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ポケットモンスターシリーズ - (2022/08/20 (土) 17:06:49) のソース

*ポケットモンスターシリーズリンク
#contents(fromhere)
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**本編RPG・本編関連作品
システムの互換性などから「世代」として区切られているが、この呼び方は基本的に''非公式''であることに注意((ただし、公式が協力している「ジュニア空想科学読本20」でもこの呼びかたが使われていた。))。~
旧作のリメイクについては原作の方の世代ではなく、その作品が発売された世代に記載する。~
//英語表記は『Pok''é''mon』が正式だが、機種依存文字を含むため、便宜上『Pok''e''mon』と表記する。
//アットウィキのエンコードはUTF-8固定であるため、ページ名以外で機種依存文字を考慮する必要はありません
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第一世代''|
|>|GB|[[ポケットモンスター&br;赤・緑>ポケットモンスター 赤・緑]]|口コミで広まり爆発的なブームを引き起こした、世界的に有名なゲームシリーズの原点。&br;粗削りな部分はあるものの基本的な対戦システムは既に完成されている。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||GB|[[ポケットモンスター&br;青>ポケットモンスター 赤・緑]]|『赤・緑』のマイナーチェンジ版。&br;当初は通販による限定生産品だったが、人気のために最終的に一般販売された。|~|
|~|~|[[ポケットモンスター&br;ピカチュウ>ポケットモンスター 赤・緑]]|『赤・緑・青』のマイナーチェンジ版。&br;ピカチュウが最初のパートナー、御三家が揃う等、アニメ版がモチーフとなっている。|~|
|>|N64|[[ポケモンスタジアム]]|一部のポケモンしか使えない対戦ツール。トーナメントモードは初心者お断りな高難易度。|BGCOLOR(khaki):シリ不|
|>|~|[[ポケモンスタジアム2]]|全ポケモン使用可能等、前作の問題点を大幅に解消し汚名返上。&br;独自ルールの大会モードやミニゲーム等のお楽しみ要素も充実。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第二世代''|
|>|GB/GBC|[[ポケットモンスター&br;金・銀>ポケットモンスター 金・銀]]|新タイプ・「もちもの」・「とくこう」「とくぼう」分離などシステムが大幅進化。&br;ジョウトとカントー、2つの地方を股にかけた壮大な冒険。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||GBC|[[ポケットモンスター&br;クリスタルバージョン>ポケットモンスター 金・銀#id_104cd963]]|『金・銀』のマイナーチェンジ版。&br()シリーズ初の女主人公が登場したほか、オンライン機能も搭載。|~|
|>|N64|[[ポケモンスタジアム金銀]]|N64とは思えない美麗なグラフィックが魅力。&br;対戦ツールの枠を超えたボリュームを持つポケスタシリーズ最高傑作。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第三世代''|
|>|GBA|[[ポケットモンスター&br;ルビー・サファイア>ポケットモンスター ルビー・サファイア]]|「とくせい」とダブルバトルが追加されバトルの戦略性が増加。&br()前作までとの互換性は完全に無くなった。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||GBA|[[ポケットモンスター&br;エメラルド>ポケットモンスター ルビー・サファイア#id_91574420]]| 『ルビー・サファイア』のマイナーチェンジ版。&br()やりこみ施設「バトルフロンティア」登場。|~|
|>|GBA|[[ポケットモンスター&br;ファイアレッド・リーフグリーン>ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]|『ルビー・サファイア』のシステムを取り込んだ『赤・緑』のリメイク。&br()「ナナシマ」が追加マップとして登場。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|GC|[[ポケモンボックス ルビー&サファイア]]|第三世代のポケモン管理ツールソフト。実用性に特化しておりゲーム性は皆無。|なし|
|>|~|[[ポケモンコロシアム]]|据置機としては初の本格RPG。しかし高難易度や戦闘のテンポの悪さなど不安定な面が目立つ。|BGCOLOR(khaki):不安定|
||GC|ポケモンコロシアム 拡張ディスク|『コロシアム』の予約特典。セレビィなどが手に入る。||
|>|GC|[[ポケモンXD 闇の旋風 ダーク・ルギア]]|『コロシアム』の続編。1人プレイに特化したものの、前作の問題点はあまり改善されていない。|なし|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第四世代''|
|>|DS|[[ポケットモンスター&br;ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]|技ごとに物理攻撃・特殊攻撃が設定され対戦システムが完成形に。&br()Wi-Fiによる交換や対戦にも初対応。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||DS|[[ポケットモンスター&br;プラチナ>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール#id_3e2811c8]]|『ダイヤモンド・パール』のマイナーチェンジ版。&br()バトルフロンティアが追加、UIとテンポも改善。|~|
|>|DS|[[ポケットモンスター&br;ハートゴールド・ソウルシルバー>ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]|第四世代準拠の『金・銀』リメイク。&br()原作の要素を見事に昇華させ、数多くの追加要素も成功した傑作。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|Wii|[[ポケモンバトルレボリューション]]|『スタジアム』続編としてみると不備が多々。&br;だが当時としては唯一Wi-Fiランダム対戦が可能な点に需要があった。|なし|
|>|~|[[みんなのポケモン牧場]]|COLOR(blue){DL専売。}第四世代のポケモン管理ツールソフト。&br()デフォルメされたポケモンのグラフィックが好評だが、管理ツールとしては不便な点が多い。|なし|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第五世代''|
|>|DS|[[ポケットモンスター&br;ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]|Wi-Fiランダムマッチに対応、レーティングシステムも搭載され、対人対戦がさらに盛んになった。&br;これまでと異なる方向性のシナリオや一部の新ポケモンのデザインには賛否両論。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|~|[[ポケットモンスター&br;ブラック2・ホワイト2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]|マイナーチェンジではなく、『ブラック・ホワイト』の2年後を描いた続編。&br()やりこみ要素が歴代トップクラスに充実している。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|3DS|[[ポケモンARサーチャー]]|COLOR(blue){DL専売。}AR機能を使ったシューティングゲーム。&br()貴重な伝説のポケモンを捕まえ、『ブラック2・ホワイト2』に連れて行ける。|なし|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第六世代''|
|>|3DS|[[ポケットモンスター&br;X・Y>ポケットモンスター X・Y]]|次世代機に移行しグラフィックが全面3D化。厳選環境・育成環境も一部改善された。&br;対戦環境はメガシンカとフェアリータイプの追加により激変した。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|~|[[ポケットモンスター&br;オメガルビー・アルファサファイア>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]|第六世代準拠の『ルビー・サファイア』リメイク。ポケモンの収集・育成環境は歴代でも群を抜いている。&br()一方、追加ストーリー「エピソードデルタ」や過激なブラックジョークの数々が物議を醸した。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第七世代''|
|>|3DS|[[ポケットモンスター&br;サン・ムーン>ポケットモンスター サン・ムーン]]|グラフィックの頭身が上がり、秘伝技・ジム廃止など多くの要素が刷新。&br()「すごいとっくん」をはじめとする育成環境にも大幅なテコ入れがされたが、弊害も多く粗も目立つ。&br;描写が大幅増加したストーリーやキャラについても賛否が分かれる。|なし|
||3DS|[[ポケットモンスター&br;ウルトラサン・ウルトラムーン>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]|『サン・ムーン』のマイナーチェンジ版だが、新要素も評価点と問題点の落差が大きい。&br;育成環境などの改善点もある一方で、『SM』から未改善の問題点も依然として多い。|なし|
|>|Switch|[[ポケットモンスター&br()Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ>ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ]]|初代ピカチュウバージョンをベースに『Pokémon GO』の要素を取り入れたリメイク。&br;2018年基準で見ると登場ポケモン数や殿堂入り後の解禁要素が少なく、ガッツリ遊びたい層からは不評。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第八世代''|
|>|Switch|[[ポケットモンスター&br;ソード・シールド>ポケットモンスター ソード・シールド]]|新要素ダイマックスを実装。育成面も細かくテコ入れされた。&br;過去作のポケモン・技の一部削除には賛否意見があるが、シリーズならではの楽しさは存分に味わえる。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|~|[[ポケットモンスター&br;ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール>ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール]]『ダイヤモンド・パール』のリメイク。|:保留|
|>|~|[[Pokémon LEGENDS アルセウス>Pokemon LEGENDS アルセウス]]|シリーズ初のアクションRPG。システムからシナリオに至るまでで、意欲的な試みが図られた。|BGCOLOR(lightgreen):良|
//|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''第九世代''|
//|>|Switch|ポケットモンスター&br;スカーレット・バイオレット|COLOR(red){2022年11月18日発売予定。}||
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ツール''|
|>|3DS|[[ポケモンバンク>ポケモンバンク/ポケムーバー]]|COLOR(blue){DL専売。}オンラインでポケモンを管理できるツール。500円で1年間利用可能。第五~七世代&VC対応。|なし|
|>|~|[[ポケムーバー>ポケモンバンク/ポケムーバー#id_daa2a050]]|COLOR(blue){DL専売。}第五世代とVCの第一世代・第二世代ポケモンをポケモンバンクに送るソフト。|なし|
|>|Switch|[[Pokémon HOME>Pokemon HOME]]|COLOR(blue){DL専売。}3DS・Switch・スマホの3ハードのポケモンを結ぶツール。|なし|

&br

**上記以外で本編と連動要素がある作品
-[[ポケモンレンジャーシリーズ>ポケットモンスターシリーズ#id_83a10b97]]
--スペシャルミッションをクリアすることにより、『ポケモンレンジャー』はマナフィのタマゴを、『バトナージ』はマナフィのタマゴやダークライなどを、『光の軌跡』は「ふんか」を覚えたヒードランなどを『DPt』『HGSS』に送れる。
-[[ポケモントレッタ]]
--『X・Y』にソーナンス、ロトムを送れるイベントや、『オメガルビー・アルファサファイア』にむげんのチケットを送れるイベントがあった。
-[[とうぞくと1000びきのポケモン]]
--COLOR(blue){DL専売。}特別なステージをクリアすると『X・Y』にマスターボールを送れた。現在は配信終了。
&br

**ポケモンカードゲームシリーズ
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|GB/GBC|[[ポケモンカードGB]]|TCGポケモンカードのゲーム版。出来は良いが過剰出荷のためワゴン行きに…。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|GBC|[[ポケモンカードGB2 GR団参上!]]|ボリュームが増えた続編。&br()しかし発売日がGBA本体と近かったり収録カードが古かったせいか、ほとんど売れなかった不遇の良作。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|DS|ポケモンカードゲームあそびかたDS|ポケモンカードゲームBW「はじめてセット」に同梱されていたチュートリアルソフト。||
|PC|Pokémon Trading Card Game Online|COLOR(blue){基本プレイ無料。}タイトル通り、オンライン対戦が最大の売り。&br()最新のカードが順次追加され実際のカードと差異なくプレイできるが、日本語は非対応で海外環境準拠。||
|PC|Pokémon Trading Card Game Live|COLOR(blue){基本プレイ無料。}『PTCGO』の後継ソフト。&brこちらも日本語は非対応で、海外環境準拠。||
&br

**ポケモンスナップシリーズ
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|N64|[[ポケモンスナップ]]|アニメ版に登場したカメラマン「トオル」が主人公のカメラアクション。&br;野生ポケモンの生態を写真に収める遊びで人気を博した。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|Switch|[[New ポケモンスナップ]]|22年振りに発売された新作。&br;順当に進化。もちろん写真はオンラインで共有可能。|BGCOLOR(lightgreen):良|
&br

**ポケモンピンボールシリーズ
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|GB/GBC|ポケモンピンボール|モンスターボールを弾いてポケモンをゲットするピンボール。カートリッジに振動機能が内蔵されている。||
|GBA|[[ポケモンピンボール ルビー&サファイア>ポケモンピンボール ルビー&サファイア]]|ホウエン地方の201匹が登場する続編。ピンボールゲーとしての出来は良いがややとっつきづらい。|なし|
&br

**ポケモン[[不思議のダンジョンシリーズ]]
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|h
|>|DS|[[ポケモン不思議のダンジョン&br;青の救助隊>ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊]]|ポケモンによるローグライクRPGの第1作。&br;本編とは一線を画する世界観と壮大なストーリーがファンを掴んだ。&br;青は初期版のみ、GBAソフトのデータを破壊する重大なバグがある。|BGCOLOR(lightgreen):良*|
|>|GBA|[[ポケモン不思議のダンジョン&br;赤の救助隊>ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊]]|~|BGCOLOR(lightgreen):良|
||Switch|[[ポケモン不思議のダンジョン&br;救助隊DX>ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊#id_2fdf260e]]|『青・赤』を基にしたリメイク。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|DS|[[ポケモン不思議のダンジョン&br;時の探検隊・闇の探検隊>ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊]]|『ダイヤモンド・パール』のポケモンも本格登場。&br;前作の良かった点を引き継ぎ、粗削りな点を改良。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||DS|[[ポケモン不思議のダンジョン&br;空の探検隊>ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊・空の探検隊]]|上記のマイナーチェンジ完全版。&br;サブストーリーを補完。新要素もいくつか追加されている。|~|
|>|Wii|ポケモン不思議のダンジョン&br;すすめ!炎の冒険団・いくぞ!嵐の冒険団・めざせ!光の冒険団|COLOR(blue){DL専売。}Wiiウェアで3バージョンが登場。&br;ポケモンを積み重ねてダンジョンを攻略せよ。&br;ストーリーは携帯機用の他作品と違い、単純明快であっさり。||
|>|3DS|[[ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮]]|『ブラック・ホワイト』のポケモンが初登場。&br;しかし前作より大幅にボリュームダウン。|なし|
|>|~|[[ポケモン超不思議のダンジョン]]|シリーズ集大成の名に恥じない完成度。前作の欠点も概ね改善。|BGCOLOR(lightgreen):良|
&br

**ポケモントローゼシリーズ
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|DS|[[ポケモントローゼ]]|パズルゲーム? いいえ、''メタモンゲー''です。&br;図鑑コンプリートは現実的にほぼ不可能な仕様。|BGCOLOR(khaki):不安定|
|3DS|ポケモンバトルトローゼ|COLOR(blue){DL専売。}ルール一新で遊びやすくなった…がやっぱり''メタモンゲー。''『XY』までの718匹が登場。||
|~|[[ポケとる]]|COLOR(blue){DL専売。}『バトルトローゼ』のシステムを引き継いだ、ポケモン初の基本無料ソフト。&br;今作はメタモンゲーでは無くなった。後にスマホ版も配信。『サン・ムーン』までの801匹が登場。|なし|
&br

**ポケモンレンジャーシリーズ
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|DS|[[ポケモンレンジャー]]|タッチ操作を活かしたアクションアドベンチャー。&br;ゲームとしては理不尽さが多く荒削りな出来。|なし|
|~|[[ポケモンレンジャー バトナージ]]|システム面が大きく改善し完成度が上昇。&br;しかしシナリオ面は相変わらずイマイチ。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|~|[[ポケモンレンジャー 光の軌跡]]|現時点でのレンジャーシリーズ最終作。&br;石版などやりこみ要素が増え、シリーズの集大成といえる出来に。|BGCOLOR(lightgreen):良|
&br

**ポケモンスクランブルシリーズ
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|Wii|乱戦! ポケモンスクランブル|COLOR(blue){DL専売。}おもちゃのポケモンを操作し、簡単操作で突き進むアクションゲーム。&br;登場するのはアルセウスを除いたカントー地方・シンオウ地方のポケモンのみ。||
|3DS|スーパーポケモンスクランブル|3DS初のパッケージのポケモン。登場ポケモン数は『BW』までの646匹に増大。||
|WiiU|ポケモンスクランブル U|COLOR(blue){DL専売。}バトルロイヤル部分を前面に押し出した内容。&br;しかし別売りのフィギュアがないとほとんどの機能を制限される。||
|3DS|[[みんなのポケモンスクランブル]]|COLOR(blue){基本プレイ無料}だが課金上限が設定されている。&br;後に課金要素が無料内蔵されたパッケージ版が発売された。&br;ポケダイヤに縛られるシステムや、ひたすらにインフレする強さが問題。|BGCOLOR(khaki):不安定|
&br

**ポケパークシリーズ
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|Wii|[[ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~]]|ピカチュウを操作する3Dアクションアドベンチャー。&br;ポケモンたちが暮らす世界観が魅力。|なし|
|~|[[ポケパーク2 ~Beyond the World~]]|荒削りだった前作から大幅進化。&br;登場ポケモンはイッシュ地方組に偏っている。|BGCOLOR(lightgreen):良|
&br

**ポケモンアミューズメントマシン
|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''業務用''|
|AC|[[ポケモンバトリオ]]|ポケモン初のアーケードゲーム。パックを使って3vs3の同時バトルに挑め。|なし|
|~|[[ポケモントレッタ]]|ポケモンを探してバトルして捕まえる。捕まえたポケモンが実際にトレッタ(パック)として排出される。&br;ポケモンゲットをある意味リアルに体感できるトレーディングカードアーケードゲーム。|なし|
|~|ポケモンガオーレ|排出されるプレート型アイテム「ガオーレディスク」は、捕まえたポケモンをその場で印刷する仕組みを採用。&br;ディスクのQRコードを『サン・ムーン』で読み取る連動機能も備えている。||
|~|ポケモンメザスタ|||
|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''家庭用関連作品''|
|3DS|ポケモントレッタラボ for ニンテンドー3DS|『トレッタ』のパックを読み取って遊べる周辺機器+ダウンロードソフト。&br;連動ソフトである『ポケモントレッタラボ メインシステム』は現在配信終了。||
&br

**単発作品
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''アーケード''|
|>|AC|SUPERてれびでんわ ポケットモンスター|サトシと電話ができる幼児向けゲーム。[[ドラえもん>ドラえもんシリーズ]]や[[アンパンマン>それいけ!アンパンマンシリーズ]]のタイプも存在。||
//|>|~|ピカチュウのなみのり大冒険 &br;~ラプラスにのって~|いわゆるドライブゲーム。プレイするとカードがもらえた。||
//↑エレメカは対象外。
|>|~|ポケットモンスター くれよんキッズ|アニメ版のゲーム化作品。いわゆるお絵かきゲーム。||
|>|~|ポケモンカードゲームガチャ|ミニゲームで遊んだ後にポケモンカードゲームのカードが排出される。&br;筐体は『[[プリティーリズム]]』のものを流用している。||
//|>|~|ポケットモンスター バトルナイン|バンダイナムコ発売。ポケモンのメダルゲーム。&br()バトルに勝ってポケモンとメダルをゲット。||
//↑メダルゲームはこのWikiの対象外。
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''据置機''|
|>|N64|[[ピカチュウげんきでちゅう]]|あのピカチュウと一緒に暮らして遊べるコミュニケーションゲーム。&br;''世界で2タイトルしか無いVRS対応ソフト。''|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|~|Pokémon Puzzle League|''日本未発売''・海外製。家庭用唯一のアニメ版のゲーム化。&br;GBCソフト『ポケモンでパネポン』とは別物。||
|>|GC|ポケモンチャンネル ~ピカチュウといっしょ!~|ピカチュウと一緒に、様々なポケモンたちと交流できる。&br;キャラゲーとして良質。||
|>|~|番組拡張パック|『ポケモンチャンネル』と連動することでポケモン映画の特典映像を閲覧できる。||
|>|Switch|[[ポケモンクエスト]]|COLOR(blue){DL専売・基本プレイ無料。}本家ポケモン製作のゲームフリークが初めて担当するスピンオフ。|なし|
|>|~|Pokémon Café Mix|COLOR(blue){DL専売・基本プレイ無料。}カフェを題材にしたパズルゲーム。スマホ版も配信された。||
|>|~|ようこそ! ポケモンカフェ ~まぜまぜパズル~|COLOR(blue){DL専売。}上記のリニューアル版。|~|
|>|~|[[Pokémon UNITE>Pokemon UNITE]]|COLOR(blue){DL専売・基本プレイ無料。}ポケモン初となるMOBA系のゲームで、とっつきやすさとファッション要素は高評価。&br;だがバグ、マッチング、不正対策等で問題は山積。|なし|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''携帯機''|
|>|GBC|[[ポケモンでパネポン]]|''GBC専用。''『金・銀』までのポケモンが登場するパネポン。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|DS|[[ポケモンダッシュ]]|ピカチュウ''だけ''をタッチペンで導くゲーム。&br; GBAソフトとの連動はポケモンの形をしたマップが追加。|BGCOLOR(lightsalmon):ク|
|>|~|ポケモン釣り大会DS|COLOR(blue){DL専売。}ポケパークなどで無料で遊べた。&br()電源を切るとソフトも消えるため現在は遊ぶ手段がない。||
|>|~|バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS|DSで遊べるタイピングゲーム。&br; なぜかゲーム自体よりも付属のBluetoothキーボードが高品質な点が評価されている。||
|>|3DS|ポケモン立体図鑑BW|COLOR(blue){DL専売・無料プレイ無料。}現在は配信終了。&br;高品質な3Dモデルで描画されたポケモンを眺めて楽しめる。||
|>|~|ポケモン全国図鑑Pro|COLOR(blue){DL専売。}1,500円で配信。&br;第五世代までの649匹のポケモンが収録された『立体図鑑』のバージョンアップ版。||
|>|~|[[とうぞくと1000びきのポケモン]]|COLOR(blue){DL専売。}2014年の映画の宣伝用に配信された無料ソフト。すれちがい通信を使った内容。&br;現在は配信終了。|なし|
|>|~|[[ポケモンアートアカデミー]]|『絵心教室』シリーズの流れを汲む作品。&br;ポケモンのイラストの描き方を学べる。|なし|
|>|~|[[ポケモンピクロス]]|COLOR(blue){DL専売・基本プレイ無料。}ポケモンをテーマにしたピクロス。&br;課金しないと遊び進めるのは困難。「&bold(){タッチしてください}」を始めとするUIの仕様でも評価を落とした。|なし|
|>|~|[[名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~]]|COLOR(blue){DL専売。}現在は配信終了。異色の推理アドベンチャー。&br;渋すぎる声のピカチュウと一緒に事件を解決しよう。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|~|[[名探偵ピカチュウ>名探偵ピカチュウ ~新コンビ誕生~]]|↑の完全版。まだ謎は残るが、ストーリーに一区切りがついた。|BGCOLOR(lightgreen):良|
&br

**関連作品
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
//↓ポッ拳はコラボではないです。
//|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''コラボレーション作品''|
|>|DS|[[ポケモン+ノブナガの野望]]|コーエーテクモゲームス『信長の野望』シリーズとのコラボレーション。&br;シリーズ初の戦略SLG。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|AC/WiiU|[[ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT>ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT]]|『[[鉄拳>鉄拳シリーズ]]』製作チームによる本格3D対戦格闘ゲーム。&br;『鉄拳』のポケモン版というわけではなくシステムはオリジナル。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||Switch|[[ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX>ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT]]|ポケモンやチームバトル戦を追加したバージョンアップ版。|~|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''ゲスト出演など''|
|>|SFC|[[ピクロスNP Vol.1>マリオのスーパーピクロス#id_820eb218]]|ポケモンが登場する。&br;''ニンテンドウパワー書き換え専用ソフト''のため今から遊ぶことは困難。|なし|
|>|3DS|リズムハンター ハーモナイト|ゲームフリークが手掛けるリズムゲーム。&br;シリーズの楽曲を収録。||
|>|Switch|[[TETRIS 99]]|『ソード・シールド』『アルセウス』とのコラボ祭を開催。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|~|[[NINTENDO 64 Nintendo Switch Online>ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online/スーパーファミコン Nintendo Switch Online]]|『ポケモンスナップ』を収録。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|>|[[太鼓の達人シリーズ]]|ゲーム内の楽曲を収録。アニメ主題歌の楽曲もいくつか収録している。||
|>|>|[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]|ファイターやステージ、アイテムとして登場。||

**掲載対象外
すべてiOS/Android向けアプリ。
-Pokémon GO
--位置情報ゲーム。全世界で社会現象を巻き起こす大ヒットとなった。COLOR(red){''歩きスマホは駄目!絶対!!''}
-ポケモンコマスター
--チェス風ゲーム。''2019年10月31日サービス終了。''
-はねろ!コイキング
--世界一高く跳ねるコイキングを目指して育成するという一風変わった内容。
-ポケモンスクランブルSP
--『ポケモンスクランブル』シリーズのアプリ。オートで移動するポケモンにタップで攻撃の指示を出す。''2020年7月22日サービス終了。''
-ポケモンマスターズ
--シリーズ歴代キャラクターが集結。ポケモンよりトレーナーの方に焦点を当てている。現在はアップデートにより『ポケモンマスターズEX』に改題。
-ポケモンスマイル
--端末の内カメラに向かって自分が歯磨きをする姿を映すことで「むしばきん」に捕らえられたポケモンを捕まえるゲーム。

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**概要
説明不要なほどの知名度を誇る、現代を舞台にした''モンスター捕獲・育成RPG。''
-元々は『MOTHER』シリーズの影響を受けて作られている。共通点など詳しい部分は『[[MOTHER]]』の項で述べている(例:主人公の特徴、シームレスマップ、アイテムのランク表記など)。
--伝説のポケモンであるミュウツーは初代作のラスボスに酷似しており、モデルではないかと噂されたがグラフィッカーの杉森建氏がツイッターで否定している。

-作中には数々のブラックジョーク、下ネタ、子供にはわかりにくいマニアックな時事ネタが仕込まれている。
--遭遇するといきなり「[[ポケモンファイトォ!レディーゴォー!>機動武闘伝Gガンダム]]」と勢いよく叫んでくる怪獣マニアや、「つっぱることは男の勲章だぜぇ!」と絡んでくるスキンヘッドなど。また、歌手グループ『ダークダックス』のネタは当時の大人でも知っているか怪しい。
--こういったネタは続編移行もお馴染みであり、俗に言う「黒い任天堂」ネタとしてある種の魅力として認知されている節がある。
---当初は他愛もないユーモアの範囲に収まっていたが、シリーズが進むにつれて社会問題などに絡んだものを含めた過激なネタが増えており、「やりすぎ」「悪趣味」との批判も目立つようになってしまった。

-シールなど様々なグッズが発売されたが、説明の中にはつっこみどころや明らかな間違いがあるものも。当時、騙された子供も多かったのではなかろうか。
--例えば初期版のシールの最上位レアのカモネギには「のどかな顔をしているが『つるぎのまい→きりさく』のコンボは強力」と書かれているが、上記のとおり、急所に当たった時はステータス補正が関係ないので、実は間違った記述となっている。

-『X・Y』発売記念特番として、2013年10月2日に『ポケットモンスター THE ORIGIN』が放映された。
--通常のアニメシリーズと一切繋がりはなく、登場人物や各場面のストーリーやセリフを忠実に再現し、本作の作風を重きに置いた作り。「''『ポケットモンスター 赤・緑』を遊んだみんなへ''」と、初期の『ポケモン』を当時遊んだ者に対してメッセージ性を持ったキャッチコピーとなっている。
---『X・Y』の宣伝や販促も兼ねていた為か、初期の『ポケモン』に出現しないポケモン((黒いリザードンのデザインをした「メガリザードンX」。))が最後の最後で登場してしまった点は賛否両論だが、全体的な完成度は先行する他メディアミックスと比較しても全く見劣りしない程に高い。
--ちなみに、序盤でヒトカゲを選ぶ際にニックネームを「セパルトラ」に決めようとする小ネタが仕込まれている。

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**専門用語
「ポケモンをある程度やりこんでいれば知っているが、やっていないと何のことだかわかりにくい」という単語について''簡易的に''解説しています。~
あくまで、このWikiで記事を読む上で不自由しない程度の解説なので、より詳しく知りたい場合は外部の攻略サイト等を参照してください。~
//(17.5.2)全体的に表現・構成を大きく整理・修正しました。

''基本的なルール''
-「自分の手持ちのポケモンが全滅する前に、相手の手持ちポケモンをすべて倒す」のが基本的な勝利条件。
-全てのポケモンは能力の高さを示すパラメーター((ゲーム内のステータス画面から確認可能な数値。通称「実数値」。))、1~2種類の「タイプ」、最大4つの「技」、1種類の「特性」を持つ。
--パラメーターは「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」の6種類。「HP」は相手の攻撃をどれだけ耐えられるか、「こうげき」・「ぼうぎょ」は物理技の攻撃力と防御力、「とくこう」・「とくぼう」は特殊技の攻撃力と防御力、すばやさは戦闘で先手を取れるか否かを示す数値になる。
---順にH・A・B・C・D・Sという略号がネット上では一般的((それぞれ、HP・Attack・Body・Concentration・Defense・Speedの意味。))。
---パラメーターはレベルの他、後述の「種族値」「個体値」「努力値」「性格」によって決定される((HP以外は「(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+5」に性格補正をかけたもの、HPは「(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+レベル+10」がステータス画面の実数値となる。))。成長にランダム要素は存在しないため、同じ条件で育てたポケモンならパラメーターも同じとなる。
--タイプは「ノーマル」「ほのお」「みず」「でんき」「くさ」「こおり」「かくとう」「どく」「じめん」「ひこう」「エスパー」「むし」「いわ」「ゴースト」「ドラゴン」「あく」「はがね」「フェアリー」の18種類((悪と鋼は第二世代の『金・銀』から、フェアリーは第六世代の『X・Y』から新規追加された。))。
---タイプにはそれぞれ相性があり((新規タイプが追加された第二世代と第六世代で、既存のタイプも合わせた一部の相性の変更がなされた。))、「攻撃する技」と「攻撃を受けるポケモン」のタイプによってダメージの倍率が変化する。相性が良い攻撃は「こうかはばつぐんだ!」と表示されダメージが2倍になり、逆に相性が悪い場合は「こうかはいまひとつのようだ…」と表示され1/2に、もしくは「こうかがないようだ…」となり全くダメージを与えられなくなる((2つタイプを持っているポケモンに対しては相性の補正が重なるため、通常の4倍や1/4のダメージになるケースもある。))。
---たとえば「でんき」タイプの技は「みず」タイプのポケモンに対して相性が良いので、「ピカチュウ」が電気タイプの技である「10まんボルト」を水タイプの「カメックス」に撃つと「こうかはばつぐんだ!」となる((なお、「こうかばつぐん」となるポケモンと技のタイプの組み合わせを逆にした場合は必ずしも「こうかいまひとつ」になるとは限らず、例えば電気タイプのピカチュウに水タイプの技を撃った場合はタイプ相性補正が発生しない。))。
---タイプ相性による補正は非常に大きいため、タイプ相性を理解し、いかにして相手の弱点を付くか・相手に弱点を付かれないかを考えるプレイがポケモンバトルにおける基本となる。
--技は「攻撃技」と「補助技」に大別される。攻撃技は相手に直接ダメージを与えることができ、補助技はポケモンやフィールドに様々な効果をもたらす。
---攻撃技はさらに「物理技」と「特殊技」に分けられる((第四世代からの仕様。第三世代までは物理技か特殊技かは技のタイプによって分類されており、「ノーマル・格闘・毒・地面・飛行・虫・岩・ゴースト・鋼」タイプの技が攻撃と防御を参照する物理技、「炎・水・電気・草・氷・エスパー・ドラゴン・悪」タイプの技が特攻と特防を参照する特殊技となっていた。第四世代からは技ごとに個別に物理技か特殊技かの設定が付いたので「ノーマルタイプの特殊技」や「炎タイプの物理技」が存在するようになった。))。物理技は自分の「攻撃」と相手の「防御」、特殊技は自分の「特攻」と相手の「特防」を参照してダメージを計算する。
---技には「タイプ」「威力」「命中率」「追加効果」「PP((パワーポイントの略。技を使うごとに1減っていき、0になるとその技は使用不可能になる。HPと同様、ポケモンセンターやアイテム等で回復できる。基本的に強力な技ほどPPが少ないため乱発がしにくい他、命中率が低く設定されていたり、追加効果が自身に不利に働くもの(ステータスダウンや、次のターンは一切の行動がとれないなど)であるなど、威力相応のデメリットが様々にある))」が存在し、技のタイプが使用するポケモンと同じ場合は威力が1.5倍に上昇する((通称「タイプ一致技」、あるいは単に「一致技」と呼ばれる))。
--バトルはコマンド選択によるターン制。「技を出す」か「控えのポケモンと交代する((交代した場合は技を選べない。))」かを選択する。交代を選んだ場合はターンの最初に交代が発生し、技を選んだ場合は基本的にポケモンの「素早さ」が高い順に行動する((ただし「でんこうせっか」などの一部の技は素早さに関係なく先攻で出せる。なお、双方が同じ類いの技を選択している場合も素早さ勝負になる。))。
---相手がどのような手を打ってくるかはターンが始まるまでわからないため、素直に攻撃するか、補助技を使うか、交代するか、はたまた相手の交代を予測して交代先のポケモンに打撃を与えられるような別の技を使うか、と言った読み合いが対人戦の醍醐味である。
--バトルのルールは、場に1匹ずつポケモンを出して戦う「シングルバトル」と、『ルビー・サファイア』で追加された2対2の「ダブルバトル」が基本((シングルバトルのほうがプレイ人口は多いが、公式大会は基本的にダブルバトルで行われる。))。
---その他、『ブラック・ホワイト』で追加された3対3の「トリプルバトル」、ターン消費無しでポケモン交代が可能な「ローテーションバトル」、バトル中のアイテム使用が可能な「ミラクルシューター」、『X・Y』で追加されたタイプ相性が反転する「さかさバトル」、『サン・ムーン』で追加された4人対戦による「バトルロイヤル」などが存在する。
---現在では、お互いの手持ちポケモン(最大6匹・同一種の重複は不可)を対戦前に見せあってから、実際に戦わせるポケモンをルールに応じた数(シングルは3匹、ダブルは4匹)選出するレギュレーションが主流。

''伝説・幻のポケモン''
-手に入れる機会が限られる特殊なポケモンのこと。主に、ゲーム内で1匹しか入手できないポケモンが「伝説のポケモン」、普通にゲームをプレイしているだけでは入手できないポケモンが「幻のポケモン」と呼ばれることが多い。
--いずれも後述の「タマゴ」を使って増やせないため、2匹以上欲しい場合は他のソフトから通信交換するなどの必要がある。
-「伝説のポケモン」はストーリー進行に関わる重要なポケモンであることが多い一方で、通常のポケモンと比べて桁外れの性能を持っているため、公式大会やWi-Fiレーティングバトルでの使用は基本的に禁止されている。このため「禁止伝説」とも呼ばれる(ただし伝説ポケモンが使用可能なルールの大会も存在する。)。ミュウツーやホウオウ等がこれに該当する。
-その禁止伝説と比べると性能は抑え気味だが、対戦での使用が認められている伝説のポケモンも存在し、俗に「準伝説」と呼ばれる。2~4匹のグループで類似した外見・ステータス・タイプが設定されているものが多い。サンダーやスイクン等がこれに該当する。
-「幻のポケモン」は毎年公開されているアニメ映画の前売り券の購入や劇場内のワイヤレス配信・その他期間限定のキャンペーンや連動等によって入手できることが多い。入手方法が限られているので、禁止伝説級が使用可能な大会でも使用不可となっていることが多い。ミュウやセレビィ等がこれに該当する。

''ポケモンのタマゴ''
-第二世代『金銀』で登場した要素。「育て屋」と言う施設に特定の組み合わせの♂と♀の2匹のポケモンを預けていると発見されることがある。
-タマゴが産まれるには親となるポケモンの「タマゴグループ」が一致している必要がある。
--タマゴグループは陸に住んでいるポケモン・海に住んでいるポケモン・人型のポケモンなど特徴によって分類され、一部のポケモンは2種類のタマゴグループに属している((ただし、人間の女性に非常に近い容姿をしたサーナイトが液体・気体・霊体ポケモンのグループに属していたり(『剣盾』より人型グループにも属している)、始祖鳥をモチーフとしているアーケオスがなぜか海に住む無脊椎動物をモチーフとしたグループに属しているなど、例外も存在する。))。ゲーム内ではどのポケモンがどのタマゴグループに属しているかは育て屋に預けない限りわからないが、公式攻略本等には記載されている。
-生まれてきたポケモンの種類は♀のポケモンの進化していない段階となる。親のポケモンからは覚えている技や個体値などを引き継ぎ、本来そのポケモンでは覚えられない技「タマゴわざ」を持って生まれることがある。
--たとえば、ロケットずつきを覚えた♂のカメックスと♀のフシギバナから手に入ったタマゴからは、フシギバナの進化前であり、かつロケットずつきを習得したフシギダネが産まれる。
-メタモンというポケモンともう1匹を同時にそだてやに預けると、相手のポケモンの性別が♂・♀・不明にかかわらず、それがタマゴを見つけられるポケモン(伝説のポケモン以外など)ならばそのポケモンのタマゴを手に入れられる。
-第六世代では♀の入っているボールも遺伝するようになり、第七世代では♂・不明のボールも特定の組み合わせの場合遺伝するようになった。

''種族値・個体値・努力値''
-いずれもポケモンのパラメーターを決定する要素となる重要な数値。ゲーム内では明確に確認できない隠しデータであり、''「種族値」「個体値」「努力値」は公式用語ではなく、ネット上の個人攻略サイト等で使用されていた用語が便宜的に広まっただけ''なので使用する際は注意。3つまとめて「''三値''」と呼ばれることもあり、対戦用のポケモンを育成しようとする入門者がはじめに理解しておくべき知識とされている。
--これらの用語は公式も把握しているようだが、原則として公の場で使用される事は無い。

''種族値''
-ポケモンの「種族」ごとに設定された基本的なステータス差(成長率)を指す。
--例えば「フーディン」というポケモンの「種族」は個体や育て方によって差はあれど、基本的に「とくこう」と「すばやさ」が高く伸び、「HP」と「こうげき」「ぼうぎょ」は逆にあまり伸びない傾向にある。これはフーディンの特攻と素早さの「種族値」が高く、HP・攻撃・防御の「種族値」が低く設定されているため。
--他にも「カイリキー」であれば攻撃が高く、「ツボツボ」であれば防御と特防は極端に高いが攻撃と特攻が極端に低い、「アルセウス」はどのパラメーターも高いが「ヒマナッツ」はどれも低いなど、ポケモンの種類ごとに明確な能力差が存在するのはこの種族値の差による。
--例えれば「『チーター』は『ヒト』より足が速いが『ヒト』の方が知能は高い」といった「種族ごとに存在する一般的な基本能力」を指す。
-ゲーム内ではパラメーターの数値から間接的に推し量る以外把握する方法がなく、公式攻略本や『X・Y』のスパトレというモードでグラフの形式で大雑把であるが把握できる程度に留まる。
-しかし非公式の攻略サイト等では、データ解析やパラメーター計算式からの逆算によって種族値の具体的な数値が明らかになっており、プレイヤーの間ではその数値で呼ぶのが半ば常識となっている。
--例えば上記のフーディンの種族値は「HP55・攻撃50・防御45・特攻135・特防95・素早さ120(合計種族値500)」である。従って「S120族」といえば「素早さ種族値が120のポケモン(フーディン・ジュカイン等)」の意味となる。
--特に素早さのステータスは相手より1でも高いか否かが行動順を左右するため非常に重要であり、種族値1の違いが強さに大きな影響を与えることが少なくないため、厳密な数値を把握する意義が高い。
-メタグロスやサザンドラのように、通常対戦で使用可能な合計種族値が600に達するポケモンは「600族」と呼ばれ、その高いステータスから強力な存在となっている。
--こういった〇〇族というのは非公式用語であり、公式では600族の種族は「大器晩成」なポケモンとして紹介されている((最終進化までに必要なレベルが45~64と高いものが多い為。))。

''努力値''
-相手ポケモンを倒した際、経験値と同時に各パラメーターに割り振られる隠しポイント。ゲーム内での正式な呼称は「きそポイント」だが、非公式ではこの呼び方が普及している。
--努力値の仕様は第一・二世代と第三世代以降では大きく異なる。以下は基本的に第三世代以降の現行の仕様に基づく。
-全てのポケモンには「敵としてそのポケモンを倒した際、どの努力値が何ポイント入るか」というマスクパラメーターが設定されている。例えばポッポを倒すと「すばやさ」の努力値が1ポイント、ゴローンを倒すと「ぼうぎょ」の努力値が2ポイント得られ、その後のレベルアップで蓄積された努力値がステータスの増加量に反映される。このため、同じ種族のポケモンであっても育成の過程で倒すポケモンの違いによって最終的なパラメーターに差が生じることになり、プレイヤーの方針によってポケモンの能力をある程度までカスタマイズできる。
--例えれば「『A君』は毎日ランニングをしていたら足が速くなったが、『B君』は毎日勉強をしていたら学力が上がった」といった「育成過程によって後天的に生じる差」を指す。
-努力値には上限があり、1つのパラメーターに与えられる努力値は252、1匹のポケモンに与えられる努力値は510までである((第三~五世代は1つのパラメーターの最大値は255だったが、努力値3は能力値に変化を及ぼさない仕様のため意味が無い。))。
--対戦で使用するポケモンには、努力値はバランス良く与えるのではなく特化したいパラメーターに集中させる育成スタイルが一般的。例えば「こうげき」と「すばやさ」の高いポケモンを育成したいのなら、闇雲に敵を倒すのではなく、攻撃努力値を稼げるポケモンと素早さ種族値を稼げるポケモンをそれぞれ努力値252になるまで倒し続けるのが基本となる。この育成作業を「努力値振り」と呼ぶ。
--上級者になると、プレイヤーの目的に応じたより細かな努力値振りをする場合もある。例えば「ガブリアスの"げきりん"を確実に耐えられるようにHPと防御に振り分ける」等。これを「○○調整」と呼ぶ(この例なら「ガブリアスのげきりん耐え調整」)((パラメーター他の条件を入力するとダメージを計算してくれる外部ツールも存在する。))。
-「タウリン」など使うだけで努力値が入るアイテム(通称ドーピングアイテム)や、「きょうせいギプス」や「パワーアンクル」など持たせてポケモンを倒すと得られる努力値が増えるアイテム、獲得努力値が2倍になる特殊状態「ポケルス」等も存在する。
--逆に「ザロクのみ」など努力値を下げることができる木の実も存在するため、努力値振りのやり直しも可能である。
-ゲーム内では具体的に確認する手段がほぼ無かった((努力値を最大まで振るとその証として「がんばリボン」が貰えるといった程度。))ものの、種族値同様『X・Y』のスパトレのグラフで可視化されるようになった。またスパトレではミニゲーム等によって努力値稼ぎが可能。

''個体値''
-各ポケモンに個別に設定されたパラメーターの補正値。「個体」ごとにランダム設定されており、同じ種族・同じレベル・同じ性格のポケモン同士でもパラメーターの実数値にはごく僅かにブレが発生することになる。
--努力値と同じく第三世代から仕様が変更された。
-現在の仕様では1つの能力値につき32段階の個体値が設定されており、個体値が高いほどパラメーターも高くなる。個体値が最高の場合は32進法の表記に基づき一般的に「V」と呼称され、6つのパラメーターすべてが最高なら「6V」となる。
--例えれば「『A君』は『B君』より運動神経が優れていて生まれつき足が速い」といった「同じ種族同士の先天的な能力の優劣(才能)」を指す。
-当然、対戦で使うポケモンは基本的に個体値が高い方が有利なので、高個体値ポケモンを手に入れるための「厳選」が必要となる。
--ただし「トリックルーム」(5ターンの間、素早さの低いポケモンから順に行動できる状態にする技)状態で使用するのなら素早さ個体値は低い方が良い、特殊アタッカーは混乱した時の自傷ダメージ軽減のために攻撃個体値が低い方が良い、などの例外も存在する。
--タマゴから孵したポケモンは親の個体値をある程度引き継げるので、これを利用した「孵化厳選」が一般的。しかしタマゴが見つからない伝説のポケモンなどの場合は、ひたすら捕獲とリセットを繰り返すことになる。
--かつては高個体値ポケモンを入手するには膨大な時間と手間がかかりハードルが高かった(長時間の厳選作業を繰り返すプレイヤーを「廃人」と呼ぶ((とはいえ個体値の影響は種族値・努力値・性格等に比べるとずっと小さい範疇に入るため、基本的にはあくまで上級者向けのやりこみプレイである。)))が、シリーズを重ねるに連れて個体値遺伝の仕様等が緩和され、現在ではノウハウを理解していれば理想的な個体値のポケモンを手に入れるのもさほど難しくなくなっている。
-これが最も影響するのは技「めざめるパワー」のタイプがポケモンの個体値によって決まる((第五世代までは威力も個体値によって決まっていた(30~70)が、第六世代からは一律60に固定された。))という仕様だろう。高個体値かつ特定のタイプ((ノーマル・フェアリーを除く全タイプの攻撃技として使えるため、対戦では重要な要素となる。特に、技が非常に乏しい4足歩行型の特殊アタッカーには必要不可欠。))の組み合わせを狙う場合は厳選の難易度が大きく上がる。
-個体値もゲーム内では基本的に隠しパラメーターだが、「ジャッジ」という人物のセリフやパラメーター欄の「こせい」の記述で大まかに判別ができる。詳しく調べたい場合は外部ツールに実数値を打ち込んで計算する必要がある。
-個体値はポケモンが登場した瞬間に決定され、以降の変更は不可能というのが長い間の仕様だったが、『サン・ムーン』では「すごいとっくん」をすることにより個体値を後天的に最大値(31)まで高めることが可能になった((ただし厳密に言えば個体値が高くなっているわけではなく、「パラメーターの実数値を個体値が31である場合に一時固定している」だけなので、タマゴを産んでも子供に遺伝されるのは元々の個体値である。))。

''性格''
-ポケモンが個体ごとに持っているステータス。「さみしがり」「のんき」「おとなしい」など全25種類。第三世代『ルビー・サファイア』から導入された。
-うち20種類は「HP以外のパラメーター5か所のうち、2つがそれぞれ1.1倍/0.9倍される」効果を持つ。たとえば、「いじっぱり」ならこうげき1.1倍/とくこう0.9倍の補正となり、特殊攻撃を使わない物理アタッカーにとってはデメリットなしに火力を上昇させることができるのでバトルスタイルに合致した有用な性格ということになる。
--補正値の大きさから基本的に個体値よりも優先される重要な要素である。「かわらずのいし」を持たせることで個体値同様親から遺伝させることが可能。
--補正のない5種類の性格(「がんばりや」「すなお」など)は短所はないが長所もない(むしろ同じステータスにするなら補正があった方が努力値が少なくてすむ)ため、そのまま対人戦で用いられる事は滅多にない。
-性格によるパラメーター補正は当初はゲーム内で確認できなかったが、『ハートゴールド・ソウルシルバー』以降はステータス画面の文字の色が変わることで判別可能となった。
-長らく性格を後天的に変える手段が存在していなかったが、遂に『ソード・シールド』でパラメーター補正の傾向を変えるアイテム「ミント」が登場し、後天的に変更することが可能となった((あくまで「1.1倍/0.9倍されるパラメーターを変える」だけなので性格そのものを変えることはできないが、これによって「『がんばりや』な性格だが、こうげき1.1倍/とくこう0.9倍の『いじっぱり』補正」といったポケモンも実現した。))。
--元の性格と違う補正をかける事で「混乱実((HP回復効果が大きいが、嫌いな味の時にこんらん(ターンごとに一定確率で技が出せず自分自身を攻撃する状態異常。数ターン経過するか、控えのポケモンとの交代で治る)するきのみの総称で、ポケモンの性格によって好き嫌いが決定される。))」と称されるアイテムの対策((この場合、元の性格はどこにも補正がかからない性格(きのみの好き嫌いが無い)が利用される。))にもなり、戦略性にも影響を与えた。

''特性''
-ポケモンの種族ごとに候補が決まっているオートスキル。場に出たときや攻撃を受けたときなど特定の条件で発動する。第三世代『ルビー・サファイア』から導入された。
-効果や発動条件は様々。種族値が低い代わりに強力な特性を持つポケモンや、逆に強力な種族値をマイナス特性で制限しているポケモンなどが存在する。
-ポケモンの性能を決めるため、厳選の際はもっとも重視されるポイント。同じポケモンでも特性によってまったく使い道が異なるということも珍しくない。~
基本的には個体ごとにランダムで持ってくる特性が決まる。2つの専用特性を持っているポケモンも多いが、同時に持てる特性は1つだけ。
--第五世代『ブラック・ホワイト』からは「隠れ特性((当時は、公式サイト上の「ポケモンドリームワールド(PDW)」という機能を介するのが主な入手方法だったため、「夢特性」という非公式の名称で呼ばれることも多い。))」として、特殊な方法で手に入るポケモンのみが持っているレアな特性も登場した。
-個体値・性格と同じく登場した時点で持っている特性が決定されるが、『X・Y』で登場した「とくせいカプセル」を使うことで後天的に特性を変更可能になり((とくせいカプセルでは通常特性と隠れ特性の切り替えは不可))、『剣盾』DLCで登場した「とくせいパッチ」を使うことで通常特性から隠れ特性へ変更可能になった((とくせいパッチでは隠れ特性から通常特性への切り替えは不可))。

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**全体的問題点
-「バージョンの違う2本を発売する」「捕獲・育成・通信対戦」といった要素は、従来にない通信でのゲームの楽しみ方を確立し、『[[デジタルモンスター>デジタルモンスターシリーズ]]』『[[メダロット>メダロットシリーズ]]』など''良くも悪くも''多くのフォロワーを産み出し、また少し時代が経ってからも『[[妖怪ウォッチ>妖怪ウォッチシリーズ]]』などの子供向け作品で一般的に見られるものとなった。それは必ずしもプラスとしての意味だけでなく、出現キャラクターだけを変更したソフトを発売したり、追加要素を加えたものを再発売したりする、いわゆる「ポケモン商法」の誕生として負の側面も持つ。
--例えば、『赤』『緑』『青』では1つのデータにつきどれか1匹しか入手できない最初にもらえるポケモン3種(いわゆる御三家ポケモン)を、『ピカチュウ』ではソフト1本で全て入手できるなど、いわゆる「完全版」「マイナーチェンジ」ソフトを発売する。このような、内容を少しだけ変えたマイナーチェンジ複数作品を同時に販売する手法は、通信を積極的に促し作品を活性化させる一方、あからさまにお手軽な販促手法として抵抗感を示す声も聞かれた。
---こういった完全版ソフトは原作から内容を書き換えて原作との差別化を図っているが、多くの内容が原作と一致している点もまた否定できない。
--「他者との通信」を前面に押し出すための策だが、1人1本ではポケモン図鑑をコンプリートできないため、結果的に複数のバージョンを買う人が続出した。
---なお、インターネットでの通信が確立していなかった時代は、ポケモン図鑑を完成させるのに、最低でもソフトをバージョン毎に1本ずつ、通信ケーブル1本、ハード2台が必要になる。友達が誰も通信ケーブルを持っていない場合、たまたまポケモンをプレイして交換してくれる友達が誰もいない場合、友達が皆同じバージョンを持っている場合などには通信で入手できるポケモンに制限が生じてしまった。特に入手手段が通信での進化に限られるものは、環境次第で入手の可否が決まってしまう点を苦々しく思う子供も少なからずいた。
--また、たとえ上記の問題をクリアしていても、最初にもらえるポケモンや化石などの「選ばなかったものは入手不可」なポケモンが同じだった友達しか揃わなかった場合はコンプリートが不可能である。この場合誰かがはじめからやり直して足りないポケモンを入手する必要があるが、子どもにとってRPGのデータを削除する事が躊躇われることは容易に想像できるだろう。
--誤解の無いように追記するが、''コンプリートあるいは複数バージョンの所持をしなければ追加されない要素などはない''ため、こだわりややり込み精神がなければ単品で十分楽しめる。あくまで通信要素が豊富なだけである。
---近年の作品では図鑑コンプリートでポケモンの厳選が有利になるアイテムが貰えるようになっているが、対戦などに興味が無い層にとってはさほど重要ではない。
---現在こそインターネットやアクセススポット経由での見知らぬ他人との通信でいくらでも補完できるが、そういったものが普及していなかった時代は、通信できる身近な顔見知りがいない限り、代替することはほぼ不可能だった。

-通常のプレイでは絶対に手に入れられないアイテムやポケモンをイベント配信する「配信商法」も同時に誕生した。
--インターネット配信の発達前後に関わらず、その多くは地域格差があったりイベントが有料だったりと、ゲームの腕前以外の要素でプレイヤー間の格差を広げかねないものとなってしまっている。
--一例を挙げると、都会の施設やイベント会場での限定配信、映画前売り券の特典にデータを配信するなど。当時の少年誌に掲載された「限定ポケモンを配布する大規模イベント」の記事を悔しさ半分、遣る瀬無さ半分で見ていた地方在住プレイヤーも多いのではなかろうか。
--海外版では配信商法が現地の法に触れるらしく、特典のポケモンが無料且つ多くの人に行き渡りやすい方法で定期的に配信されている。

-上記で挙げた商法は厭らしい売り方として批判も多い。
--一方で「配信とアップグレード版とで好きな作品を長く遊べる」「ソフトの発売後も制作側のフォローがあっていい」という擁護意見も挙がっている。

-後期の作品はシナリオやギミックが竜頭蛇尾になりがち。折角真新しい設定があっても、終盤は活かされないことが多い。
--これらは取締役開発部長の増田氏の「現代はコンテンツの移り変わりが激しいので、時間をかけてクオリティを上げるよりは先に開発期間を決め、それに間に合うように開発を進める」という方針が関わっていると思われるが、[[ゼルダの伝説>ゼルダの伝説シリーズ]]や[[どうぶつの森>どうぶつの森シリーズ]]のように時間をかけて開発して欲しいと感じるユーザーも少なくない。

-直接の関係はないが、本シリーズ誕生以降はバージョン商法を行うゲームソフトが乱発されていった。
--これらの作品の中には、利益の為に強引にバージョンを分けた結果「どのバージョンも大して違いがない」または「逆に違いが大きすぎて格差が生じる」などの問題点の多い作品がしばしば見られ、次第にこの商法が強く批判されるようになる。
---更に悪質な作品だと「''全作品買わないと物語の真相や結末が分からない・完結しない''」といったものまである。
---本シリーズも、エンディング条件である「ポケモンリーグ制覇」は1本だけで可能だが、最終目的である「ポケモン図鑑の完成」は1本では不可能である。
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