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ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間 - (2013/11/03 (日) 22:45:54) の1つ前との変更点

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*ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間 【どらごんぼーるぜっとすりー れっせんじんぞうにんげん】 |ジャンル|RPG|&amazon(B000068GX6)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|1992年8月7日|~| |定価|7,800円|~| |ポイント|タイトル詐欺?&br()内容短すぎ&br()中途半端におしまい|~| |>|>|CENTER:''[[ドラゴンボールゲームリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/951.html]]''| ---- #contents(fromhere=true) ---- **概要 人気アニメ『ドラゴンボールZ』のゲーム第3作([[SFCソフト>ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説]]を含めると第4作)。 **プロローグ 失われたドラゴンボールを復活させる為にナメック星へ訪れたZ戦士達。~ しかしそこにはナメック星のドラゴンボールを狙うベジータ、そして彼らのボスである宇宙の帝王・フリーザも来ていた。~ ドラゴンボール争奪戦の中でパワーアップするZ戦士達。~ そしてフリーザとの決戦の中で悟空はとうとう伝説の超戦士・超サイヤ人となった!~ 圧倒的なパワーでフリーザを倒すも、滅びゆくナメック星にただ一人残った悟空は、星の爆発へと消えていった。~ そして地球に新たな危機が迫る・・・~ **特徴 -悟空が超サイヤ人化せずに終わった前作のラストを引き継ぐ形で、ナメック星での超サイヤ人悟空VSフリーザからスタートするが…(後述)。 -今回もカード形式のバトルだが、前作までとは使用が大きく変更された。 --防御の漢数字が廃止され、星に攻撃・防御が統合された。 ---漢数字があった場所には代わりに「イベントマーク」が付いた。絵柄によってランダムで様々な効果が起きる。 ---イベントマークは「回復」「バトル」「カード」「修業」「移動」「ハプニング」の6種類。 ---それに伴いお助けカードが廃止された。替わりに仙豆やイベントアイテムは「アイテム」として専用の枠に入る事になった。 --「必殺技」カードが廃止され、戦士それぞれの流派を合わせる事により必殺技が使えるようになった。最弱の技である「エネルギー派」は消費無しで撃てる。 ---例えば亀仙人・神様・界王様の修行を受けてる悟空は「亀」「神」「界」の流派をもち、それらのどれかを選ぶ事で必殺技が使える((流派は原作準拠。前作ではピッコロ以外は死んでいないので、ヤムチャ達は界王の修業を受けていないのだが、気にしてはいけない。))。 ---それに伴い前作までの「流派を合わせると出せる強い通常攻撃・全体通常攻撃」が廃止された。 --新流派「造」「ZIII」の追加。 ---しかし「造」は人造人間の流派、「ZIII」は誰の流派でもないハズレ扱いと、プレイヤーにはあまり関係ない。 -メイン戦闘は前衛の3人のみになった。 --カードを選択・敵の攻撃対象になるのは前衛のみ。それ以上仲間がいる場合は追加、支援攻撃を行う後衛となる。餃子は超能力の金縛り攻撃を、天津飯とクリリンは全体攻撃をランダムで行ってくれる。ヤムチャは味方が攻撃をミスすると繰気弾で攻撃してくれる。 **評価点 -戦闘システムがグッと親切になった。 --戦闘アニメのスピードが格段に上がり、前作までの最大の問題点だった戦闘のタルさがかなり解消された。 ---効果音もバシバシ入り、アニメのスピーディなバトルを再現できている。 --必殺技が出しやすくなった。 ---本作は1人につき流派が複数用意されている事が多く、弱い必殺技程度ならバシバシ使っていける。 --前衛・後衛システムで仲間が複数いる場合はゲームオーバーしにくくなった。 ---特に後衛に入れると積極的に超能力を使ってくれる餃子は助かる存在。 -前作よりもBGMの種類が増え、クオリティも上がった(但しループは短め)。 -クリリンに鼻が無いことや、天津飯の3つの目など、原作に因んだ細かいネタが満載。 --因みに本作に登場するザコ敵は「コルド大王が連れてきた部下(2種類)」「惑星フリーザNo.79でベジータを出迎えた兵士」の顔を元にしている。 **問題点 -お助けカード廃止とイベントカードで、博打性がさらに高まった。 --回復目当てに星の弱い回復カードを選ばざるを得なかったり、意図せず全カードシャッフルといった事例がザラに起こる。 --マイナス効果のイベントもある。 -必殺技は出しやすくなったが、強力な技は「KIをねる」というコマンドで1ターン消費しないと出せない。 --気を練っているターンは攻撃できず、無防備状態。 -アニメーションは早くはなったものの、早すぎてイマイチ何をしているのか分かり辛く慌ただしい。 --ダメージ表記が顔グラフィックの頭の上に一瞬出るだけなので戦況を把握しづらい。 -通常の3Dバトルの他に2Dバトルというものも用意されているが、はっきり言って邪魔な存在。 --バトルカードのイベントが発生せず、攻撃する相手の指定もできないので、始まったら見ている事しかできない。 --こちらが敵より強くなってくると2Dバトルに切り替わるが、余計なお世話である。 ---一応、弱い敵にも3Dバトルができるようになる隠しコマンドは存在するが、変更してもセーブ→リセットで初期化される。 -前2作に存在した戦闘力(BP=バトルポイント)の数値が失われたため、各キャラの具体的な強さが分かりづらい。 -最初の面からザコとして大量に出現する敵キャラが、なぜか中ボスを務めているという例が度々ある。強さは変わっていない為、当然楽勝である。 -戦闘時、デフォルトで「マニュアル」ではなく何故か「オート」にカーソルが合わさっているため、そちらを選びやすい。 -天下一武道会モードが失われた。つまり1P専用。 --当然ながら「コンティニューZ」も無い。 -ベジータ1人を操作しなければならない章が2つあるが、どちらも難易度が高い。 --ベジータ自体の強さはプレイヤーキャラの中でもトップクラスだが、雑魚は殆ど複数で出てくる上にベジータがやられれば即ゲームオーバー。 ---レベルが低い序盤は雑魚に袋だたきにされて即ゲームオーバーの危険あり。またどちらの章でも超サイヤ人にはなれない。 -トランクスは17号戦にしか参加しないが、コマンド入力ができない。また、ベジータも他のメンバーと一緒に戦うバトルではコマンド入力ができなくなる。 --この影響で、超サイヤ人化したベジータは、変身前のクウラ戦でしか見る事はできない。 -そして本作1番の問題点、''壮大なタイトル詐欺''。 --「烈戦人造人間」と銘打たれた本作だが、ストーリーはクウラ軍とのドラゴンボール争奪戦がメインとなっており、ほぼゲームオリジナルの展開である。 --最初の2章はクウラ軍先発隊との戦いで、その次に原作にもあるメカフリーザの襲来が起こるのだが、これはオートイベントですぐに終わるため「章」にすらなっていない。 --その後クウラ軍本隊との戦いが3章((修行のミニゲームも2種類挟まる。))続き、そして最終章でようやく人造人間との対決となるのだが… ---まず人造人間19号を倒す。すると20号(ドクターゲロ)はイベントで自動的に17号に殺害される。 ---次に16・17・18号と戦闘になるが、勝っても負けてもメッセージが少し変るだけで、彼らには逃げられてしまう。 ---そしてピッコロが神と融合し、セル(第1形態)と戦うが、こちらも数ターンで自動的に逃げられる((倒すこともできるが、やはり逃げられる。))。その直後「果たして彼らはセルを倒せるだろうか!? おわり」と表示され、スタッフロールも何もなく突然ゲームは終わってしまう。''なんだそれ''。 --要するにタイトルの人造人間(ラスボス)戦はイベントバトルであり、実質的なラスボスは人造人間と何にも関係無いクウラである。 -原作の人造人間編の展開中に作られたソフトであるため、最後まで描けなかったわけだが、だったらそもそもこの編を無理してゲーム化せず、クウラ軍と戦うオリジナルストーリーとして出しても良かったはず。 --ゲームの内容自体も短く、シリーズに慣れた人なら1日でクリアする事も可能だろう。 -エンディング(?)で、悟空の「今度はオラがやる!」というメッセージが出るが、これを葉書に書いて送ると「クリア認定証」が貰えるというキャンペーンがあった。 --しかしこんなエンディングを見た上で応募する気になった人が何人いたかは不明である。 **総評 まだ粗削りなものの、システムの大きな変更で前作までの不満点・ストレスはかなり消化できていた。~ それ故にあまりに中途半端&チグハグすぎるストーリー展開は惜しい。 本作の後にオリジナルストーリー『[[サイヤ人絶滅計画>ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画]]』が発売されるが、それを持ってDBのカードバトルRPGは終焉を迎える。~ 結局''「オラがやる」事は永遠になくなってしまった''。 **その他 -クソゲーオブザイヤー2011動画において、『[[ドラゴンボール アルティメットブラスト]]』との原作繋がりで本作の「超サイヤ人化デモ」の映像が使われている。
*ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間 【どらごんぼーるぜっとすりー れっせんじんぞうにんげん】 |ジャンル|RPG|&amazon(B000068GX6)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|バンダイ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|1992年8月7日|~| |定価|7,800円|~| |ポイント|タイトル詐欺?&br()内容短すぎ&br()中途半端におしまい|~| |>|>|CENTER:''[[ドラゴンボールゲームリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/951.html]]''| ---- #contents(fromhere=true) ---- **概要 人気アニメ『ドラゴンボールZ』のゲーム第3作([[SFCソフト>ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説]]を含めると第4作)。 **プロローグ 失われたドラゴンボールを復活させる為にナメック星へ訪れたZ戦士達。~ しかしそこにはナメック星のドラゴンボールを狙うベジータ、そして彼らのボスである宇宙の帝王・フリーザも来ていた。~ ドラゴンボール争奪戦の中でパワーアップするZ戦士達。~ そしてフリーザとの決戦の中で悟空はとうとう伝説の超戦士・超サイヤ人となった!~ 圧倒的なパワーでフリーザを倒すも、滅びゆくナメック星にただ一人残った悟空は、星の爆発へと消えていった。~ そして地球に新たな危機が迫る・・・~ **特徴 -悟空が超サイヤ人化せずに終わった前作のラストを引き継ぐ形で、ナメック星での超サイヤ人悟空VSフリーザからスタートするが…(後述)。 -今回もカード形式のバトルだが、前作までとは使用が大きく変更された。 --防御の漢数字が廃止され、星に攻撃・防御が統合された。 ---漢数字があった場所には代わりに「イベントマーク」が付いた。絵柄によってランダムで様々な効果が起きる。 ---イベントマークは「回復」「バトル」「カード」「修業」「移動」「ハプニング」の6種類。 ---それに伴いお助けカードが廃止された。替わりに仙豆やイベントアイテムは「アイテム」として専用の枠に入る事になった。 --「必殺技」カードが廃止され、戦士それぞれの流派を合わせる事により必殺技が使えるようになった。最弱の技である「エネルギー派」は消費無しで撃てる。 ---例えば亀仙人・神様・界王様の修行を受けてる悟空は「亀」「神」「界」の流派をもち、それらのどれかを選ぶ事で必殺技が使える((流派は原作準拠。前作ではピッコロ以外は死んでいないので、ヤムチャ達は界王の修業を受けていないのだが、気にしてはいけない。))。 ---それに伴い前作までの「流派を合わせると出せる強い通常攻撃・全体通常攻撃」が廃止された。 --新流派「造」「ZIII」の追加。 ---しかし「造」は人造人間の流派、「ZIII」は誰の流派でもないハズレ扱いと、プレイヤーにはあまり関係ない。 -メイン戦闘は前衛の3人のみになった。 --カードを選択・敵の攻撃対象になるのは前衛のみ。それ以上仲間がいる場合は追加、支援攻撃を行う後衛となる。餃子は超能力の金縛り攻撃を、天津飯とクリリンは全体攻撃をランダムで行ってくれる。ヤムチャは味方が攻撃をミスすると繰気弾で攻撃してくれる。 **評価点 -戦闘システムがグッと親切になった。 --戦闘アニメのスピードが格段に上がり、前作までの最大の問題点だった戦闘のタルさがかなり解消された。 ---効果音もバシバシ入り、アニメのスピーディなバトルを再現できている。 --必殺技が出しやすくなった。 ---本作は1人につき流派が複数用意されている事が多く、弱い必殺技程度ならバシバシ使っていける。 --前衛・後衛システムで仲間が複数いる場合はゲームオーバーしにくくなった。 ---特に後衛に入れると積極的に超能力を使ってくれる餃子は助かる存在。 -前作よりもBGMの種類が増え、クオリティも上がった(但しループは短め)。 -クリリンに鼻が無いことや、天津飯の3つの目など、原作に因んだ細かいネタが満載。 --因みに本作に登場するザコ敵は「コルド大王が連れてきた部下(2種類)」「惑星フリーザNo.79でベジータを出迎えた兵士」の顔を元にしている。 **問題点 -お助けカード廃止とイベントカードで、博打性がさらに高まった。 --回復目当てに星の弱い回復カードを選ばざるを得なかったり、意図せず全カードシャッフルといった事例がザラに起こる。 --マイナス効果のイベントもある。 -必殺技は出しやすくなったが、強力な技は「KIをねる」というコマンドで1ターン消費しないと出せない。 --気を練っているターンは攻撃できず、無防備状態。 -アニメーションは早くはなったものの、早すぎてイマイチ何をしているのか分かり辛く慌ただしい。 --ダメージ表記が顔グラフィックの頭の上に一瞬出るだけなので戦況を把握しづらい。 -通常の3Dバトルの他に2Dバトルというものも用意されているが、はっきり言って邪魔な存在。 --バトルカードのイベントが発生せず、攻撃する相手の指定もできないので、始まったら見ている事しかできない。 --こちらが敵より強くなってくると2Dバトルに切り替わるが、余計なお世話である。 ---一応、弱い敵にも3Dバトルができるようになる隠しコマンドは存在するが、変更してもセーブ→リセットで初期化される。 -前2作に存在した戦闘力(BP=バトルポイント)の数値が失われたため、各キャラの具体的な強さが分かりづらい。 -最初の面からザコとして大量に出現する敵キャラが、なぜか中ボスを務めているという例が度々ある。強さは変わっていない為、当然楽勝である。 -戦闘時、デフォルトで「マニュアル」ではなく何故か「オート」にカーソルが合わさっているため、そちらを選びやすい。 -天下一武道会モードが失われた。つまり1P専用。 --当然ながら「コンティニューZ」も無い。 -ベジータ1人を操作しなければならない章が2つあるが、どちらも難易度が高い。 --ベジータ自体の強さはプレイヤーキャラの中でもトップクラスだが、雑魚は殆ど複数で出てくる上にベジータがやられれば即ゲームオーバー。 ---レベルが低い序盤は雑魚に袋だたきにされて即ゲームオーバーの危険あり。またどちらの章でも超サイヤ人にはなれない。 -トランクスは17号戦にしか参加しないが、コマンド入力ができない。また、ベジータも他のメンバーと一緒に戦うバトルではコマンド入力ができなくなる。 --この影響で、超サイヤ人化したベジータは、変身前のクウラ戦でしか見る事はできない。 -そして本作1番の問題点、''壮大なタイトル詐欺''。 --「烈戦人造人間」と銘打たれた本作だが、ストーリーはクウラ軍とのドラゴンボール争奪戦がメインとなっており、ほぼゲームオリジナルの展開である。 --最初の2章はクウラ軍先発隊との戦いで、その次に原作にもあるメカフリーザの襲来が起こるのだが、これはオートイベントですぐに終わるため「章」にすらなっていない。 --その後クウラ軍本隊との戦いが3章((修行のミニゲームも2種類挟まる。))続き、そして最終章でようやく人造人間との対決となるのだが… ---まず人造人間19号を倒す。すると20号(ドクターゲロ)はイベントで自動的に17号に殺害される。 ---次に16・17・18号と戦闘になるが、勝っても負けてもメッセージが少し変るだけで、彼らには逃げられてしまう。 ---そしてピッコロが神と融合し、セル(第1形態)と戦うが、こちらも数ターンで自動的に逃げられる((倒すこともできるが、やはり逃げられる。))。その直後「果たして彼らはセルを倒せるだろうか!? おわり」と表示され、スタッフロールも何もなく突然ゲームは終わってしまう。''なんだそれ''。 --要するにタイトルの人造人間(ラスボス)戦はイベントバトルであり、実質的なラスボスは人造人間と何にも関係無いクウラである。 -原作の人造人間編の展開中に作られたソフトであるため、最後まで描けなかったわけだが、だったらそもそもこの編を無理してゲーム化せず、クウラ軍と戦うオリジナルストーリーとして出しても良かったはず。 --ゲームの内容自体も短く、シリーズに慣れた人なら1日でクリアする事も可能だろう。 --この薄さでは攻略本も書く内容に困ったらしく、これまでのドラゴンボールゲームを振り返るページを載せたり、章ごとに使えるキャラクターの紹介ページを用意したりしており、露骨に水増し感が漂っていた。 -エンディング(?)で、悟空の「今度はオラがやる!」というメッセージが出るが、これを葉書に書いて送ると「クリア認定証」が貰えるというキャンペーンがあった。 --しかしこんなエンディングを見た上で応募する気になった人が何人いたかは不明である。 **総評 まだ粗削りなものの、システムの大きな変更で前作までの不満点・ストレスはかなり消化できていた。~ それ故にあまりに中途半端&チグハグすぎるストーリー展開は惜しい。 本作の後にオリジナルストーリー『[[サイヤ人絶滅計画>ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画]]』が発売されるが、それを持ってDBのカードバトルRPGは終焉を迎える。~ 結局''「オラがやる」事は永遠になくなってしまった''。 **その他 -クソゲーオブザイヤー2011動画において、『[[ドラゴンボール アルティメットブラスト]]』との原作繋がりで本作の「超サイヤ人化デモ」の映像が使われている。

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