エンテイ とは、ポケットモンスターシリーズのキャラクター。
エンテイ |
||
![]() |
他言語 |
Entei(英語) |
---|---|---|
全国図鑑 |
0244 | |
ジョウト図鑑 |
244 | |
分類 |
かざんポケモン | |
高さ |
2.1m | |
重さ |
198.0kg | |
初登場 |
【ポケットモンスター 金・銀】 | |
前のポケモン |
【ライコウ】 | |
次のポケモン |
【スイクン】 |
マグマの情熱を宿したポケモン。火山の噴火から生まれたと考えられすべてを焼き尽くす炎を噴き上げる。
「カネのとう」が焼けた際に焼死した名も無き【ポケモン】が、【ホウオウ】の手によって新たな命を与えられてエンテイが生まれたという伝説がある。
ステータス |
|||
タイプ |
ほのお |
タマゴ |
タマゴみはっけん |
---|---|---|---|
とくせい |
プレッシャー |
隠れ特性 |
せいしんりょく |
HP |
115 |
とくこう |
90 |
こうげき |
115 |
とくぼう |
75 |
ぼうぎょ |
85 |
すばやさ |
100 |
やけたとうで出会った後にジョウト地方各地を飛び回る。
出会ってもすぐ逃げるので捕まえにくく、「くろいまなざし」を使っても「ほえる」を使われて逃げられてしまう。
この時点では「ちょうはつ」が存在しないため、眠らせたり回避率を上げたりして「ほえる」を防ぐぐらいしか対策は無い。「マスターボール」を使ってしまうのが一番楽だが、複数個揃えるのは難易度が高く、他の2匹は自力で捕まえる必要が出てしまう。
本作ではドット絵のデザイン後のシリーズと若干異なり、顔から垂れている顎髭と鬣がばっさりと切り落とされている。最も、完全に別デザインの【ライコウ】と比べると些細な差なのでほとんど気にされなかったのだが……。
捕まえないとホウオウを入手できなくなった。
ドット絵に修正が入り、顎髭と鬣が今のデザインと近いグラフィックに変更された。
最初にフシギダネを選んでいると、ネットワークマシン完成後にカントー地方を徘徊する。
やはりというかすぐ逃げてしまう。「ほえる」対策として「ちょうはつ」が追加されたので、「くろいまなざし」と組み合わせれば逃げ出さない状況を作り出す事もできる。
本作には1データ内で徘徊ポケモンが1匹しか出ないので「マスターボール」を切ってしまうのが楽。
本作は設定ミスにより個体値が低く、こうげきが0~7、HP・こうげき以外が0で固定化されてしまっているため、この世代でまともに運用するなら【ポケモンコロシアム】で狙う必要がある。
ほのおタイプのポケモンではあるが、この第三世代では何故か「オーバーヒート」を覚えられなかった。同様のポケモンに【ブーバー】がいる。
また「ふんか」という、ほのおタイプの攻撃わざも第三世代で追加されているが、これも当時のエンテイは覚える事が出来なかった。かざんポケモンなんですよね?
エンテイ自身は本作で入手できないが、「オーバーヒート」をようやくわざマシンで覚えられるようになった。
この第四世代では「フレアドライブ」というほのおタイプの物理アタッカーにおあつらえ向きのほのおわざが追加されたのだが、エンテイは覚える事が出来なかった。
同様のポケモンに【ブースター】がおり、「(ネタになると)分かっててやっているのではないか」という疑問の声もごく一部で上がった。
まともな一致物理技がない以上アタッカーとしては残念な性能ではあるが、耐久・素早さ共に悪くない為、とくせいの「プレッシャー」と「おにび」「リフレクター」等の補助技を駆使して相手のPPを枯らす戦法等で差別化は図れなくもなかった。
レベルアップで「ふんか」を習得可能に。その習得レベルは85と高い。
リメイク前の同じくやけたとうで出会った後にあちこちを飛び回る。
相変わらずすぐ逃げてしまう上、徘徊型ポケモンのために特性「シンクロ」による性格固定も出来ず、通常の方法による厳選は困難。
本作では予め削ってから「クイックボール」を投げるという形で前よりは楽に捕まえられる。
本作が発売した時期には『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』が上映され、前売り券でいろちがいのエンテイ(親:クラウン)が配布。念願の「フレアドライブ」を獲得した。「しんそく」も覚える。……しかし、自力習得はまだ出来なかった。
なんと【ホウオウ】専用わざであった「せいなるほのお」を習得。
設定的には確かに覚えてもおかしくはない…が、あまりにも唐突だったため、古くから続いていたエンテイの不遇ぶりを知る者達は揃って驚愕した。
なお、バトルハウスでこれを習得・使用する個体が初めて確認された際には「バグか設定ミスだろ」と疑われた事もある。
今までは配布限定の「フレアドライブ」ぐらいしかまともな物理ほのおわざが無かったため、大幅に強化された。
バトルハウスでは敵トレーナーがエンテイを繰り出す事もあるが、この施設の仕様上、敵ポケモンが隠れ特性で登場する事がある。
この当時のエンテイの隠れ特性は「もらいび」だったが、この世代ではプレイヤー側は隠れ特性のエンテイを入手する方法がなく、実質敵側専用の個体となっていた。
【ルギア】か【ホウオウ】を手持ちに入れている状態で3DS内蔵時計の分が20-39分の時のみ、未開の森に登場。
固定シンボルなので「シンクロ」による性格固定が可能で3V確定。今までと比べると遥かに厳選が楽になった。
プレイヤー側のエンテイにも隠れ特性が解禁されたが、「せいしんりょく」に変更されている。
ウルトラムーン限定。ウルトラワープライドで黄色のウルトラホールの先に登場。
DLC「冠の雪原」のアップデートで追加。ダイマックスアドベンチャーで出現する。
覚えられるわざとしては、かつては配布個体限定のわざであった「しんそく」をわざの思い出しで習得。
同じく限定だった「フレアドライブ」も遂にわざレコードで習得可能になった。「せいなるほのお」がメインウェポンと化した今となっては遅すぎるが…
『ブリリアントダイヤモンド』限定でハマナスパークのジョウトの部屋に登場。戦うには「ジョウトのせきばん」が必要。
こいつとライコウ・【スイクン】を捕まえれば【ミュウツー】達が解禁されるので頑張って捕まえよう。
DLC「ゼロの秘宝 後編・藍の円盤」のアップデート後から転送可能。
【おやつおやじ】から「エンテイのおやつ」を貰った後、東3番エリアに出現する。
おやつは『スカーレット』ではブルレクの通常ミッション、『バイオレット』ではサークルミッション達成の報酬となっている。
スカーレットブックの「幻のポケモン イメージ」に、このポケモンとライコウ・スイクンを合体させたようなイラストが描かれている。
更にエンテイそっくりの超古代パラドックスポケモン、【ウガツホムラ】も登場。
オカルト雑誌に「エンテイの化石」の復元として取り上げられていたらしいが、エンテイはホウオウの力で誕生したポケモンであり、「エンテイの化石」というのは普通に考えれば有り得ない。文字通りパラドックスの存在である。
シャドー幹部の【ダキム】の手持ちのダークポケモンとして登場。
ダキムは「じしん」を使った戦法を得意としており、それを「まもる」や「ふゆう」で防いでこちらだけにダメージを与える戦術を取るのだが、エンテイは「まもる」を覚えていないので攻撃の巻き添えになる事がある。詳しいAIはダキムのページを参照。
基本的にダキムのAIは「じしん」で味方を倒してしまう場合は使わなくなるのだが、「じしん」で弱った所にこちらの追撃で倒してしまったり、「ダークラッシュ」の反動で自害する事故が全国で多発し、初回で捕まえるのはかなり大変。
「じしん」に巻き込まれる姿が衝撃的だったためか、こういった直接的なひんしの原因がスルーされて行き、いつしか「じしんの巻き添えで倒れる情けないポケモン」のイメージだけが都市伝説で語り継がれるようになった。その結果、ネット上では唯一神(*1)などという不名誉極まりないあだ名で呼ばれてネタポケモンと化してしまう……。
バトル山の時点で頑張って捕獲できれば頼れる味方となり、高い種族値でLV40なのは単純に優秀。更に本作はほのおタイプが少ないので席争いも殆ど無く、ネタにされてるのに反してシナリオではかなり強い。
リライブに時間がかかるので、初戦で手に入れられた場合はダキム戦後のイベントで貰える「ときのふえ」を早速投入しても良い。
三つの大地の一つ、炎の大地に生息する伝説のポケモンとして登場。
誇り高い性格であり、炎の大地を聖なる大地と称している。外部からの侵入者は問答無用で追い出そうとする。
【パッチール】が追い求めていた伝説のポケモンに会うため、主人公の救助隊はエンテイと戦う事に。
見事勝てば、エンテイが「とうめいなはね」を「しんくのはね」へと変えてくれる。
本作のエンテイはストーリーに関わる事がなく、「ひみつのせきばん」か「なぞのパーツ」を持った状態で闇の火口 最深部のB10Fに行くと現れる。
炎の大地という縄張りを持っていた前作から一転して、火口を気ままに徘徊するエンテイの姿はまるで散歩を楽しむ野良猫のようである。
なお、本作ではエンテイのドット絵に表示バグがあり、北を向いて「ふんえん」や「ストーンエッジ」をすると攻撃エフェクトに仮絵と思しき「エンテー」と描かれた灰色のタイルが混ざる。
攻撃そのものに影響はないが、見た目があまりにも異様であり、本作でもエンテイはネタポケモンとして扱われてしまった。
本作では火口内を徘徊する事をやめており、シークレットランク取得後に主人公たちの探検隊へ挑戦状を送って来る伝説のポケモンの1匹となった。
挑戦状の文面は「我が名はエンテイ!(探検隊名)よ!烈火の洞窟にて覚悟しておけっ!」であり、名乗りながら決闘場所を言い放っている。
エンテイとの決闘場所である烈火の洞窟は探検隊ランクをギルドマスターランクにしないと行けない場所である。
ギルドマスターランクは本作の探検隊ランクで最も高いランクであり、マスター☆☆☆ランクからの昇格には75000という膨大なポイントを要するため、解禁に時間がかかる。
なお、烈火の洞窟は入場制限により探検隊リーダーしか入れないため、エンテイとは一騎討ちという形で戦う事になる。
挑戦を受けた後にエンテイを打ち倒し、無事帰還するとエンテイは主人公たちの探検隊に対し「我を倒すとは中々やるな!」と認めた上で
「気に入った!我も(探検隊名)の仲間に入らせてもらうぞ!」といささか尊大ではあるが仲間にするかどうかの選択肢が出る。
承諾すると「おおっ!よろしくな!」とやけにフレンドリーな態度をとり「我の力をお前達の為に使おうぞ!」と言いながら仲間になってくれる。
ミッション7でボスとして登場し、ラゴウ?がキャプチャしてけしかけてくる。
更にミッション10ではライコウ、スイクンをキャプチャした後、ラゴウが「まだ ここに いちばん たよりになる エンテイが のこっている!」と自信満々に豪語して戦わせようとしたが、【プラスル】と【マイナン】がパワー・スタイラーを壊してしまったために暴走。ラゴウを助けるためにキャプチャする事となり、本作のラスボスを務める。
2戦目は炎を纏っている時はカウントが進んでいないように見えるが、実は数字が見えないだけで進んでいる。【ゴローニャ】を呼んで速攻してしまえば良い。
レジェンドバトルに登場。物理軽減や特殊軽減を張ってくる。急所率を高めて無効化する事が推奨されている。
最初期のレジェンドバトルのためか状態異常耐性が累積しても無効にならないため、「ひるみ」にする事でハメられる。レジェンドアドベンチャーに出てきた際には【マキシ】&【フローゼル】を始めとする「ひるみ」ハメができるバディーズを活躍させるチャンス。
後に【ルスワール】のバディとしても登場。
睡眠 | タイプ | メインスキル | 得意 |
---|---|---|---|
すやすや | ほのお | おてつだいブースト(ほのお) | スキル |
きのみ | 食材 | お手伝い時間 | 所持数 |
ヒメリのみ |
ピュアなオイル(確定) あんみんトマト あじわいキノコ |
00:40:00 | 19個 |
FP | 経験値テーブル | 分類 | |
30 | 1080タイプ | 特別なポケモン | |
進化条件一覧 | |||
なし | |||
生息場所 | 実装 | ||
ワカクサ本島 | 2024/05/20 |
2024/05/20開催の「エンテイリサーチイベント」で実装。
基本的にライコウと同じで、ポケモンの寝顔をリサーチして「エンテイのたてがみ」を集め、「エンテイのおこう」で呼び出して「エンテイサブレ」を与えると効率よく勧誘できる。
1匹目は初期レベルと食材以外の構成が固定化されており、性格すなお、サブスキルはLv10:睡眠EXPボーナス、Lv25:スキルレベルアップS、Lv50:最大所持数アップL、Lv75:おてつだいスピードS、Lv100:スキル確率アップS。強くもないが弱くもないという無難な個体となっている。
本作のキーキャラクター。【ミー・スノードン】?の父親的存在。
本物のエンテイではなく、【アンノーン】が作り出した存在であり、ミーの望みであった母親を連れてくるため、サトシの母ハナコ?を誘拐する。
声は竹中直人氏が演じている。
【ゾロアーク】の変身の1つに通常色のこれがある他、色違いの本人が登場する。
前売り券を持っていると、スイクン、ライコウとこれの色違いのどれか1つを選んで入手することができた。
モンスターボールから出てくるポケモンとして登場。「ほのおのうず」を使用し周りのファイターを焼き尽くす。
また、イベント戦Lv.26の「フィギュアの上の戦い2」ではこれのフィギュアの上で戦うことになる。
モンスターボールから出てくるポケモンとして続投。
シールとフィギュアも存在する。
モンスターボール、マスターボールから登場する。
モンスターボールから登場するほか、ライコウ、スイクンと1組でスピリッツとしても登場。