グングニル(Gungnir)
CHARM | |
世代 | 第2世代 |
形式番号 | AC-13 |
正式名称 | AC-13 グングニル |
開発企業 | ユグドラシル社 |
機能 | (2段)変形 |
アーセナル | |
使用者 | 伊東閑(アニメ) 江川樟美(アニメ・アプリゲーム) 楓・J・ヌーベル(ドール) 川村楪(ドール・舞台・アプリゲーム) 高須賀月詩(アニメ) 谷口聖(アニメ) 田村那岐(アニメ) 秦祀(アニメ) 一柳結梨(アニメ・アプリゲーム) 一柳梨璃(ドールver1.0/2.5・小説・舞台・アニメ・アプリゲーム・漫画) 二川二水(ドール・小説・舞台・アニメ・アプリゲーム・漫画) ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス(小説) 吉阪凪沙[プロトタイプ](小説) 王雨嘉(小説) 槇若菜〔SP〕(アサルトリリィ グローリー) |
登場作品 | 小説「アサルトリリィ〜一柳隊、出撃します!〜」 小説「アサルトリリィ アームズ」 連載記事「CHARM大全」第3回 アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.6『シュベスターの祈り』 アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.8『白きレジスタンス〜約束の行方〜』 アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.9『白きレジスタンス〜真実の刃〜』 Lily Project 第1弾 アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院『シュベスターの祈り』 舞台「アサルトリリィ League of Gardens」 舞台「アサルトリリィ The Fateful Gift」 舞台「アサルトリリィ Lost Memories」 漫画「アサルトリリィ League of Gardens -full bloom-」 アニメ「アサルトリリィ BOUQUET」 アプリゲーム「アサルトリリィ Last Bullet」 舞台「アサルトリリィ・御台場女学校-The Battle to Overcome-」 舞台「アサルトリリィ・新章」 サングリーズル編『種の最果ての地で』 舞台「アサルトリリィ・新章」 大島近海ネスト調査隊編『金瘡小草の咲く時』 舞台「アサルトリリィ・新章」 サングリーズル編『花々の黄昏』 舞台「アサルトリリィ・新章」 大島近海ネスト調査隊編『玲瓏たる深潭』 |
デザイナー | 東海村原八 秋篠Denforword日和(アニメ版アレンジ) |
解説
- 中長距離戦闘を中心に優れた汎用性を持つ。「シューティングモード」はレーザーマシンガンタイプなど複数の射撃モードを搭載、手数の多さで勝負を決めるややテクニカルな戦闘向けのCHARMでもある。一方で初心者にも扱いやすい設計がなされているが、ポテンシャルそのものは高い。「ブレイドモード」(短槍モード、ランスモードとも呼ばれる(*1))への高速変形が特徴。名称の由来は北欧神話の主神オーディンが持つ槍。(*2)
- 初心者でも比較的簡単に高速変形を身につけられるためまずはこの機体から入る者が多い。故障も少なく交換パーツも安価なのでどんなガーデンでも運用できる点も長所である。原作公式Twitterでは「グングニルのユニーク機体はスヴィズリル」という不可解な説明がなされている。(*3)
- カスタムパーツが沢山あり、自分好みに変えることもできる。(*4)
- オートガード機構があるが、後継機ブリューナクではオミットされた。(*5)
- 後期生産型には2つの銃口があり、前部の(初期型から存在した)銃口から魔弾マシンガンを、後部の(新設された)銃口から高出力レーザーを発射する。百合ヶ丘女学院では全グングニルを後期型に改修済み。(*6)
外部解説ページ
派生機
初出
2013年1月20日(ドールショウ36)
由来
北欧神話(スカンジナビア神話)の主神オーディンが持つとされる槍。
- スノリのエッダ第二部『詩語法』によれば、トールの妻シヴの髪を残らず刈ってしまったロキがドヴェルグ(小人)に、彼女の代わりの髪、魔法の帆船スキーズブラズニルと共にグングニルを作らせたとされる。
- 同じく第一部『ギュルヴィたぶらかし』では、ラグナレクにおいてオーディンがグングニルを手にしている旨が描かれている。ここでオーディンはフェンリスヴォルフ(フェンリス狼)に飲み込まれ戦死するが、グングニルの行方は明らかではない。
- 古エッダの『巫女の予言』ではオーディンが敵勢に槍を投げつける場面があるが、これはアース神族とヴァン神族の戦でグングニルを入手する以前の時系列のため、別の槍と考えられている。
- 北欧のサガ『ヴォルスンガ・サガ』で、オーディンの槍によってシグムンド王の剣が折られるが、この槍がグングニルかは明らかにされていない。
- このとき折れた剣が後に打ち直されてグラムとなる。
- 『シグルドリーヴァの歌』では、ルーンが刻まれる場所の一つにグングニルの穂先が挙げられている。ただし具体的な内容は記述されていない。
- 「投げれば決して的を外さない」「敵を貫いた後に自動的に手元に戻る」といった性質は、それぞれ『詩語法』の「その槍は正しい場所にとまったままでいない」という説明に対する主な解釈。
- リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』では、柄はユグドラシル(世界樹)から切り取ったトネリコの木から作られているという”設定”になっている。
- 一部の再話等でも同様の内容がとられているが、原典となるエッダにトネリコから作られた旨の記述は無い。