河沼郡青津組十日町村

陸奥国 河沼郡 青津組 十日町(とおかまち)
大日本地誌大系第33巻 112コマ目

府城の西北に当り行程2里26町。
家数7軒、東西1町16間・南北32間、四方田圃(たんぼ)なり。

東3間中目村の界に至る。その村は辰(東南東)に当り20間余。
西1町御池村の界に至る。その村は戌(西北西)に当り11町余。
南1町18間村田村の界に至る。その村まで8町20間余。
北8町曲沼村の界に至る。その村は亥(北北西)に当り18町20間余。
また
丑(北北東)の方2町46間京出村に隣りその村際を限りとす。


参照・補足

  • 河沼郡青津組京出村#五香地区の社寺
  • 元は大添の地に集落があったが、いつ頃か住みやすい東南にある館跡に全戸移住した。その後大添に新しい集落ができた(文化(1804~1818年)か文政(1818~1831年)の頃)。その為、大添集落の小字が十日市で、十日市集落の小字は館になっているとのこと。
    なお、新編会津風土記の完成は文化6年(1809年)なので、大添集落が出来たのはそれ以後であろうと思われる。

外部リンク等


村名について

明治8年(1875年)、大添分・十日町村・京出村・下京出分・中目村が合併し五香村が発足。
※以降は河沼郡青津組京出村#村名についてを参照
最終更新:2025年10月31日 21:39