おなじみ人気もの。ピカチュウパックの目玉カード。
ポケモンの顔役にふさわしく扱いやすい速効型の性能を持ち、わざ「エレキサークル」は雷2エネで
「ベンチの雷ポケモン×30ダメージ」というかつての強カード「ともだちのわ」を彷彿とさせる強ワザ。
ベンチを埋める必要はあれどシンプルな中火力を叩き込める。
サンダーex、パチリスex、バチンウニ、デデンネと相性のいいカードも多くピカチュウが立つまでの展開にも困りにくい。
何気にワザ性能上、ミュウexの天敵でもあったりする。
弱点はポケモンexの中でも随一のHPの低さ。相手のポケモンexが先に立つとあっさり一蹴されかねない。
闘ポケモンに速攻火力を出せるデッキが多いのも難点。
初代御三家の一角。リザードンパックの目玉カード。
ワザ「ぐれんのあらし」は200という破格の超火力を持ち、素の状態なら全てのポケモンを一撃で仕留められる。
補強するとしてもHP180のポケモンや「あついしぼう」を持つマンムーに「おおきなマント」をつけ、「グリーン」(マンムーなら不要)を使う、トリデプスの特性「がんめんガード」を成功させる、トゲキッスの特性「てんのしゅくふく」を成功させる、ワザの効果で受けるダメージが減ったエアームドexに「おおきなマント」をつけて「ミカン」を使う、以外に一撃を耐える方法はない。
デメリットとして炎エネルギーを2つトラッシュされてしまうが、炎エネ3でも「きりさく」が使えるため致命的というわけでもない。
時空の激闘でエネルギーを付け替え出来る「ヒカリ」が、空と海の導きで炎水雷エネ限定で同等の効果を発揮できる「エレメンタルつけかえ」が登場したためより動きやすくなったのも魅力。
2進化と要求エネの重さはあるが、そこを補うのがベンチにエネルギーをつけられる「ファイヤーex」との好相性である。
環境でも長く成果を残し続けている目玉カードに恥じない性能の持ち主。
弱点は前述の通り2進化による重さ。
育成中のヒトカゲを「ナツメ」「アカギ」で引っ張り出されたり、サワムラー等でベンチを狙撃されると非常に厳しい。
また初手でヒトカゲを立てる展開となると、ヒトカゲがトラッシュデメリットつきの性能で扱いづらいのが難点だったが、こちらについてはシンプルな1エネ攻撃持ちのシャイニングハイヒトカゲの追加で改善されている。
最強の人造ポケモン。ミュウツーパックの目玉カード。
たねポケモンでありつつリザードンに近い150という高火力を叩き込めるパワーを有する。
デメリットは超エネルギー2トラッシュとリザードンのたねポケモン版とも言える性能。
リザードンexとの違いはたねポケモン故に立つのが早く、自らも壁役を担える点。
またバトル場に超エネルギーを供給出来るサーナイト、同じく壁役となれるミュウex、超ポケモンサーチの「幻の石板」とサポートも充実している。
弱点はサーナイトラインが事故るとスピードに影響が及ぶ点。
また時空の激闘以降はダークライex擁する悪デッキが台頭し始め、悪弱点のミュウツーデッキは勢力を減らしつつある。
御三家の一角たる草ポケモン。
HP190という現環境最高の耐久力に、ワザ「ジャイアントブルーム」は100ダメで30回復と持久戦特化の性能を持つ。
とりわけ草デッキには特性でベンチから回復出来るバタフリーやシェイミ、そして草ポケモンのHPを50と超回復する「エリカ」を擁するため
特化すれば不死身の超耐久で相手を圧殺出来るのが魅力。もちろん2進化のHPを60回復する「リーリエ」も使えるため、上振れればもはや要塞とでもいうべき耐久性能と化す。
とはいえやはり2進化なため重く、同じ2進化のジャローダとは食い合わせが悪い。
サポートを結集させても回復しきれない高火力を叩き込んでくるポケモンも少なくないためいかに素早く回復の手を整えられるかが問題。
当然だが用意の出来たリザードンexには手も足も出ない。
御三家の一角たる水ポケモン。
高めの耐久に加え100ダメの「ハイドロバズーカ」は水水無の3エネと2進化としてはコスパが軽め。
更に水エネルギーを追加2つつけると160という侮れない高火力にも化ける。
……とはいえそれだけと言えばどれだけ、「カスミ」の相性は良いとはいえ2進化ゆえの重さが足を引っ張り使用率は高くない。
カメックスが弱いわけではないのだがスターミーex、ギャラドスex、フリーザーex、パルキアexと水タイプは層が厚すぎるのである。
首が長くない方の歩く熱帯雨林。
要求エネ草1つというポケモンexに有るまじき超高速性能「トロピカルスイング」は40ダメ+コイン表でさらに+40とコンスタントにダメージを出し続ける事が出来る。
コインの機嫌次第とはいえHP160という高めの耐久で立ちはだかられると相手からすれば厄介な事極まりない。
時空の激闘からは「おおきなマント」で更に耐久を重ね、後ろが立つまでの恐ろしい壁役として立ちはだかれるようになった。
逃げエネは3とかなり重たいのがネックだが、最大80ダメージは相手からしても無視しづらいのでさほど弱点になりにくい。
他ポケモンにエネルギーを貯めやすい都合上、相性の良いセレビィexと組んでいる事が多い。
勇ましいでんせつポケモン。
120ダメージ、反動で20ダメージを受ける「もうかのとっしん」を持つシンプルな性能。
1進化のため比較的軽く、リザードンexデッキのサブアタッカーを務める事が多い。
炎タイプのポケモンexはまだ数が少なく、意外と役割を食い合わないので出番はそこそこだったが、たねながら特性でエネ加速できるギラティナexの登場によりシャイニングハイ以降は数を大きく減らしてしまった。
伝説の炎の鳥ポケモン。
炎1つでコインを3枚振り、表の数だけベンチの炎ポケモンに炎エネルギーを供給する「れっかのまい」が唯一無二の性能。
リザードンデッキはこいつを壁にヒトカゲたちを育てる展開が基本中の基本となる。
特に炎デッキはエネルギー供給が重たくなりがちなため、いかにファイヤーが回せるかが機運を左右する。
ベンチを育てながらファイヤー自身も育てれば本人も70という中火力で殴り始められるのもポイント。
ただしHPは140と、ポケモンexの中ではやや低めな点には注意。
ちなみにこれは鳥ポケモン共通だが、弱点は水ではなく雷となっている。不意のジバコイルには注意。
地元で囁かれているなぞのポケモン。
水エネ2つでダメージ90の「ハイドロスプラッシュ」というシンプル速攻アタッカー。
1進化、逃げエネ0とフットワークも非常に軽い。機先を制すれば準備の整っていない相手を蹂躙出来るスペックを持つ。
ダブルエース運用、サブアタッカー運用と扱いに融通も効きやすいマルチなアタッカーである。もちろんカスミとの相性も良好。
HPはやはり低めなので、下手に手傷を作りすぎないようにしたい。
伝説の氷の鳥ポケモン。
3エネでダメージ80の「ふぶき」はベンチも10ダメージをばらまける厄介極まりない性能。
手傷を負って逃げた相手を追い詰める事はもちろん、時空の激闘で登場したアカギで引っ張り出すトリガーにも出来る。
おまけにたねポケモンなためカスミ次第ではなんと先行から襲いかかる事も可能。
場合によってはワンキル圏内に持ち込め、初期環境で恐ろしく猛威を振るった。
その後も水タイプのたねexポケモンの中では安定した性能を持っている為、入れるポケモンをフリーザーexのみにし、周りを豊富なサポートカードで固めた「フリーザーex単騎デッキ」はサービス開始当初から愛用するプレイヤーが多い。
大昔似たようなことをした同僚がいたような……
伝説の雷の鳥ポケモン。
他のカントー三鳥と違い逃げ1と軽く、雷デッキの壁役として重宝されている。
育てればコイントス4枚、表×50ダメージと上振れすれば多くのポケモンexをワンパン出来るポテンシャルを持つのも特徴。
つついて後続を支援するか、自分でも殴り出してみるかは状況次第。
地味に耐久がHP130と他の3鳥より低い点には注意。
おなじみホラーなドッペルゲンガー。
超エネ3、100ダメージの「ホロウショット」は効果なしとポケモンexにしては地味だが
特性「かげのじゅばく」を持つ。これはバトル場にいる限りサポートをロックするという厄介な性能。
登場当初は2進化かつ要求エネも軽くないためあまり目立たなかったが、
味方のダメージを引き受けられるヨノワールが登場するとこれと組んで幽霊らしい不死身さで暴れながら
相手の打開も封じるというゲンガーらしく嫌らしいデッキが開発されるようになった。
なお、スピーダー、リーフを使った後に、ゲンガーexをベンチからバトル場に出すとアプリが強制終了するという凶悪なバグが発生した。
四本腕のマッスルチャンピオン。
闘エネ3、120ダメージの「メガトンパンチ」オンリーという非常にシンプルな性能。HPも180とトップクラス。
しかしそれだけと言えばそれだけで、良くいえばシンプルで扱いやすいが悪く言うと一芸に劣る。
立てる事さえできれば強力ではあるのだが……。進化前の性能が地味なのも辛いところ。
おまけに近年の闘デッキは速攻アグロの傾向が強く、イマイチ噛み合っていない。
性能を活かすならルカリオ辺りと組んでみるのも良いかもしれない。
骨を被ったブーメラン使い。
闘エネ2、コイン2枚で×80ダメージという闘版ナッシーというべき性能。
あちらとの違いは最低保証があるかどうかと最大火力・耐久の違いか。
速攻で高火力を叩き込める点は恐ろしいが、ダイスの機嫌次第では壁にしかなることが出来ない事もある運次第のカード。
進化前のカラカラに攻撃性能がないため、コインを成功させないと辛い事になりかねない。
歌うふうせんポケモン。
無エネ3、80ダメージの「スリーピーソング」は確定で相手をねむり状態にしてしまう。
コイントス次第では相手は完全に動きを封じられてしまい、ロック状態で時間を稼ぐことが出来る。
もちろんそのままなぶり殺しにしていまう事も可能。
とはいえエネルギーは軽くはない。進化前のプリンから眠らせに行くことは可能であるとはいえ、
いかにプクリンが立つまでの状況を整えるかと、コインが失敗したあとのサブプランも必要。
時空の激闘から相性のいいディアルガexが登場したため組んでみるのも悪くない。