編成
※この記事は未だ未完成です。
概要
- ゲーム中何も説明のないアナテイの中で、戦闘において大きく差が出る要素が編成である。
- 同じくらい、もしくは戦力が劣るプレイヤーに全然勝てないという場合、疑う点は幾つか存在するのだが、特に強くなると重要になってくるのが編成の組み方となる。
- 当記事では、主に中級者プレイヤー以上の方(勝手な決めつけであるが塔800層クリア以降のプレイヤー)向けに編成のあれこれについてまとめる。PvPに主眼を置いた説明となるが、PvEにも転用できる考え方なので、1201層以降にこれから挑むプレイヤーも参照して頂きたい。
属性一致
- 最も分かりやすく考えられる編成は、仲間キャラの属性と支援キャラの属性となる。
- 仲間キャラ属性一致の効果については仲間の編成欄を、支援キャラ属性一致の効果については支援の編成欄を参照。
- はっきりとは検証できないのだが、PvPの編成バフに関しては相互に干渉しあう物であると考えられ、お互いの編成の結果優位な分だけが抽出されていると考えられる。
- これ以降の記事は以上の内容が理解できている物として書いているので注意。
キャラ別バフ・デバフ一覧
- どのように編成を組むかを考えた時に重要なのは、各キャラがどのような専用スキルを持っているのか把握しておかなければいけない。
- 以下は簡易的に誰がどのような編成バフ・デバフを持っているのかをまとめたものである。
- 下記にまとめてあるのは専用スキルの永続・絶対発動系だけとなるので注意。
- また、下記内容は最低でもSSSR以上の編成を組んでいる物と仮定し、SSR以下のキャラについては省いている。
- 味方(あるいは敵)全体(もしくは〇体)にという表記の無いものは自分だけに効果が発揮されている(と思われる)。特にSSSRとタンク系は自分に発動するスキルが多いので注意。
- 攻撃系
レアリティ | キャラ名 | 効果(レベルMAX時) |
SSSR | 怪力少女/アルマ | 与ダメージ+10.5% |
エルフ乙女/オーフィア | ランダムな味方3人のダメージ+12% | |
純真無垢/フローラ=ベルトラム | 攻撃力+12% | |
暗殺者/ラティーファ | 攻撃力+10.5% | |
第一王女/クリスティーナ=ベルトラム | ランダムな味方3人の攻撃力+12% | |
貴族の務め/ロアナ=フォンティーヌ | 攻撃力+12% | |
天才講師/セリア=クレール | 与ダメージ+12% | |
学院の才女/クリスティーナ=ベルトラム | 攻撃力の高い味方3人のダメージ+16% | |
UR | 一騎当千/リオ | 味方全体の会心率+8%、ダメージ+10% |
幼馴染/綾瀬 美春 | ランダムな味方4人の攻撃力+12% | |
天真爛漫/ラティーファ | 味方全体の攻撃力+12% | |
春の魔女/エレジア | ランダムな味方4体の会心ダメージ+22%、攻撃力+10% | |
指揮官/クリスティーナ=ベルトラム | 敵全体へのダメージ+12% | |
LR | 流麗の姫君/フローラ=ベルトラム | 敵全体へのダメージ+33% |
夢魔の女王/モリガン | 味方全体の攻撃力+20% | |
お出かけ/リーゼロッテ=クレティア | 味方全体の会心率+20% | |
占星術師/アウロラ | 味方全体のダメージ+33% | |
姫騎士/イリス | 味方全体の通常攻撃ダメージ+80% | |
祈りの舞/オーフィア | 敵全体へのダメージ+33% | |
王都潜入/リオ | 敵全体の治癒効果と被治療効果−40% | |
火樹銀花/コモモ=サガ | 味方全体のダメージ+35% | |
舞踏会/セリア=クレール | 仲間全体の会心ダメージ+102.5% | |
小さな巫女/ラティーファ | 敵全体の治癒効果と被治療効果−40% | |
聖堂の女神/ラミア | 敵全体の防御力-20% |
- 防御系
レアリティ | キャラ名 | 効果(レベルMAX時) |
SSSR | 老練な族長/ドミニク | 生命値+20% |
騎士隊長/ヴァネッサ=エマール | 生命値+20% | |
奇跡の手/アリエス | 被ダメージ-12% | |
鬼神/ゴウキ=サガ | 生命値+20% | |
UR | 商会の華/リーゼロッテ=クレティア | 生命値が高い味方3人のHP+12%、治療を受ける効果+20% |
LR | 黄金の騎士/ヘリオス | 生命値+47.5% |
黒騎士/モルス | 生命値+47.5% | |
夏の思い出/サラ | 防御力+35% | |
守護者/リオ | 防御力+35% | |
前世の絆/綾瀬 美春 | 味方全体の被ダメ−19.5% | |
召喚士/フェリス | 被ダメージ−40% | |
夏色の笑顔/セリア=クレール | 味方全体のHP+15.5% | |
白銀の花嫁/セリア=クレール | 味方全体の被ダメージ−35% | |
仲夏の幻想/ラティーファ | 生命値+47.5% |
速度系
レアリティ | キャラ名 | 効果(レベルMAX時) |
SSSR | 無垢な少女/コモモ=サガ | 速度+5.2% |
野生の本能/ティティム | 速度+5.2% | |
LR | 第二王女/フローラ=ベルトラム | 敵全体の速度−13% |
氷の魔女/グラシェ | 敵全体の速度−13% | |
闇の潜伏者/レイラ | 味方全体の速度+13% | |
銀狼姫/サラ | 味方全体の速度+12.5% |
- 真・○○系、結界スキル系は仲間図鑑/LRを参照
どのような編成を組むのか?
- まず上記の編成時のバフを踏まえてどういう編成を組むのかをイメージする。
- イメージ通りに組めているかを確認する。試験ステージは迷いの森がおすすめ。
- 特にダメージアップを狙う編成は、LRによる補正効果が大きくダメージ差が顕著に出る。
実例
- レベル・評価値は省くが、下の2枚は同評価値の舞踏会セリアの攻撃、上は主人公とセリアのみ、下はダメージアップのLRを全部入れて比較。


雑魚に出ているダメージを比較すれば一目瞭然だが、与えるダメージがほぼ2倍となっている(双方結晶スキル【熱気】が付与されていない場合)。
実戦においてここまで攻撃キャラを多用する編成は組まないであろうが、何も考えずに編成を組むのはアナテイをやり込めばやり込むほど損であるとは言える。
- 特にPvEにおいては敵の防御が低いため数値が顕著に出る。案外ダメージ重視の編成で抜けないステージが抜けたりするかもしれないので、行き詰ったら思い切った編成にしてみるのもありではないだろうか。
さらに実践的な編成
- 上記バフ一覧を参照した時に、LRアタッカー等が持つバフが全体付与なのに対して、LRタンクが持つバフは個人にしかかからないものであることが分かる。
- その結果、タンクは入れれば入れるほど全体にかかるバフの総量が下がるという致命的な欠陥がある事が分かる。アナテイのPvPは過剰な攻撃は必要ないが、攻撃が足りないと相手ヒーラーの手番が来た時に一瞬で全回復されてしまうため、攻撃が足りない編成というのは致命的に敗北に繋がりやすくなる(少なくとも2022年1月4日時点では)。
- また、アナテイはアタッカー編重のゲームのため、主人公を含めアタッカーがいなくなった場合ほぼ相手に勝つ事は不可能となる。
- もちろん強くなるまでの過程ではタンクを入れる必要は有る。が、守護結界に入れる初期LR8人がレベマになる頃には、色々とLRの選択肢が増えてくる。
- 結果、反撃・反発をくらわない範囲攻撃持ちが多くなりがちなので、このタイミング辺りでPvPにおけるタンクはほぼお役御免となる事だろう。
- 極論としてタンク無し・耐久を上げるにはヒーラーを増やし、出来るだけアタッカーを沢山入れるというのが、アナテイPvPでは良い編成となる。
防御を上げたい場合はどうするの?
- LRヒーラー、前世の絆と白銀の花嫁は、第3弾LRまでの時点では数少ない全体防御系スキルを持つ(全体被ダメ軽減)。入れる入れないでは結構受けるダメージに差が出る。以下は検証スクショ。自称最強の種族である竜族の攻撃から受けるダメージで検証。上が2人がいない場合、下が2人を入れた場合となる。


前衛の舞踏会セリアのダメージを見ると、2人がいる時はいない時に比べて受けるダメージが約3割減となっている。これらはPvPのアイシアが使う【風の斬撃】にも有効なので、アイシアに味方が倒されてしまうという人は試してみるといいかも。
- また、LR夏色の笑顔は味方全体のHPを上げる効果を持つ。上記2人と合わせて使用する事でより耐久力を上げることが可能。全属性LRは華や勇属性に比べると地味な属性でLR専用スキルの加護も微妙だが、キャラが持つ専用スキルは非常に強力でPvP向けの物が多い。
タンクを採用するのはどういう時?
- ライバルのプレイヤーが単体連撃を主軸に編成を組んでいる場合は、タンクを編成する意味は大きくなる。単体連撃は、PvEにおいては非常に有効な攻撃手段だが、PvPでタンクがいる場合弱い攻撃相手に反撃や反発を狙える絶好の機会となる。
- この際、気を付けてほしいのは、タンクが援護した場合は反撃を行うのは援護されたキャラという点である。盾キャラに反撃を持たせるのは攻撃回数を稼ぐという意味で付けるのだが、相手を倒したい場合は、アタッカーに反撃を付けてタンクに援護させる事で、アタッカーに攻撃して貰う方が効率が良い。
- 範囲アタッカーは虹結晶でも枠が余る事も有るため、一枠反撃を持たせて前衛左側に置きタンクを併用する事で、相手の連撃をタンクが吸いつつ、アタッカーに反撃してもらうという事が可能。
- タンクを採用するのであれば、HP・防御を上げた上で他人に守護付与可能なキャラが良い(守護者や仲夏の幻想辺り)
支援キャラはどうする?
- こちらも効果が多彩となる。ただ明らかに全属性支援キャラは強いので、出来るだけ全属性支援を入れる事が重要。
- 2022年1月4日時点で、持ってる持っていないを考えない最良な5人は、アイシア・ハミエル・テティス・カズマ・アクアの5人と思われる。主人公が戦士なら上記5人のうち誰かの代わりにザフキエルを入れるのもいいかもしれない(アイシアかカズマ辺りと交代か?)。
- 特属性支援以下はPvPで役に立つ事は少ないが、星飾セットを持たせる事で役に立つ事は可能。特にPvPにおいては運命セットは強力で、場合によっては何度も広範囲の死者復活が可能となる。特に主人公戦士や銀狼姫サラがタイミング良く復活した場合、一気に形勢逆転も有りえるので、PvPメインであれば運命セットを多くそろえるのがオススメ。
上記を踏まえてPvP編成はどのように組むのか?
- とりあえず出来るだけ速度を重視する編成が良い。速度に関わるキャラが2人は欲しい所。幸いにも初期8人に速度系のバフ・デバフを持ち、なおかつ対人戦に強い2人(第二王女フローラと銀狼姫サラ)がいるので、この2人はどんな状況でも入れたい所。合わせてアタッカーに氷の魔女や闇の潜伏者を入れられるのであれば起用もいいだろう(霊装が育成しにくいという欠点があるが…)
- 支援キャラは攻撃の場合テティスだと非常に安定する(アイシアの風の斬撃をほぼ無効化可能)。テティスを使わず敵アイシアの攻撃に耐えられるのであれば、騎獣に無敵付与を採用してわざとアイシアのダメージを受けつつ、1ターン目に無敵付与という事が可能。この場合、初手アイシアで敵の数を減らすと良い。防衛の場合はアイシアかハミエルが良い。アイシアの風の斬撃は、現時点では完全同時発動な仕様になっており、少なくとも攻撃側相手に一方的にやられる仕様ではなくなっている。ハミエルの起用は、アイシアに倒されたキャラを即座に2人復活可能という理由になる。テティスは防衛の場合一方的にアイシアに叩かれた後に効果発動するので、あまり利点はない。
- タンクを起用する場合は前衛右側のどちらかに起用する。アタッカーは4人以上欲しいところ。出来れば範囲アタッカーを中心に揃える。ヒーラーは第二王女+2~3人器用となる。攻撃優先なら聖堂の女神・防御優先なら上記防御を上げたい場合はどうするの?で記載したキャラを使用すると良いだろう。
某所における編成についてのやり取り(記事が全てまとまったら消す予定)
質問者
第二王女は前においたほうが良いのでしょうか?
PvPで相手の第二王女が前衛にいて、攻撃がいくんですよ、そしたらすごい回復して粘るんですけど攻撃が来るとこにおいたほうがいいんですか?
PvPで相手の第二王女が前衛にいて、攻撃がいくんですよ、そしたらすごい回復して粘るんですけど攻撃が来るとこにおいたほうがいいんですか?
解答者
前書きは割愛
質問者さんが仰っている第二王女をどこに置くかという論ですが、とりあえずアナテイ編成の基本論は、攻撃役を後ろ・硬いキャラを前というのが一般的にある上で、では質問者さんの第二王女は硬い?それとも脆い?というのを考え、さらに第二王女ってどういうキャラ?というのを知る必要があります。
各役割のスキル構成的に、HPや防御が高いのは、
タンク>ヒーラー>アタッカー
となり易いですが、どのパッシブスキルを持たせるかによっては、アタッカー>タンクとなることも有りえるかもしれません(極少の例とは思いますが…)
他ゲームで良くある編成順は、
タンク(盾役)>アタッカー(前衛職)>ヒーラー(後衛職)
だと思うので、それに慣れ過ぎていると、ヒーラー(後衛職)を前に出そうとは考えないというのは有るかもですね。
タンク>ヒーラー>アタッカー
となり易いですが、どのパッシブスキルを持たせるかによっては、アタッカー>タンクとなることも有りえるかもしれません(極少の例とは思いますが…)
他ゲームで良くある編成順は、
タンク(盾役)>アタッカー(前衛職)>ヒーラー(後衛職)
だと思うので、それに慣れ過ぎていると、ヒーラー(後衛職)を前に出そうとは考えないというのは有るかもですね。
前衛にキャラを置くメリット・デメリットは単純に以下の通り。
メリット
1 凍結しない→倒れなければ1ターン目から確実に行動可能
2 硬いキャラを置いて的にすることで相手の攻撃を耐える
デメリット
1 行動順が遅い(仲間キャラは最速で行動順が7番目)
2 的になり易い=倒れやすい
後列は単純にこの逆と考えればいいでしょう。
メリット
1 凍結しない→倒れなければ1ターン目から確実に行動可能
2 硬いキャラを置いて的にすることで相手の攻撃を耐える
デメリット
1 行動順が遅い(仲間キャラは最速で行動順が7番目)
2 的になり易い=倒れやすい
後列は単純にこの逆と考えればいいでしょう。
次に第二王女はどんなキャラか
1 広範囲を回復できるヒーラー
2 1ターン目に3人に守護付与・2ターン目に6人に被ダメカットを付与
という事が有ります。加えて
3 激励・衝動持ちで運よく追加行動してくれれば順番を無視して敵に攻撃等が可能
という事が有ります。
1 広範囲を回復できるヒーラー
2 1ターン目に3人に守護付与・2ターン目に6人に被ダメカットを付与
という事が有ります。加えて
3 激励・衝動持ちで運よく追加行動してくれれば順番を無視して敵に攻撃等が可能
という事が有ります。
守護付与かつ追加行動狙いであれば後列に置き動いてくれる事がベターですが、このゲームの対人戦は後列に置く=凍結で数ターン動けなくなる(もしくは動く前に倒れる)可能性があるので、必ずしもその選択が正しいとは限らない。
むしろ、スキルを守備的に整えて前衛に置く事で、盾役をしつつ回復もこなせるキャラとして使うという事も「考えていい」選択になります。
むしろ、スキルを守備的に整えて前衛に置く事で、盾役をしつつ回復もこなせるキャラとして使うという事も「考えていい」選択になります。
ただし、当然他の8キャラ(主人公と支援入れれば10キャラ)との兼ね合いも出てくるので、一概に「第二王女は確実に動かしたいから前衛に置け」とは言えません。
「自分が使うキャラはこのキャラたちだから、じゃあ第二王女はここに置こう!」って、各々が考える事が重要なのかなと私は考えています。
「自分が使うキャラはこのキャラたちだから、じゃあ第二王女はここに置こう!」って、各々が考える事が重要なのかなと私は考えています。
そこまで言った上で、私が置くとしたらの一応オススメの置く場所だけ言っておけば、後列1番左(耐性マシマシの場合)か、前列左側のどちらかですかね。
第二王女一人をどこに置くの?って語るだけで、(私的に)編成ってこんなに語れるんだから、アナテイの編成論は、教科書がないからこそ個人個人の色が出て面白いなと感じますねw
以上
編成記事がまとまるまでの間、考える皆さんの参考になればという事で、執筆者の考えの一辺という事で載せておきます。