年齢:作品によって~数千歳と変動(外見は平均より小柄な14歳)
身長/体重:146cm/38kg
スリーサイズ:B73/W54/H76(Aカップ)
株式会社
コンパイルハートのRPG『超次元ゲイム ネプテューヌ』シリーズの主人公。
担当声優は
田中理恵
女史。英語版はMelissa Fahn女史。舞台版の俳優は夏目愛海女史。
本人が「収録には毎回気合を入れて望まないといけない」と言うほど、
普段の女史の演技からは想像できない甲高い声は必聴。
ネプ
テューヌという独特の名前(ネプチューンのフランス語読み。
この人や
この人とは名前の元ネタ繋がり)のため、
「ネプチューヌ」等、名前をまともに呼べないというのが定番のネタとして扱われ
稀にガチの誤植もある、様々な呼ばれ方をしているが、
ファンからは主に原作で
アイエフの「ネプ子」、コンパの「ねぷねぷ」、後のピーシェの「ねぷてぬ」が
愛称として使われている。
逆に彼女も「アイエフ→あいちゃん」「
イストワール→いーすん」等、
色んなキャラに愛称を付ける。
十字キーの形をした髪留めが特徴的。
好物はプリンで、
苦手な物は茄子。
今でこそ「ねぷのプリン」
*1がキーアイテムになるほどだが、
これらは3作目の『神次元ゲイム ネプテューヌV』で設定されたもので、
初代の時点では
「賞味期限切れのプリンを食べてトイレに籠る」という乙女にあるまじきイベントか、
「ネプの」とキープしてるのを見て、仲間の1人が勝手に食べちゃうか悩むイベントしかなかった(強いて言うなら「スイーツ好き」な描写が多々ある程度)。
同じく茄子嫌い設定も『V』で初登場。
口癖?は「
カンガルーのように!」
*2
「ゲイムギョウ界」と呼ばれる世界に存在する四女神の一柱で、西方にある国、プラネテューヌを統治しているのだが、
私生活は非常にだらしなく、仕事もサボりがちで
とても神様とは思えない行動が散見される
(ただしこれは2作目以降設定が大幅に変わり、女神に元首としての役割が付与された事での追加のキャラ付け)。
しかし本人の楽天家な事に加えて何だかんだで正義感が強い性格もあって、
そういった面も含めて周囲から
何だかんだ愛されているという得な性分でもある。
妹の「ネプギア」は上記の有様に多少呆れつつも、そんなお姉ちゃんも大好きと言っている(本人がかなりの
シスコンという事もあるが)。
今でこそ「やるときはやるシリアスブレイカー」なポジションの彼女だが、初代の時点では
(記憶喪失という事もあり)「(悪事に加担してないような末端の社員でも)悪徳企業の社員だから助けたくない(意訳)」などと、
平然と口にし、滅茶苦茶嫌そうに救助する等、
良くも悪くも堅物の正義感の持ち主だった。
あと協力者の辞世の句があまりにもくだらなすぎて、思わずトドメを刺しちゃったりも
初代の時点では「彼氏が欲しい」などと、(女神だけど)普通の女の子らしい発言もしていたのだが、
開発側で方向性が変わったのか、あなた(プレイヤー自身)が登場する作品を除けば、百合属性が強くなっていき、
初代のリメイクである『Re;Birth1』では、
「ほら、私のファンって、モブとはいえ男の人と話すだけでも嫉妬しちゃう純粋な人ばっかりだからさ」
などという
事実とは言えとんでもない爆弾発言まで飛び出す始末である。
まぁ実際のところプレイヤーが明確に嫉妬した男性キャラは、パープルハートに色仕掛けで抱き着かれた紫のロボ忍者くらいだけど
あとしょっちゅう高所から落ちる、初代で他の女神3人に敗北して空からお星さまのように落ちてきたのを皮切りに、
装備を落す人とか、
串刺しにされる人のようにほとんどの作品の恒例行事となっている。
なおこの時ばかりは強烈なギャグ補正が働き、頭から地面に埋まってもほぼ無傷。初代で記憶喪失になったのが最大のダメージ。
ちなみにゲーム制作以外にも意外と多芸な部分があり、シリーズお馴染みの回復アイテム「ネプビタン」はネプテューヌが開発したという設定
(もっとも他の女神も自身の武器の開発を主導していたりと、基本みんな多芸)。
見ての通り貧乳だが、下には下がいる事に加え、女神化すれば巨乳になるため、基本貧乳煽りはされない、むしろする側
(巨乳でなければまともに会話すらしようとしないレベルの貧乳差別を受けた時は、流石に憤慨していた)。
なお女神のため基本成長しないものの、仮に成長した場合は
巨乳になる事が確約されている。
そして『VII』にてその成長した人間の「大人ネプテューヌ」が登場している。
ネプテューヌ、パープルハートともまた違う声色を使い分ける女史の演技力は流石である。
凄まじく喉に負担をかけるネプテューヌよりも女史の喉への負担が少ないからか、現在はネプテューヌよりも優遇気味
+
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守護女神について |
無印では「 守護女神」、2作目以降はそのまま「しゅごめがみ」と読む。
作品によって設定がしょっちゅう変わるものの、基本的には国民たちの信仰=シェアによって生まれる存在であり、
主な役割は国の運営、外敵の排除、そして ハードホルダーとして国民を楽しませるゲームを作る事
(ぶっちゃけてしまえば 任〇堂や ソ〇ーの社長が元首を兼任しているような世界観)。
寿命がなく不老不死、変身能力を持つなど人間を超越しているものの、良くも悪くもシェアに依存しているため、
シェアが増えれば更に力を増すが、減れば弱体化どころか体調に支障をきたすようになり、ゼロになる(=国民から不要だと思われる)と、消滅する。
なおネプテューヌと妹のネプギアは、ナンバリングタイトルで、「人間がアイテムで女神に進化する次元」へと飛ばされ、
そこで一旦人間へと弱体化してからアイテムで再度女神になったが、
そちらではシェアを失ってから1万年以上生きている元女神がおり、
続編でシェア0の世界でも支障をきたさなかったため、他の女神と異なり本当の 不老不死になった可能性が高い。
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刀と蹴りを駆使するため女神の中でも近接特化だが、シェアで「32式エクスブレイド」と呼ばれる
着弾時に爆発する大剣を生成し、
射出するのを得意としている。
なお初代ではPS3内の画像を読み込んで、「R/Wディスク」というアイテムに属性攻撃を付与するシステムが存在する。
恐らくMUGENでの「Elemental Disks」の元ネタだと思われる。
MUGENでは炎、氷、風(雷)、土の4つだが、実は原作ではシリーズ通して雷、炎、氷、風の4属性しか存在しない。
土属性ぇ……
ちなみにネプテューヌ自身は通常攻撃では複数属性を扱えるものの、スキルでは属性攻撃を一切覚えない。
その中でも雷属性の攻撃のみ種類が多いため、恐らく得意なのだと思われる。
彼女だけの固有技能として、
戦闘機に変身する事ができ、更には他の女神を
ファイナルハードフォームさせる事も可能。
その内の一つはどう見てもゴーカイカンゼンバーストという、『
仮面ライダーディケイド』と『
海賊戦隊ゴーカイジャー』のいいとこどりである。
余談だが何の因果か舞台版ではゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー役の清水一希氏が、代表を務める事務所の俳優が数名出演している。
設定上は女神の中でも上位の強さのはずなのだが、実際の性能は妙に弱い……というか、
何故か年々弱体化調整を施されており、強かった時期は
ほとんど存在しない。
久しぶりに強キャラになったと思ったら、アプデで他のキャラの底上げと同時に弱体化させられ転落など、
開発スタッフが強いネプテューヌを嫌がっている節すらある
(ネプテューヌが歴代最弱だった作品内で「主人公なのに出番や性能が微妙と言われる」とネタにしたほど)。
「刮目せよ!……な~んてね!
女神の力、見せてあげるわ!」
身長/体重:164cm/48kg
スリーサイズ:B85/W58/H84 (Dカップ)(無印)
B87/W58/H85 (Eカップ)(mk2)
そんな彼女だが、必要な時は守護女神「パープルハート」に
変身し、性格も180度変わる。
舞台版の俳優は末永みゆ女史。
戦う時以外滅多に変身しないのは、本人曰く「疲れる」からとの事。
例えるなら、
この人だろうか。声も低く落ち着いた物に変わり、田中女史の演じ分けが光る。
ちなみにゲームでは変身前後で別録なのだが、アニメでは適宜切り替えながら収録したんだとか。
なおネプテューヌの姿でも気合を入れれば、パープルハートボイスになれる。
攻守に優れた汎用型で、
背中から羽が生えて飛行可能になる。
冷静な判断力を生かして女神達の
司令塔として活躍する事も多い。
変身しても根本は変わらない様で、敵が栽培した茄子の香りに苦しんで変身が解けてしまった事も。
彼女だけは作品が進むにつれて明らかにバストサイズが大きくなっている
(変動があるキャラが他にいないわけではないが、基本
縮んでいる)。
スリーサイズが公開されているのは2作目までだが、3作目では立ち絵からしてあからさまに2作目よりでかい。
+
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原作の解説 |
英語版タイトルは『Hyperdimension Neptunia』。
「ゲイムギョウ界」とはその名の通りゲーム業界……というかゲハがモチーフになっており、ネプテューヌをはじめ、
架空のゲームハードを 擬人化したキャラが活躍する 「擬人化×萌え×変身」が売りのシリーズである。
なおネプテューヌもといプラネテューヌ組は明確に SEGAがモチーフとなっている(そのため無印では SEGAが協賛に入っている)。
登場キャラは基本的に毎回共通しているものの、一部作品を除いて毎回別の次元という体裁を取っている。
(『 ディケイド』のリ・イマジネーションライダーや、『 ウルトラシリーズ』の マルチバースのようなもの)。
このためゲハの空気が強かった無印のみ女神4人の仲が滅茶苦茶悪く、
「 守護女神戦争(なお現実のそれとは異なり、女神4人が 文字通り殺し合いをしている)」を数千年続けていたりと、
異様に殺伐している他(シリーズの基礎設定となった2作目以降は設定の大幅変更で基本仲良し)、
後の作品で登場したネプテューヌの先輩女神だった人物が、更に別の作品で後輩女神になるといった 大幅な設定変更も普通に起きる。
また、「メーカーキャラ」と呼称される実在のサードメーカーやゲームタイトルを、
(当然許可を取って)擬人化したキャラクターが登場する事も大きな特徴。
加えてとにかく パロディが多く、登場キャラから地名などパロディしていない部分の方が少ないくらいだが、意外なことに声優ネタは少なめ。
あと、メインキャラに変身すると水色とピンク髪になるロムとラムという双子姉妹がいるが、多分彼女達とは無関係。 というかロムラムの方が先に世に出ているし。なお逆に向こうがロムラムと関係あるかは不明である
ゲーム内外問わずコラボがやたら多く(そもそもメーカーキャラも他社コラボキャラ)、
スペランカーとコラボしたネプランカーというサブゲームや、セガ・ハード・ガールズと擬人化企画同士の真っ当なコラボもあれば、
「MMR」や「学園ハンサム」といった何を考えているのか全く分からないコラボなど物凄い雑食っぷり。
また、昨今はソーシャルゲーム(ソシャゲ)とのコラボも増えた。
が、コラボしたソシャゲが次々とサービス終了になったため、 ソシャゲ界の死神という噂もあったりする。 *3
コンパイルハートもそれを理解しているらしく、ソシャゲ『メガミラクルフォース』で、
ネプテューヌと ヒロがフュージョンフォース(合体)した「ヒロテューヌ」は、
「さぁ、お前の好きなゲームとコラボしてやんよ!」(=お前の好きなゲームをサービス終了にしてやる)という大迷言を放っている。
ちなみにヒロテューヌ登場の時点で、ネプテューヌシリーズのソシャゲが二つほどサ終了しており、ついにその『メガミラ』もサ終した
リメイクである『Re;Birth』も含めると総勢22タイトル以上発売され、2013年にはTVアニメ化も。
実は海外人気も高く、英語版では英語吹き替えがされたり、北米でイベントが実施されたりと力の入った展開からもその人気が窺えた。
……が、現在はゲーム作品での失敗が相次いで続き、人気は現在進行形で劇中のシェアの如く変動している。 *4
それでも新作も作られ続け、新たに舞台が決定するなど中々に長寿なシリーズである。
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MUGENにおけるネプテューヌ
Shimmering Brony氏とNep Heart氏の共同製作による
MUGEN1.0以降専用手描きキャラが存在したが、現在は作り直しにつき公開停止中。
海外製であるため、
ボイスは英語版。
32式エクスブレイド等の原作にもある技の他、
Elemental Disksを切り替えて属性技を繰り出したり、「ねぷのプリン」の噴き出しで攻撃したりとオリジナル要素も多め。
基本的にはネプテューヌの姿で戦い、
超必殺技でパープルハートになる。
AIは
凶クラス相当の強さのものがデフォルトで搭載済み。
また、語るスレ用でない方の小物ロダにて謎のヒーローY氏による
超有情AI(原文ママ)も公開されている。
難易度設定8で
ゴッドルガールや
空条承太郎と互角くらいとの事。
また、彼女をモチーフに改変された
白ゼロ子が存在する。
「主人公ですから!ドヤァ!」
出場大会
*1
ネプテューヌ作のプリン……ではなく、市販のプリンに「ねぷの」と書いただけで、要はキープするためのもの。
なのだがネプテューヌを慕っている幼女であるピーシェが「「ねぷのプリン」=ネプテューヌと同じものを食べられる」と喜んだ事から、
その後の展開も含めて劇中でも屈指のキーアイテムにまで上り詰めた。
ちなみに名称自体は上気の通り初代の時点で登場しており、イラストレーターのつなこ女史がそこからインスパイアを得てキーアイテム化したとのこと。
*2
元々は3作目『V』で、ネプテューヌがジャンプする時の謎台詞だったのだが、
そのインパクトからファンに大受けし、それ以降パロディによらないネプテューヌの代名詞として定着。
他にジャンプで「ぴょい~ん」とも言うため「ぴょい~んぴょい~んカンガルーのように~」と一纏めにされる事も。
ほぼ毎回発言する他、ネプテューヌのクラスチェンジに「カンガルー」があったり、ネプテューヌのコスプレしたカンガルーが出てきたりしている。
SRPGの『激ノワ』ではジャンプするたびに言うため、階段状の段差では「カンガカンガカンガカンガルーのように!」みたいな事なったり。
そしてシチュエーションCDでは、彼氏のベッドの上で「ぴょい~んぴょい~んカンガルーのように~」しだす始末
ちなみに大人ネプテューヌは「ワラビーのように!」。
*3
実際の所は、
「落ち目のソシャゲがコラボで盛り返そうとするも、相手側としては落ち目のソシャゲとコラボするメリットが無いので断られまくる」
→「コラボに節操が無い
キティさんネプテューヌの所に辿り着き、コラボしてもらう」
→「ネプティーヌファンがやってきて一時は盛り返すも、所詮は落ち目のソシャゲなので直ぐに飽きられてサヨナラ」
→「結局プレイヤー減少は止められずサービス終了」
という流れなのだと思われる。
当然『
アズールレーン』等の存続している作品もあり、ネプ側にしてみれば風評被害でしかないのだが
(ちなみに『アズールレーン』とはこのコラボで良好な関係を築けたらしく、コンシューマー版の開発をコンパイルハートが担当したり、
『ネプテューヌ』の出演声優がアズレンキャラの声に抜擢されたりしている)。
*4
原因としては、外伝作品の失敗が挙げられる。
『VII』以降の7年間は外伝作品へ移行するが2018年からは作品が大荒れで、
とファン離れが加速。
発端とも言える『VII』は『VII』で宣伝詐欺じみた作品であり、好評寄りながら公式に対する不信感が高まる結果となっていた。
2022年は新作ナンバリングに回帰したが、売り上げは遂に四桁台にまで落ち込んでしまっている。
最終更新:2024年09月12日 13:02