会津郡熨斗戸組熨斗戸村

陸奥国 会津郡 熨斗戸組 熨斗戸(のしと)
大日本地誌大系第31巻 112コマ目

府城の南に当り行程17里22町。
家数29軒、東西1町40間計・南北40間。
山間にあり南は立岩川に()ふ。
村中に官より令せらるる掟条目の制札あり。

東3町森戸村の界に至る。その村まで8町。
西15町戸中村の界に至る。その村は申(西南西)に当り29町。
南20間伊与戸村に界ひ立岩川を限りとす。その村まで2町。
北1里塩原村の山に界ふ。

山川

真那板倉山(まないたくらやま)

村より戌亥(北西)の方20町にあり。
頂までは15町計。
福渡村及び塩原村と峯を界ふ。
雑木多し。

立岩川(たていはかわ)

村南20間にあり。
森戸村の境内より来り、西に流るること19町計、戸中村の界に入る。
広15間計。「いはな」、鰥を産す。

関梁

橋2

共に立岩川に架す。
隣村の通路、丸木橋なり。
一を椚木橋(くぬぎはし)といい村西15町にあり。長12間。
一を前橋といい村南20間にあり。長13間。

神社

鹿島神社

祭神 鹿島神?
相殿 鬼渡神
鎮座 不明
村北30間にあり。
寛文中(1661年~1673年)までは梅宮といいしとぞ。
鰐口1口あり。径3寸5分『明應七年三月二十四日梅宮鰐口大旦那七郎兵衛』と彫付あり(明應7年=1498年)。
石鳥居を建てり。井桁村阿久津和泉が司なり。

寺院

阿弥陀堂

村東にあり。
草創の年月詳ならず。
井桁村自源寺司なり。