会津郡橋爪組柏原村

陸奥国 会津郡 橋爪組 柏原(かしははら)
大日本地誌大系第31巻 52コマ目

府城の西に当り行程1里7町。
家数29軒、東西1町55間・南北2町24間。
四方田圃(たんぼ)なり。

東4町36間下米塚村の界に至る。その村は寅(東北東)に当り6町余。
西1町26間本郡中荒井組東麻生村の界に至る。その村まで6町50間余。
南1町40間下小松村の界に至る。その村まで8町40間。
北6町本郡中荒井組中荒井村の界に至る。その村まで12町余。

原野

松原

村東1町余にあり。
東西34間・南北2町。

土産

甜瓜

この村より産するもの味美なり。近村よりも多く出す。

水利

思鑿堰

下小松村の方より来り田地の養水とし下米塚村の方に注ぐ。

神社

伊勢宮

祭神 伊勢神?
相殿 稲荷神 4座
   明神 2座
   伊勢宮
   腰王神
   八幡宮
   熊野宮
   湯殿神
鎮座 不明
村東にあり。
鳥居あり。本郷村宗像出雲が司なり。

寺院

圓城寺

村中にあり。
松林山と號す。開基詳ならず。
旧端真言宗なり。寛永3年(1626年)観譽という僧住してより府下大町融通寺の末山浄土宗となる。
本尊弥陀客殿に安ず。