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ヘブンリーシンフォニー - (2015/09/18 (金) 20:55:39) の編集履歴(バックアップ)
ヘブンリーシンフォニー
【へぶんりーしんふぉにー】
ジャンル
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レースシミュレーション
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対応機種
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メガCD
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発売・開発元
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セガ・エンタープライゼス フジテレビジョン
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発売日
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1994年4月23日
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プレイ人数
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1人
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周辺機器
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バックアップRAMカートリッジ アナログジョイパッド「XE-1AP(マイコンソフト)」対応
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分類
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良作
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概要
セガとフジテレビによる究極のF1ゲーム。1993年に開催されたF1チャンピオンシップを題材にしており、1993年のF1チャンピオンシップのデータやF1中継映像はフジテレビが担当し、ゲーム部分はセガが担当している。その完成度の高さからF1ゲームの中では最高傑作との呼び声が高く、今でも熱心なファンが存在する。
長所
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フジテレビによるF1の実写中継映像によるビジュアルシーンの演出の高さや細かいデータ。
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本作はフジテレビによる協力もあってF1の実写中継映像や1993年に開催されたF1チャンピオンシップのデータ(F1チーム、サーキットコース)等を取り込むなど細かい作りとなっている。
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監修の川井一仁はゲーム中に登場する架空のテストコース「セガパークサーキット」を設計している。
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ほぼ、実物に再現した全13チームのF1ドライバー。
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MD版『スーパーモナコGP』『アイルトン・セナ スーパーモナコGP2』ではほぼ架空のF1チームやF1ドライバーだったが、本作では実在のF1チームやFドライバーが登場する。
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本作の売りでもある「1993モード」が熱い。
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本作で初登場した「1993モード」は1993年のF1チャンピオンシップで実際に起こった出来事をプレイヤーがそのF1ドライバーとなって、その当時の状況を体験できるモードの演出も高い。
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高クオリティのBGMたち。
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本作のBGMの録音はアメリカで行われ、井上ヨシマサ、井上日徳、久保幹一郎、瀬上純、白津順子、尾形雅史等が参加しており、特に1993モードの演出を高めるBGMが熱い。
短所
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メガドライブのF1レースゲームとしては高難易度となっており、要素がマニアックであるため、初心者に対しては敷居が高い。
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操作性もシビアなものになり、実在のF1レーサーが登場しているため、難易度はメガドライブで発売された『スーパーモナコGP』『アイルトン・セナ スーパーモナコGP2』よりも厳しい作りとなっている。そのため、F1をより深く知っておかないと、無理ゲー。
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ウィリアムズ、マクラーレン、ベネトン、フェラーリの強豪の4チームに関してはタイムラップを50~40秒台切らなければ、契約出来なかったりと非常にキツイ。
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コーナー毎に矢印が出ない為、サーキットコースをしっかり丸暗記する必要がある。
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特にブラジルGP、モナコGP、ハンガリーGP、ベルギーGP、ポルトガルGP、日本GP、オーストラリアGPが最難関のサーキットコースである。
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諸事情の関係でアイルトン・セナだけ登場しない。
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その代り、マクラーレンの赤いヘルメットを被ったF1ドライバーとして登場する同ドライバーだけ、オプション画面で名前を設定することが可能。
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対戦プレイが出来ない。
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本作はリアル志向のF1ゲームに目指していたため、それはしかたない。
総評
まさしくMCDユーザーの必携のRACといっても過言ではない作品。
細かいところまでこだわって「リアル志向」のF1ゲームを作っている姿勢は後にも先にもなかったゲームである。
余談
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本作でウィリアムズFW15C、「セガ・パークサーキット」、ヨーロッパGPでは看板の絵としてソニック・ザ・ヘッジホッグ、マイルス・テイルス・パウワーがゲスト出演している。
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これは1993年のキャノン・ウィリアムズ・ルノーのサブスポンサーがセガという事も事実である。
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CMのナレーションとサーキットの解説には「TOKIO HOT 100」のナビゲーター、クリス・ペプラーが担当している。
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マニュアルには記載されていないが、マイコンソフト製のアナログジョイパッド「XE-1AP」を使用する事でアナログな感覚により的確な操作が可能となる。