登録日:2022/11/30 Wed 12:15:05
更新日:2024/08/04 Sun 22:53:59
所要時間:約 5 分で読めます
大食らいだがエサを取るのは苦手。シャリタツとコンビを組んで獲物を捕らえるのだ。
シャリタツを親分のように慕っている。力持ちだが頭はあまりよくないらしい。
■データ
全国図鑑No:977
分類:おおなまずポケモン
英語名:Dondozo
高さ:12.0m
重さ:220.0㎏
タマゴグループ:すいちゅう2
性別比率:♂50♀50
特性:てんねん(相手の能力の変化を無視して攻撃ができる。)
どんかん(鈍感なので
メロメロやちょうはつ状態にならない。
いかくにも動じない。)
隠れ特性:みずのベール(水のベールを身にまとい
やけど状態にならない。)
種族値
HP:150
攻撃:100
防御:115
特攻:65
特防:65
素早さ:35
合計:530
■概要
「
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」で初登場したみずタイプのポケモン。
ナマズン以来の
ナマズがモチーフのポケモンだが、おおなまずポケモンの名に恥じず、
12mとナマズンの10倍以上の巨体の持ち主であり、魚をモチーフにしたポケモンの中でも最大である。
…だが体重は220㎏と
ホエルオーよろしく、体格のわりに非常に軽かったりする。
頭中身はスッカスカなのかもしれない。
見た目に違わず大食らいで力も強いのだが、頭は良くないうえに鈍重さから餌をとるのは苦手としている。
そこで自身は口内に住まわせることで外敵から身を守ってあげるかわりに、非力だがずる賢い
シャリタツとコンビを組むことで
弱点をカバーし合っている。
そういった関係性から自身に比べて40分の1の大きさしかない
シャリタツのことを親分のように慕っている。
親分の
シャリタツが寿司をモチーフにしていることに対して、鉢巻に似ているヒレがあることや「へい、らっしゃい‼」という寿司屋を思わせることから板前をモチーフにしていると思われる。
スシの言いなりになる板前とは
色違いのヘイラッシャは体色が白色になり、水色の模様が黄色になっている。
なお色違いのヘイラッシャを厳選をする際に大量発生させて生息地に赴くと
ゲームがエラー落ちするのではないかと言わんばかりに恐ろしいほど過度な処理落ちを引き起こす。
■ストーリーでのヘイラッシャ
ストーリーではオージャの湖に生息する「偽竜のヌシ」として
シャリタツと共に登場。ヌシポケモンで一番強い。
湖の東側にある小島に吹き出しが付き鳴き声を上げる
シャリタツたちの中で一番大きい個体に話しかけると直後に背後から出現し、ヌシシャリタツを飲み込んだ後に戦闘となる。
一度目の戦いに勝利すると、中央部の小島へと移動し始め、追い詰めるとスパイスを食べた
シャリタツを飲み込むことでパワーアップして二戦目に突入する。
このエリアに生息するポケモンのレベルは50を超えているものばかりなのでレベルはしっかり上げて挑んでいきたい。
因みに今作ではヌシがいた場所に戻るとヌシポケモンと再度バトルすることが可能で、称号持ちのヌシポケモンを捕獲することができる。
……のだが、オージャの湖のヌシポケモンはあくまでシャリタツという扱いなのか
ヌシとしてのヘイラッシャは捕獲できない。
その替わりも兼ねて
最強のテラレイドバトルのボスに選ばれた。普段から★6のボス(隠れ特性固定)となっているためか、
通常特性のてんねんが採用されている。
■対戦でのヘイラッシャ
その見た目通り、HPと攻撃・防御に優れた重物理アタッカーの配分。
しかも
HP150・防御115というホエルオーが喉から手が出そうな程に望んだ振り分けがされており、
さすがに
どこぞの氷結要塞程ではないが物理耐久は非常に高い。どれくらいかというと
ボスゴドラには耐久指数で勝っている。
特防は低めだが、HPが潤沢なのである程度フォローはされている。但し過信は禁物。
特性は相手の能力の変化を無視する「てんねん」で積みアタッカー相手にも強く出ることができ、
みずタイプという弱点の少なさも手伝って物理方面に対しては滅法強い。
ちょうはつと
いかくを無効化する「どんかん」とやけどを
無効化する「みずのベール」も悪くないが、
長所の補強にはやはり「てんねん」が一番活かしやすいだろう。
攻撃技は一致水技の他、
こおりタイプでは「こおりのキバ」や鈍足と相性がいい「ゆきなだれ」、
ナマズらしい
じめんタイプの「
じしん」、高い防御と後述の積み技と相性のいい「
ボディプレス」を覚え、
他にも「かみくだく」や「げきりん」、更に
一撃技の「じわれ」も使うことが出来る。
補助技は相手に択を迫れる「あくび」と
種族値との相性がいい「
のろい」と数は少ないものの有用な技を覚える。
同じ特性である「てんねん」持ちの
ヌオーと比べると物理耐久こそは1.5倍以上あるものの、
あちらとは異なりレパートリーが少ないうえに回復手段が「ねむる」しかないところが欠点か。
そのため、シンプルに物理受けとして運用する場合は「ねむる」+「ねごと」でしぶとく殴り合うのが主な立ち回りとなる。
このようにシングルバトルにおいても強力なポケモンではあるが、一方で
ダブルバトルにおいて独特な個性を持っている。
それはシャリタツと組ませることで特性「しれいとう」により合体し、命中と回避を除いた能力が全て2段階上昇すると言うもの。
その代わり
合体というだけあり、この状態になると
シャリタツが行動不能となって1対2になってしまうというデメリットがある。
なお、シャリタツは一応フィールドに
存在する扱いなので、攻撃対象に選ぶことはできる。
但し当然攻撃は失敗する。事故以外ではまずないがヘイラッシャの攻撃も届かない。
同じ理由で
シャリタツの状態異常自体も引き継がれるので、毒や火傷でHPは勝手に減る。
これを活かし、あえて初手に隣で「
だいばくはつ」を起動しながらシャリタツに「こらえる」をさせ更に
どくどくだまを発動。
死に出しでヘイラッシャを繰り出して合体、「
まもる」等で時間を稼ぎ毒のダメージで
シャリタツが瀕死に。
そこで
カラミンゴを繰り出し「きょうえん」を発動させることで全能力が2段階上昇したポケモンが並ぶというとんでもないコンボが考案された。
4体をフルで使って2体を早々に失う上に選出段階で戦略がバレやすい点を考えると実用性があるかは未知数
代わりにこの状態では交代が一切できなくなるため、不利対面でも切り返すことが出来ず、デバフや能力変化リセットに弱い。
特に「ほろびのうた」を発動されたら解除する手段がないので大変苦しい状況になる。
また合体は任意ではなく強制。例えるならゲンシカイキに近い。
ものまねハーブを持っているポケモンや特性「びんじょう」のポケモンが対面にいると強力なバフを丸ごとコピーされて逆利用される等相手に読まれやすい点にも注意が必要。
専用技の「いっちょうあがり」はシングルでは
威力80の平凡な
ドラゴンタイプの物理技だが、
ダブルバトルで
シャリタツと合体している状態だと真価を発揮し、発動させると攻撃と同時に能力が一段階上昇するという効果がある。
またこの能力上昇はシャリタツの色で決まっており、
黄色は素早さ、
オレンジは攻撃、
赤は防御を上げることが出来る。
自身の好みや戦略に合わせて相方の
シャリタツの色を決めるとよいだろう。
一方特殊技はみずタイプを除くと「
はかいこうせん」しかないという貧弱ぶり。
ダブルバトルでは合体による能力上昇で使えなくもないが、やはり攻撃技は物理一本の方が無難。
■余談
現実でも2mを超える大きさを持ち、過去には4mを超える個体の記録も残っているヨーロッパオオナマズという巨大なナマズが生息している。
魚はおろか鳥や
犬も襲われて丸飲みしてしまうことが確認され、中には稀に人間も襲うという噂もあり、ドイツでは「殺し屋クノ」という巨大な人食いナマズの伝説がある。
追記・修正は相棒の力でパワーアップしている方にお願いします。
- 野生産が湖の底からぬうっと出てきた初見はマジでびびった、 -- 名無しさん (2022-11-30 12:34:45)
- ナマズンの謎の龍の舞習得がついに偽龍のヌシで回収されたと思ったら無関係な別ポケモンだったでござるの巻 -- 名無しさん (2022-11-30 13:08:30)
- ヘイラッシャ/シャリタツでセットの項目でも良かったかもね -- 名無しさん (2022-11-30 13:56:58)
- 湖に来てペパーからヌシのことを聞いた後に泳いでたらデカいこいつが出てきてヌシだ!…と思ったら通常のポケモンだったことにまた驚いたもんだ。ヌシはもっとデカいんだけどね。 -- 名無しさん (2022-11-30 14:01:36)
- オレモヌシー! -- 名無しさん (2022-11-30 14:38:47)
- シャリタツの項目もすぐに握らないと。 -- 名無しさん (2022-11-30 17:13:55)
- ぬしヘイラッシャもゲットしたかった -- 名無しさん (2022-11-30 17:22:49)
- ヘイラッシャの項目の方がシャリタツより先にできるのか…(困惑) -- 名無しさん (2022-11-30 17:41:33)
- てっきりシャリタツが進化してヘイラッシャになると思ってたのは俺だけじゃないはずだ -- 名無しさん (2022-11-30 18:24:03)
- シャリタツを作成して -- 寿司大好き (2022-11-30 18:26:59)
- シャリタツも作成して -- 名無しさん (2022-11-30 18:27:50)
- 指揮してもらう際シャリタツを口の中に入れるのはいいが激しく動いてそのまま呑み込まないか心配。ヘイラッシャに比べりゃシャリタツ相当小さいし -- 名無しさん (2022-11-30 18:31:30)
- 色んな理由でドラゴンタイプテラスタルにしたくなる -- 名無しさん (2022-11-30 18:49:46)
- シャリタツ最高 -- 寿司職人 (2022-11-30 18:50:57)
- もしかして→イシツブテ -- 名無しさん (2022-12-01 12:40:29)
- ↑4 シャリタツのモデルにウオノシラミとウオノエ説あるし相当しっかりかじりついてるんじゃないかな。ちなみに調べるなら食欲減退注意 -- 名無しさん (2022-12-03 06:07:39)
- 寿司食いたくなってきた -- 名無しさん (2022-12-07 23:32:06)
- メガナマズn -- 名無しさん (2022-12-15 16:59:43)
- #ヌシヘイラッシャもゲットしたかった -- 名無しさん (2022-12-26 14:43:43)
- ウェーニバルの項目見るとこいつのせいでものすごく苦しいみたいなこと書いてあるんだが。いや確かにランクマで全然見ないけど -- 名無しさん (2023-01-02 23:10:26)
- SVシリーズ1・シーズン1のダブルバトル部門は見事に寿司一色に。寿司の難点として合体寿司同士のミラーが非常に不毛(互いの能力上昇を無視し合う上にまともに通る技がじわれくらいしか無い)なので、味方に毒撒いてもらう、そのメタで眠る持ち、じわれメタで飛行テラスタルなどなど色々な寿司が出てきた。しまいには最初から合体を放棄して呼び水シャリタツと組むヘイラッシャまで…。 -- 名無しさん (2023-01-09 15:26:21)
- ↑×2 あのポケモンはアクアステップやじしんかじょうで能力ランク上げる扱い方が多かったから、それをてんねんで否定するヘイラッシャは能力もあって壁になってた。上位陣はそれに当てはまらない耐久型にするなどして戦果を残してる -- 名無しさん (2023-01-09 15:41:25)
- こち亀のEDかと思った -- 名無しさん (2023-01-09 16:04:40)
- ヘイラッシャ「スシを補給します。(しれいとう発動)」 -- 名無しさん (2023-01-25 20:19:36)
- ノーガードですらしれいとう中のシャリタツの攻撃は当たらないという……地中でも水中でも空中でも異次元でも当たる攻撃が当たらないこいつの体内はどうなってるのやら -- 名無しさん (2023-10-19 12:53:37)
最終更新:2024年08月04日 22:53