マキ

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マキ - (2022/07/12 (火) 03:14:34) の編集履歴(バックアップ)






「下手なカタナより切れるよ、
 こいつは。」

  • 初出作品: ファイナルファイト2
  • 出身地: 日本
  • 生年月日: 1973年8月28日
  • 身長: 169cm
  • 体重: 52kg
  • スリーサイズ: B85 W60 H88
  • 血液型: B型
  • 好きなもの: タピオカ
  • 嫌いなもの: 面倒くさいこと、女扱いされること
  • 趣味: 喧嘩
  • キャッチコピー: 特攻くのいち (CVS2)
  • CV: 長沢美樹 *1

+ CVS2絵(森気楼)
+ ZERO3↑絵


ZERO3↑
現代に生きる忍者‥‥マキ
「武神流」の名を持つ武術の使い手

姿を消した同門の男・ガイの行方を
追い、格闘の場を転々とする

会って確かめなければならない‥‥
自分こそが「正統継承者」であると


ファイナルファイト』シリーズ及び『CAPCOM VS. SNK 2』、
ストリートファイターZERO3↑』、『ストリートファイターZERO3↑↑』に登場するキャラクター。


キャラクター設定

本名、「源柳斎 真紀(げんりゅうさい まき)」。ただし資料によっては「源柳斉」とされていることもあった。
そもそも初出の『ファイナルファイト2』からして、説明書では「源柳」、ゲーム内では「源柳」と食い違っており、
後の作品では「源柳斎」表記になっていることが多かった。
その後、2016年に『ストリートファイターV』公式サイト内の「シャドルー格闘家研究所」キャラ図鑑038にて、
「「源柳斉」じゃないよ「源柳斎」。マキちゃん事、源柳斎 真紀さんです。」
と紹介され、正式に「源柳斎」表記へ統一された模様
(なお、「源斎」という誤表記非常に多いがこちらは明らかに間違いなので注意)。

『ファイナルファイト2』ではマッドギアの残党によりさらわれた姉の麗奈(レナ)と父を救出する為に参戦する。
この登場時は元暴走族であったが既に更正しており、誘拐された姉達を心配する肉親思いな比較的大人しそうな感じの娘だったが、
『CVS2』で復活を遂げた際には一転して勝利台詞等が妙に粗暴であり、面倒臭がりなキャラクターとなっていた。
これは中平正彦氏の漫画作品『さくらがんばる!』の設定を反映したもので、
もともとは得意な武器アイテムの一つであったが、トンファーを使用するのも漫画版から来ているようである。
またこの影響か、『ZERO』シリーズでは5人目の対戦相手がさくらになっている。
き、貴様!? ぶ、ぶ、ぶしんりゅぅううう!?

ガイと同じく武神流忍術の使い手で、ガイの師匠である源柳斎の娘。
そしてマキの姉の麗奈(レナ)はガイの婚約者である。
+ ……と、『ファイナルファイト2』の設定ではなっていたのだが。
『ファイナルファイト2』ではガイの師匠はマキの父「源柳斎」だったのだが、
『ZERO』シリーズではガイの師匠の名前が是空(ゼクウ)」となっている上に、
その『ZERO』シリーズにマキが出てきたもんだからもう何が何やら。
「源柳斎 是空」が師匠の本名なのでは等の説もあったりしたが、二人共既に顔出ししていてそれぞれ全く顔が違うし。
時間軸的に矛盾するキャラクターや設定が存在する為
『ZERO3』及びその世界をベースとした『ZERO3↑↑』まではパラレルワールドの出来事」という説も囁かれていた。

しかし『CAPCOM FIGHTING Jam』のオフィシャルコンプリートガイドにて「源柳斎は武神流の宗家」だったという設定が明かされ、
「実はガイと同じくマキもゼクウに師事していた」という強引な後付け設定で片付いたようだ。

なお、UDON社刊の『STREET FIGHTER WORLD WARRIOR ENCYCLOPEDIA』によれば、
源柳斎は武神流第37代正統継承者であり、第38代である是空の前任者であったらしい(そして第39代がガイ)。
また、『CVS2』の時点で既に源柳斎は天に召されているようだ。

『ストリートファイターV』公式サイト内の「シャドルー格闘家研究所」キャラ図鑑145で是空が取り上げられ、
武神流の宗家は元来術を中心にした戦法を取っており、そこに体術を加えて現在の形にしたのが是空だと明かされている。
是空がプレイアブル化した時の追加プロフィールでガイ同様横文字が苦手なことも判明した。正に似た者同士である。
前述の術設定もしっかり拾われ、術で二つの姿を使い分けるテクニカルキャラになっている。
そのもう一つの姿がどことなくに似ているのは制作者の遊び心なのだろうか。

既に武神流忍術の継承者として見られているガイに対し、自分こそが相応しいことを実証しようとガイの行方を追っている。
ガイとは幼馴染で想いを寄せていたが、性格が災いして素直に気持ちを伝えたことは無く、しまいにガイは姉のレナと婚約してしまった。
『ZERO3↑↑』のエンディングでも、助けられたときの態度はまんざらでもない様子だった。
所謂ツンデレというものであろう。元ヤンという設定からヤン(キー)デレなんて呼び名もあったりする。
後の設定では武神流宗家の娘だと明確にされ、親戚である是空の下で継承者となるべく幼い頃からガイと共に修行していたことが明かされているが、
正当な血筋である自分を差し置いて本来継ぐはずだった武神流正当継承者の立場をガイに奪われた挙げ句、父も師匠もガイを後継者と認めてしまい、
さらにガイに対して抱いていた淡い恋心についても姉に取られてしまったため、かなり複雑な感情を抱えているようではある。

『CVS2』の彼女に対する他キャラクターの印象は賛否両論で、
バルログからは「粗暴かつ乱雑」、リョウには「向上心が無くては強くなれない」と苦言を呈されたり、
からの「本当に忍者?」と舞にだけは言われたくない辛い意見もあれば、
ダルシムには「おぬしの敗者をいたわる真意、私には解る」、ギースからは「いつまで三文芝居を続けるつもりだ」、
キャミィには「嘘はよくない」と、マキが手を抜いて闘っていることや、彼女の本質を見抜いている人もいる。
どっちにしろ素顔の彼女は藤堂竜白に対する「…いけね、なんか涙もろくなったかな?オヤジ思い出しちゃったよ」であろう。



 戦闘力に関しては大きくもなく小さくもなく丁度中程度と言った所…の筈だが、
 戦闘中のドット絵で見るとSNK側のくのいちよりも大きく見える。不思議。
 特に『ファイナルファイト2』の水責めにされるコンティニュー画面はやけに色っぽい。これでイケない趣味に目覚めた紳士も多いとか


キャラクター性能

忍者系のキャラクターらしく、多彩な動きで相手を翻弄する戦法が得意。
体力こそやや低めだが、オリコン超必殺技は結構な威力。特にLv3「鉄心崩」の破壊力は『CVS2』中でもトップクラス。
基本的な技や動きは同門だけあってガイと共通したものが多く、
「疾駆け」、三角飛びを元にした「八艘脚」、特殊技の「肘落とし」、専用チェーンコンボの「武神獄鎖拳」などを持つ。
『ファイナルファイト2』で使用していたメガクラッシュ「烈風脚」も所持しており、体力を消費(弱攻撃1~2発分)するが無敵がつくので割り込み・対空に便利。
中でも「疾駆け」(「逆疾駆け」)と「八艘脚」はマキの立ち回りを支える技で、追加入力により「疾駆け」は「逆疾駆け」を含めた4種類の派生行動へ、
同様に「逆疾駆け」も「疾駆け」を含めた4種類の派生行動へ、「八艘脚」は6種類の派生行動へ移れる。
この派生行動を存分に使って相手を撹乱するのがマキの持ち味で、
おもむろに「疾駆け」>弱K(急停止)から投げ、
「疾駆け」>「逆疾駆け」>中K(前方ジャンプ)>「肘落とし」で相手のスカり狙い、
2147+弱Pで低空「八艘脚」(水平ジャンプ)からの奇襲、
相手画面端ダウンから相手側画面端で「八艘脚」(弱K・垂直落下)>画面端を取って起き攻め
(「疾駆け」>「逆疾駆け」)×nと入力することでのゲージ溜め……等々、使いこなせると多彩な行動が可能になる。
これにレバー二回転+Pとコマンドは難しいが無敵もつく超必投げ「戯天狗」を絡められるようになると更に幅は広がる。
とまぁ、選択肢こそ豊富なのだが、実際にはプレイヤー性能に委ねられる部分が大きく、
総合的なキャラの強さとしては中堅~下位とされることが多い。
「疾駆け」と「八艘脚」も単調にならないように工夫して使う必要がある。
とにかく持ち前の機動力をいかに活かすかが重要で、熟練次第では上位キャラとも十分に渡り合えるキャラである。


MUGENにおけるマキ

3体ほど確認されていたが、現在はその殆どが入手不可。

+ H"氏製作 CVS2仕様
  • H"氏製作 CVS2仕様
公開先が消滅したことで入手不可となっていたが、現在はhamer氏によって代理公開されている。
Negy氏がAIを製作していて、大会で活躍している。
C、A、Nグルーヴを選択すると、回り込みを生かした隙のない立ち回りで相手を翻弄し、高性能な超必投げ「戯天狗」を打ち込んでくる。
大会でもガイ、コーディーロレントらと共に好成績を上げている。
ただし、Negy氏のAIもまた、現在公開停止となってしまっている。
2011年11月になって、数多くのレトロキャラを製作したですからー氏によってAIパッチが製作された。

この他、DHQ氏によりゲージのバグなどを解消するパッチが公開されている。
これにはAIが搭載されておらず、Negy氏やですからー氏のAIとの共存も不可能な点に注意。

+ Rajaaboy氏製作 CVS2+アレンジ仕様
  • Rajaaboy氏製作 CVS2+アレンジ仕様
こちらは初めから中々に強いAIが搭載されている。
2010年7月15日の更新で新MUGEN専用になった。
現在は公開サイトが消滅し、正規入手が不可能となってしまっている。

+ Fido氏製作 CVS2+MXアレンジ仕様
  • Fido氏製作 CVS2+MXアレンジ仕様
現在は入手不能。
氏お馴染みのMX仕様で、氏のシステムと共通している。
きれいなエフェクトが特徴的で、デフォルトでAIも搭載済み。




 「これぞ武神流!
  ・・・・って聞いてる?」

出演大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま46、H"氏製)


*1
なお、MUGENオリジナル界隈ならば竜子ELLA(逆再生して使われている)のボイスに流用されている、と言えば分かる人もいるだろう。