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バーンアウトシリーズ - (2022/08/01 (月) 13:29:21) のソース

*バーンアウトシリーズリンク
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|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''メインシリーズ''|
|>|PS2/GC/Xb|[[BURNOUT]]|''日本未発売。''「リスク(危険運転)」を犯して「リワード(ブースト)」を手に入れるという、常識を覆すレースゲーム。&br;初代作の時点で既にゲームとしては高い完成度であり、レーシングとクラッシュが融合したシステムが高く評価された。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|PS2|[[BURNOUT 2: POINT OF IMPACT]]|多重事故で被害総額を競う「''クラッシュイベント''」や、パトカーでライバルをぶつけて逮捕させる「チェイス」が初登場。&br;前作からゲーム性が進化され、特にクラッシュはインパクトを重視した派手な描写となった。日本版の発売はサミー。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|~|[[バーンアウト3: テイクダウン>バーンアウト3:テイクダウン]]|この作品からエレクトロニック・アーツより発売。ド派手なクラッシュでプレイヤーを魅了させる。&br;シリーズ作の要となる、ライバル車を破壊するテイクダウン要素と、その数を競うロードレイジが新たに追加された。&br;良質なロックミュージックとナビゲーターのCrash FM等が高く評価され、シリーズ最高傑作と評価するファンが多い。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|PS2/360|[[バーンアウト リベンジ]]|''一般車を飛び道具として扱う''斬新なレースゲーム。&br;トラフィックをふっとばすトラフィックチェックのシステムで一般車を無双できる爽快感は抜群。&br;360版ではハードの性能を活かした大幅なパワーアップを遂げている。更にはオンラインにも対応。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|PS3/360|[[バーンアウト パラダイス]]|''「バーンアウト・ドライビングの聖地、パラダイスシティへようこそ…。」''&br;オープンワールドで新たに生まれかわった作品。現在でも色褪せない非常にリアルなクラッシュのクオリティは必見。&br;オープンワールドで非常に自由度が高く、楽しみ方はプレイヤー次第。オンラインでは500個以上ものチャレンジが登場。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||PS3/360/Win|[[バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX>バーンアウト パラダイス]]|発売当時までに配信されたダウンロードコンテンツを収録した廉価版。|~|
|~|PS4/One/&br;Switch/Win|[[Burnout Paradise Remastered>バーンアウト パラダイス]]|上記を次世代機向けにリマスターし、DLCも全て収録した完全版。&br;PS4/One版はPS5/PS4 Pro又はXSX/One Xでプレイすると4K&60fpsに対応。|~|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''スピンオフ''|
|>|PSP|[[バーンアウト レジェンド>バーンアウト3:テイクダウン#id_d4ce8bd6]]|開発はEA UK。『3』をベースに過去作の要素を追加。PSPでもクラッシュのクオリティは健在。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||DS|Burnout Legends|''日本未発売。''開発はベルギーのVisual Impactが担当。||
|>|PS2/PSP|[[バーンアウト ドミネーター]]|開発はEA UK。グラフィックこそ上位クラスだが、それと引き換えにボリュームやゲーム性が劣化。&br;『2』以来のブーストチェーンシステムに切り替わった。B'zによるオリジナルタイアップ曲が収録されている。|なし|
|>|PS3/360/&br;iOS/Android|Burnout CRASH!|COLOR(blue){DL専売。}クラッシュイベントにスポットを当てたスピンオフ。&br;玉突き事故で街を滅茶苦茶にしろ!''現在は配信終了でプレイ不可。''||
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''オムニバス''|
|>|PS2|Burnout Anthology|''日本未発売。''『3』『リベンジ』『ドミネーター』を収録。||
-その他、携帯アプリで一作リリースされている。&br;
-なお、サクセスから発売されたPS SuperLite1500シリーズの『&amazon(B00006LJNK,text)』とは本シリーズとの関係はない。

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**関連作品
|>|''機種''|''タイトル''|''概要''|''判定''|
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''関連作品''|
|>|AC|[[スリルドライブ]]|この作品から影響されシリーズが誕生した。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|AC/DC/GC/&br;PS4/Switch|[[斑鳩]]|トレジャーの縦スクロールシューティング。&br;「''敵弾に意図的に接触する''」という逆転の発想が、本シリーズ誕生に大きな影響を与えた。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|PS2|マッデン NFL 06|EAスポーツの長寿人気アメフトゲーシリーズ。海外では幅広いハードで発売されているが国内ではPS2のみ発売。&br;『リベンジ』との相互タイアップが行われており、『リベンジ』ではトレイラーとタイアップ車が収録((タイアップ車は国内版では入手不可能。ただしデータは残されておりチートを使えば使用可能))、『マッデン』では『リベンジ』の体験版が収録((国内版では残念ながら収録されていない。))。||
|>|PS2/Xb|[[BLACK]]|Criterion GamesのFPS。『リベンジ』でタイアップ車が登場。|BGCOLOR(lightgreen):良|
|>|PS3/360/Win|[[Need for Speed: Hot Pursuit (2010)]]|Criterion Gamesによる初の『[[Need for Speed>Need for Speedシリーズ]]』作品。本シリーズの要素が輸入されている。|BGCOLOR(lightgreen):良|
||PS4/One/Win((SteamとOriginでの配信))/Switch|[[Need for Speed: Hot Pursuit Remastered>Need for Speed: Hot Pursuit (2010)]]|『パラダイス』と同様、発売10周年に次世代機向けにリマスターされた。&br;『Need for Speed』シリーズとしてのリマスター作品は初となる。|~|
|>|PS3/360/&br;PSV/Win|[[Need for Speed: Most Wanted (2012)]]|Criterion Gamesが「''『パラダイス』の精神的続編''」と明言した作品。&br;『Need for Speed』に『パラダイス』の要素を足したようなシステムとなっている。&br;シリーズ屈指の自由度で慣れると楽しいが、実際にはそこに至るまでの道のりが長い。&br;その異質なシステムから『NFS』ファンからは不評だが、本シリーズファンからは絶賛な評価を受けた。|なし|
||WiiU|[[Need for Speed: Most Wanted U>Need for Speed: Most Wanted (2012)]]|~|~|
|>|>|[[Need for Speedシリーズ]]|『Hot Pursuit』以降、本シリーズの要素を輸入した作品が登場するようになった。&br;また、2020年からはCriterion Gamesが以降のシリーズの開発を引き継ぐこととなった。||
|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):''Three Fields Entertainment作品''((Criterion Gamesの元創業者及び『バーンアウト』シリーズの総合ディレクターらが興した企業。本シリーズのスタッフも関わっており、よほど思い入れが強かったのかほとんどの作品が本シリーズを意識したものとなっている。))|
|>|PS4/One/Win|Danger Zone|COLOR(blue){DL専売。}『バーンアウト3』のクラッシュイベントを強く意識した作品。バーチャル空間が舞台となっている。&br;PS4らしく綺麗なグラフィックで本家譲りのクラッシュを体験できる。||
|>|~|Danger Zone 2|COLOR(blue){DL専売。}今度は公道が舞台のストレス発散にはもってこいの一作。&br;ブーストで公道を爆走したり、トラフィックチェックで車をぶっ飛ばすことが出来、本家にますます近づいた。||
|>|~|Dangerous Driving|COLOR(blue){DL専売。}『3』のレース系イベントを強く意識したものとなっている。&br;こちらは初代から『リベンジ』までの精神的続編((実際には『3』以外のシリーズ作の要素に近似したものも登場している為。))と言える、実質リメイク作品。||

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**概要
レーシングゲームにおいて、本来意図的にやるべきではない「クラッシュ」に焦点を置いたレーシングゲーム。シリーズのモットーは「''リスク=リワード''」。開発は主にCriterion Gamesが担当している。

危険な走りでブーストを溜め一気に加速、渋滞に突っ込んで爆発させたり、対向車に衝突することで被害総額を稼ぐ等でクリア条件を達成させる。このゲームにおいて、車とは乗り物ではなく車輪のついた鉄クズ・走る爆弾といった類である。

走る舞台は公道なので、普通に車が走行している。これらに衝突し、物理法則を無視した車体転倒を操り大惨事を招くのが本策のウリ。なお、シリーズ総じてストーリー、キャラクターは一切存在しない。

『パラダイス』以降、本シリーズは完全新作が発売されていないが、現在でも最新作を待ち望むユーザーが多い。

**シリーズの評価点
-グラフィックは綿密。ハードの性能を引き出し、背景や車体、クラッシュ、爆発シーン等を美しく彩っている。
--シリーズのゲームエンジンはCriterion Gamesが開発した「RenderWare」を使用している。

-据え置き機では走行中は60fpsで動作する。更には処理落ちがほとんどなく非常にスムーズ。

-『3』からは発売元がEAになった事で、BGMは洋レーシングゲームらしく、多数の実在アーティストを使って様々な楽曲を収録。ロックな音楽でゲームを盛り上げてくれる。

-車を破壊するという爽快感。
--「破壊」をウリにしているだけあってか、『2』からは相手の車をクラッシュさせるモードが搭載。
--テイクダウン(相手の車をクラッシュさせる行為)数を競う「ロードレイジ」や、渋滞に突っ込んで被害総額を競う「クラッシュ」イベントが特に好評を得ている。

**シリーズの問題点
-現実の車は出てこない。車を破壊してなんぼのゲームなので、出せるわけがないのだが。
--ただし、本シリーズの車両はほぼ全て「実車っぽくしている」ので、ある意味擬似的に実車を使っているとも言えるが。
--後に本シリーズの要素を受け継いだ『[[Hot Pursuit>Need for Speed: Hot Pursuit (2010)]]』や『[[Most Wanted>Need for Speed: Most Wanted (2012)]]』等、実車をモロに使っているケースもあるものの、あえて破壊描写は控えめになっている。

-人間は一切出てこない。
--血が一切流れないので、「子どもにやらせても安心だ!」という意見もある。
--『パラダイス』ではアップデートによりバイクを走らせることが可能になったが、クラッシュすると突然消滅してしまう。
---バイクはどれも200km/hを軽く超えるものばかりなので、事故を起こしてしまえばそれこそたまったものではないので、消滅させた方が妥当という見方もある。

-日本では知名度が非常にマイナーで平凡以下。

-内容が内容なので、人を選ぶシリーズとなっている。本格的なレースゲームを求めているプレイヤーには全く向いていない。