概要
「ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ」の誤字。
ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ
https://www.jp.square-enix.com/fft_tic/products
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解説
聖剣技「北斗骨砕打」の詠唱がオリジナルと異なっている。
オリジナル版
「死兆の星の七つの影の
経絡を断つ! 北斗骨砕打!」
© SQUARE ENIX
リメイク版
「死兆の星の、七つの影の経路を断つ!
北斗骨砕打!」
© SQUARE ENIX
経絡とは、古代中国の医学において、人体の中の気血栄衛の通り道として考え出されたものである。経は経脈を、絡は絡脈を表し、経脈は縦の脈、絡脈は横の脈の意。
(Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E7%B5%A1)
字が似ているために間違ったものと考えられる。
ただし、キャラクターボイスも異なっているため、単なる入力ミスの類とは考えにくい。
ただし、キャラクターボイスも異なっているため、単なる入力ミスの類とは考えにくい。
松野氏:
そういえば、今回フルボイス対応をするにあたって、私が脚本を提出し終わってから、前廣さんと吉田(直樹)さん【※】が、すごく長い時間をかけて読み合わせをしたと聞きしました。
つい先日吉田さんと酒の席で話したときも、それを熱く語られていて……僕は「そうですか、ってか、どうして?」って感じだったんだけど(笑)。
前廣氏:
今回、その吉田が業務過多ということと、プロデューサーに松澤が立候補したことで、吉田は後方支援に回っていたんですが、やっぱりウチの吉田直樹も、「松野泰己ファン」なんですよ。
『FFT』に対しても相当な想い入れを持っているし、吉田なりの解釈もある。
それは僕にもあるし、松野さんご本人が思っていない解釈もあるはず。
そこで、松野さんがフルボイス化のために新しく書いた脚本に対して、「果たして我々の解釈は合っているのか」と。加筆された部分に対しても、調整された部分に対しても、その演出を作っていくことになるからこそ、松野さんの意図を出来る限り汲み取ろう、ということですね。
そのために吉田と時間を取って、本当にタイマンで読み合わせをしていました。全部のセリフを画面にひとつずつ映して、「ここのアルガスの心情はさあ、合ってるよね?」みたいな感じで(笑)。
「ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ」はFF14、FF16と同様に第三開発事業本部が開発を担当し、相当な思い入れを持って開発に臨んでいることがインタビューで語られている。
ゼネラルプロデューサーとして開発に参加している吉田P/Dも少なからず関わっていることがインタビューから読み取れるが、プレイヤーには印象深いはずの詠唱に於いて、それもアピールポイントであるキャラクターボイスでまでミスをする事態となってしまった。
ゼネラルプロデューサーとして開発に参加している吉田P/Dも少なからず関わっていることがインタビューから読み取れるが、プレイヤーには印象深いはずの詠唱に於いて、それもアピールポイントであるキャラクターボイスでまでミスをする事態となってしまった。
なお、FF14内(クロニクルクエスト「リターン・トゥ・イヴァリース」)では「経絡」になっており、「ファイナルファンタジータクティクス - イヴァリース クロニクルズ」固有のミスであることが窺える。

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