ファイブキング


『モンスライブ!』
『ゴルザ!ガンQ!メルバ!レイキュバス!超コッヴ!』

『超・合・体!!』

2014年のウルトラシリーズ作品『ウルトラマンギンガS』に登場した怪獣であり、同作の中ボスポジション。
別名「超合体怪獣」。身長75m、体重5万5千t。
チブル星人エクセラーが今まで収穫したビクトリウムのエネルギーを動力源に、
ゴルザガンQメルバレイキュバス超コッヴのスパークドールズを同時にモンスライブして誕生した合体怪獣である。
身体の部位が各怪獣の体を変形させたような造形で、かつ継ぎ接ぎ感を感じさせない秀逸なデザインをしている。
元となった怪獣が全て平成三部作出身の怪獣であり、イズマエルと並んで「平成のタイラント」の異名を持つ。
構成は以下の通り。
頭・胸部→超古代怪獣 ゴルザ(ティガ)*1
額・翼・背中→超古代龍 メルバ(ティガ)
右腕→宇宙海獣 レイキュバス(ダイナ)
左腕→奇獣 ガンQ(ガイア)
下半身→宇宙戦闘獣 超コッヴ(ガイア)
特に、合体怪獣及びニュージェネレーション世代の怪獣では珍しく、
手と一体化していない、操演で開いたり閉じたりするタイプの翼がスーツに搭載されている
(翼を持つウルトラ怪獣は整備性やアクション時に邪魔にならないように、
 『Q』のぺギラや『セブン』のギエロン星獣のように「アクターが翼に手を入れている」か、
 『初マン』のドラコのように「独立した翼があったがほとんど動かさず速攻もがれてしまう」パターンが多い)。

その実力は非常に高く、合体元の怪獣の能力である、
ゴルザの超音波光線、メルバのメルバニックレイ、レイキュバスの冷気及び火炎の発射、
ガンQの光線及び光線吸収能力、超コッヴのフラッシュコッヴショットをそれぞれ使用可能。
レイキュバスが同時に発動できない冷気と火炎を同時に放出したり、
超音波光線とメルバニックレイを複合して放つなど、能力の併用はある程度融通が利く。
特に、ガンQの光線及び光線吸収能力が厄介で、
ウルトラ戦士の光線すら余裕で吸収し、発射し返してくる。
また、各怪獣の飛び道具を一斉に照射する「カタストロフィスパーク」という必殺技を持つ。
外皮も非常に固く、キングジョーカスタムの攻撃すらノーガードで弾くほど。
それでいて通用し得る必殺技級の光線を使うと、吸収してくるのが非常に厄介である。

初戦ではシェパードンばかりか、戦闘直後でエネルギーを消耗していた隙を突いたとはいえ、
ウルトラマンビクトリーとウルトラマンギンガストリウムに合体解除に追い込む程のダメージを与えて完勝。
ギンガとビクトリーを倒した後、エクセラーはビクトリアンに宣戦布告し、
夜明けまでに全てのビクトリウムと地底世界を明け渡すよう要求して一度撤収するが、
当然ながらビクトリアンとUPGは拒否する方針を崩さず、
返答がないことにしびれを切らしたエクセラーは約束の時間を待たず再びモンスライブし、市街地にて破壊活動を行う。
圧倒的な戦闘力で礼堂ヒカルがライブしEXレッドキングエレキング、キングジョーカスタムを返り討ちにするが、
実はこれは陽動であり、決死の時間稼ぎの間に友也が1時間で完成させたエネルギー照射プログラムと、
シェパードンが自分の寿命を対価に提供したビクトリウムエネルギーにより、ギンガとビクトリーが復活し再戦に発展する。
序盤こそ初戦と同じく両者を圧倒する実力を見せたものの、手の内を晒し過ぎたことが仇となり、
2人の連携によりこれらの特殊能力にことごとく対応され、次々と体の各部位を破壊される。
形勢不利と判断して撤退しようとするも、メタリウム光線とビクトリウムシュートで翼を破壊されて飛行能力を失ったことでそれも叶わず、
最終的にギンガストリウムのストリウム光線を受けて爆散する形で敗れた。

+その他の作品におけるファイブキング
劇場作品『決戦!ウルトラ10勇士!!』ではエタルガーにより、
ウルトラマンティガウルトラマンダイナウルトラマンガイアの記憶から合成・実体化させたエタルダミーの個体が登場。
ティガ達の戦った個体の記憶を基に作られたためか、エクセラーがモンスライブした個体以上に積極的に格闘戦を行っており、
加えて各光線や飛行能力も引き続き使用可能で、平成三部作のウルトラ戦士3人を相手に互角以上の戦いを実現するが、
パワータイプ、ミラクルタイプ、スプリーム・ヴァージョンにモードチェンジされた事を皮切りに劣勢に追い込まれ、
デラシウム光流・レボリウムウェーブ・フォトンストリームの一斉攻撃を受けて爆発四散した。

ウルトラマンジード』では本体は登場しないが、ファイブキングの怪獣カプセルが登場しており、
ウルトラマンベリアルがゾグ第二形態の怪獣カプセルと共にライザーでリードすることでベリアル融合獣「キメラベロス」にフュージョンライズしている。

『ウルトラマンZ』では第8話「神秘の力」で登場。
亜種として、セレブロがウルトラゼットライザーとゴルザ、メルバ、超コッヴの3体の怪獣メダルを使用して変身した「トライキング」が登場し、
さらに追加で残り2体の怪獣メダルを読み込み、強化形態的にファイブキングになるという演出がとられている。
なお、ガンマフューチャーに変身したゼットに敗れた後でセレブロはメダルをジャグラスジャグラーに奪われており、
一時期ジャグラスジャグラーがファイブキングに変身していた。


ゲーム作品におけるファイブキング

アプリゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも実装されている。
必殺技「カタストロフィスパーク」は射程が広い上に高火力で、
相手全体に中確率で「火傷」「凍結」「気絶」「暗闇」「鈍化」を与える効果がある。
「火傷」と「凍結」は同じカテゴリのため、重複して判定されることはないが、
最大で4種の状態異常が同時にかかる可能性がある。
固有スキル「超合体の脅威」は攻撃を受けた際に中確率で反撃する効果があり、
加えてバトル中1回のみ、必殺技を受けた時にそのダメージ量を破滅的にダウンさせるという、
ガンQの能力を再現したかのような能力を持つ。
攻撃力及び必殺技が非常に優秀な上に、スキルにより1度限りだが必殺技への耐性がある反面回避は低く、
素の耐久面も少々心許ない。
反撃スキルがあるため素の殴り合いは苦手ではないが、移動力が低いので後手に回りやすく、
おまけに反撃が発動するかは運次第かつダメージ自体は受けるので、居直りに関しては安定性は微妙。
一応、固有スキルをレベル10にすると「防御力(遠)が大アップ」、「SP獲得率が超アップ」効果が追加されるが。
また、「反撃」スキルと「ガード」スキルは仕様により両立できないので注意。
ファイブキングの場合は固有スキルに反撃効果があるため、ガードスキルを継承できない。

しかし、これらの特徴はアリーナ防衛戦では役に立つ。
ターン数が制限されているアリーナ戦では、これらの特性が功を為し、
素殴り同士の戦いになるにせよ、必殺技を無駄撃ちさせてSPを消耗させるにせよ、
ファイブキングが倒されても時間切れまでもつれ込ませることが多いためである。


MUGENにおけるファイブキング


カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
woz氏が作成したドットを基に製作されている。
「ガンQビーム」や「レイキュバスビーム」など飛び道具が豊富であり、
飛び道具を吸収してゲージを溜める「ガンQチャージ」や、
飛び道具を吸収しその威力を基にして相手に攻撃する「ガンQリフレクト」等トリッキーな技も持つ。
超必殺技は1ゲージ技の「ゴルメルバキャノン」、「フラッシュコッヴショット」と2ゲージ技の「カタストロフィスパーク」。
ゲージ回収率が比較的良好なので撃ちやすい。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

  • 「[大会] [ファイブキング]」をタグに含むページは1つもありません。

*1
正確には『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』などに登場した強化態「ファイヤーゴルザ」なのだが、
エクセラーは単にゴルザと呼んでいる(制作側のミスなのか大雑把な括りなのかは不明)。
また、『Z』でトライキングへの変身に使われているメダルも通常のゴルザのものになっている。

ちなみにファイヤーゴルザはその見た目こそティガ本編に登場した「ゴルザ(強化)」と同様だが、
設定や一部能力に差異が見られ別の怪獣として扱われているという、ちょっとややこしい立ち位置にいたりする。


最終更新:2021年02月02日 16:50