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アークザラッド ジェネレーション - (2014/09/30 (火) 00:30:44) の編集履歴(バックアップ)
アークザラッドジェネレーション
【あーくざらっどじぇねれーしょん】
ジャンル
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アクションRPG
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対応機種
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プレイステーション2
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発売元
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
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開発元
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キャトルコール
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発売日
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2004年11月3日
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定価
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5,800円(税別)
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レーティング
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CERO:全年齢対象
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備考
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2005年6月30日までオンライン対応
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分類
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クソゲー
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ポイント
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謎のジャンル変更 あらゆる点で足りない出来 結果的にシリーズに止めを刺した
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アークザラッドシリーズリンク
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概要
アークシリーズ最終作品。前作『アークザラッド 精霊の黄昏』より5年後の世界が舞台。
特徴
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戦闘がこれまでのシミュレーション形式からアクション形式へと変更された。
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通常攻撃・魔法・特技を駆使出来る他、敵のターゲッティング、連続攻撃・回り込み・ステップイン・ステップ回避などが可能。
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そのためなのか、本作では経験値と能力上昇の概念が無い。
一応、MPに相当するCP(カードポイント)が存在し、ハンター試験を受ける事で上昇させる事が出来る。
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『3』同様、シナリオ進行がギルド主体となる。
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シナリオの本筋となる「掲示板仕事」とハンターランクなどの報酬が手に入る「カウンター仕事」の二種類に分割された。
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カードシステム
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武器防具から魔法、さらにシリーズのキャラクター達がカードとなった。
武器防具魔法は装備する事で使用し、キャラクターは戦闘で使うことで実体化し一緒に戦ってくれる。
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シリーズで唯一オンラインに対応していた。
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本作のみ、エンディングを迎えた後も世界を冒険する事が出来る。
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ゲームスタート時にメモリーカード内に前作『精霊の黄昏』のクリアデータがあるとリリアのカードが手に入る。実質今作でのコンバートシステムと言える。
問題点
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短いストーリー
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基本的に主人公のエッダと相棒のヘモの二人旅で、
他にはヒロインであるキリカと敵である『真理の剣』ぐらいしか出ないなど本作からのメインキャラが少なめ。
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さらに15時間程度でエンディングまで行けてしまう。
適当にストーリーを進めていたらいつの間にかエンディングを迎えていたという意見まである。
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ウリにしているシリーズキャラカードも数が少ない。
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チグハグ気味なシステム
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あまりにも単調すぎる戦闘。
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キャラの固有技が一人一つだけ。
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単純なボタン連打だけでも倒せてしまう程のダルさ。
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ポーズが一切無い。
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さらにシリーズのウリであったキャラクターボイスのパターンが少なめになった。イベント中ですらボイスが無い事も。
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カードから実体化したキャラは掲示板仕事で使用する事が出来ない。
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グラフィック・BGMに過去作品からの使い回しが多い。
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不調なオンライン
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発売日からサービス開始したものの、いきなり部屋に入れなかったり内容が少なく飽きが早いなどで評判は悪い。
なお、発売から1年も待たずにサービスはひっそりと終了された。
評価点
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歴代キャラが登場する事。
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最もメインストーリーに絡む事はほとんど無く『精霊の黄昏』以外のキャラは一部しか登場しない(出ていないキャラの方が多い)など、
扱いはあまり良くなく「こんな扱いならむしろ出さないで欲しかった」という声も大きいのだが。
総評
歴代作品と比べて、足りない部分が多すぎてアークシリーズとしては黒歴史極まりない出来栄えとしか言い様がない。
この作品以降、シリーズ制作はストップされており、結果的にシリーズを終焉へと導いてしまった戦犯となってしまっている。