMB(取得してしまうと微ダメージと共に自キャラがその場にダウンする)
- パワーダウンアイテム(取得するとモンスターが強制的に初期レベルまで戻され、少しの間グロッキーになる)
の二つ。特にパワーダウンアイテムは使える必殺技が減るというこちらにとっては死に直結する事態を引き起こすため絶対に取ってはいけない。
これら二種類以外に、取得する直前にお助けアイテムとマイナスアイテムのどちらかにランダムで切り替わるルーレットアイテムの計三種類が本作におけるアイテムの一覧となる。
と、ここまで書いたアイテムに関してだが、実は重大な問題が存在している。
まず、モンスターたちはお助けアイテムを取得するとその場でガッツポーズを取るのだが、このガッツポーズ中は完全に無防備。
おまけにポーズはキャンセルすることができず、本作のアイテムは接触しただけで取得してしまうので自分のタイミングで入手することもできない。
ポーズを取るのは一瞬とはいえ、当然敵の攻撃中にアイテムを取得してしまうと隙を晒してしまうことになるため、敵の他にアイテムにも気を配らなければならないのだ。
お助けアイテムを取らないようにしなきゃいけないとかこれじゃ本末転倒だよ……
一応アイテム自体の出現時間は長くないため、放っておくと短時間で消えてしまうのだが裏を返せばせっかく欲しいアイテムがあっても間に合わないということでもあり、
貴重な回復の機会を逃してしまうことも往々にして起こりうる。
さらに、お助けアイテムとマイナスアイテムがランダムで出現するルーレットアイテムだが、なぜかマイナスアイテムが出現する確率が妙に高い。
運が悪いとゲーム開始からクリアまで一つもお助けアイテムにならないなんてことも。いじめか。
また、必殺技と体力上限が増えるパワーアップアイテムもアップするのは体力の上限のみといった仕様が存在する。
つまり、上限がアップしてもライフ自体はそのままなので変化しないということ。なので回復アイテムを入手しないと体力が満タンにならない。どういうことなの……。
加えて、本作では通常のベルトスクロールアクションとは違い、自キャラがダウンしている間は無敵などではなく逆に全くの無防備状態。
当然敵の攻撃も普通に受けるし当たり判定もある。もちろん動けないので回避も不可能。ボタン連打で起き上がらないと被害が広がる一方なのだ。
そしてこの当たり判定が残っているのが実に曲者であり、ダウン中にザコ敵に接触するとそのまま倒せてしまう。
「何が悪いの?」と思うかもしれないが、うっかりダウン中に倒したザコ敵からパワーダウンアイテムが出現してしまうと、そのまま否応なしに取得して初期状態に戻されてしまう。
ボス戦の最中にこのような事態になってしまうと目も当てられない。
あげくの果てには、ボス戦までの道中で「HURRY UP!」の表示が出ている最中に一定時間その場にとどまっていると制限時間に関係なく死亡して残機が減る。
ここまで来るとまさにシステムがプレイヤーを殺しに来ているレベルである。
一応ゲーマントの出現数が計6個と残機を増やす機会が多めなのが数少ない救いといえる点だが、
下記のミニゲーム成功時の2個分を除いて隠し要素扱いであり、しかも当然の如くノーヒント。
そもそも上記の通り立ち回り方を誤るとあっという間に殺されるバランスである。
つまり
残機が増えたところで各ボスの対策を構築しなければ寿命が少し伸びる程度にしかならないのだ。
と、いろいろと書き連ねてきたがここまで読んでわかる通り、本作は控えめに言っても
めちゃくちゃ難しい。
初心者はもちろんのこと、やりこんだ上級者であっても気を抜いたりすれば即座にゲームオーバーになるような要素がてんこ盛り。
『偉い人は言いました。UFOキャッチャーは貯金箱であると』とは
どっかのオタク少女の言葉だが、
このゲームも普通にクリアしようと思ったらまさしく貯金箱もかくやというほど連コインを要求される部類の作品である。
……が、難しいのは間違いないものの、
仕様を理解し、自キャラと敵キャラの特徴を掴み、正確なタイミングを計れるようになれば
きちんとクリアできる作品でもある。
敵が圧倒的に強く、なおかつこちらの基本性能も劣ってこそいるが、各種必殺技の性能を把握して立ち回れば何もさせずに撃破することが可能なのだ。
問題はそのレベルに到達するまでにモンスターの屍の山を築く必要があるという事だが……
殺るか殺られるかという極限の緊張感の中で見事ボスの打倒に成功したときは得も言われぬカタルシスを味わえることだろう。
マゾゲーとか言ってはいけない
今ならアーケードアーカイブスなどで配信されており、プレイも容易にできるため興味のある方は一度その難易度を体験してみてはいかがだろうか。
アケアカならコンティニューし放題だからお財布にも優しいしね!
◆ストーリー
1996年、世界各国にモンスター達が突如出現。彼らは巨大なパワーで激しいバトルロイヤルを繰り広げ、文明を踏みつぶし続けた。
人類にはなすすべもなく3年が過ぎ、数多くのモンスターの中から最強の1匹と1人と1体が生き残った。破壊し尽くされた地上に。
もはや彼らを邪魔するものは、地球上には誰も存在しなかった。そう、地球上には…。
1999年、ついに3匹のモンスターに対抗しうる力が現れる事となる。だがそれは、人類の望みとは裏腹に”地球外生物の侵略”という最悪の事態であった。
エイリアン(侵略者)はその想像を絶するパワーを以って、モンスター退治に最強の刺客を全世界に配置したのである。
強者のニオイを嗅ぎ付けたモンスター達は、怒りと喜びの叫び声を上げながら「NEXT THING(次に現れた奴ら)」に本能のおもむくまま飛びかかっていった。
邪魔者を駆除し生き残るために、真のキング・オブ・ザ・モンスターズを決めるために!!
地球の支配者は人類ではない。「世界」は今、新たな炎に包まれようとしている…。
◆大災厄を生き残った3匹のモンスターたち
●スーパージオン
恐竜型モンスター(ジオノイド科)
体長:112メートル
体重:13万2千トン
1996年の大災厄の末に生き残った最強のモンスターの1匹である。
元々は白亜紀の
恐竜の1匹であったと思われるが、幾多の戦闘で倒した別のモンスターの肉を食らい続けることにより、その細胞を吸収していった。
その結果、様々な能力を新たに兼ね備え、強力なモンスターへと成長していった。
角・牙・爪といったあらゆる攻撃要素がさらに鋭利になり、火を吐く能力もアップした。
攻撃のジャンルからいうと、一発一発の攻撃力はすさまじいものがあるが、スピードでは他の2匹に遅れを取っている。
性格はきわめて狂暴で、その食欲は止まることを知らない。
考古学博士 山本 隆
本作に登場するモンスターの一体。前作に登場したジオンが
他のモンスターを捕食し続けた結果、進化した存在。
身長・体重が三倍近くに伸び、顔付きもより凶悪なものになっている。
等身が伸びたせいでますますアーストロンっぽくなった
ゲーム内ではパワータイプとして位置付けられており、通常技のリーチがかなり長め。
その分他のキャラに比べて移動スピードが遅く、ボスから逃げ回らなければならない今作の仕様も相まって最もワンコインクリアが難しいキャラ。
安易なハメが難しい分、センスの問われるキャラと言えるだろう。
初期状態だと身体の色は緑色。レベル2でオレンジ色になり、レベル3だと青色になる。
ライフが0になるとドロドロに溶けて消滅してしまう。
ポイズンゴーストの細胞を取り込んだせいだろうか?
通常技のパンチはひっかき。キックは尻尾を振り回すテイルハンマー。
特にテイルハンマーは振りが遅いものの、非常にリーチが長い。
ジャンプ攻撃は身体を丸めて背中のトゲを当てるボディーボールボム。発生が早く、判定もとても大きい。
レベル1必殺技は頭部のツノを伸ばした後にそれを折って手持ち武器として使用する『
ジオソード』。
リーチの長い刺突攻撃ができる他に投げつけることもできる。
このツノ投げは
敵が回避行動を取らないという特殊な飛び道具であり、横軸があっていれば必ずヒットしダウンも奪える。
始動モーションが長いがモーション中は無敵状態であり、上手く使えば敵の攻撃を回避することも可能。ただしツノの耐久性能は低く、ジャンプしたり物を持つと消滅してしまう。
レベル2必殺技は
口から炎を吐きだす『
スネークファイア』。吐いた炎は地を這って進んでいく。
発生と弾速が非常に早く、威力も高いスーパージオンの主力技。貫通性能も持っており、建物や敵をまとめて破壊できる。
特にダウン中のボスに当てると多段ヒットして大ダメージを与えることができ、そのまま上手くハメることができればほとんどのボスを短時間で撃破できる。
レベル3必殺技は上空に飛び上がった後で着地し、
画面全体に地震を起こす『
アースクェイク』。
相手が画面のどこにいてもヒットするが発動するまでが非常に遅く、相手がジャンプしていたり空中に浮いていると効果がない。
また、飛び上がる直前の動作には実は敵の飛び道具に当たる判定が残っているという謎仕様があるため使いどころが難しい技。
●アトミックガイ
ヒーロー型モンスター(ヒューマノイド科)
体長:98メートル
体重:12万6千トン
かつて「放射能に耐えうる体」をテーマに生体実験を続ける、異端の老化学者がいたそうだ。報告ではその実験は最終段階に入り、成功も間近であるとされていたが、誰もその経過は知らず、また誰も信じようとはしなかった。
1995年当時、突然その老科学者が行方不明になり、きっかり1年後にかのモンスター「アトミックガイ」が出現した。確かにあのモンスターの顔は、老科学者のものであり、彼は放射能に耐えうる体にはなっていた。ただし、知能を無くしたモンスターとしてではあるが・・・。
彼は放射能に耐えるどころか、放射能を好んで呼吸するようになり、あの大災厄で勝ち残った後は、次々と原発を破壊していった。その結果彼は更に巨大化し、全身には鎧のような外骨格をまとい、様々な新しい攻撃能力を身に付けた。放射能の申し子「アトミックガイ」が誕生したのだ。
ただし、知能はますます低下したようである。
SNKバイオテクノロジー研究所所長 マッチョ田中
本作に登場するモンスターの一体。前作に登場したアストロガイが
各地の原発を襲い、放射能を得ることで自己進化した姿。
身長・体重が二倍以上に増加し、鎧のような外骨格も強化されているが知能はさらに低くなった模様。
デフォルトカラーが
オレンジ色に
白とどこぞの
光の巨人にますます近くなった。
しかもご丁寧に「ヘアッ!!」という掛け声も発する徹底ぶり。
狙ってるだろSNK
本作のパッケージでも相変わらずセンターを陣取り、実にいい笑顔を見せている。
パワー型のスーパージオンに対してスピード型に位置付けられており、事実プレイヤーキャラの中では一番移動速度が速い。
それでいて攻撃力も低くはなく、攻撃スピードも速めでクセがないため非常に扱いやすい。
特に必殺技がどれも高性能であり、中でもメガトンサンダーが強力。
初期状態だと身体の色はオレンジと白。レベル2で緑と白になり、レベル3で青と黄色になる。
ライフが0になると叫び声を上げながら白骨化し、バラバラになってしまう。
通常技のパンチはストレートパンチを放つアトミックパンチ。キックはアリキックのような蹴りを放つアトミックキック。
どちらも振りが早く、リーチはキックの方が長い。
ジャンプ攻撃は肘の外骨格を相手にぶち当てるエルボーセイバー。発生が早く、飛距離も長め。
レベル1必殺技は片膝をついてカッター状のエネルギーを飛ばす『
アトミカッター』。
見た目がもろにアイ・スラッガー
ヒットすると相手を拘束した上でダウンさせるので、起き上がりに重ね続ければハメられる。
ただし弾速が遅いので慣れが必要。
レベル2必殺技は両腕を上下に開いて身長ほどもある光弾を発射する『
ネオジオ光線』。
光弾が
アトミックガイの顔の形をしているという何ともインパクトの強い技。
スーパージオンのスネークファイアと同様に貫通性能を持ち、射線上の敵をまとめて薙ぎ払える。
ダウンしているボスに当てると多段ヒットしてダメージが上がるのも共通。
ただし発射直後の弾速はやや遅め。
レベル3必殺技は力を溜めた後でダブルバイセップスのポーズを取りながら相手目掛けて落雷を落とす『
メガトンサンダー』。
相手の位置をサーチする画面全体攻撃だが、発生が早く無敵時間も非常に長い高性能な技。
起き上がりに重ね続けることができればこの技だけで相手を完封することも可能。
ただし空中に浮いている相手や一部のボスには完全に無力。
●サイバー・ウー
ロボット型モンスター(機械類)
体長:90メートル
体重:18万トン
1996年当時、日本があの大災厄に見舞われる直前、日本政府は驚くべき計画を進めていた。
その計画とは、日本が世界を支配するという計画の一旦で、あらゆる軍事行動を制圧できる能力を持つスーパーロボット兵器を開発するというものであった。
その開発状況は、極秘理に入手した情報によれば、駆動系・運動能力・戦闘能力ともに抜群の成果をあげ、ほぼ完成の状況にあったが、ただ一つ、その能力を制御・処理できるだけの頭脳が人工のものでは作り上げる事ができず、このままでは巨大な生物の脳でも手に入らない限り、完成できないという状況であったという。
そんな時、あの大災厄が起こり、日本全体は壊滅状態に追い込まれたものの、その研究所はまだ生きており、戦いに敗れた瀕死の状態のモンスターの頭脳を手に入れる事にも成功した。
果たして人間のコントロールできる最強のスーパーロボットが完成できる・・・はずであったが、誤算があった。
消去したはずの生前の記憶が強い意志の力によって復活し、制御するはずのメインコンピューターは大爆発を起こして大破した。
研究所を完全に破壊し、人類の呪縛から放たれたスーパーロボット「サイバー・ウー」は、生前の力をはるかにしのぎ、陸・海・空全てにおいて完璧な新しい攻撃力を身に付けた存在となった。
軍事評論家 エイブラハム・トーナ
通常技のパンチは首を伸ばして
頭突きを見舞うローリング頭突き。キックは中段の回し蹴りを放つスウィングキック。
頭突きはリーチが長く連打も効き、キックは振りがかなり早い高性能技。
ジャンプ攻撃はお尻を突き出すヘビーヒップアタック。ヒットする際にお尻からピストンが伸びる。
レベル1必殺技は両手を相手に向かって発射する『
ロケットパンチ』。
ヒットすると相手を拘束した後に爆発してその場にダウンさせる。
技の出も弾速も早く、クセも少ないためこのゲーム中最強の必殺技にも数えられるサイバー・ウーの主力技。
アトミカッターと同様に起き上がりに重ねることでハメることができ、しかも弾速の関係であちらよりも高性能。
レベル2必殺技は身体を砲台に変形させてエネルギー弾を撃ち込む『
波動砲』。
弾は発射されてから1キャラ分以上進んだ状態でヒットすると拡散し、周囲に散弾をばら撒く。
発射直後にヒットするとそのまま拡散せずに貫通性能を持った弾が飛んでいく。
弾速は早く長い無敵時間もあるものの、変形してから弾を撃つまでにタイムラグがあるため使うにはやや慣れが必要。
レベル3必殺技は一定時間上半身と下半身に分離して、上半身で攻撃を仕掛ける『
デュアルアタック』。
分離中はボスとの掴み合いが発生せず、パンチボタンを押すと完全無敵の回転アタックを仕掛けることができる。
……が、攻撃のリーチが短すぎるうえに挙動が独特でコントロールが難しく、なにより
分離した下半身は普通に攻撃を受けてしまう。
おまけにこの状態でも下半身は普通にアイテムを取得するので万が一パワーダウンアイテムを取ると初期状態に戻るというオマケ付き。
発動時に無敵があるという点を差し引いても使いどころが難しく、ぶっちゃけいらない子扱いのロマン技。
◆ステージ
●BATTLE1 AMERICAN CITY
モンスターとエイリアンの全面戦争の火蓋が切って落とされる最初のステージ。
冒頭で
目玉の付いた脳味噌のような物体が地球の支配を宣言し、その後ゲーム本編の開始となる。
高層ビルが立ち並ぶ都市部だが、マップ内にはホワイトハウスや今は無きワールドトレードセンタービル、エンパイアステートビルにヤンキースタジアムと思われる球場や、
あげくの果てには
都市部のど真ん中にスペースシャトルの発射台があるなどアメリカのランドマークを一か所に集めたようなカオスな街並みが特徴。
もちろんどの建造物も遠慮なく破壊することができ、一部の建造物は武器として投げつけることが可能。
さらに道中では人類の防衛隊が操る戦闘機や潜水艦などが出現し、**プレイヤー側のモンスターへのみ**攻撃を仕掛けてくる。
接触するだけで撃墜可能で攻撃のダメージは微々たるものだが、こちらの移動速度を一定時間下げるガスを放つ赤いヘリだけは非常に厄介なので真っ先に倒そう。
破壊すると手に持って投擲武器として使用もできる。
「なんでエイリアンを攻撃しないんだよ!」と思うかもしれないが、これには
人類とエイリアンが裏で手を組んでいるという設定があるため。
まあ本作のモンスターたちは制御できない文字通りの怪物なのに対し、エイリアン側は一応意思疎通が取れる存在のため、
とりあえずはエイリアンと一緒にモンスターを排除した方がマシだと考えても無理はないが……。
とはいえエイリアン側も地球の全生物を管理下に置くと宣言しているのでモンスターを倒したところで今度はエイリアンに支配される未来しか見えないが
●HUGE KEAL/フュージキール●
(海外名、HUGE FROGGER)
ステージ1のボスエイリアン。
緑色のボディをした二足歩行する巨大なカエルとも言うべき見た目のクリーチャー。
バイザーのような形状のマスクを被っており、その下には魚を思わせる顔が隠れている。
ステージ冒頭でいきなりこいつとのタイマン勝負となり、一定以上のダメージを与えると高笑いしながら逃走、その後シティの奥で再戦となる。
SFC版の説明書によれば宇宙の殺し屋部隊のリーダーであり、大気汚染の激しい地球の環境に対抗するために防護マスクを身につけているとのこと。
さらに自ら志願して最初の刺客となったほど好戦的な性質なのだという。
最初のボスということで本作のチュートリアル役も兼ねており、初心者にも配慮した強さ……
なんてことは一切なく、ゲーム開始からいきなりプレイヤーの心をへし折りに来る難敵。
テレポートを駆使してこちらを撹乱する素早い動きが特徴で、特にリーチが長くホーミング性能があり、
なんと体力を2メモリも奪う高威力の
あびせ蹴りが脅威の一言。
他にもマスクを外して囗から放つビームやめちゃくちゃ判定の強い
サマーソルトキック、ボス共通の高火力の投げ技などの多彩な技でゲームに慣れていないプレイヤーを苦しめる。
また、こいつのみダウンした後にジャンプで飛び起きて大きく移動するためにハメにくいなど、普通のゲームなら間違っても一面のボスにしていいような強さではない強敵。
……が、飛び起きる動作が大きいために慣れたプレイヤーならば動きを読んで楽々ハメ殺せるなど、ガチ勢からすると
間違いなく最弱のボス。
特にアトミックガイのメガトンサンダーにとっては絶好のカモ。
とはいえ、攻撃力は非常に高いので油断は禁物。倒すと叫び声を上げながらドロドロに溶ける。
●BATTLE2 FRENCH CITY
アメリカンシティの激闘を終えた後、大西洋を渡って到達した第二のステージ。
モンマルトルのサクレ・クール寺院にノートルダム大聖堂、
ベルサイユ宮殿に凱旋門、パリの象徴エッフェル塔などフランスを代表するランドマークが勢揃いしている。
まあ、モンスターはそんなことお構いなしに破壊の限りを尽くすけどね!
到着と同時に再び目玉付き脳味噌に罵倒され、防衛軍の
戦車や戦闘機を蹴散らしながら街を進んでいくことになる。
●HORN DU OUT/ホーンデュアウト●
(海外名、EIFFLELYTE)
ステージ2のボスエイリアン。
人間の身体に目玉の付いた赤いイソギンチャクのような頭がくっついた形状をしている。
実はこの赤い
頭部の方が本体であり、
身体はその場に居合わせた哀れな地球人を乗っ取ったもの。
SFC版の説明書によれば地球のモンスターたちの強さを危惧したエイリアン幹部が送り込んだプロの殺戮者であるらしい。
最初はモンスターよりもずっと小さい身体で現れるが攻撃を加えるたびに徐々に巨大化し、最終的には149メートルの巨体となって襲い掛かる。
攻撃手段は
手足を伸ばしてのパンチやキックだが見た目通り非常にリーチが長く、こちらの通常攻撃が届かない位置からビシバシ攻撃を当ててくる。
しかも妙にCPUが賢いため、
こちらが近づくと離れ、離れると近づくという付かず離れずの距離を保つので攻撃を当てるのも一苦労。
ジャンプ攻撃も余裕で撃ち落とすうえにダウンしてしまうと執拗に追い打ちしてこちらの体力を削り、と思ったら不意に近づいてきて投げを決めてくるなど実にいやらしい挙動を持つ難敵。
体力が0にすると爆発四散するが、今度は本体である頭部との戦いになる。
体力は低いものの接触するだけでダメージを受けてしまい、さらにはこちらの頭に取り付いて体力を奪う他に
石化光線を発射するなど多彩な攻撃手段を持つ。
しまいには撃破寸前になると今度は
二体に分裂して襲い掛かってくるという執念深さを見せる。
幸いにも二体とも体力はごく僅かなのでスーパージオンのスネークファイアやアトミックガイのネオジオ光線ならば一気に全滅させることが可能。
クリア後はボーナスステージに突入。内容はボタンを連打して相手のモンスターを岩から落とす相撲のようなミニゲームで、
勝利すればアイテムがもらえるが、かなり気合を入れて連打しないと勝てないうえに
賞品の中に回復できるアイテムがないため正直旨味は薄い。
今後の戦いはより熾烈を極めるため、わざと負けて体力を温存するのも一つの手。
●BATTLE3 GRAND CANYON
フランスでの戦いを終えた後、モンスターはアメリカのグランドキャニオンへ。
今までの都市部と比べて建造物が大きく減少し、切り立った崖や鉄橋、わずかばかりの村落が存在する渓谷が舞台となる。
また、このステージから防衛隊の代わりにエイリアン側のザコ敵が出現。
接触するだけで破壊できた防衛隊とは違い、攻撃をしないと倒せないのでやや面倒になるが、ランダムでアイテムを落とすので倒す価値はある。
マイナスアイテム落とす確率も高いけど
登場するザコ敵は飛行タイプと地上タイプ、さらに
パックンフラワーのように地面から出てきて胞子のような弾をばら撒くタイプの計三種類。どのタイプも通常技一発で撃破できる。
●YAM A MORDON/ヤムァモードン●
(海外名、CLAW HEAD)
ステージ3のボスエイリアン。
『
海老反りになった身体の上部にツノの生えた人間型の頭を二つ持ち、下部には巨大な口がありその中には目玉が二つ、側面には人間のようなたくましい二本の腕が生えている』、
という文章だけではなんとも表現が難しいクリーチャー。
帰ってきたウルトラマンに登場する
ツインテールをイメージしてもらえばわかる人にはわかるかもしれない。
ステージの奥までプレイヤーが進むとラシュモア山を叩き壊しながら出現する。
グランドキャニオンになんでラシュモア山があんの?と尋ねるのは禁句
頭部のツノで突く攻撃の他に、
予備動作なし・モーション中完全無敵・通常技を受けるとリバーサル気味に発動する回転アタックが驚異的。
他にも頭を地面に突き入れての遠距離攻撃や口から触手を伸ばしたり飛び道具を放ったり、さらには体力が一面ボスであるフュージキールの
1.5倍もあるなど厄介な点は数多い。
が、ステージにはジャンプしないと飛び越えられない段差があるため画面全体攻撃を持つアトミックガイなどはこの段差を利用すればかなり有利に戦闘を行うことが可能。
とはいえこいつは普通に段差を飛び越えてくるので安心はできないうえに、ボス戦の最中でも普通に出現するザコ敵が厄介。放っておくと思わぬ邪魔をされることも。
倒すと身体が爆発し、バラバラに砕け散る。
●BATTLE4 DESERT
グランドキャニオンでの戦いを終えると舞台は砂漠へと移る。
開始するといきなり砂漠の流砂地帯からスタートし、その中を進まなければならない。
何もせずに立っていると徐々に流砂に引きずり込まれてしまい、完全に飲み込まれると中で待ち構えていたクリーチャーに丸呑みにされて体力に関係なく即死。
そのうえ接触するとダウンしてしまう
サメのようなザコ敵が左右から多数出現するため、撃破するかうまく回避しつつ進む必要がある。
そのままステージの奥まで進むと
竜巻によって上空へ巻き上げられてしまい、その後タイミングよくボタンを押して地上に着地するボーナスチャレンジが発生。
見事達成できれば残機アップアイテムがもらえるがタイミングが非常に難しく、慣れないうちはサッパリできない。
石油パイプラインやナスカの地上絵、さらにはスフィンクスやピラミッドまである中東ごった煮のような場所へと着地したモンスターの前に再びあの眼球付き脳味噌が現れ、
呪詛の言葉を残した後にカプセルに入って画面奥に漂い続ける。
そのままザコ敵を蹴散らしながらステージを進むとエリア内にあるピラミッドが横にスライドし、その下からクリーチャーのボディが現れる……。
●KILI-KILI/キリキリ●
(海外名、BEETLE MASTER)
ステージ4のボスエイリアン。
ステージ1の冒頭から現れていた眼球付き脳味噌が
本体となる身体の頭部に装着された姿。
二本の腕と四本の脚、背後には
サソリを連想させる太い尻尾を持つ。
腹部には縦に裂けた大きな口があり、身体の中央には目玉が付いている。
こちらに接近して非常に連打の効く
チョップ攻撃を多用するほか、腹部からのビームや頭部の脳味噌入りカプセルをぶつける攻撃も行う。
本体のはずなのに大丈夫だろうか
他にも回転しながら地面に潜ってこちらを地中に引きずり込もうとしたり、竜巻を飛ばすなど多彩な攻撃を操るが、中でも要注意なのは投げ。
キリキリの投げはこちらを持ち上げて首元へ尻尾を突き刺して
毒を注入するというもの。
ダメージが高いだけでなく一定時間スピードを大幅に下げられてしまうので逃げることもままならなくなってしまう。
さらに体力が四分の一程度になると、なんと
二体に増える。
『
二体に分身したから能力も半分になる』なんてことはなく、どちらも一体だった頃とまったく同一の性能なので単純に手数と火力が二倍になる。
体力が四分の一残ったこいつを二体同時に相手にしなくてはならないため、多くのプレイヤーを苦しめた。
しかもこいつは起き上がりが妙に早いため、慣れないとかなりハメにくい。
倒すと爆散した後で脳味噌が手足を生やしてこちらへ飛び付いて最後っ屁をかましてくる。
ダメージを受けることはないものの、防げないと非常にイラっと来る。
●BATTLE5 SEA BED
砂漠での戦闘を終えた次の舞台は、ズバリ海底。
このステージのみジャンプボタンを連打することで泳ぐことが可能。
泳いでいる間は敵のほとんどの攻撃をかわすことができるために回避手段としてかなり役に立つ。
開始当初に海の底に潜っていく過程で顔のあるトゲのような形をしたエイリアンを避けながら回復アイテムや得点アイテムを入手するミニゲームが存在し、
それを潜り抜けると海底に到着してスタートとなる。
海底には深いクレバスが存在し、敵の攻撃を喰らって吹っ飛ばされたりすると叫び声と共に落下してしまうが特にデメリットはなく、次の瞬間には普通に戻ってきている。
ただしアイテムがクレバスに落ちてしまうとすぐに消えてしまい入手は不可能。
道中には人類の海底基地が点在し、付近からは潜水艦が発進してこちらへ攻撃を仕掛けてくる。
もちろんエイリアンのザコ敵も登場し、なかでもこちらの顔にへばりついて体力を奪うタイプは非常に厄介。
●SACK EYES/サックアイズ●
(海外名、AQUA SLUG)
ステージ5のボスエイリアン。
ヤドカリのような貝殻を背負った
スライムとでも言うべきエイリアン。
スライムの中央には四つの目玉と縦に裂けた口を持つ顔が存在する。
プレイヤーが近づくと海底基地の大岩を吹き飛ばして姿を現す。
最大の特徴はダウン中は貝殻に籠って
一切の攻撃をシャットアウトすること。
このため追い打ちなどでダメージを稼ぐことができず、長期戦を余儀なくされる。
当たり判定が小さいのでジャンプ攻撃が成功しにくい点も地味に厄介。
それどころかこちらが逆に撃墜され、追い打ちを喰らって即死級のダメージを受けることも。
さらに投げを喰らうと凍らされてしまい、素早くレバガチャをしないと余分にダメージを受けてしまう。
体力も多いため、上手く必殺技を当てられないとタイムオーバーになってしまう可能性すらある難敵。
スライムを拳状にして殴る攻撃の他、無敵状態で回転して竜巻を起こしたり、回転しながら突進してくる等、
制限時間を削るようなモーションが長めの攻撃を連発してくるのも地味にいやらしい点。
また、吐き出してくる紫色のスライムを喰らうとダメージと共にデブらされたうえで宙に浮かされて無防備にされる。
竜巻攻撃は竜巻を出した瞬間に無敵が切れるため、そこに必殺技を当てられるように立ち回るのが攻略の近道。
起き上がりも遅いので一度転ばせてしまえばむしろハメやすい部類。
体力を0になると爆発して粉々になった後に消滅する。
クリア後は左右から現れるザコ敵30体を倒していくミニゲームが発生。
ザコ敵は列を成して登場し、先頭にいるザコと同じルートをたどるので殲滅するのは容易。
ただし位置取りを間違えるとザコに当たってダウンしてしまいパーフェクトが取れなくなるので注意が必要。
見事全滅させればアイテムを6つ入手できる。ただしアイテムが出ている時間が非常に短く、余程効率よく入手しないと間違いなく全てを入手できない。
なにもこんなところまで難しくせんでも……。一応二人プレイなら三つずつ取れるけど
●BATTLE6 LAVA ZONE
海底を突破後は一転して灼熱の溶岩地帯が戦場となる。
このステージではいきなりボスとのタイマン勝負が始まり、道中パートは一切なし。
さらに付近には破壊できる建造物などもないため逆を言えば回復アイテムやパワーアップアイテムをほぼ入手できないということなのでここに来るまでに体力を消耗していたり、
パワーダウンアイテムを取って初期状態に戻っていたりするとキャラによっては非常に苦しい戦いを強いられる。
また、ステージに流れている溶岩に触れると一定時間ごとに微量のダメージを受けるため注意が必要。
●EAT WOW/イートウォウ●
(海外名、LAVICUS)
ステージ6のボスエイリアン。開始直後に光の中から現れる。
……なんというか非常に言葉にしにくい独特な容姿をしているがあえて文章にするならば、
『頭にラッパのような器官が付いた巨大な顔のような姿で、上半身には目が四つ。腹部の口の中にも目玉があり、側面に二本の腕と背面に小さな翼を持ち、下半身は小さな尾』
と言ったところ。
うん、わからん。
おそらくイメージするのが難しいと思うのでこいつばっかりはググるなりなんなりして実物を見ていただきたい。
まず最初に述べておくと間違いなく
今作最強の強さを持った鬼畜ボス。
クリアを目指す多くのプレイヤーから100円玉をもぎ取った存在であり、ぶっちゃけ
ラスボスよりもずっと強い。
今まで倒してきたボスエイリアンたちも強敵揃いだったが、正直こいつの前では霞んでしまうほど。
単純に体力が1面ボスのフュージキールの
二倍近くあるという時点で相当に面倒くさいが、それ以上に面倒なのは理不尽を感じさせるほどの性能。
やたらと小刻みに移動し、移動スピードも速いので攻撃を当てること自体がまず困難。
さらに判定がめちゃめちゃ大きく、赤く光って無敵状態になったうえで高速で突進する体当たりや、エイリアンの卵を生み出してザコ敵を召喚するなど厄介な攻撃が目白押し。
イートウォウが生み出したエイリアンは倒すと
必ずルーレットアイテムを落とすため、パワーダウンアイテムを引きやすいゲームの仕様と相まってとても厄介。
当たると長時間こちらの操作を上下左右逆にしてしまうビームも強力。
が、それ以上に厄介なこのゲーム最強の理不尽技がこいつの『
吸い込み』。
腹部の口を光らせて相手を吸い込む技だが
始動モーションが分かりづらい、レバガチャしないと脱出不可、逃げるのに失敗すると投げを喰らって大ダメージ、
等々、この時点で非常に強力だがなんと驚くべきことに
画面全体攻撃。
つまり、ジャンプするかダウンしていない限りどこにいても吸い寄せられる。
おまけに
レバガチャで脱出に成功してもダウンするというあまりにも理不尽すぎる性能。
そのため、こいつの戦闘では常にこの吸い込みを警戒しなくてはならず一瞬も気の抜けない極限の緊張を味わう羽目になる。
さらにさらに、こいつは常時浮遊しているため画面のほとんどを占める溶岩の影響を受けず、スーパージオンのアースクェイクやアトミックガイのメガトンサンダーを
無効化する。
当然この二つの技でハメることも不可能。
もうやだこいつ。
対策としてはジャンプで飛び越えられる段差を利用して飛び道具を当て、起き上がりにさらに飛び道具を重ねてハメ殺す他ない。
ただし、こいつは起き上がるのも早く、復帰するのも一瞬なのでタイミングを誤ると再び転ばせるところから始めねばならず、一気に不利になってしまう。
倒すと爆散し、腹部の目玉が炎に包まれてこちらへ突進して消滅する。
ダメージは受けないが喰らうとかなりイラっと来ること間違いなし。
●BATTLE7 HIDE-OUT
最終ステージはイートウォウを倒した溶岩地帯の噴火口の中。
HIDEOUT(隠れ家)というステージ名の通り、エイリアンの本拠地が舞台となる。
ステージ開始と共にモンスターが噴火口に飛び込み、ステージ4と同様にタイミングよくボタンを押して着地するミニゲームが発生。成功すれば残機アップアイテムが取得可能。
そのまま火口の中に築かれた敵の本拠地を進んでいき、ザコ敵を倒していくと待っているのは……、
●ボスラッシュ●
なんと、ここに来てステージ1から6まで倒したボスとの再戦である。
何考えてんだスタッフ
当然ついさっき倒したばかりのイートウォウとも再戦、いじめか!?
一匹ずつしか出てこないものの、非常に長い連戦となるので容赦なくプレイヤーの心と財布を折りに来るこのゲーム最大の難関ポイント。
しかも、一部のボス戦ではステージの段差を利用して戦闘ができたがこのハイドアウトにはそれすらないので真っ向勝負を強いられる。
さらにステージの一部の床には火炎放射器が設置され、これに当たるとダメージと共にダウンしてしまう。
おまけに敵のCPUもより手強くなっているなど何から何まで不利な状況での戦闘となる。もうやだホント。
幸い、一部のボスを倒せば回復をアイテムを含む補給品が投下されるのでなんとか転ばせてハメ殺そう。
こうして再びボスエイリアンを撃破したモンスター。
そんな彼らの前に声が響き渡る。
その言葉と共に光の中からエイリアンの首領が姿を現した。
●KING FAMARDY/キングファマーディー●
(海外名、FAMARDY)
ステージ7のボスエイリアン。地球侵略を企てるネクスト・シングの首領。
ゲームオーバーになると画面いっぱいに表示されるのもこいつ。
緑色で三角形のような身体に小さな手足がくっつき、四つの目と非常に大きな口、さらに口の中には先端に人間の赤ん坊のような顔が付いた舌が付いているという強烈なデザイン。
イメージとしては
スター・ウォーズに登場する
ジャバ・ザ・ハットが緑色になっていると言えばわかりやすいかもしれない。
最大の特徴はその
圧倒的なまでの巨体。これまでに出てきたどのエイリアンよりもデカい。
体長は圧巻の
256メートル。体長112メートルのスーパージオンがファマーディーの前に立つとかなり小さく見えることから、そのサイズの規格外さがうかがえるというもの。
そしてなんとこいつは
接触しただけで吹き飛ばされてダメージを受けてしまう。
投げ技は持っていないものの、触れるとダメージを受けて吹っ飛ぶのでファマーディーが近寄ってきたら必死こいて逃げ回らなければならない。
しかもダウン中にこいつがモンスターの身体を通過すると連続でダメージを受けて最悪即死する。
パンチやキックなどの通常技は普通に当たるものの、こいつの体力は1面ボスのフュージキールの
約二倍。要するに通常技で倒そうとすると間違いなく時間切れになる。
そのため、必殺技を駆使しなければならないが驚くなかれ、ファマーディーはレベル1必殺技を無効化してしまうのだ。
つまりボスラッシュなどでパワーダウンアイテムを取得してしまった状態でファマーディー戦に突入すると実質
詰む。厳密には突破口がないわけではないが運が絡む。
口の中の舌からはこれまでボスが使用してきた太らせる光線や上下左右を入れ替えるビームなどほぼすべての技を使用可能。
イートウォウが使用していたエイリアンの卵を生み出す技も使用するため、レベル1になったらここで生み出されたエイリアンを倒してパワーアップアイテムを落とすことを祈るしかない。
さらにこの巨体で非常に機敏に動き回るなど、問答無用の威圧感を与えてくる。特に無敵状態になってのジャンプは中々に脅威。
口の中の舌は光線を放つだけでなく伸びてモンスターを捕まえて咀嚼する他、体力が少なくなると赤く光った後で相手を丸呑みにする技まで使う。
もちろん丸呑みにされたら残り体力に関係なくそのまま即死と、まさしくラスボスにふさわしい難敵と言えるキャラクター。
が、その前に出てくるイートウォウのような全画面攻撃を持たないため、ジャンプを繰り返しながら必死に逃げ回っていればほとんどの攻撃を避けることが可能。
加えてその巨体が災いして当たり判定も相応に大きく、光線技などが非常に当てやすいという弱点も持つ。
なのでスーパージオンならスネークファイア、アトミックガイならネオジオ光線、サイバー・ウーなら波動砲でハメることができ、うまくいけばかなりあっさりと倒せたりする。
とはいえ強敵には違いなく、油断すると逆にこちらがあっさりと殺されることに加えて膨大な体力を持つため、
立ち回り次第ではタイムオーバーの危険性もつきまとうので気を抜かないように頑張ろう。
激戦の末にキングファマーディーにとどめを刺すことに成功したモンスター。
爆発し、砕け散るファマーディー。
が、四散したファマーディーの中から幼体と思しき無数のエイリアンが現れた!
ファマーディーの体力を0にするとこいつをそのまま小さくしたようなエイリアンが15匹ほど出現する。
このエイリアンたちを10秒以内に全滅させないとゲームをクリアしたことにならない。
通常のザコ敵同様に攻撃を一発当てれば倒せるものの、身体が小さいうえにちょこまか動き回るのと制限時間が短いため慌てがち。
最後なので焦らずに落ち着いて対処しよう。
ファマーディーの幼体を根絶やしにし、エイリアンを全滅させることに成功したモンスター。
それと同時に火山の噴火が起こり、崩壊していくエイリアンの本拠地。
放出される火山弾と共にモンスターは空高く打ち上げられ、間一髪脱出を果たすのだった。
そして落っこちながら決めポーズ
見事エイリアンを返り討ちにしたモンスターたちは夕陽を浴びながら廃墟と化した都市を後にする……、
という中々渋いエンディング。
それよりも驚くべきことはあれだけズタボロにされた人類が800年という長い年月をかけて地球の支配者に返り咲いたということではなかろうか。
よくそれまで絶滅しなかったな
その後、敵側のボスエイリアンたちの姿と共にスタッフロールが流れるというハッピーエンド。
突如出現したファマーディーの幼体たちに手こずるモンスター。
するとその時、火山の噴火が起こり、エイリアンの本拠地が崩壊していく。
エイリアンの殲滅に時間をかけ過ぎたモンスターは火山の発生と共に起こった本拠地の崩壊に巻き込まれ、エイリアン諸共地中深く飲み込まれてしまう……という後味の悪い終わり方。
ある意味人類にとってはハッピーエンドと言えなくもないが、果たしてモンスターやエイリアンがこの程度で死ぬのだろうか…?ひょっとするといずれ復活……?
等々疑問も尽きないため、いずれにせよ暗いエンディングと言える。
なお、このエンディングにはスタッフロールがなく、そのままファマーディーのどアップと共にGAME OVERの表示が出て終了となる。
◆余談
本作はネオジオCDの他に
スーパーファミコン、海外では
メガドライブにも移植されているが、そのどちらも内容に調整が加えられている。
スーパーファミコン版は、
- 短時間だがガードが可能
- 回復アイテムの出現率アップ
- レベル3状態でパワーアップアイテムを取ると体力が回復
- 得点アイテムを取得してもポーズを取らない
- 掴み技で勝てる確率が上がっている
- ステージ6の溶岩地帯のダメージやステージ7の火炎放射床トラップがない
- 必殺技が最初から三種類使える
- 4面ボスのキリキリが分身しない
- 5面ボスのサックアイズのダウン中に攻撃が通じる
- ラスボスのキングファマーディーの身体が小さくなった
等々、プレイヤーに優しい仕様になっており、結果としてかなり遊びやすくなっている。
まあオリジナル版そのままじゃメインのSFCユーザーの小学生が誰一人クリアできないしね
容量の都合でボーナスステージがカットされる等の劣化点もあるが、音楽やグラフィックもわりと頑張っている方。
ただし、オリジナル版では一秒程度溜めれば出せた必殺技が
必殺技ゲージを満タンになるまで溜めないと出せないようになった。
それもゼロから満タンにするまでは
五秒ほどかかるため、オリジナル版の基本戦術だった起き上がりに必殺技を当て続けるハメは実質的に不可能。
その代わり溜めた状態をストックできるため、ボス戦の直前に満タンにしておいて開幕でぶっ放すという戦法が取れる。
とはいえ、一発撃つとまた溜めるのに長い時間がかかるため使いにくくなっていることに変わりないが。
また、コンティニューの回数も4回で固定されているためSFCのゲームの中ではそれなりに難しいゲームとなっている。
なお、裏技でステージセレクトが可能。
二人同時プレイだと必殺技の溜め問題も解決されて劇的に難易度が下がるのは秘密
なお、上半身と下半身が分離するサイバー・ウーのデュアルアタックはSFCの処理能力の問題か、
分離せずに一定時間飛行してパンチボタンで回転アタックを仕掛ける『
ホバーアタック』へと変更されているのだが、
ダウン中のボスにこの技を当て続けるとほとんどの相手に即死級のダメージを与える驚異の超火力技になっている。
最高難易度のボスでも余裕で撃破できるこの技のおかげでSFC版の最強キャラは満場一致でサイバー・ウー。楽にクリアしようと思ったら基本的にはサイバー・ウー一択である。
?「コレガ科学ノ力ダ!」
対してメガドライブ版は、
- 道中パートがすべて削除
- オリジナル版のラスボスであるキングファマーディーが削除
- 3匹のモンスター以外にボスエイリアンたちが使える
- 全キャラにコマンド技が搭載
- 最終ステージは同キャラ戦
等々、ゲーム性が全く異なる内容になっている。
オリジナル版でも2P対戦プレイを選ぶとほぼ同等の内容でプレイできるが、メガドラ版はそれを突き詰めたような
奥行きのある対戦格闘ゲームとも言うべき作品へと変化している。
ある意味では怪獣プロレスだった前作のゲーム性を再現したというべきか。
ちなみに内容的には、
大半のキャラがスタンコンボ・即死コンボを実践投入可能など世が世なら世紀末と呼ばれる内容との事。
ちょうど設定的にも世紀末そのものだし
SNKが1989年にアーケードでリリースしたガンシューティング『ビーストバスターズ』は本作と世界観が繋がっていると言われている。
ちなみにこちらも本作と負けず劣らずの熾烈な超高難易度の作品として名が知られている…。
あと意外に知られていないが
ゾンビを相手にしたガンシューティングとしては国内でも初の作品。
この頃のSNKはセガより9年も未来を生きていたのだ
◆外部出演
格闘ゲーム『ネオジオバトルコロシアム』には本作のプレイアブルキャラである3匹のモンスターが外部出演している。
アトミックガイは主人公のユウキとアイのユウキから発動したときのアナザーダブルアサルト「合体変身!チェンジ・アトミックガイ・ネオス」で二人の合体した姿「アトミックガイ・ネオス」として登場
(ちなみにアイが発動したときは「ASO2 ラストガーディアン」という技になる)。
変身ポーズが明らかにフュージョン。あと登場シーンはどう見てもぐんぐんカット
オリジナルを踏襲したモーションのアトミックパンチやアトミックスライディングの他、メガトンサンダーに似た「メガトンスパーク」などが使用可能。
驚くべきことに全ての技が
ガード不能だが最大でも8秒しか変身できず、攻撃の度に変身時間が減っていくのが難点。
サイバー・ウーは設定が大幅に変更され、東大阪市の巻島重工が開発した類人猿をモチーフとする汎用二足歩行ロボットとなり、プレイアブルキャラとして参戦。
名付け親兼操縦者は巻島重工の責任者・巻島はっさくの次女である巻島ゆず。ウーの横でホバー型の操縦ポッドに乗って戦う。
よく見ると操縦コントローラーがMVS筐体のレバーとボタン
本作のサイバー・ウーは意思を持たないロボットのため、勝利メッセージも巻島ゆずが担当。
勝利ポーズでは家族全員がトラックに乗って登場する。
ちなみに
巻島という姓は
どっかの甘党サイボーグを改造した博士と同姓だが、関連は不明。
ゆずの父親によると特に面識もないらしい。
大阪府東大阪市。
技術力の高い町工場が集まることで知られるこの市。その一画に巻島重工はあった。
「こうじょう」より「こうば」と発声したほうが似つかわしい「工場」だ。
「よっしゃ、ゆず!新型機の調整は完璧や!」
全高260cm、重量2000kg。形式番号CYBER-W00(ダブリュ・ゼロゼロ)
類人猿を模した汎用二足歩行ロボットに電源が入れられた。
家族兼従業員全12名が見守る中で、ロボットの最初の起動は順調に行われた。
あとは……あとは名前を付けてやるだけだ。
「どないする? 町会長は『まいど28号』はどうや言うてるけど」
「名前なんて決まってるよ!」
巻島家の次女、ゆずが外部操縦ポッドから元気に答えた。
ずっと前から決めてあったのだ。
「この子はウー! サイバー・ウーだよっ!」
バトルコロシアムでの優勝目指し、がんばれゆず、負けるなウー。
巻島重工のPRと、地域活性化のために!
オリジナルのサイバー・ウーの技をモチーフとした各種必殺技を持ち、身体を分離させるデュアルアタックや波動砲も搭載済み。
バトルコロシアムは格闘大会なんだから反則じゃね?というツッコミはスルーしよう
性能的には高性能な
コマンド投げを複数持った投げキャラであり、ロボットらしくガードポイント付きの技も備えているなどわりとハイスタンダード。
身体が巨大なため打撃による牽制も強く、地震を起こす射程無限の下段技も持つ。
特に
ガードポイント付きで高速移動し、そこから打撃と投げの二択を迫れるという投げキャラにあるまじき性能を持つ移動技のローラーダッシュは中々脅威。
ゲージさえあればワンコンボで
5割を持っていける非常に高いコンボ火力が最大の持ち味。
弱点は巨体ゆえに当たり判定が大きく、攻撃を喰らいやすい点。切り返しに使える無敵技がなく、対空も強い方ではないのでまとわりつかれると厳しいところ。
追記・修正は本作を難易度レベル8でワンコインクリアしてからお願いします。
- 後のネオジオバトルコロシアムではサイバー・ウーが設定を大幅に変更されてプレイヤーキャラ、アトミックガイがオリキャラの合体攻撃演出で登場したのに対し、スーパージオンは背景に登場しただけ。しかもなぜか白骨化してしまっている。 -- 名無しさん (2022-08-29 21:10:14)
- ↑同じステージでその白骨化したスーパージオンと対峙してるのがオリジナルのサイバー・ウーだった気もする。本編の後何らかの理由で戦い相討ちになった果てなのだろうか -- 名無しさん (2022-08-29 22:08:56)
- これに限らず -- 名無しさん (2022-08-29 23:01:01)
- ↑ミス これに限らずSNKベルトアクションはよくラストステージをボスラッシュにするよなぁ。 -- 名無しさん (2022-08-29 23:03:24)
- GCCXで有野課長がこれに挑戦してクリアしたの知っていたからこの記事読んで、「こんな激ムズソフト、有野がクリアできるはずかない」と思っていたら、挑戦ソフトはSFC版だった -- 名無しさん (2022-08-30 00:42:25)
- 「SNKのベルスクはやたら難しいのが多い」って言うけど、そもそも1990年代前半のアケゲーはベルスク以外も難しいの多いぞ SNKだと超反応でおなじみ龍虎2(1994)とか -- 名無しさん (2022-08-30 04:31:17)
- アケゲー時代はインカム目的で理論上クリア可能レベルのが沢山あった、まあだからどんどん衰退したんだけどね -- 名無しさん (2022-08-30 09:39:32)
- SFC版もアーケードに比べたら簡単って話で単体としては別に簡単なゲームじゃないんだけどね。 -- 名無しさん (2022-08-30 19:46:01)
- 2面ボスの成長?がSFCでは無くって最初から最大サイズだったな -- 名無しさん (2022-08-31 00:45:11)
- 一応二人プレイ限定でなら通常技で嵌め殺すことも可能。やり方は前後に挟んでP技を連打するというもの。欠点は敵スピードの問題で軸がずれやすいことと、後半ボスは削り切れずタイムオーバーになりやすいこと。ダメじゃん。SFC版だと楽。というか最早別ゲー。 -- 名無しさん (2022-08-31 17:00:25)
- MD版の最終ステージは同キャラ対戦になるけど、相手はキングファマーディーが変身した姿なのかな? ラスボスが同キャラに変身といえば『ブランディア』が思い浮かぶけど。 -- 名無しさん (2022-08-31 21:30:02)
- 追記の条件が無理ゲー。もっとも、追記の必要性がないぐらい充実した記事だ。 -- 名無しさん (2022-09-01 02:43:41)
- サイバー・ウーの出自、今見てみると後の機龍とかハリウッド版メカゴジラに通ずるものがあるな -- 名無しさん (2022-09-02 18:44:49)
- ボスの名前は日本人の苗字を捩った物なのかな? フュージキールは藤木、ホーンデュアウトは本田といった具合に -- 名無しさん (2023-01-08 13:35:28)
- ヤムァモードン=山本 キリキリ=桐木 サックアイズ=酒井 イートウォウ=伊藤 ファマーディー=浜田? -- 名無しさん (2023-01-08 16:09:53)
- ウィキペディアによれば開発スタッフに「HAMACHI PAPA」「SAKAI GOMA」「KIRITAO」といったペンネームが見受けられるので、スタッフの苗字をボス名に充ててる可能性が? -- 名無しさん (2023-01-08 17:26:30)
- エンディングテーマの最後は何故かフュージキールの笑い声で〆 -- 名無しさん (2024-08-09 15:05:32)
最終更新:2024年12月19日 05:02