登録日:2023/04/05 Wed 23:04:53
更新日:2023/07/11 Tue 23:22:40
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データ
初登場 |
ルビー・サファイア |
効果 |
攻撃が1.5倍になるが、一撃必殺技・必中技以外の物理技の命中率が0.8倍になる |
フィールド効果 |
手持ちの先頭にいるとき、レベルの高い野生のポケモンが出やすくなる(エメラルド〜剣盾まで) |
所持ポケモン
はりきりの効果が乗った実質攻撃種族値を記載する。
個体値V、252振りで計算
進化前はそのポケモンの最終進化形の本wikiの項目に、進化前 ○○が記載されているもののみ記載
対戦でのはりきり
攻撃が1.5倍になるのは強力だが、命中率が0.8倍になるというハイリスクハイリターンな特性。
効果は
ちからもちや
ヨガパワーの劣化であるが、あちら2種は特性がこれ一択レベルに対して、こちらは選択の余地を持つポケモンに配られ気味。
また、かつて一世を風靡した
メガガルーラの全盛期おやこあいともほぼ下位互換の関係にあった。
何故か
ニドリーノや
テッポウオなど進化前のポケモンが最終進化形とは異なる特性として持っていることが多い。
ダメージがほぼ1.5倍になるのと同義なので、命中率の低下を加味しても期待値は1.5倍×0.8倍→1.2倍と基本的には強化される能力と言える。
しかし、命中率が0.8倍になるので、すなわち命中100の技でもストーンエッジやハイドロポンプ並みの命中率まで落ちてしまう。
実際の対戦環境では「威力1倍では倒せないが威力1.5倍なら倒しきれる」場面よりも「威力1倍でも当てれば倒せる」状況の方が多いため、使用感では1.2倍すら下回ることになる。
こだわりハチマキのように技が縛られないとはいえ、代償があまりにも大きい。
その不安定さから、対戦で
マイナーなのはもちろん、
バトル施設でも多くはひたすら連勝を重ねていくことが求められる仕様上
アレもあるのでアタッカーとしてもお呼びにかかることはまずない不憫な扱いを受けている。
レベル差があれば命中安定技のみで勝てる
旅パではなおさら利用価値が低く、元々
種族値やレベル技の優秀な
ダルマッカなら強く感じることもあるかもしれない程度。
ダブルでは
じゅうりょくとのコンボにより主軸に据えることも可能。
このフィールド効果発動中は一撃必殺技以外の命中率が約1.66倍になるので、この特性込みでも命中75以上あればデメリットを帳消しにすることが可能となる。
なお、
必中技と相性がいいように思えるが、必中技のほとんどが威力60しかないため、それなら最初から威力90以上の命中100の技を使った方がよく、威力の高い必中技を持つポケモンはすべからくはりきりを持たない。こうした噛み合いの悪い所も、はりきりがイマイチ使いにくいというイメージを持たれる一因だろう。
この特性により
ラッタは
オノノクス並の火力、
ジヘッドは
ドラゴントップの物理火力を発揮できることをウリにしていた。
ワシボンも活用は難しいものの
ウォーグルにはないこの特性を持つことが個性となっていた。
ガチ対戦で比較的採用率が高かったのは
種族値やタイプの優秀な
アイアントだった。
特に第五世代と第六世代では「つめとぎ」と組み合わせることで超火力と命中を両立させるというコンボも使えたが、第七世代以降は過去技解禁ルール下でしか使えない。
ちなみに
ミツハニーのはりきりは完全にネタ。第八世代以前はむしくいと鎧の孤島で追加されたダブルウイングしか恩恵を受ける技がなく、比較的有用ながむしゃらの命中率も下げてしまう有様である。
進化するときんちょうかんに変わってしまうが、仮にはりきりのままでもビークインは威力100を超える一致技が道具なしアクロバットしかなく鈍足で弱点多数のため活躍するのは難しいと思われる。
大きな転機が訪れたのは第七世代。
Zワザはすべて必中となるため、一度きりではあるがはりきりが乗った凄まじい威力の必中技を放つことが可能となり、かなり使いやすくなった。
さらに第八世代では
ダイマックスとのシナジーが抜群であることが話題になった。前世代のZワザ同様
ダイマックス技は必中となるため、ダイマックス中は純粋にメリットのみの特性に変貌するのである。
これによりアイアントが大きく躍進。上位30位以内へのランクインを果たし、マスターランク1位を達成したプレイヤーのパーティ入りも果たした。
さらに重力中は威力が1.5倍になる「Gのちから」を持つアップリュー、先制で放つと
威力170になる「でんげきくちばし」を引っ提げた
パッチラゴンも登場。両者とも元から攻撃種族値はそこそこあり、そこにさらにはりきりが乗るため凄まじい火力が出せる。
パッチラゴンは2ヶ月間限定の上位禁止レギュレーションでは使用率1位を獲得していた。
だが
エースバーンのリベロが解禁されてからはアイアントとアップリューは勢いが失速。アイアントも最終的には150位圏外まで追いやられてしまった。
さらに
ランドロスが解禁されてからはパッチラゴンも順位を落とし、最速でスカーフを巻いても抜けない
ザシアンが解禁されて以降は大きく凋落し、アイアント同様最終的には150位圏外まで落ちてしまった。
この世代の前半がはりきりの全盛期と言えよう。
第九世代ではダイマックスが廃止され、新要素の
テラスタルは技自体は変化しないため再び厳しい立場に。より重力への依存度が高くなりやりたいことが読まれやすいというのが悩み。
新たなはりきり持ちとしてはイキリンコが追加。
はりきりが乗ったブレイブバードは道具なしでもハチマキ
ファイアローのものを上回り、すてみ
ムクホークを超えて序盤鳥、いや今作で内定したブレイブバードを覚えるポケモンの中では最大火力となる。
A252振りハチマキ飛行テラスタルイキリンコのブレイブバードは、
HB特化ドオーを一撃で仕留められるほどの火力を叩き出せる。
ロマン砲になるが、ノーマルテラスタルギガインパクトはB特化
ヘイラッシャを高乱数一発、ステルスロックが入ればHB特化でも高乱数で吹き飛ばすほどの火力が出る。
もっともイキリンコはグリーンフェザーとブルーフェザーの場合隠れ特性のこんじょうで
オオスバメのような焼き鳥型でも命中安定で同倍率を叩き出せるのだが。なので差別化できるようにスカーフやハチマキを持たせたいところ。
ちなみにミツハニーは恩恵を受ける技にテラバーストが追加されたが、2回当たった際のダブルウイングと同威力であり、はりきりミツハニーの特化
ハチマキひこうテラスタルテラバーストの火力は道具テラスタルなし
カラミンゴのブレイブバードより僅かに弱い。まあネタの域を出ないのだが。
追記・修正ははりきってからお願いします
- 上位互換のちからもちとかにデメリット無くて下位互換のこっちに重いデメリットあるの、中々ポケモンでしか見ないよなあ -- 名無しさん (2023-04-08 02:26:09)
- ちからもち、ヨガパワーは所持者の攻撃ステが弱い(メガクチート除く)のが実質デメリットだから… -- 名無しさん (2023-04-08 06:00:25)
- 第九世代のことに触れた後「時は流れ第七世代」って文章として変じゃね -- 名無しさん (2023-04-08 09:23:09)
- マリルリの力持ち攻撃種族値ははりきりアップリューより高いからデメリットが機能してない問題 -- 名無しさん (2023-04-08 09:59:56)
- 安定した攻撃がエッジと同じになるからこの特性持ちのポケモンに負けると非常に複雑な気分になる -- 名無しさん (2023-04-08 12:21:04)
- はりキッスという死んだ型、好きだったなぁ -- 名無しさん (2023-04-08 13:11:09)
- 他のポケモンと能力の付け替えが効くわけじゃ無いし、能力の一部が下位互換でも強ければ使う、上位互換でも弱ければ使わないのがポケモンだしなぁ -- 名無しさん (2023-04-08 13:29:31)
- はりきりジヘッドにスカーフ持たせて突撃させるのが好きだった。不安定だけど火力めっちゃあって技も多彩で案外馬鹿にできない強さだったんだよね。今はどうかは知らんが -- 名無しさん (2023-04-08 17:23:15)
- ↑5力持ちマリルリの実質攻撃種族値は152だぞ。 -- 名無しさん (2023-04-09 09:28:12)
- 第3世代だと攻撃技が物理技扱いになってたら相手対象の変化技にも適用されるらしい -- 名無しさん (2023-07-11 23:22:16)
- ↑命中率ダウンだけね -- 名無しさん (2023-07-11 23:22:40)
最終更新:2023年07月11日 23:22