ベギアデゼーレ

カード名 レアリティ カテゴリ スキルタイプ 最大使用
可能回数
ファースト
クールタイム
ネクスト
クールタイム
詳細
ベギアデゼーレ WR 攻撃 SUMMON 1 4 - 【全キャスト共通スキル】
フリックをするとサモン状態になる。
サモン状態中は回避ボタンによるアクションが変化する。
回避ボタンを押すとチャージし、回避ボタンを離すと、
自身の正面に非貫通攻撃を放つ。ヒットした敵キャストに小ダメージを与え、敵兵士や巨人に大ダメージを与える。
最大までチャージすると、攻撃を放つ際に射程内の最も近くの敵キャストに向かって誘導するようになり、爆発範囲が拡大する。サモン状態を維持できる時間は、サモン状態中に徐々に減少する。
また、ボタンを押して効果が発動したときにも減少し、サモン状態を維持できる時間が0になるかカードをフリックするとするとサモン状態終了する。
サモン状態を維持できる時間が残っている場合は、カードをフリックすると再度サモン状態になる。
※このスキルによるダメージは攻撃力、防御力で変化しない。
「赤の拳を」(カード獲得時ボイス)
クラフトで作成可能なマスタースキル
ベースカードは「物語の大橋」。

サモンタイプの攻撃MS。
フリックするとサモン状態になり、回避ボタンを押して離すと兵士・キャスト・巨人すべてに当たる、(長押しでの最大チャージ時のみキャスト追尾する)非貫通攻撃を発射する。
ファーストクールタイムは88(MAX時)~105秒(+0時)。滞りなくレベルアップすれば大体レベル3くらいから使用できる。
使用回数は非チャージ1回(+0)~MAXチャージ1回+非チャージ2発(+6)~『MAXチャージ2回 / 非チャージ2回+MAXチャージ1回/非チャージ4回』(MAX時)

『非チャージ時は弾速遅めかつ追尾しないが爆発するエルガーホルン、MAXチャージ時は追尾する小型ラージェタイフーン』といった趣。
重ね強化による弾数の変化が大きく、+4以下は使い物にならないレベル、+5でギリギリ実用圏内だがあくまでギリギリ、といった感じなので強化の優先度は高い。


○非チャージ版
キャストの向いている方向に飛び、追尾しない。
射程は相手森の出入り口から自軍森の出入り口まで届くか程度。直径は兵士3~4体程度。
イメージとして近い「エルガーホルン」と異なり、サモンタイプなので自身の硬直キャンセルには使えない
密着した状態で使えば至近で確定のけぞりを取れるので擬似的に近いことはできる。
非チャージで連射することで、追尾はしないが兵士を取り払いながらのけぞらせるのも狙えるかもしれない。
また拠点に突撃しようとしている兵士を緊急で処理する、かつての「ラージェナーゲル」に近いことも可能。
通常の列の兵士を非チャージのみで倒す場合に『1発目で兵士数が減って隙間が広くなる→2発目の弾がその隙間を通って彼方へ飛んでいく』という事故は割りと起きる。左右に上手く打ち分けると9人列を高速処理することは可能。
拠点に突撃する兵士相手なら密集するので比較的事故になりにくい。

○MAXチャージ版
最大チャージまでの時間は2秒ほどと短い。
最も近い敵キャストを追尾する。追尾するようになる間合いは???程度。
追尾の速度は似たようなMSの「ルサールカジェム」より速く、受ける側が被害を減らすように逃げる猶予は少なめ。
爆発の直径は完全に列の真ん中を捉えれば城列を一掃できる程度だが、他のラージェ○○(円形)系の兵士処理MSに比べると一回り小さい。

兵士処理そのものを目的にするにはちょっと心もとない大きさで、2列以上を巻き込むのは非貫通かつ敵の立ち位置に依存するのもあって不安定。
またすばしっこいキャストが対面だと、兵士横に出て兵士に当たらないよう誘導してくる場合さえある。
このときは諦めてサモン状態を終わらせる、自分自身が敵兵士に重なって即座に爆発するようにするなどの工夫が必要。
敵キャストをのけぞらせながら周囲の兵士を取り払い、そこに攻撃スキルとコンボさせるような運用も考えられる。
『誰でも使えるようになった追尾する微睡みの粉(のけぞり)』という見方もできるかもしれない。

移動スキルを使う際に溜めておいて、移動先で即使えば兵士を除去orのけぞりを取ることもできる。
ルサールカジェム」でも似たことはできるが、あちらはチャージ時間が長い、兵士を取り払えない、といった違いがある。

ファーストクールタイムが(Ver5.33-E時点で)短い、使い切るまでの弾数が少ないため、「赤の学徒の書」のお供にしてなるべく早くMP回復効果を発動させる運用がよく見られた。
Ver5.35-C時点はおすすめランキングに入っているキャストが多いため列挙はしきれないが、レベルアップするにつれ安定するメイディ・パピール・シグルが序盤を凌ぐ用、兵士処理とのけぞりからの非ダウンDSコンボを両刀で柔軟に使えるシャリスや玉藻でのランクインが特徴的か。
Ver5.36-Iでは、ファーストクールタイムが短い特性が明確に活きるメイディでは1位。だがDSアシストのインフレで「赤の学徒の書」を抜きの方が主流になって兵士処理MSにこだわらないでいいアシスト環境になったのもあり、それ以外ではおすすめMSにランキング入りしていない。


+ タイフーンとベギアデの比較(Ver5.34版)
同じく赤本のお供になる「ラージェタイフーン」と比較を考えてみる。
ファーストクールタイムは(Ver5.33-E時点)「ベギアデゼーレ」が優位。
兵士処理できる数の期待値は2列まとめて処理できる点などで「ラージェタイフーン」が優位。

筆者が複数人のタイフーン動画(最上位プレイヤー)を確認したところ、レベル6~8でやっと使い切るものがほとんどだった。
ベギアデ動画は数が少なく十分なサンプルが得られなかったが、ほどほどに消せたらいいやで赤本目当てにLv4で使い切るとみていいだろう。
赤本のMP回復は+0.10MP/sとして、試合残り4分かそれ以上で起動したら24~30MP回収。残り2分かそれ以下で起動したら12~10MP回収。(使い切り時の固定値回復は関係ないので除外)
目安として、各バージョンの『MPいっぱいもらえるソウル』がご祝儀期間中は試合通して60MP貰える。
『得たMPをバフや攻撃に用いるか、結局また兵士処理に用いるか』『兵士を取り払いキャストをのけぞらせる性質を活かせるか』『ファーストクールタイムの差(兵士処理スキル解禁までを凌ぐなど)』で自分にどちらが適しているか考えるとよさそうだ。

Ver.5.34追加の「最後の恩の手ぬぐい」の登場により、ビルド構成に融通がきくキャストだと「ラージェタイフーン+手ぬぐい」の組み合わせによってファーストクールタイム短縮と最大使用回数を得られるようになり、ベギアデの長所のひとつだった「使えるタイミングの早さ」「(タイフーンで大量に兵士処理できようになることにより)赤本のMP補助を早く得ることでの総MP量」の優位が小さくなってしまった。逆にビルドがかつかつになりがちなファイター全般などで「早い時間でMSを解禁したいが“手ぬぐい”でアシストカード枠を潰したくない」という観点で見るならばベギアデを選ぶ価値は十分にある。

カード+1毎にファーストクールタイム短縮、+5・+MAXでサモンゲージ上昇。

ドイツ語でBegierdeは欲望、渇望などの意味。
「ゼーレ」と略した場合、「インプルスゼーレ」の方を指すことが多い。誤解がないよう略するときは「ベギアデ」の方が無難。
Ver5.36-I時点、他に「ベギアデ」の名前を持つMSは存在しない。


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最終更新:2023年09月29日 10:59