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Pokémon Trading Card Game Pocket

登録日:2024/12/27 Fri 17:27:34
更新日:2026/07/21 Tue 09:04:42
所要時間:約 29 分で読めます





『ポケモンカード』がもっと身近に!


Pokémon Trading Card Game Pocket』は、2024年10月30日に配信を開始した、iOS/Android向けソーシャルゲーム
開発はクリーチャーズとDeNA、販売は株式会社ポケモン。
公式の通称は「ポケポケ」で、ポケモンカードゲームをスマートフォンで楽しめる内容となっている。





概要


2024年の『Pokémon Day』*1となる2024年2月27日に映像配信された『Pokémon Presents 2024.2.27』にて初報が公開され、同年8月18日のポケモンワールドチャンピオンシップス閉会式と同時に事前登録も開始した。

スマートフォン向けに紙媒体のポケカから簡略化した要素もありながらも、ポケカの醍醐味である「収集する・鑑賞する・対戦する」という要素は決して損なわれていない。
加えて随所随所にデジタルゲームならではの表現技法も用いられており、紙媒体のポケカにはない魅力も兼ね備えている。
基本プレイ無料で、無課金でも十分に楽しめる。「TCGはリアルマネーがかさむからちょっと…」「一緒に対戦する人がいない…」といった理由で今までポケカに触れる機会がなかった人も気軽にポケカの世界に引き込まれるようなゲームデザインとなっている。

なお、日本市場でポケカを題材とした本格的なデジタルゲームは『ポケモンカードGB2』以来23年ぶりとなる。
一応BW期にスターターセットの同梱品として『ポケモンカードゲームあそびかたDS』が付属していたり、公式サイトではチュートリアルと称して簡単なゲームを遊ぶことは出来たものの、あくまでポケカの遊び方を学ぶことを主軸とした内容となっているため、やはり日本においては久方ぶりのデジタル媒体のポケカとなっている。
海外では、2011年からリリースされていた「Pokémon Trading Card Game Online (PTCGO)」、そして2023年にサービス開始となったその続編である「Pokémon Trading Card Game Live (PTCGL)」があり一部のコアなポケカプレイヤーはこれらを遊んでいたものの、なぜか日本語のサポートは無かったためポケポケは長らく望まれていた日本語対応のゲームとなった。


収集する


パック開封

ポケポケの軸となる要素。他のソシャゲのガチャにあたる要素となっている。
パックは「パックパワー」を消費して開封する。パックパワーは時間経過で回復し、12時間で1回分の開封ができるようになり、一度に2つまでストックされる。
一度に複数のパックを開封したい場合は「パック砂時計」を使用する必要があり、砂時計1つにつき1時間分回復時間を短縮できる。手持ちの砂時計がなくなった場合は課金アイテムの「ポケゴールド」(こちらは1つにつき2時間分の短縮)を消費する。

拡張パックの種類を選択すると15あるパックの中から1つを選ぶ画面に遷移する。任意のパックを選択してパックの上をスワイプで切り取ったら*2、いよいよカードとのご対面だ。
この時「パックが最初から裏返っていたり、フチが折れていたりするとレアなカードが出やすい」という噂も広まっているが、真偽は不明。

カードには全10+1段階のレアリティに分かれている。内訳は以下の通り。

本家ポケカのコモン(C)に相当。通常のパックにはこれが必ず3枚入っている。
  • ♦♦
本家ポケカのアンコモン(U)に相当。トレーナーズカードもここに含まれる。
  • ♦♦♦
本家ポケカのレア(R)に相当。カードのフチがミラー加工されている。
  • ♦♦♦♦
本家ポケカのダブルレア(RR)に相当。通常イラストのポケモンexはここに該当する。
本家ポケカのアートレア(AR)に相当。♦~♦♦♦のポケモンの特別イラストが描かれたレアリティとなっている。
  • ★★
本家ポケカのスーパーレア(SR)に相当。ポケモンexやサポートカードのイラスト違いがここに該当。
一部のポケモンにはスペシャルアートレア(SAR)に相当する、虹色のカードのフチが目印の特殊なイラスト違いも別途設けられている。
  • ★★★
本作独自のアートレア「イマ―シブカード」(後述)が所属するレアリティ。基本的にポケモンexが該当する。
  • クラウン
本家ポケカのウルトラレア(UR)に相当する最高レアリティ。ポケモンのイラストは★★と同一だが、カード全体が金ピカに加工されている。
「シャイニングハイ」で初登場した、色違いのポケモンが属するレアリティ。★同様、♦~♦♦♦のポケモンの色違いが該当。
  • ✶✶
こちらも「シャイニングハイ」より登場。ポケモンexの色違いが該当する。
  • プロモ
拡張パックには封入されず、イベントやショップ、プレミアムパスの特典などで手に入るカード。


パック1つにつき5枚のカードが入っている。通常は♦3枚+αとなっているが、極稀(0.05%)に全てのカードが★以上となるレア封入、通称ゴッドパックになることも。

また、パックを1つ開封すると「パック開封ポイント」が5ポイント振り込まれ、貯まったポイントで任意のカードと交換できる。
事実上の天井システムだが、高レアなカードほど要求ポイントも高くなる。デッキに足りないカードを穴埋めしたいときに用いるのが基本的な運用だろう。
なお、パック開封ポイントは入手した弾でしか使えないので注意。例として「最強の遺伝子 ミュウツー」開封で入手したポイントは「最強の遺伝子」収録のカードと交換可能だが、「幻のいる島」収録のカードとは交換できない。

同じカードが3枚以上ダブった場合は、同じくパック開封などで手に入る「ひかりのすな」を消費してバトル中の特殊なエフェクトや、♦♦♦以上のカードなら一部のカードのトレードに必要な「トレードメダル」と交換することができる。

トレードメダルは2025年10月に廃止され、ひかりのすなで代替されるようになった。


拡張パック一覧

2026年1月現在で実装されている拡張パックは以下の通り。



ゲットチャレンジ

他のプレイヤーが開封したパックに入っていたカードのうち、どれか1枚を入手できる。
挑戦には「チャレンジパワー」を消費する。チャレンジパワーは一度に5個までストックされ、パックパワー同様12時間で1個分回復するほか、「チャレンジ砂時計」1つで1時間分の短縮ができる。
高レアリティのカードが含まれていると消費するチャレンジパワーの量も多くなる。*18
フレンド登録しているプレイヤーがいれば、最大4人まで一覧に表示される。
さらに公式からアナウンスはされていないが、現在の最新パックの♦から♦♦♦♦までを全部図鑑に登録すると、未所持の★以上のカードが必ず1枚以上含まれている制限時間が24時間のゲットチャレンジが新パックが出るまでの間出現するようになる。当然、★を揃えれば未所持の★★が含まれているものに絞り込める。ただ、含まれるカードはランダムなため、未所持の★★が多いと狙ったものが出てこない事も。

また、2025年4月から2025年10月までは一定確率で5枚のうち1枚をチャレンジの直前に見られる「のぞき見チャンス」が実施され、レアなカードをゲットしやすくなった。

自分が持っていないカード、特に入手しにくい♦♦♦以上はゲットチャレンジも活用して集めたい。
但し★★★、✶✶、クラウンのカードが含まれる封入はここに出現しないので注意。
大量のチャレンジパワーをはたいて得られたものがダブりの低レアカードだったなんてのもよくあること。



トレード

フレンドとのカードのトレード機能が2025年1月に実装。
全てのカードがトレード可能というわけではなく、以下の条件が必要となっている。

  • フレンド間のみトレード可能
  • 同レアリティのカード同士のみトレード可能
  • ★★★とクラウンのレアリティのカード、プロモトレードは対象外
  • トレード1回につき「トレードパワー」を消費する
  • ♦♦♦以上のトレードには「ひかりのすな」が必要

トレードパワーはチャレンジパワーのトレード版ともいうべきもので、24時間で1つ回復するほか、「トレード砂時計」1つにつき1時間分短縮できる。
♦♦♦以上のトレードに必要なトレードメダルは上記の通りダブりの♦♦♦以上のカードと交換で入手する以外にも、一部のミッションの報酬として手に入ることもある。



鑑賞する


こうして集めたカードをメニューから好きなだけじっくり鑑賞してみよう。
カードをスワイプしてあらゆる角度で眺めることができる。
♦♦♦♦や★★、クラウンは見る角度によってエフェクトやイラストの見え方が異なる、立体的な視覚効果をもたらすデザインを採用している。紙媒体ではできない、デジタルゲームならではの要素だろう。
カードに用いられているイラストは♦♦♦以下のものは過去に発売されたポケカからの流用以外にも本作書き下ろしのものが混在している。
3DCGが用いられている♦♦♦♦は勿論、★以上のアートレアは一部例外を除き全てが様々なイラストレーターが本作のために新規に書き下ろした新規イラストとなっている。
中でも本作一番の目玉が、先程さらっと触れた「イマ―シブカード」。
一見すると他のアートレアと大差はないようだが、カードを長押しするとなんとカードのイラストに沿ったアニメーションが流れる。
今にも画面から飛び出してきそうな迫力満点のアニメーションは必見。

お気に入りのカードは「コレクションボード」で飾ったり、最大30枚まで「コレクションファイル」にファイルして並べることができる。
このコレクションはソーシャル機能で世界中の人たちと共有できるので、バトルに疲れたら自分のカードを自慢したり、他のプレイヤーが持っているカードを眺めたりするのも一興。


対戦する


ポケカたるもの、当然ながら対戦機能も備えている。
基本的な仕様は本作リリース時点での最新シリーズである「スカーレット&バイオレット」→「MEGA」に準拠しており、そちらと同様に強力なポケモンである「ポケモンex(イーエックス)」も登場しているが、スマホへの移植にあたり、短時間でもサクッと対戦できるように紙媒体のポケカから様々なルールが簡略化されている。
それでもポケカならではのワザやトレーナーズカードをどのタイミングで使うかなどの駆け引きの楽しさはそのまま。
身近な人とのプライベートマッチ以外にも世界中の見知らぬプレイヤーと対戦できるランダムマッチや1人でじっくり練習できる一人用モードもあるので、様々なカードが揃ったら是非とも対戦にも足を踏み入れてみよう。
さらには2025年3月にはランクマッチが実装。全世界のプレイヤーと真剣勝負ができる。
1人用モードはクリア報酬が豪華な一方で、最高難易度のエキスパートでは弱点タイプでの勝利を求められるミッションもある。ただし初勝利報酬を獲得するだけなら気にしなくともよい。
なおデッキ自体は強くとも、最高難易度でもAIが若干お粗末な所があるため*19、相手が回転したり自分が事故らない限りはあまり負ける事はない。
バトル後は相手に「ありがとう!」を送れる。相手にもアイテムと引き換えられるショップチケットが送られるので、対戦後は感謝の意を込めて積極的に「ありがとう!」を送っておこう。

なお強すぎるデッキで一方的にボコボコにされたり、切断や放置等マナーの悪いプレイヤーには押されない事も。

主な違いの解説

大まかな対戦ルールは本家ポケカに準ずるため、ポケモンカードゲームの項目を参照してほしい。
ここでは本家ポケカとのルールの変更点を記載する。
紙媒体 ポケポケ
デッキ枚数 60枚 20枚
同名カード 4枚まで 2枚まで
先攻・後攻決め じゃんけん コイントス
ベンチの枠数 5枚 3枚
初期手札の枚数 7枚 5枚
手札枚数の上限 なし 10枚
エネルギー カードとして組み込む エネルギーゾーンからつける
弱点のダメージ 2倍 +20
抵抗力 あり なし
こんらんの処理 コイン裏でワザ失敗&30ダメージ コイン裏でワザ失敗のみ
初ターンで先行のサポートの使用 不可 可能
初ターンで先攻のワザの使用 不可 可能
勝利条件 サイドカードを全て取る(実質6点先取) 3点先取



  • デッキ編成・エネルギー
デッキはたねポケモンを必ず1枚入れなければいけないのは変わらないが、デッキ枚数が60枚から20枚に減らされており、同名カードも1デッキにつき2枚までとなっている。
一見するとエネルギーカードを入れる余裕がなさそうに見えるが、本作はエネルギーカードが廃止されており*20、「エネルギーゾーン」からデッキ作成で設定したエネルギーが毎ターン1つずつ支給されるようになっている。また、複数のタイプのエネルギーを設定した場合はランダム抽選となる。
この独特の仕様によって、カスミ*21やサーナイト*22など、エネルギーを新たに生成する効果を持つカードも登場している。
トレーナーズはスタジアムが当初は登場していなかったが、「夢幻パレード」より登場。

  • ゲームの始め方
ゲーム開始時の先攻・後攻決めはポケカGB同様コイントスによって決まる。表なら先攻、裏なら後攻となる。
お互いのデッキから5枚カードが引かれる。この時手札には必ずたねポケモンが1枚以上含まれるため、マリガン(カードの引き直し)は発生しない。
手札の中からバトル場にたねポケモンを1匹、ベンチにたねポケモンを3枚まで置ける。
最初のターンは先攻にはエネルギーゾーンからエネルギーが出ないが、ワザの使用自体は禁止されておらず、上記のカスミなどによってエネルギーをつけて初ターンからワザを出すことも可能だったりする。
仕様を利用して、たねポケモンのカードをあえて1枚しか採用しないことで確実に初期手札へ引き込み、他のすべてのトレーナーズによるリソースをその1匹へ全ツッパする、なんて極端に尖った構成のデッキも組むことができる。

  • ポケモンのHP・ワザ
近年のポケカはHPやワザのダメージがインフレ傾向にあったが、本作ではおおよそ「XY」辺りの水準にまで引き下げられている。
HPは最高でも240、高威力のワザでも250止まりで、安定して100ダメージ以上を出せるワザとなると使用に3~4エネ以上を要求されたり、エネルギーを2個トラッシュするという重い制約がかかっていることが大半。
本作からポケカに入った人が紙媒体のインフレっぷりを見ると驚愕するかも。
それに伴い、相手の弱点を突いた場合はダメージ2倍から+20ダメージに変更。同時に抵抗力も廃止されている。
ポケモンのHPはダメカンではなくHPバーで表現される。ゲーム本編作品のようにHPが半分以上なら緑、半分以下ならオレンジ、残り僅かなら赤と、視覚的にも分かりやすい。
これ以外にも、カイリューの「りゅうせいぐん」のようなワザの効果の対象がランダムで決まるというデジタルのTCGだからこそ実現できる効果を持つワザも登場している。

  • コイントス
成功失敗判定でお馴染みのコイントスは、プレイヤーの手動でのスワイプ操作でコインを投げる形で表現されている。
ただし複数回コイントスをする効果については1回目のみ手動で、2回目以降は全て自動でコインが投げられていく仕様になっている。
あくまでもひとつの効果内での仕様であり、こんらん時のワザ使用判定とワザ自体の判定が連続するなどの場合は、それぞれ手動のコイントスが必要。

  • 勝利・敗北条件
本作にはサイドカードという概念が存在しない。そのため、勝利条件が3ポイント先取制に変更されている。
ポケモンexがきぜつしたら2ポイントが入るので、紙のポケカよりもポケモンexを落とすことの重要性が増している。
山札切れによる負けはなくなっているので、基本的にカードを引けば引くほど有利になるというゲームバランスになっている。
特に山札からランダムにたねポケモンを1枚加える「モンスターボール」や、山札を2枚引く「博士の研究」は非常に強力で、どのデッキにも組み込むことが当たり前の必須カードになっている。
但し一度に持てる手札の数は10枚まで。出し渋って山札を引けなくなったら本末転倒なので、カードはこまめに使っておきたい。
山札切れで勝敗を付けないため、代わりにターン制限が設けられており、互いに30ターン*23経過で強制的に引き分けとなる。

カード紹介


この項目内で全てのポケモンのカードを紹介していると項目がパンクしてしまうので、ポケポケのカードの説明を記載しているポケモンのページのリンクを紹介。
各々のポケモンのページに追記をした際には、ぜひこの欄に追加してほしい。
全国図鑑No ポケモン名 タイプ 拡張パック 特記事項
0006 リザードン 最強の遺伝子など多数 通常/ex/メガシンカexあり
0018 ピジョット 最強の遺伝子/幻のいる島 通常/exあり
0025 ピカチュウ 最強の遺伝子など多数 通常/exあり
0083 カモネギ 最強の遺伝子
0089 ベトベトン 最強の遺伝子/双天の守護者/紅蓮ブレイズ/夢幻パレード リージョンフォームあり
通常/exあり
0091 パルシェン 最強の遺伝子/双天の守護者
0106 サワムラー 最強の遺伝子/シャイニングハイ
0107 エビワラー 最強の遺伝子/シャイニングハイ/メガライジング 通常/exあり
0110 マタドガス 最強の遺伝子/幻のいる島
0113 イーブイ 最強の遺伝子 など多数 通常/exあり
0119 アズマオウ 最強の遺伝子
0139 オムスター 最強の遺伝子 化石ポケモン(かいの化石)
0141 カブトプス 最強の遺伝子 化石ポケモン(こうらの化石)
0142 プテラ 最強の遺伝子/幻のいる島 化石ポケモン(ひみつのコハク)
通常/exあり
0143 カビゴン 最強の遺伝子/超克の光/ 通常/exあり
0178 ネイティオ 空と海の導き
0219 マグカルゴ 時空の激闘/空と海の導き/未知なる水域
0227 エアームド 時空の激闘/空と海の導き 通常/exあり
0249 ルギア 空と海の導き/夢幻パレード 通常/exあり
0250 ホウオウ 空と海の導き/メガライジング 通常/exあり
0251 セレビィ 幻のいる島/未知なる水域 通常/exあり
0303 クチート 最強の遺伝子/超克の光//空と海の導き/夢幻パレード 通常/メガシンカexあり
0383 グラードン シャイニングメガ
0385 ジラーチ メガライジング
0409 ラムパルド 時空の激闘 化石ポケモン(ずがいの化石)
0411 トリデプス 時空の激闘 化石ポケモン(たての化石)
0433 リーシャン メガライジング ベビィポケモン
チリーンの項目に記載
0491 ダークライ 時空の激闘/メガライジング 通常/exあり
0584 バイバニラ /夢幻パレード
0561 シンボラー 幻のいる島
0621 クリムガン 幻のいる島
0635 サザンドラ メガライジング
0658 ゲッコウガ 最強の遺伝子/メガライジング 通常/exあり
0685 ペロリーム
0699 アマルルガ 夢幻パレード 化石ポケモン(ヒレの化石)
0727 ガオガエン 双天の守護者/ 通常/exあり
0741 オドリドリ 双天の守護者/夢幻パレード 超タイプは2種類
0756 マシェード 幻のいる島/双天の守護者/異次元クライシス 異次元クライシス版のみ超
0775 ネッコアラ 双天の守護者
0794 マッシブーン 異次元クライシス/夢幻パレード ウルトラビースト
通常/exあり
0806 ズガドーン 異次元クライシス/夢幻パレード ウルトラビースト
通常/exあり
0818 インテレオン 波動ビート
0869 マホイップ
1017 オーガポン 夢幻パレード 草(みどりのめん)のみex
タケシ トレーナーズ 最強の遺伝子
カスミ トレーナーズ 最強の遺伝子
ナツメ トレーナーズ 最強の遺伝子
サカキ トレーナーズ 最強の遺伝子
イツキ トレーナーズ 空と海の導き
アカギ トレーナーズ 時空の激闘
シロナ トレーナーズ 時空の激闘
グズマ トレーナーズ 双天の守護者
イリマ トレーナーズ 双天の守護者
ネモ トレーナーズ パルデアワンダー
ナンジャモ トレーナーズ シャイニングハイ/パルデアワンダー
ボタン トレーナーズ /パルデアワンダー グッズ「イーブイのバッグ」説明も記載
かんこうきゃく トレーナーズ 夢幻パレード
※1 遷移先ページの追記・編集の都合で、ポケポケに関する記載が削除されている可能性もあるので注意。
※2 複数種類がリリースされている場合、全種類に関して記述されているとは限らない点にも注意。

ルールを持つポケモン

通常のテキストとは別に、分類毎に共通した「○○ルール」というテキストを持つポケモン。こんな名前だが一応公式の用語である*24
当初はポケモンexしか存在しなかったが、ルールを持つポケモンという分類自体はその時点から存在していた*25

《ポケモンex》

exルール
ポケモンexがきぜつしたとき、相手は2ポイントとる。
通常のポケモンより強力である一方、きぜつすると相手に2ポイント獲得されてしまう。
通常のポケモンとは別の名前であると扱われ、通常のポケモンと組み合わせて2枚ずつデッキに組み込める。
しかし進化元としては名前が完全一致である必要があるためexポケモンは基本的に進化は出来ない。
例えば「ピカチュウex」は通常の「ピカチュウ」を進化元とするライチュウに進化することは出来ない。
例外中の例外として、特性で「このポケモンに進化できる」と指定してあれば、それに従って進化が可能。まぁ言わずもがなイーブイexのことである。この場合、進化先がexでなければペナルティは1ポイントとなる。

exポケモンのレアリティは一律◇4と入手難易度は高め。さらに絵柄違いの高レアは☆2(イマーシブ・クラウンは☆3)と更にレアリティが上がる。

前述のように強力な性能と、きぜつするとポイントを多く取られてしまうデメリットのどうバランスを取るかが肝要。
倒れると実質2匹しか使えなくなることを承知で立てていくか、通常ポケモンを優先して立てていくか。
あえてそれを利用して残ポイントを参照する「マーズ」などのカードの着火点にするか……などなど。
また攻略する側としてもポケモンexの2ポイントを計算して倒していく戦術も必要となる事がある。

通常版の強化版のような性能をしているカードも多いが、ピジョットやプテラなどまるで異なる性能を持つポケモンも多く一概に比較は出来ない。

進化先が複数種類リリースされているポケモンは珍しくないが、通常版とexの両方が用意されているポケモンなども普通にいる。
こういったポケモンは戦術や場の状況や相手がオドリドリかどうかによってどう進化させるかを選択することも可能。

なお、伝説のポケモン・幻のポケモンだからといってexで実装されるとは限らない。
というより、ポケポケでは幻のポケモンも非exで実装されることは全く珍しくない。

《メガシンカex》

メガシンカexルール
メガシンカexがきぜつしたとき、相手は3ポイントとる。
『紅蓮ブレイズ』より登場したメガシンカポケモンは一律メガシンカexとして登場しており、進化する場合はメガシンカ前と置き換える形で進化する(リザード→メガリザードンYといった流れ)。

大まかな仕様はポケモンexと同じだが倒された場合に相手が獲得するポイントが3ポイントになっており、通常ルールではこれ1体で決着がついてしまう。相手に追い詰められてから出すことが望ましい文字通り最後の切り札の立ち位置。

なお、システム的にはexポケモンとして扱われている。
それの何が問題かというと……まぁ、使ってみればわかる。

トレーナーズ

グッズやポケモンのどうぐなど、ポケモンでないカードもいくつか紹介。

グッズ

自分の番なら何回でも使うことができるトレーナーズ。
+ 一例
  • モンスターボール
リリース当初から存在するグッズ。
効果は「山札からたねポケモンを1枚引く」。
紙版でいうネストボールと同じ性能を持ち、「博士の研究」と並ぶ最も基本的なサーチ・ドローソースとなっている。
山札を減らすという重要な役割があるため、たいていのデッキでは使うことになるだろう。だが、たね1匹のワンマンデッキや、たねが2~3匹しかおらず、必ずしも全員呼ぶ必要がない(化石デッキなど)場合はあえて抜いても良い。
  • きずぐすり
リリース当初から存在するグッズ。
HPを20回復する、回復できるグッズとしては最も基本的な役割を持つカード。
HP回復を行えるグッズは、この後に「おおきいマラサダ」や「あたりつきアイス」などが実装されたが、それらは対象がバトルポケモンである。べンチのポケモンも回復できるのはきずぐすりの強み。
  • ふしぎなアメ
2進化するたねポケモンを、1進化を飛ばして一気に進化させることができる。たねポケモンを出した直後に使うことはできない。
紙版でもおなじみのカードだがリリース当初は環境に激震が走った。
ただし、考えなしに使うと進化後にエネルギーが足りずサンドバッグになったりexに進化した結果オドリドリ相手に詰んだり、といった事故も発生するので、必ずしも1進化ポケモンが不要というわけではない。デッキとよく相談しよう。
ちなみにイリマによるポケモン回収やプテラスピンロトムの吹き飛ばしなどでポケモンを手札・山札に戻される場合、進化前のポケモンも一緒に戻されるがふしぎなアメはトラッシュさせるので、ふしぎなアメ依存の場合、進化の初段を失う可能性がある、という点も注意しよう。
  • 化石
ポケポケでは「なぞの化石」と統一されているのではなく、「かいの化石」「こうらの化石」のように進化先に応じた化石(プテラは「ひみつのコハク」)が用意されている。これらはたねポケモンとして場に出すことができ、化石から蘇るポケモンに進化できる。
もちろん「ふしぎなアメ」で2進化先に進化可能。化石にどうやってアメを食わせてるのだろうか。
化石ポケモンは「モンスターボール」や各ポケモンドローで手札に呼び出すことができない代わりに、それぞれが個性的で強力な性能を持つ。
化石は場に出して即トラッシュできるので、ドロー系のトレーナーズと併せてデッキ圧縮に使うというテクニックもある。
ちなみにこれを場に出す時も「グッズを使う」判定のため、リーシャンなどにグッズを封じられると場に出せなくなる。

ポケモンのどうぐ

時空の激闘から新登場したトレーナーズ。バトル場かベンチに出ているポケモンに乗せることで効果を発揮する。
+ 一例
  • おおきなマント
このどうぐを持つポケモンはHPの上限+20。
きずぐすりの「その場でHP20回復」と「最大HPが20増える」は大違いなので、戦略に合わせて選ぶべし。
草タイプのみ「リーフマント(HPの上限+30)」という上位互換が使える。
  • ゴツゴツメット
このどうぐを持つポケモンがバトル場でワザのダメージを受けると、ワザを繰り出したポケモンに20ダメージ。
たかが20、されど20。迂闊に攻撃が出来なくなるし、計算を狂わせるにもうってつけ。相手を毒にする「どくばり」との選択は戦略の幅を広げるだろう。
  • ラムの実
互いの番の終わりに特殊状態を解除してトラッシュ。
確か「おおきなマント」「ゴツゴツメット」と同時にリリースされたはずだが、誰もその存在を見たことはないという幻のグッズ。
  • ビーストナイト
異次元クライシスで登場した道具の一つ。
UB専用のカードで効果は自分がすでに取ったポイントにつき相手のバトルポケモンへのダメージを+10するという効果となっており、最大で+20される。例えば既に二ポイント取った状態でこの道具をカミツルギに付けると40+20で一エネ60ダメージとなる。終盤から効果を発揮するグッズ。
  • エレキコード
こちらも異次元クライシスで登場したカード。効果はこのカードを付けている雷ポケモンがバトル場できぜつしたときに、ベンチポケモンに雷エネルギーを移し替えるという効果。先行でエネ加速ができるゼラオラと相性が良くエネルギーを無駄にしない。
供給先は雷ポケモンでなくても良いので、メガガルーラやアルセウスなどの無色ポケモンとも相性が良い。
  • たべのこし
で登場した道具。効果は原作よろしくな性能をしている。*26
ダメージ軽減の特性・技や他のHP回復手段を持つポケモンで場に居座り続ける戦術と相性が良い。
  • レスキュースカーフ
空と海の導きで登場した道具。効果はこの道具をつけているポケモンが技のダメージできぜつしたときトラッシュせず手札に戻す効果。ギミックデッキやエネコロロ等の特性を再利用するデッキによく採用される。
  • ダークペンダント
空と海の導きで登場した道具。効果はこのカードを付けている悪ポケモンがバトル場で技のダメージを受けたとき、相手の手札から1枚山札に戻すという効果。
戻されるカードはランダムとはいえ、これを装備したポケモンを攻撃するたび1回分ドローが遅延するため、ドロー手段が乏しいデッキには効果を発揮しやすい。
  • こうてつのまえかけ
空と海の導き で登場した道具。効果はこのカードを付けている鋼ポケモンが相手のポケモンから受けるダメージを-20し、特殊状態も防ぐ*27エアームドexなどの鋼耐久ポケモンにつけることで多少の攻撃にはビクともしない頑丈な鋼ポケモンにすることもできてしまう。
  • メモリーライト
未知なる水域 で登場した道具。効果はこのカードを付けている進化ポケモンは進化前に覚えていた技を使えるという効果。基本的に技は進化すれば上位互換が使えるようになるが、
ドンファンexにゴマゾウのじたばたを使わせるコンボが有名。他にも、進化前の技と進化後の技を併せて使えば時間が無駄にならないバチュル・デンチュラ(デンチュラは技を使うたびにエネ消費するエネ2技しか使えないが、バチュルのエネ1技が使えれば次のターンに休まずに行動できる)進化すると燃費・エネ繰の悪い技しか使えないポケモンなどにも使える。
  • ウォーターボード
未知なる水域 で登場した道具。効果はこのカードを付けている水ポケモンの逃げるエネルギーを-1する効果。
普通に逃げるを1回したいだけならスピーダーで足りるが、1匹のポケモンで何度も逃げたり戻ってきたりするデッキでは役に立つかも。
  • ラッキーミトン
メガライジング メガチルタリス で登場した道具。効果はこのカードを付けているポケモンが相手を気絶させたとき山札を1枚引く効果。最高でも効果を発揮するのは2ドロー、exポケモン相手なら1ドロー。メガexポケモン相手では出番が来ない。
そもそも相手を気絶させた時点で場も手札も出来ているのが普通なので、正直割に合う活躍をさせるのは難しい。速戦即決で加速したいなら採用の余地はあるが……
メガライジングパックのエテボースはラッキーミトンを持っているときにのみボーナスが乗る技を持っているので、それについては役に立つかも。(というよりそこ以外では滅多に見ることはない……)
  • ヘビーメット
メガライジング メガギャラドスで登場した道具。効果はこのカードを付けている逃げるエネルギーが3以上のポケモンが受けるダメージを-20する効果。逃げるエネルギーが3以上のポケモンはヘビー級が多いので、相性の良いポケモンが多い。
ちなみにアリアドス(相手のにげるエネルギー+1)などで逃げるエネルギーを増やされた結果逃げるエネルギーが3以上になった場合も効果を発揮する。
  • オボンのみ
メガライジング メガバシャーモで登場した道具。効果はこのカードを付けているポケモンのHPが半分以下ならHPを30回復しカードをトラッシュする効果。ラムの実といいきのみ系がどうもイマイチぱっとしない感がある……
  • メタルコアバリア
夢幻パレードで登場した道具。効果はこのカードを付けている鋼ポケモンが相手のポケモンから受けるダメージを-50。誰が呼んだか携帯式ミカン。ただし、ダメージを受けた、受けないに関わらず、相手の番になったらこのカードをトラッシュする1回限りの道具。非常に強力だが、相手が「攻撃をしない」という選択をしたら無意味に消費してしまうので、使いどころには注意。「こうてつのまえかけ」と違い、状態異常は防げない。

サポート

自分の番に1回しか使えない代わりに強力な効果をもたらすトレーナーズ。ネームドキャラクターのサポートについては、上述したカード紹介も参照。
使用できるポケモンを限定しているサポートなどもあり、それ相応に強力。ただし効果がユニークなサポートはそのぶん型落ちしやすいというマイナス面もある。
+ 一例
  • 博士の研究
オーキド博士のカード。山札から2枚カードを引く。
カードゲームとは山札から目当てのカードを引くことこそが重要であるため、ドロー・山札の圧縮どちらの意味でも最重要なカード。
要は強欲な壺。これを入れていないデッキは滅多にないと思われる。
  • ポケモンセンターのお姉さん
自分のポケモン1匹のHPを30回復し、状態異常も解除。
サポートにおける回復のベーシック型。ちなみにこれもきずぐすりと同じく、ベンチにいるポケモンにも使える。
  • ロケット団のしたっぱ
裏が出るまでコイントスをして、表が出た回数分、バトル場の相手からエネルギーをトラッシュ。
最初に裏がでたらスカだが、うまくいけば理論上は相手のエネルギーの全てを奪えるという凶悪なサポート。
これのせいでボスより強いなんて言われているのは語り草である。
相手の場のポケモンをベンチポケモンと強制入れ替え。ナツメは相手が選ぶ。アカギはダメージを受けたポケモンのみという制約の中から自分で選べる。
ベンチ=安全地帯でないということを最も分かりやすく意味してくるカード。

スタジアム

夢幻パレードからリリースされた、自分・相手双方に効果をもたらすトレーナーズ。
既に場にスタジアムが出ている状態で他のスタジアムを繰り出すと、前のスタジアムはトラッシュされる。同じ名前のスタジアムを出すことはできない。
+ 一例
  • はじまりの平原
自分・相手ともにたねポケモンの最大HPが+20される。
すぐに倒れてしまいやすい進化前のたねポケモンを強化してもいいし、無進化exももちろん対象なので、それを補強するにも役立つ。
  • ふしぎな広場
自分・相手ともに超ポケモンのにげるエネルギーが-2される。
超ポケモンはトレーナーズに依存することでより性能を増すものが多いのでその第一陣というわけである。


特筆すべきデッキ


このゲームはソーシャルゲームであり、定期的なアップデートで新パックが追加されている。
当然最新パックから排出されるポケモンを主軸にしたデッキが基本的には強力である。ただ、そういったデッキをあげていてはキリがない。
しかし中にはランクマッチや大会などの対戦で長期に渡って環境上位に君臨したデッキが存在する。ここではそういったデッキを紹介する。

ダークライex&ギラティナex」デッキ

ポケポケでの通称は「ダクギラ」、あるいは「ギラダク」。
ポケポケのデッキの中ではおそらく最も知名度の高いデッキ。
名前の通り、ダークライexとギラティナexという2種類の「たねポケモン」を主軸としたデッキ。
本家ポケモンシリーズではどちらもシンオウ地方の伝説ポケモンと呼ばれる存在*28であり、人気の高い2種類を組み合わせたデッキは、ポケポケの実力も伝説クラスだった。

+ その具体的な性能
ダークライexはHP140、3エネ80ダメージの悪ポケモン。正直3エネ80ダメージというのはexポケモンの攻撃としては低い部類なのだが、その欠点を補ってあまりあるのが「特性:ナイトメアオーラ」である。
特性の効果はこのポケモンに悪エネルギーをつけるたび相手のバトルポケモンに20ダメージというもの。この特性の効果をあわせると、ダークライの攻撃は実質的に100ダメージにまで上昇する。
ダークライexは3エネつけるまで、つまり最速でも3ターン目までは本来攻撃ができないのだが、特性の効果で1、2ターン目でも20ダメージを相手に与えることができる。
たった20ダメージ、と思うかもしれないが、一見少ないダメージも毎ターン積み重なれば決して無視できないダメージ量となり、最終的な勝利に結びつくことも少なくない。
そしてこの特性によるダメージと、ポケモンのワザによるダメージはゲーム内では別枠で扱われる点が優秀といえる。
具体的には、相手バトルポケモンのHPが20だけ残っている状況を仮定すると、ダークライexはまず特性の効果の20ダメージで相手を倒し、その後ベンチから出てくる相手の2体目のポケモンに対し、ワザによる攻撃で80ダメージを与えることができる。
相手に100ダメージを与えるポケモンが同じ状況で戦ったとすると、最初にHP20の相手に100ダメージを与えるだけでターンは終了してしまう。このため、与えるダメージは同じ100ダメージでも実質的な攻撃性能はダークライexのほうが上位互換となるのである

そしてもう一方の相方ギラティナexはHP150、4エネ130ダメージと、ステータス面はダークライexを上回る性能だが、攻撃時にギラティナex自身にも20ダメージが入るというデメリット持ちである。このデメリットのせいで、実際の耐久面はダークライexよりももろくなってしまっている。
しかしこちらもやはり強力な「特性:はくうのさけび」を持っており、特性の効果は自分のターン、このポケモンに超エネルギーを1個つける。この特性を使ったら自分のターンは終了というものである。
自らの特性でエネルギーを生みだし、エネルギー加速ができるというのがこのポケモンの最大の長所である。
生み出すのは自分の攻撃に必要な超エネルギーなので、デッキが生み出すエネルギーはダークライに必要な悪エネルギーのみに設定して問題がない、というのがダークライexと相性がいいポイント。
特性を使うとターンが終了するという効果はいいかえると、ギラティナexが特性を使ったターンはワザによる攻撃ができない、ということになる。
これは大きなデメリットに見えるが、実際にはそこまででもない。なぜならエネルギーの関係でギラティナexが攻撃をするためには必ず特性を3回発動させなくてはいけないからである。
特に最初の1、2ターン目はどうあがいてダークライexもギラティナexもワザによる攻撃が不可能なので、特性でターンが終了してもデメリットにはならないのである。
それどころかこの2体の特性は同時発動できるため、本来攻撃できないはずのターンもダークライexの特性によるダメージを相手に与えることが可能であり、この点がこの2体の相性がいい理由にもなっている。

デッキの特徴をまとめると「高耐久なexポケモンを壁にしつつ、ギラティナexの特性により1ターン目からエネルギー加速が可能。ダークライexの特性で最低限のダメージを与えつつ、4ターン目にはダークライexとギラティナexという2体のexポケモンの火力を相手に押しつける」ということになる。
互いの特性の相性がいいのはもちろんだが、特筆すべきはその安定性にある。
ダークライexもギラティナexもどちらもアタッカーとして活躍可能なため、最初にどちらのポケモンが手札に来たとしても安定した展開が可能であり、いわゆる手札事故の発生確率が低い。
最初のターンにダークライexとギラティナexを展開できれば、4ターン目にはexポケモン2体が暴れだし、対戦相手は1匹目を倒してもすぐさま2体目の相手をしなければならず、並のデッキではエネルギーが追いつかない、という事態に陥ってしまう。
特にギラティナexは火力が高く、4エネ130ダメージなのは先述したとおりだが、ダークライexの特性も発動させれば実際のダメージは150となり、これは体力満タンのギラティナexも一撃で倒せるダメージになる。
この実質150ダメージというのはポケポケで毎ターン安定して出せる火力としてはほぼ最高ランクのダメージである*29
当時の対戦環境ではHPが150を越えるポケモンが限られており、多くのポケモンを一撃で倒すことができる火力となっている。
ただし実際の対戦ではHPをふやす「大きなマント」というどうぐが使用されることが多いため、150ダメージを出しても一撃では倒せないという状況もよく発生したりする。ただ、そんな状況であったとしても、150ダメージが脅威であることには変わりはない。

攻撃面だけでなく耐久面も優秀である。
ダークライexは悪タイプであり、弱点は草タイプになるのだが草タイプで強力なポケモンが(当時の)対戦環境では少なかったという環境が非常に追い風となっていた。
一方のギラティナexの弱点は悪タイプである。言うまでもないことだが、当時の対戦環境で最も活躍していた悪ポケモンはダークライexである。
このため「ダークライex&ギラティナex」デッキの弱点をつけるのは「ダークライex&ギラティナex」デッキ、という状況になってしまい、このデッキの使用率が伸びる一因になっていた。

さらに安定性の面を追加で解説すると、ダークライexとギラティナexの特性のかみ合いがいいのは先述したとおりだが、それぞれの特性は盤面に出しさえすればほぼ安定して発動できるため、デッキの必須カードがかなり少ない。
デッキレシピを見ると、必須カードとなるのはギラティナexとダークライex、それにドロー系のカードである「博士の研究」と「モンスターボール」くらいである。
「博士の研究」はポケポケのほとんどのデッキで採用される必須カード、「モンスターボール」も準必須カードという立ち位置なので、このデッキのために特別必要なカードはほとんどないといってもいいほど、デッキの自由度が高い。
上記の4種類のカードを上限である2枚ずつデッキに入れるとそれだけで8枚。ポケポケのデッキは全20枚なので、残りの12枚はある程度自由に変更可能である*30
この自由度こそ「ダークライex&ギラティナex」デッキが長期にわたって活躍できた要因である。すなわち、新パックが登場して対戦環境に変化が起きても、最新のサポートカードを自分のデッキに取り組むことで新環境に適応しつつ、長く活躍できたのである。

あと、このデッキをつかうと1ターンに費やす時間が長いので相手にストレ…もといプレッシャーをかける効果も大変に期待できる。

と、ここまでメリットばかりをあげてきたが、このデッキにも弱点はある。
手札事故が起こりにくいとは言ったものの、カードゲームである以上どんなデッキでも手札事故は発生する。
このデッキの場合、1、2ターン目にギラティナexが手札に来なかった場合、ギラティナexの特性が発動できずに初動が遅れ、結果としてギラティナexが攻撃できずに試合が終わる、という事態が割と発生しうる。
デッキの「たねポケモン」がダークライexとギラティナexだけなら50%の確率で最初の手札にギラティナexがくるし、「博士の研究」と「モンスターボール」のドローもあわせると50%超の確率で序盤にギラティナexのドローはできるのだが、それでも欲しいカードが引けないときは引けないのがカードゲーム。
対戦相手にも手札事故が発生すればダークライexの攻撃だけで勝てる試合もあったりするのがこのデッキの恐ろしいところなのだが、ギラティナexを序盤に引けないという状況はやはりこのデッキの弱点と言える。
また、2枚目のギラティナexが使いにくい点も欠点である。
先述したとおり、このデッキでギラティナexが攻撃するには特性を3回発動させなければならず、その場合は3ターン攻撃ができない。
2体目のギラティナexを攻撃に使おうとすると合計で準備に6ターン必要なことになる。ポケポケは基本的に短時間で決着がつくゲームバランスとなっているので、準備に6ターンも使ったらその間に試合が決まってしまうケースがほとんどである。
このため、手札に2枚目のギラティナexがきても、攻撃のできない壁役以外の使い道がほぼない。序盤にギラティナexが2枚そろえば1枚を壁にして裏のギラティナexの特性を発動させたりもできるのだが、試合後半に2枚目をひくとエネルギーが回らずに壁としても使いにくかったりする。
2枚目が必要ないならギラティナexを1枚にすればいいのでは、と思う人もいるかもしれない*31が、ギラティナexを1枚にすると上述した序盤にギラティナexを引けない事故の確率が上がるため、2枚積みが基本である。
カードが腐ってしまうのは欠点と言えるだろう。
またこのギラティナexが攻撃できるのは最速でも4ターン目というのもやはり展開が遅く、序盤からガンガン殴ってくるような、いわゆるアグロデッキとの対戦はやや相性が悪かったりする。
ただ後述するが、「ダークライ&ギラティナ」デッキが活躍した時期はこのアグロタイプのデッキが少なかったため、その点はあまり大きな欠点ではなかった。

と、欠点もあるにはあるのだが、これらの欠点を上回るほどの長所があったため、結果として長期にわたって対戦で活躍できたデッキとなっている。

+ 「ダークライex&ギラティナex」デッキの隆盛と対戦環境史
もともとダークライexは第3弾「時空の激闘」パックで登場。
上述した「特性:ナイトメアオーラ」の効果が強力で登場時から注目されていた。
ただ当時の相方として同時実装されたマニューラexはクセが強く、これらを組み合わせた悪デッキには対戦環境を支配するほどのパワーはなかった。というより、当時は悪タイプの弱点を突く草タイプのナッシーexやセレビィexがはやっており、悪デッキは環境的に少し苦しい立ち位置だった。
しかし悪タイプとは関係のないジバコイルと組み合わせた「ダークライex&ジバコイル」デッキが当時の大会で優勝するなど、環境上位のデッキに入っていた。
ジバコイルの進化前であるレアコイルの「特性:ボルトチャージ」が優秀で自分自身に雷エネルギーをつけるという効果のおかげで、悪デッキでも雷エネルギーを自前で用意できるという点が優秀だった。
当時の環境では特性でエネルギーをつけられるジバコイルが特に優秀で、ジバコイルと他のポケモンを組み合わせたデッキが複数開発された。その中で環境トップになったのが「ダークライex&ジバコイル」の組み合わせだったのである。
この段階ですでにダークライexは自前でエネルギーをつけることができる特性を持ったポケモンと組み合わせると強いということがプレイヤーの間では認識されていたのである。

第4弾「超克の光」パックでは新実装されたアルセウスexを中心に環境が周り、ダークライexの苦手なナッシーexやセレビィexが減ったのは追い風なものの、「ダークライex&ジバコイル」は特に強化もなく、使用率を落とす結果となる。

第5弾「シャイニングハイ」パックではついにギラティナexが実装。
ギラティナexの「特性:はくうのさけび」はこのポケモンに超エネルギーを1個つける。この特性を使ったら自分のターンは終了というものだが、見ての通り、上述したレアコイルの「特性:ボルトチャージ」と似かよった効果になっている。
なんなら特性そのものはデメリットがないレアコイルのほうがギラティナexより優秀なのだが、ギラティナexは「たねポケモン」というのがジバコイルとは大きく異なる点である。
ジバコイルは2進化ポケモンであるため、展開するにはコイル、レアコイル、ジバコイルという3種類のカードを手札にそろえる必要があり、使用する上ではこの3種類のポケモンをデッキからドローできない、いわゆる手札事故の発生確率がそれなりに高かった。
一方のギラティナexは単体で完結した性能をもつため、ジバコイルのようにコンボパーツをそろえることなく展開ができる点が優秀だった。
そのため、ギラティナexが登場するや「ダークライex&ジバコイル」デッキはほぼ姿を消し、「ダークライex&ギラティナex」というデッキに置き換わることとなった。
2体の組み合わせが優秀なのは先述したとおりで、登場と同時に大会で優勝するなど結果を残し、当時の環境トップに君臨することとなった。

第6弾「双天の守護者」パックでは宿敵「ぱちぱちフォルムオドリドリ」が登場。
このオドリドリの「特性:しんぴのまもり」はなんと相手の「ポケモンex」からのワザのダメージをうけないというものである。つまりダークライexとギラティナexの攻撃が通用しないということである。
「ダークライex&ギラティナex」が当時の環境で暴れすぎたので運営が対策カードとしてオドリドリを実装した、という真偽不明のウワサが出るくらい、オドリドリの特性は強力である。
宿敵の登場で「ダークライex&ギラティナex」の天下も終了すると当時のプレイヤー達は思った…だが実際にはこの第6弾環境においても「ダークライex&ギラティナex」デッキが環境トップに残ることとなった
オドリドリが登場したのになぜ環境トップのままなのか、という疑問を持つ人もいるだろうが、オドリドリというカードは特性が強力だが、強力な特性とバランスをとるためかHPや攻撃面のステータスは、同ランクのたねポケモンと比較しても貧弱だったのである。
そのためこのオドリドリはexポケモン相手には間違いなく強いがexポケモンを使わないデッキ相手にはめっぽう弱いという明確な弱点があったため、オドリドリが環境を席巻する、という事態にはならなかったのである。
さらにこのオドリドリの特性は相手の「ポケモンex」からのワザのダメージをうけないという効果なのでポケモンexの特性によるダメージは無視できないのである。すなわちダークライexの「特性:ナイトメアオーラ」は防げないということである。
「特性:ナイトメアオーラ」のダメージは20なのでたいしたことないと感じるかもしれないが、オドリドリはHP70なので、20ダメージでもけっこう痛い。さらに攻撃した相手にダメージを与える「ゴツゴツメット」や「どくバリ」といったどうぐの効果もオドリドリの特性では防げないので、それらを組み合わせると、なんとオドリドリ相手でも「ダークライex&ギラティナex」デッキで勝ててしまう可能性がある。
当時の状況としては、「ダークライex&ギラティナex」にとってオドリドリは不利な相手ではあるが絶対勝てないというわけでもないという状況であった。
それどころか「ダークライex&ギラティナex」デッキにオドリドリを採用し、オドリドリを相手の「ダークライex&ギラティナex」デッキに対する壁役として活躍させるという戦法まで誕生して、環境がカオス化していく結果となった。
この「オドリドリ入りダークライex&ギラティナex」デッキも結果的には主流とならず、最終的には「オドリドリを倒せるポケモンを採用したダークライex&ギラティナex」デッキが環境トップとなった。当時は、オドリドリを一撃で倒せるネッコアラが採用されていた。
オドリドリの影響で第5弾環境より「ダークライex&ギラティナex」デッキの使用率は若干減ったが環境トップはやはり「ダークライex&ギラティナex」デッキというのが第6弾環境だった。

第7弾「異次元クライシス」パックではウルトラビーストが登場。パックの看板ポケモンはマッシブーンexである。このマッシブーンexは草ポケモンであり、悪タイプであるダークライexの弱点を突けるポケモンである。
デッキの特徴でもあげたが、「ダークライex&ギラティナex」デッキが流行った理由の1つにダークライexの弱点をつく草ポケモンで強力なポケモンが(当時は)少なかったというのがある。
第6弾環境でも「マスカーニャ」デッキという「ダークライex&ギラティナex」に有利な草デッキも流行したのだが、「ダークライex&ギラティナex」を駆逐することはできなかった。マスカーニャが2進化ポケモンなので進化が安定しない点がネックだった。
そんな状況で草ポケモンのマッシブーンexが登場。マッシブーンexは「たねポケモン」なので進化の必要もなく、最大ダメージは120でHP140のダークライexを弱点補正込みで一撃で倒せるという性能であり、草ポケモンの新星となる性能を持ったカードだった。
同時にマッシブーンexを強力にサポートするカミツルギフェローチェテッカグヤルザミーネというカード群も実装され、これらを組み合わせたマッシブーンexデッキが当時の環境トップとなる。
「ダークライex&ギラティナex」デッキ側も悪タイプの「ウツロイド」を採用した「ウツロイド入り毒ダークライex&ギラティナex」デッキという新形態が誕生したが、やはり弱点であるマッシブーンexデッキ相手には厳しく、環境トップの座を明け渡す事態となる。
しかしそれでも「ダークライex&ギラティナex」デッキが姿を消したわけではなく環境トップはマッシブーンexデッキだが「ダークライex&ギラティナex」デッキも上位構築の中には残っているという状況だった。
苦手な相手が環境トップなのに駆逐されずに残っているという状況が「ダークライex&ギラティナex」の強さを表しているとも言えた。

第8弾「イーブイガーデン」パックは、名前の通りイーブイとその進化形である通称ブイズたちが看板のパック。
この環境で最注目となったのがニンフィアexで、「特性:ハッピーリボン」の効果がこのカードを手札から出して進化させたとき自分の山札を2枚引くというドローソースとなっている。
ポケポケでは「博士の研究」というドローソースが必須カードとしてほとんどのデッキで採用されているが、ニンフィアexの特性は第二の「博士の研究」と言っていい効果であり、ゲーム速度が加速することになる。
ニンフィアex自体は超ポケモンだが、この特性の効果を目当てに超デッキ以外のデッキでも採用されるというケースが生まれた。
そうやって誕生したのが「リザードンex&ニンフィア」デッキである。リザードンexは150ダメージという高火力を持っていたが、2進化ポケモンという点で安定しなかった。それがニンフィアexというドローソースの恩恵で大幅に強化されたのである。
リザードンexは炎ポケモンで草ポケモンの弱点をつくため、リザードンexに不利なマッシブーンexデッキは前シーズンと比べ、大幅に数を減らすこととなった。
そして苦手なマッシブーンexが減ったということは「ダークライex&ギラティナex」が増えるということであり、ここでまたも環境上位入りすることになる。
当時の環境としては「ニンフィアex&ギラティナex&ゲッコウガ」と言った組み合わせも流行。上位デッキがexポケモン主体なのでオドリドリもそれなりに活躍できるという状況だった。
「ダークライex&ギラティナex」は過去環境のようなワントップというほど突き抜けた構築ではないが最上位構築の一角といった立ち位置に収まった。

第9弾「空と海の導き」パック。看板ポケモンはホウオウexとルギアexだが、この2枚のカードはクセが強く、看板であるにもかかわらず対戦ではあまり使われないという悲しい存在となってしまった。
新規カードで注目すべきはエーフィexで、前弾で注目されたニンフィアexと同じ超タイプ、同じイーブイから進化できるブイズの一員ということで「エーフィex&ニンフィアex」デッキが登場。この2枚の相性が悪いはずもなく、このデッキが環境トップ入りすることになる。
結局のところニンフィアexはエーフィexと組み合わせるのが最も相性がいいと多くのプレイヤーが気づき、前環境で活躍した「リザードンex&ニンフィア」「ニンフィアex&ギラティナex&ゲッコウガ」デッキは大きく数を減らす結果となった。
苦手なリザードンexが減ればマッシブーンexが復帰してくるかと思いきや、マッシブーンexデッキも実は「エーフィex&ニンフィアex」相手には不利なので、前環境より数を増やしたものの環境トップに戻るほどではなかった。
そしてニンフィアexの弱点は鋼タイプだが、エーフィexの弱点は悪タイプである。そのため「エーフィex&ニンフィアex」が増えるほど弱点をつける「ダークライex&ギラティナex」も増えることとなり「ダークライex&ギラティナex」も最上位の一角に残り続けることになる。

第10弾「未知なる水域」。看板ポケモンはスイクンex、ライコウex、エンテイexの、俗に「三犬」と呼ばれるポケモン達。
この三犬、全員が共通の「特性:でんせつのこどう」をもっておりこのポケモンがバトル場にいるなら自分の番の終わりに山札を1枚引くというドローソースとなっている。
「三犬」は「たねポケモン」なのでニンフィアexのような進化が不要のため、ニンフィアex以上に強力なドローソースが登場したことになる。
最も活躍したのがスイクンexで、上記の特性にくわえ、ワザが2エネでお互いのベンチポケモンの数x20ダメージという威力。条件がそろえば2エネで最高120ダメージをたたき出すことになり、進化不要の「たねポケモン」で2エネ120ダメージというのは破格の性能と言える。
ただし最高ダメージを出すためには対戦相手がベンチポケモンを3匹並べなければならず、対戦相手も相手がスイクンとわかればベンチにポケモンをできるだけ並べないようにするため、この最高ダメージを出せる機会は意外と少ない。
水ポケモンにはもとも特性が優秀な「ゲッコウガ」というポケモンがいるが、「ゲッコウガ」は2進化ポケモンなのでやはり進化が安定しないという欠点もあった。
そしてこれまでも書いてきたように、2進化ポケモンとドローソースの相性がいいのは言わずもがなであり、2進化ポケモンのゲッコウガを採用した「スイクンex&ゲッコウガ」デッキが環境トップとなることになる。
しかしこの「スイクンex&ゲッコウガ」デッキは上述したスイクンexの火力が安定しないため、高火力を発揮できるギラティナexも採用したデッキが主流となる。
ここにきてギラティナexの強さがあらためて強調されることとなり、当然「ダークライex&ギラティナex」が強いという状況も変わらなかった。
環境的には苦手なマッシブーンexが前環境よりさらに数を減らしたため、「ダークライex&ギラティナex」が動きやすくなった。
使用率的には「スイクンex&ゲッコウガ」がトップだが、「ダークライex&ギラティナex」もそれと同じか二番手の立ち位置に収まっていた。

第11弾「ハイクラスパックex」パックは本家ポケカで恒例のお祭りパック。
完全新規カードがほとんどないため、第10弾から対戦バランスはほとんど変わっていない。
しかし長期間環境が回った結果「スイクンex&ゲッコウガ」が環境トップとしての立場を確立し、「スイクンex&ゲッコウガ」に強いデッキはそれだけで環境入りできるという状況となった。
「ダークライex&ギラティナex」も変わらず強いが、環境的には「スイクンex&ゲッコウガ」に次ぐ二番手という立ち位置だった。

そして新シリーズ、Bシリーズの第1弾(通算では第12弾)「メガライジング」パック。ここでメガシンカexが実装されることとなる。
メガチルタリスex、メガアブソルex、メガバシャーモexに注目が集まる中、ゲッコウガexも実装。
「スイクンex」デッキがここにきてさらなる強化となり、「スイクンex&ゲッコウガex」デッキが登場。
そしてついにというべきか、とうとうこの環境で「ダークライex&ギラティナex」が上位構築から姿を消す。完全にいなくなったわけではないが、環境上位ではめったに見かけなくなった。
理由としては、環境で活躍するポケモンがメガチルタリスex、ゲッコウガex、メガアブソルex、メガバシャーモex、サザンドラなどなのだが、これらのポケモンは全員2エネで火力を出せるポケモンたちである。
ここにきて「ギラティナex」が攻撃できるのが最速でも4ターン目、「ダークライex」は最速でも3ターン目から、という条件が重くなり、ゲームスピードについていけなくなったというのが大きい。
ただ、依然としてダークライex、ギラティナexが単体でも優秀なカードであることは変わらず、ダークライexとギラティナexが環境上位の他のデッキに組み込まれて活躍するケースは続いた。
しかし残念ながら「ダークライex&ギラティナex」の天下もここで終了となった
+ かと思われたが
Bシリーズ第3弾「夢幻パレード」で「ダークライex&ギラティナex」デッキがまさかの復活
新規実装されたスタジアムカードや「当たりつきアイス」というアイテムと相性がよく、これらを採用することでデッキが強化されたのである。
とはいえさすがに最盛期のような環境トップで暴れるほどのパワーはない
しかし過去ほど警戒されなくなったためか、一部の大会で優勝するなどの結果を出すことには成功し、トップ層からは外れるものの上位構築の一角くらいの立ち位置にまで復帰した。

余談


ポケポケの反響はすさまじく、事前登録者数はリリース前日までに700万人をマーク。リリースから僅か2日でダウンロード数が1000万を突破、12月12日までに6000万ダウンロードを記録するという驚異的な記録を残している。また、2025年2月末には1億DLを突破し、1周年時点では1.5億DLを達成している。
30年近い歴史を持つTCGとして、熟練の経験者は勿論今までポケカに触れなかった層まで幅広いユーザーの獲得に成功していることの表れだろう。
リリース当初の収益の約4割がユーザー全体の5%にすぎない日本人ユーザーが占めているというデータも出ており、日本国内においても高い関心があることが窺える。



追記・修正は1日2回のパック開封も忘れずに行ってからお願いします。

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最終更新:2026年07月21日 09:04

*1 『赤・緑』が1996年2月27日に発売されたことに由来する記念日。

*2 切り取ったと同時に虹色の光が出ると♦♦♦♦以上確定の演出となる。また、演出が出ないからと言って必ず♦♦♦♦以上が出ない、というわけでもない

*3 リオル・トゲピー除く

*4 シェイミのスカイフォルムも未登場

*5 ルールや特性で進化など試行錯誤が伺える。現在では超低HPで進化なし、エネルギー無しでワザを使用可能でドローやロックなど強力な効果を使用出来るという性能に落ち着いている

*6 本家ポケカでは基本的に1月下旬~翌年1月下旬を一つのレギュレーションとし、最新のレギュレーションからその二つ前までのレギュレーションがスタンダードレギュレーションでは利用可能となっている

*7 ゲットチャレンジでは5枚目のカードの代わりにパック砂時計2個が入っている

*8 各パックで指定のカードを集めるとエンブレムチケットが手に入り、揃えることで各パックを代表するポケモンのエンブレムと交換できる

*9 メガギャラドスex、メガバシャーモex、メガデンリュウexの3体

*10 逃げエネ3以上のポケモンの受けるワザのダメージを-20

*11 最強の遺伝子版リザードンexの「ぐれんのあらし」

*12 草タイプのポケモンの最大HPを+30

*13 ワザのバトルポケモンへのダメージ+10

*14 1進化のバトルポケモンへのダメージ+10

*15 逃げエネ-2

*16 超ポケモンの逃げエネ-2

*17 ベンチにいるときワザ、特性による狙撃無効

*18 ♦♦♦が含まれていると2パワー、♦♦♦♦か★が含まれていると3パワー、★★が含まれていると4パワー消費する

*19 特に顕著なのが「ナツメ」等で交代先を選ぶ時にエネルギーのついたポケモンを優先するルーチン。エネルギーさえあれば残り1ポイントであってもこちらの一撃で倒されてしまうようなたねポケモンを献上してしまう

*20 同時に特殊エネルギーも実装されていない

*21 裏が出るまでコイントスをし、表が出た数だけ水エネルギーを水タイプのポケモンにつける

*22 超エネルギーをバトル場の超タイプのポケモンに1個つける

*23 「ひとりで」の場合は50ターン

*24 紙の方では「『ルールを持つポケモン』をのぞく」などのテキストが存在する

*25 紙の方では2025年時点で、ポケモンEX、M進化ポケモン、BREAK進化ポケモン、ポケモンGX、◇(プリズムスター)のポケモン、TAG TEAMのポケモン、ポケモンV、ポケモンVMAX、ポケモンV-UNION、ポケモンVSTAR、かがやくポケモン、ポケモンexが存在する

*26 毎ターン終了時バトル場にいるポケモンのHPを10回復

*27 すでにかかっているものは回復する。

*28 厳密にはダークライは「幻のポケモン」にカテゴリされるので、ギラティナとは少しだけ枠が違う

*29 これより高いダメージを出せるポケモンもいるが、コイントスで表をださないといけないなど、何らかの制約があるポケモンばかりになってしまうため安定性に欠けるポケモンが多い

*30 ただし実際の対戦ではそれぞれの環境ごとに優秀なサポートカードがある程度決まっているため、本当に自由に入れ替えができる枠はもうちょっと少なくなる

*31 実際そういう亜種デッキもある