『Gジェネレーション』シリーズや『スーパーロボット大戦』シリーズなどの クロスオーバー系ゲームにも何度か登場。
マジンガーZや初代 ガンダムを始めとする歴代スーパーロボット達とも共闘している。
しかし 他の平成ガンダムと比較すると、こうしたゲームでの登場頻度は少なく、しかも量産型というイメージからか弱い。
宇宙世紀作品が集結した『クライマックスU.C.』にも登場できなかった事を考えると、その不遇ぶりは推して知るべしであろう。
特にその傾向の強いのが『スパロボ』(多数の他作品とクロスする故致し方無しか)で、
VガンとGガンを強く推した新シリーズ『新』は打ち切られたり『α』シリーズで途中からハブられたりされたが、
出たら出たで中心的に扱ってもらえる事が多い。中でも『D』は非常に扱いが良く、
他作品のキャラである 神(じん)隼人がリガ・ミリティアの指導者「 ジン・ジャハナム」の一人になっていたりなどのクロスオーバーも。
Vガンダム自体もVダッシュになれば燃費こそ悪いが十分火力があり、『D』では合体攻撃も用意されたりと恵まれている。
またウッソも『α』以後ハロが専属サブパイロットになるなど他のUC勢にないアドバンテージも有している。
とはいえ相当の間再参戦がなくなってしまっていたのだが、アプリゲーム『X-Ω』での再参戦を経て、
30周年記念作品である『30』にてようやくのコンシューマタイトルへの再参戦を果たした。 『D』から実に18年越しの事である。
再参戦にあたって、メインキャラの内の二人 オデロと マーベットの音声が懸念材料となっていたが、
(『スパロボ』は基本的に一度オリジナルキャストで収録出来たなら、以降は引退・死去等があっても 代役を立てず音声を流用する方針を取っているが、
声優がそれぞれ引退し一般人となっていたため、音声の使用許諾が取れるかどうか不明であった)、
下記の『Gジェネ』でも 代役している声優を起用する事で無事参戦と相成っている。 ちなみにマジンガーの宮迫も代役に変えられた
なお、 クロノクル・アシャーに関しては現役のまま亡くなっている事もあり、ライブラリで無事オリキャス出演している。
『Gジェネレーション』シリーズでは毎回登場しているものの、
「とりあえず空に浮かぶ事ができる ファースト程度の性能」という悲しいポジションに収まっている。
火力が貧弱で、射程が短く、装甲も薄い。火力と射程は換装機能を使えばなんとかなるが、
そうすると今度は燃費がキツイ。空に浮かべると言っても移動力と適正の低さで本当に浮かぶだけである。
ただし、入手が容易でコストが安く、開発先のV2の性能が非常に優秀である為、頑張って使う価値は十分にある。
……あくまで「V2を作るために」であって、この機体のまま頑張る事はほとんどないのだが。
しかも『WORLD』以降の作品では、『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』の機体レコードブレイカーから いきなりV2に開発できるようになった。
そのためVガンダムの必要性が結果として薄くなってきている。
また、最終形態V2アサルトバスターが本気で使えなかった時代は、Vガンダム系列全部まとめて不要品だった。
さすがに無惨すぎたのでシリーズが進むごとに扱いは改善されている。
なお、『OVER WORLD』では何故か 今まで換装扱いだったVダッシュが突如別機体化した。
他の機体が変形形態などをカットされる中、専用の換装先としてVダッシュヘキサまで追加されている 謎の優遇ぶりである。
しかし、 Vガンダムから直接V2やセカンドVが開発出来るので、
プロフィール埋めならともかく戦力増強の為にわざわざVダッシュを開発する意味があるのかと言うと……。
『ガンダムVS.ガンダム』シリーズでは低コスト機体として登場。パイロットはウッソ・エヴィン。
原作同様パーツ射出攻撃を持っており、当然切り離すと切り離した部分がない状態になる
(トップリム射出→胴体と下半身のみ、ボトムリム射出→上半身のみ、両方射出→コアファイターのみ)。
再合体は可能なため、やろうと思えば何度でも射出できる。
切り離した状態だと性能がかなり変わる上に、コアファイター以外のそれぞれの形態で飛行形態も持つ。
この為、合計7種類もの形態を持つテクニカルな機体に仕上がっている。
極端に優れた武装はないのだが、コアファイター状態で高空に逃げて時間稼ぎを狙う戦法、
通称「終わりの無いDefence」が使える為、8強機体の一つに挙げられていた。
ちなみに、Vガンダム時にステップ格闘で「V字斬」が出せる。こんなところにもボンボン版のネタが。
アシストはシュラク隊。
『EXTREME VS.』ではリストラされてしまったが(代わり(?)にガンイージが登場)、『EXTREME VS. FULL BOOST』で復活。
前と同様コスト1000で、パイロットはウッソ。パーツ射出で形態が変化する(ただし飛行形態への変形はなくなった)。
覚醒時はVダッシュガンダムに換装する。アシスト代わりにゾロアット呼出も追加。
バーストアタックは「パーツアタック」で、コアファイター形態に移行し、一定時間パーツ飛ばしを連射できるようになる技。
パーツが補給され続けるのでひたすら連射も可能。 リガ・ミリティアの財政は大丈夫だろうか
ただ稼動初期は誘導しないパーツアタックや、初段10ダメという歴代最安値の横格闘など、当てられないし当てても安い産廃筆頭みたいな扱いだった。
現在は修正され キャンセル補正のかからないパーツアタックによる爆発力が売りの機体に変わり、十分戦える性能となっている。
また家庭版の『FULL BOOST』のDLCとしてVガンダムヘキサも参戦、パイロットはマーベット・フィンガーハット。
設定とは裏腹に赤ロック距離はVガンダムとは一切変わらない。
それどころか特殊射撃のアシスト武装がガンイージに変わっている以外、武装の性能に差異はほとんどない。
一応所々微妙に強化されているらしいが。
ガンイージはリロードは長いものの、弾数が3発あり、撃ちやすいが、ゾロアットのようなスタン効果はなし。
基本的にはVガンダムと同じ感覚で使う事が可能。
『マキシブースト』にも継続参戦。
コストが1500になった分強化されたほか、覚醒時にシュラク隊の防壁が3体出現するようになった。
また、モバイル会員限定でVガンダムヘキサも参戦。Vガンダムと同様の強化がされており、相変わらず特殊射撃以外の差異はほとんど無い。
『マキシブーストON』ではVガンダムヘキサとの差別化のためかウッソのヴィクトリーのコストが2000に上昇。
それに伴い武装も若干手が加えられている。
最大の変更点としてはVダッシュが特殊射撃による時限換装形態となった点が挙げられる。
そのためトップ/ボトムパーツ射出はサブ射撃のレバー入れの有無で変化するようになった。
Vダッシュ形態ではメインにビームスマートガン、サブ射撃にダウン属性のオーバーハングキャノン単射、
特殊射撃ではヴィクトリーに戻ると同時にオーバーハングパックを敵めがけて射出する。
また、N格闘とBD格闘のモーションもヴィクトリーから変更されている。
また、新しい覚醒技としてビーム照射系攻撃の「ビーム・スマートガン&オーバーハング・キャノン【最大出力】」が追加された。
この技を使うと換装ゲージがフルになる。
一方でヘキサはモーション等の変更点はないが、メインと特殊射撃の弾数が1発減っているため今まで以上に残弾管理が重要になり、
なにより前作よりも体力が減っているため前作以上に慎重な運用が求められるようになった。
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』には「ビルドMS 8弾」から参戦。
パーフェクトレアと「U.C.コレクション」キャンペーンで登場。
Pレア版はHPとアタックが高く、スピードが低めのステータスを持つ。
アビリティはHPが0になった時に撃墜を回避し、更に反撃を行う新登場アビリティ「分離」。
キャンペーンカード版はHPが低くアタックとスピードが高いステータス配分。こちらもアビリティは「分離」。
「U.C.コレクション」でチームを組めばアタックの底上げも可能。
必殺技は「ヴィクトリー・ブーツアタック」。
扇状ビームサーベルで一閃した後、ボトム・リムを分離して敵にぶつける。
同弾ではVガンダムヘキサも参戦。
こちらはレアで登場。スピードが高めのステータスを持つ。アビリティはVガンダムと同じ「分離」。
レアにしては必殺技威力が高く、ステータス合計値もレアの標準値よりやや高い。
必殺技は「ヘキサ・ブーツアタック」。
基本的な演出はVガンダムと同じ。
専用機パイロットは、Vガンダムがウッソ・エヴィンとマーベット・フィンガーハット。
ヘキサがマーベット・フィンガーハットとオリファー・イノエ。
ウッソはパーフェクトレアで登場。
アタックが低くスピードが高いステータスと高レベルスピードバーストを持つ。
HPがある程度減らされると能力アップができる「覚醒(ニュータイプ)」も発動可能。
「ウッソ(とクロノクル)ってニュータイプだっけ?」というツッコミはこの際聞かなかった事にして下さい。一応、第六感的な描写はあるので…。
スキルはラウンドが進むたびにアタックとスピードが+1000されるもので、元々高いスピードに磨きがかかり、低いアタックもフォロー可能。
マーベットはコモンで登場。HP、アタック、スピードが同じ数字のバランス型で、コモンながら中レベルのアタックバーストを持つ。
スキルは一度だけ必殺技を受けた時のダメージを半減する。分離と併用すれば堕ちにくくなる。
オリファーもコモンで登場。HPとアタックがやや高めで、低レベルながらもアタックバースト持ち。
ラウンド1のみ仲間全員のスピードを+800するスキルを持つ。
この二人のパラメータは所詮ドングリの背比べなのだが、例外バーストを持つ点、専用機がVとヘキサ両方で成立する点でマーベットのほうが優秀だろう。
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