ストライクルージュ(MS)

登録日:2021/02/20 Sat 19:56:34
更新日:2025/04/26 Sat 04:03:55
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逃げるな!

生きるほうが、戦いだ!!




ストライクルージュとは『機動戦士ガンダムSEED』並びにその続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』などに登場するモビルスーツ(MS)。


目次




ストライクルージュ
STRIKE ROUGE


基礎データ


型式番号:MBF-02
全高:17.72m
重量:64.80t
動力:バッテリー
装甲材質:フェイズシフト(PS)装甲

武装:
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2
対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」×2

特殊装備:
パワーエクステンダー
ストライカーコネクタ




概要


オーブ連合首長国が開発したMSで、同国のフラグシップ機。
元々は、オーブの半国営企業であるモルゲンレーテが、地球連合軍の試作MS群「GAT-Xシリーズ」の一機・X105ストライクを極秘裏に修復した際、
修理のために製造した同機の予備パーツ群を、ストライクの修復後に組み上げ、独立した一機のMSとして完成させたもの。
機体名の「ルージュ」はフランス語で「」という意味で、PS装甲展開時に機体全体が赤味かかった色になることに由来する*1

C.E.71年時、戦乱が激しさを増す中でオーブ上層部の一部は自国の戦力増強を画策。
モルゲンレーテと共に資源衛星ヘリオポリスにおいて地球連合のMS開発に協力し、その裏で密かに各種技術を盗み出し独自のMS開発を推進。
その成果として、モルゲンレーテはオーブの主力機であるアストレイシリーズの建造・量産に至るのだが、
PS装甲やミラージュコロイドといった一部システムはブラックボックス化されており、盗用が出来なかった他、
OSなどのソフト面では連合と同じくナチュラル用の調整が進まず、一応の試作機は完成したものの、実用化出来ずにいた。
しかし、アラスカを目指すアークエンジェルがオーブに寄港した際、
整備・補給の見返りとして艦や搭載されていたストライクのデータ、そしてキラ・ヤマトの技術協力を得ることに成功。
結果、PS装甲技術の一部取得やナチュラル用OSの開発など課題が一気に解決し、オーブのMS開発は大きく歩を進めることとなった。

そんな中、オーブ近海の戦闘でストライクが中破しアークエンジェルからの要請もあってオーブはパイロットの捜索と機体の回収を実施。
そしてストライクの実機を入手したモルゲンレーテは破損個所の修復やナチュラル用OSの搭載などを行い、
再度寄港したアークエンジェルへストライクを返還するのだが、この修復時にストライク用の予備パーツがモルゲンレーテの手によって新造された。
このパーツ類は直後のオーブ解放作戦の折、M1アストレイなどと一緒にクサナギに積まれ宇宙へと上がるのだが、
不足しがちな三隻同盟の戦力とすべく一機のMSとして組み立てられることとなり、カガリ・ユラ・アスハの乗機としてこの機体が完成したのだった。

この時「ストライクルージュ」の機体名が与えられ、型番もM1などと同じ「MBF(Main Battle Figure)」として正式にオーブ軍機として登録された。
同時に、元々オーブのフラグシップ機として開発されていた「アカツキ」の建造が難航していたため、本機はアカツキに代わるフラグシップ機とされた。


機体解説


予備パーツから組まれたものであるため、装甲やセンサーカバー*2などの色以外機体の外観はオリジナルストライクと全く同じ。
外観のみならず、コックピットの内装や固定武装もストライクのそれに準じている他、
背面や肩・腕部のコネクタによってストライカーパックシステムにも対応し、各種ストライカーパックの換装を行える。
装甲材はストライクの解析時に入手しモルゲンレーテ本社で新規製造されたPS装甲が用いられ、実体弾による攻撃に対して高い耐性を持つ。
一方、建造時にストライクには無かった新開発の大出力バッテリーパック「パワーエクステンダー」が新たに組み込まれており、
その恩恵でストライクのネックだった電力消費による機体稼働時間の問題が大幅に緩和された。
さらに一部のパーツ及び材質などはストライクのものより優れた物を採用している。
これにより各種武装の出力向上が可能になっただけでなく、PS装甲への電力供給も増加してより高い強度を発揮可能になっており、
オリジナルのストライクと大きく異なる特徴的な赤い装甲色も、この強度上昇の結果である。

ソフト面でもM1などで既に実装されていたナチュラル用OSを搭載しつつ、パイロットの操縦を補助する支援AI*3を追加している。

こういった新技術も積極的に取り込んだ細かな改良により、ストライク元来のスペックを維持しつつ操縦難度を幾分緩和しており、
本機はストライクの単なる複製機ではなく、発展形と呼べる物となっている。
元々センスは悪くないとはいえMSの搭乗経験自体浅いカガリが活躍出来たのも、こういった機体側のポテンシャルに助けられた面が大きいと云える。

なお、建造段階からカガリ専用機として使用されることが決まっていたためか、
『DESTINY』からは左肩のアーマーにはカガリのパーソナルマークである「カサブランカを咥えた獅子」が描かれている*4



本機で採用された装備は後の時代でも引き継がれている物もある。
中でも革新的だったのはパワーエクステンダーで、技術流出したものが連合の「アクタイオン・プロジェクト」やザフトの「セカンドステージシリーズ」など他陣営の次世代試作機に搭載されている。*5
その他、これらの次世代機にパワーエクステンダーと共に実装されたVPS装甲は本機のPS装甲が雛形となっているが、
当時はまだ「VPS装甲」という括りがなかったため、ルージュの装甲は公式にはPS装甲に分類されている。



武装


どちらもストライクと同型で装備位置も同じ。
ただし戦闘シチュエーションの違いから本機ではそれほど使用されることも無かった。



ストライカーパック装備形態


ストライクルージュ エールストライカー装備

型式番号:MBF-02+AQM/E-X01


高機動用ストライカーパック「エールストライカー」を装備した形態。
基本はエールストライクと同じだが、『SEED DESTINY』の時代ではエールストライカーの改良によって出力が増強され、大気圏内での長時間飛行が可能になっている*6

初実戦投入時の形態であり、『SEED』及び『SEED DESTINY(TV版)』通してこの形態を基本に運用された。
そのためゲームなどでもこれをストライクルージュの基本形態として扱うことが多い。
一方、ストライカー無しの状態と区別するためストライクの装備パターンに合わせて「エールストライクルージュ」や型番部分を強調した形で表記される場合もある。

武装(エール装備)

エールストライクと同型で、ライフルとシールドもセットで装備される。
ただしビーム類の出力がやや上がっている他、シールドも全体が赤味かかった配色に変更されている。



ストライクルージュI.W.S.P.

型式番号:MBF-02+AQM/E-M1(P202QX)


統合兵装型ストライカーパック「I.W.S.P.」を装備した形態。
元々ストライクの開発時に大西洋連邦のP.M.P社が開発を進めていながら不採用となった物を、その開発計画を引き継いだオーブが独自に製造した物。
型番が二つあるのはこのためで、「AQM/E-M1」がP.M.P社の物、「P202QX」がオーブでの物となる。
ルージュ用はオーブ製としては一号機、計画開始から数えると三号機に相当する。

設計時に一番の問題となった消費電力の問題がパワーエクステンダーで解消出来る見込みとなったため、
ストライクルージュオリジナルのストライカーパックとして用意されることになった。
……ところが、電力の問題は片付いたものの、装備自体の重量バランスの悪さや製造コストの高さ、
そして複雑過ぎて扱い難い火器管制システム等残っている問題も多く、結局実戦投入は見送られた。
なおカガリは「見た目が強そうだから」という安易な理由で直々に本装備を所望したが、やはり彼女には扱い切れないとされ、お蔵入りになったとの事。

『MSV』で登場した装備だが上記の通りまともな実戦参加は断念されたようで、活躍シーンは無い。
しかし『SEED MSV』及び『SEED DESTINY』のOPでは背景として映っている他、
外伝『ΔASTRAY』ではオーブ軍が保管していたものがスローターダガーの装備として持ち出され、それをストライクEが奪って装備したりしている。
ちなみに見た目の派手さから式典などでストライクルージュが使用することもあるようで、上記の『ΔASTAY』では「カガリ機としてのイメージが強い」と言われている。


武装(I.W.S.P.)

  • 115ミリレールガン
ストライカーの上部から斜め上方にせり出した大型のレールガン
破壊力は高いものの、消費電力の多さや装備の巨大さが問題となっていた。

  • 105ミリ単装砲
肩の付け根部分に配置されている実弾火器。口径が大きく(ジンのライフルが76ミリ)対MS用としては十分過ぎる威力を持つ。

  • 試製9.1メートル対艦刀
ストライカー下部から脇の下の装備されている二本の対艦刀。
ソードストライカーのシュベルトゲベールのようなビーム刃は付いておらず、刀身はシンプルな片刃の実体剣となっている。
そのサイズから破壊力は見込めるが、やはり飛行用のストライカーに積むには重量過多と考えられている。
一方、オーブではこれを単体で生産しM1アストレイ用のオプションとして用意したりしている。

大型の実体シールドの下部にガトリングガン、上部にビームブーメランを装着しており、盾というより武装プラットフォームというべき代物。
やはりこれも重量過多なうえ、装備する左腕側にウェイトが偏ってバランスが崩れ姿勢制御に支障を来たすなどの問題を抱えていた。



ストライクルージュ オオトリ装備

型式番号:MBF-02+EW454F


上記のI.W.S.P.のデータを入手したオーブが一から設計・開発し直した新型の統合兵装型パック「オオトリストライカー」を装備した形態。
I.W.S.P.と比べると武装をすっきりさせて背部にまとめたような構成になっており、左右に別々の武装を配置することで重量を抑えつつ攻撃手段を増やしている。
エール装備同様ライフルとシールドを装備し、三対六枚の翼と内蔵スラスターによって大気圏内を長時間単独飛行可能。また宇宙空間でも問題なく行動出来る。
ストライカーの下部には折り畳み式のコクピットブロックがもあり、パイロットが乗り込んでパック単体での飛行も可能。
劇中では分離した無人状態のストライカーを飛ばし、敵のビーム砲からエターナルを守るなどしており、ルージュ側からある程度の遠隔操作も可能な模様。
また、このパック自体にも後部にコネクタがあり、ストライカーパックを追加接続可能。
名前や構造から、アカツキのオオワシパックのベースになったと考えられている*7

『SEED DESTINY(HDリマスター版)』で追加された新装備であり、エールストライカーに代わって同作品ではこれがストライクルージュの基本形態として登場している。


武装(オオトリ)

  • ビームランチャー
長砲身のビーム砲。
バックパック右舷に搭載。
使用時には砲身を脇の下から前に向ける形で発射する。

長砲身の電磁加速砲。
バックパック左舷に搭載。
ビームランチャーの逆側に配置されており同じく脇の下から構える形で使用。
ビームランチャーと共に発射されることが多かった。

バックパック上舷右舷に懸架。
ソードストライカーのシュベルトゲベールに似ており、それと同じくビーム刃と実体剣が両立している。

バックパック上舷左舷に搭載。
機関砲や電子戦闘用の兵器と換装できるらしい。

  • 3連小型ミサイル
左右下側の翼下に四基、計12発搭載。
弾幕形成などに用いられてる。

  • ドロップタンク
翼下に2基搭載。詳細が不明だが、ミラージュコロイドを搭載した支援システムらしい。


なお、『ガンダムビルドファイターズ』にはストライクを原型に作られたガンプラ・ビルドストライクガンダムが登場するが、
その専用装備である「ビルドブースター」はオオトリパックを参考に作られたとされ、実際形状が似ている。


その他の形態


ストライクルージュ(キラ搭乗時)


『SEED DETINY』においてキラがカガリからストライクルージュを借りて再調整を施した状態。
一部立体物では登場エピソードのタイトルに因んで「天空のキラVer.」とも表記される。

搭乗にあたり、キラはナチュラル用に調整されていたOSをコーディネイター用へ書き換え、電力割り当てなどの内部設定もオリジナルストライクを踏襲する形で調整。
劇中ではラクス救援のための緊急出撃ということもあって改修を続けていたルージュの性能向上分に完熟する時間はなく、
言わばリミッターをかけることで自分の慣れ親しんだオリジナルの操縦感や機動特性に合わせている。
カラーリングもルージュ特有の赤系からかつてのストライクを思わせる白・赤・青を主体としたトリコロールカラーに変化している。
ただしセンサー部やシールドの色はルージュ仕様のままなので、オリジナルストライクとは微妙にカラーリングが異なり、左肩のマーキングもそのまま。

また、この時はすぐに衛星軌道まで上がる必要があったため、下半身にシャトル用ユニットを転用した「ストライクブースター」という補助推進装置を装着。
見た目はシャトルの先端にストライクが生えているような状態になっており、その莫大な推進力によって単独で大気圏離脱を可能としている。
なお、ブースター自体は戦闘に使えるものではないので使用後は切り離されている。


上記の通りTV版とHDリマスター版ではストライクルージュの基本装備が異なっているため、このキラ搭乗時もそれぞれエールとオオトリ、二つの装備で登場している。


ストライクルージュ キャバリアーアイフリッド2装備

『FREEDOM』で登場した、オーブの支援メカ「キャバリアーアイフリッド」を装備したルージュ。
正確にはストライクルージュ オオトリ装備の上から2号機である「キャバリアーアイフリッド2」を被った状態になっている模様。
キャバリアーの元ネタは福田監督が演出を担当していた『機甲戦記ドラグナー』の「キャバリアー0型」だろう。見た目一緒だし。

ストライクルージュのパイロットは言うまでも無くカガリ。
そして、彼女のサポートとしてキャバリアーにはミリアリア、サイ、ダリダ・ローラハ・チャンドラII世の3人が搭乗して運用される。
直接戦闘はしない(1号機の暴れっぷりを見るにこちらのポテンシャルも大概であると思われる)が、
Nジャマーの影響で広域通信が難しいC.E.世界において地球から月という長距離ですらもタイムラグの全く無いMSの遠隔操作が可能という超ポテンシャルを発揮しており、
これによってシュラとその乗機と戦うアスランの∞ジャスティス弐式を的確にサポートし勝利に導いている。
軍事兵器として考えるととんでもない代物であり、福田監督曰く、
「アカツキより数段上の極秘兵器」「行政府と軍司令室の機能を統合したエアフォースワン」的な存在であるとのこと。
この形態の正式名称はアメイジング・ストライクルージュだろうか。

武装(キャバリアーアイフリッド)

  • AQM/W2033D サヴィトリ 超高インパルス砲
機首前方に備え付けられた大型砲。SEEDシリーズでは見慣れた赤と白のビームを発射する。
劇中では正面にしか発射されていないがプラモデルにおける可動範囲は広く横90°まで広げることが可能。
「サヴィトリ」はインド神話における太陽神のひとりを意味する。

  • BFF M1 76mm連装砲
頭頂部に搭載された連装砲。回転砲塔式となっており前後左右360度の射撃が可能。
劇中では使用していないがEXVSシリーズではマシンガンのような扱いの連射実弾兵装となっている。

  • AIM-902 自立誘導中距離空対空ミサイル グランド
両主翼基部に取り付けられた6連装×2のミサイルポッド。
上下に備え付けられたハッチを開き発射する。
劇中では1号機が同時に降下させたキラやキサカらと協力し前述したサヴィトリと共にアルテミス内部で一斉発射、物理・電子の両面において基地機能を徹底的に破壊した。


劇中の活躍


C.E.71(『SEED』)

地球連合のオーブ解放作戦の際、パーツ状態のままクサナギに積まれ宇宙に出るが長らく登場せず、組み立てと並行した改良や調整が進められていた。

そして第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦頃に完成し、ジェネシス第一射後の後半戦からカガリをパイロットにMS隊と共に出撃。
三隻同盟の戦力として連合・ザフト両軍のMSや核ミサイルの迎撃にあたり、カガリがSEEDを覚醒させたこともあって活躍。
フォビドゥンに狙われ不意打ちを受けるがイザークデュエルにフォローされ無傷で済み、戦闘を継続。

終盤にはアスランジャスティスと共にヤキン・ドゥーエへ突入し、続けてジェネシス内部にも侵入を果たす。
当初は管制室を制圧して発射を止めるつもりだったが、パトリックが死に際にヤキンの自爆シークエンスを作動させていた上、
そのシークエンスにジェネシスの発射が連動していたため、アスランはジャスティスをジェネシス内部で自爆させ、核爆発で物理的に発射を防ごうと決意。
ジェネシスに突入後、カガリを巻き込みたくないアスランはジャスティスのファトゥムを使って彼女とルージュを無理矢理脱出させようとするが、
カガリはそれを撥ね退けてアスランの後を追い、ジャスティスの自爆システムを始動させた彼をルージュのコクピットに同乗させてジェネシスから離脱。
直後、ジャスティスの自爆(それに伴うジェネシスの崩壊)とヤキンの自爆による大爆発の余波でルージュも損傷したが、二人は無事生還を果たす。

そして二人を乗せたルージュがトリィと共に、最終決戦で大破して残骸同然になったフリーダム共々宇宙を漂うキラを迎えに行くシーンでラストを飾った。


C.E.71(『ASTRAY』)

オーブ解放作戦以前、ソキウスに敗北したブルーフレームがオノゴロ島のモルゲンレーテに担ぎ込まれた際にパーツ状態のまま登場。
その後、ブルーフレームは劾の改修案を元に、エリカ・シモンズとロウによって強化改修が実施されることになったが、
そのロウの提案で、ルージュの建造にあたって少し余っていたPS装甲素材を使うことになり、
改修後のブルーフレームセカンドは、コクピット周囲のみ、PS装甲の上に通常装甲を重ねた「二重装甲」となった。
これは、省エネルギーのため、外部装甲に衝撃があった時のみPS装甲に通電される仕組みであり、
奇しくも後に連合軍の後期GAT-Xシリーズに搭載されたTP装甲と同じ仕組みとなっている。


C.E.73(『SEED DESTINY』)

カガリ専用機としてすっかり認知されており、ある種の証明として用いられている。
ただしこの時代においては若干旧式化しており、連合・ザフト共にストライクと同等のスペックを持つ最新鋭量産機の配備も進んでいたため、
相対的なアドバンテージが無くなっており、あまり目立った活躍は出来なかった。
実際に作中ではババのムラサメ背負い投げでぶん投げられている。

劇中ではアークエンジェルに搭載されており、カガリ誘拐事件以降は彼女と共に登場。
ダーダネルス海峡戦やクレタ沖戦でオーブ軍を制止すべく出撃するが、ユウナに偽物と断じられたうえオーブ軍の事情もあって止めることは叶わなかった。
その後、エンジェルダウン作戦で撃墜され海中に沈んでいくキラをフリーダムの胴体部ごと回収している。
ちなみにこの時珍しくストライカーを装備していないストライクルージュが見られる。

そしてヘブンズベース陥落後、エターナルがザフト部隊の追撃に遭っている中、ラクスたちを助けるためキラがカガリに頼んでストライクルージュに搭乗。
キラとマードック率いる整備班による突貫再調整でカラーリングなどを変化させたうえで、ストライクブースターを用いて一気に衛星軌道にまで上がり、
孤軍奮闘していたバルトフェルドガイアを援護するなどしてエターナルの防衛に参加する。
しかし、敵はナスカ級3隻に加え、ザクグフといった後発機、パイロットもザフトレッドを含む精鋭という総勢29機以上の大部隊*8が相手では流石に分が悪く、
ガナーザクの砲撃からエターナルを庇った際に武装や手足を破壊されてしまい、最後は達磨状態でエターナルに収容された。
その後、キラはフリーダムの後継機である最新鋭MS・ストライクフリーダムに乗り換えた他、
カガリもオーブの新たなフラグシップ機であるアカツキに搭乗することになったため、ストライクルージュの出番はここまでとなった。

因みに、「ザクやグフに乗った赤服」とは単純に考えてSEED中盤のGAT-Xに乗ったクルーゼ隊メンバーとほぼ同格の戦力という事であり、
しかもC.E.71年当時の旧デザインスーツを着ている事から、彼らはヤキン・ドゥーエの激戦を乗り越えたエース中のエースであると考えられる。
味方にセカンドステージの最新鋭機であるガイアと、それに乗る歴戦のエースであるバルトフェルドが居たとはいえ、戦力差は2:29。
一対多で機体性能的には上の相手*9とはいえ、ほぼ一方的にやられていたことから、
かつてのキラとストライクの雄姿もあってか、この時のキラとストライクルージュを「情けない」と評する声もあるが、
その時のクルーゼ隊との戦いよりも3倍以上も不利だった事を考えれば、撃墜されなかっただけでも上等と言える。
ついでにいえば、確かに最終的には武装や四肢を破壊された達磨状態で辛うじてエターナルに収納されることとなったが、
これも敵MSとの戦いでやられたわけではなく、エターナルを庇ったことで戦闘不能に追い込まれたため、「情けない」というのは流石に理不尽・酷な評価であろう。

また、逆に「性能的にも数的にも圧倒的優位にいながら、25機がかりでエターナルを撃墜出来ずにいた」としてザフト側の実力を疑う声もあるが、
25機というのはあくまでキラに撃墜された機数(=その時点でのグラスゴー隊の総数)であって、25機総掛かりでエターナルに一度に群がっていた訳では無い。
またエターナルも「いつまで経っても」という程長時間持ち堪えていた訳でもなく、グラスゴー隊に追い付かれてからの交戦時間は実測値で数分程度である。
この数分間でもエターナルは数発の被弾を受けており、キラの到着をいつまでも待っていられるような余裕は無かった。
最新鋭ハイエンド機(ガイアガンダム)に乗ったエースパイロット(バルトフェルド)が護衛に就いており、エターナル自体もヤキンの最前線を戦い抜く程度の能力を持っている事を加味すると、
キラとストライクルージュを「情けない」とする評価も、グラスゴー隊の実力を疑う声も、正当なものとは言い難い。

なお、熟練兵が操る乗機と同等以上の性能を持ったMS10機以上を一度に相手取ったガンダム主人公はキラくらいである*10

リマスター版ではエターナル救援時の戦闘が一部変更されており、
エターナルと合流するなりビームライフルガイアに受け渡し*11、後はオオトリパックの武装で戦闘していた。
ガナーの砲撃を庇ったのは分離・射出させたオオトリパックになっており、その後素ストライク状態でザクの一機に斬りかかり、
その後更にガナーの砲撃を受けて左腕を破壊されるも、即座にビームソードを投げ付けてそのザクの頭部を破壊してから着艦という流れになっている。
全体的に本放送版よりアクティブになっており、ルージュでの撃破数も5機に増えている。
合流直後に投げ渡したビームライフルでガイアも1機撃墜しているため、敵の総数が最低31機に増えた


C.E.75(『SEED FREEDOM』)

後半に登場。
前大戦後にオーブに戻されて修復されたらしく、引き続きカガリ専用機兼オーブのフラグシップ機として扱われている。
なお、本作に登場する所謂「ガンダムタイプ」*12のMSでは、現存する最も古い機体であり、
かつ、多少の改良こそされているが、基礎設計も最初期に開発された「G」の一機であるストライクのまま。
前大戦終盤の最新鋭機であるデスティニーすら「旧式」と呼ばれる本作の時間軸では、最早博物館に飾られるレベルのロートル機だろう。

そのため、オーブの現主力機であるムラサメ改の方が性能は上だと思われるが、
オーブの現当主であるカガリの象徴というイメージが強く、基本的に有事は本国で指揮を執る彼女専用機故にまず戦場には出ないことや、
もう一つのオーブの象徴たる「アカツキ」は装備などの事情からカガリには扱えないため、カガリ専用機として運用され続けていると思われる。*13
これによって本機は『SEED』『DESTINY』『FREEDOM』の3作全てに登場した唯一の「ガンダム」となった。*14地味にすごいことである



関連機体


ストライクガンダム

原型機。
上記の通り外見はそっくりだが、ルージュはストライク建造時よりも進んだ技術や改良されたパーツが盛り込まれているため、
スペックに関してはルージュの方が上回っていると推測される。


アカツキ

ウズミ・ナラ・アスハが開発に関わった機体。開発が間に合えばルージュでなくこちらがオーブのフラグシップ機となる予定だった。
ストライクの設計を参考にしており、専用パックのオオワシはオオトリをベースにしているとされる。
カガリのための機体だったこともあり、ストライクルージュとは何かと縁がある。


アストレイシリーズ

オーブの主力機。
GAT-Xシリーズの技術を用いており、ルージュとは別ラインの機体ながら関連もある。
また、プロトアストレイにはブルーフレームにPS装甲素材の一部が転用された他、
グリーンフレームにはストライクルージュの物から更に発展した高性能な戦闘支援AIが搭載されている。



立体化


ガンプラ

同型のストライクがキット化される機会が多いため、基本的に成形色を変えるだけのストライクルージュもキット化されやすい。

HG GUNDAM SEEDではMSV枠からの商品扱いで、エールストライカーの代わりにI.W.S.P.同梱でキット化された。
本体はストライクと同じなので勿論ストライカーの付け替えも可能。ライフルとシールドも付属するのでストライクからエールを持ってくればTV版の再現も出来る。
後のHGCEシリーズでもHGオールガンダムプロジェクトでストライクが再キット化されたことに伴い発売。
ただしこちらはエール装備となる。

RGは2013年にプレミアムバンダイ限定でストライクルージュ+I.W.S.Pが発売された。
ただし、I.W.S.PはHG版の成形色変更+パック接続部とシールド裏側をRGに対応したもの(HG用のパーツは余剰扱い)であり、RGの本体とディテールが釣り合っていない。
2022年にはガンダムベース(プレバンでも購入可)限定でエールストライクルージュとグランドスラムのセットが発売。
グランドスラムはRG準拠のディテールで、刀身にメッキが施されている。

MGではTV放送後の物と2013年にHDリマスターシリーズに合わせた物の二種類が発売。
前者はエール、後者はオオトリ装備となっている。
どちらも本体は整形色が変更されただけのものなので語るべくも無い。

PGは2005年にキット化。こちらはエールストライカーと同スケールのスカイグラスパーとのセット。

EGではクリスマスの時期にラウンドBOXで発売。
ライトパッケージ準拠のため武装はアーマーシュナイダーのみで、特徴的な獅子の紋章も付いていない。
パッケージの背景は核弾頭の爆発が大量に起こっているプラント周辺宙域という物騒なもの。
2025年にはキャバリアーアイフリッドの発売に合わせて一般販売されることとなった。
こちらはライフルとシールドが付属する通常版に順したものだが、左肩の紋章のシールが追加されている。


ROBOT魂

一般発売はパックがI.W.S.P.。こちらもやはり基本本体はストライクの流用となっている。
また、魂ウェブ限定では本体をキラ搭乗時のカラーにしオオトリを装備させた「(天空のキラVer.)」が発売されている。

ストライク系とのパック交換も出来るのでデスティニーインパルス辺りと揃えるとプレイバリューも増す。


METAL BUILD

プレバン限定でオオトリ装備が発売。
こちらも本体部分はストライクと同型なので各種ストライカーを装着可能。
本シリーズのオオトリ装備は、更にそこからエールストライカーを装備できるマシマシ仕様なので、本体よりオオトリパックの方が価値が高い現象が起きている。



ゲーム作品での扱い


スーパーロボット大戦シリーズ

初参戦の『第3次α』ではストライクと同型なのに換装装備が共有されていない。
そのため、エールとI.W.S.P(隠し要素)にしか替えられない*15
J』『W』ではソードとランチャーにも換装可能(Wではライトニングも)になった。
が、『Z』では非戦闘でマップアイコンのみ、『K』『L』ではエールしか登場せず、
あまつさえ、あまりの戦闘能力の低さを見かねたのか修理装置が付けられてしまった。
以降の作品では原作終了後での参戦が常態化したため、オオトリ装備に関しては未登場になっている。

第3次αではストライクガンダムよりも少しだけENと弾数が多く、ストライクから改造引継ぎもあるため、雑魚散らしにはなかなか使える。
しかし、I.W.S.Pが面倒な取得条件のくせしてエールよりも攻撃力が低く、あまり強くない。
その上、初陣は部下である3人娘と小隊を組んでいるため陸Bを強制されてしまう(M1アストレイは飛行不可)ことはネタにされた。
Jでは原作よりもかなり早く登場する。サルファと違い換装可能となったので、エールが大幅に弱体化したこともあって、他のストライカーで運用することになるだろう。
Wでは参戦が終盤となるため、弱くはないがぶっ壊れ機体が多い本作では相対的に見劣りする。
スクコマ2では戦闘力は低いが、カガリが貴重な精神コマンド「激励」を使用でき、必殺技が使いやすいため、使えないほどではない。
開幕激励で味方を強化し、必殺技を乱射してから交代するという戦法が生まれたとか。ちなみに、本作ではキラが乗ってもルージュのままである。
Kではカガリ以外を載せるとストライクガンダムとなる(細部が違った原作とは異なり、完全にかつてのストライクと同じカラーリング)。
性能は低いので修理要員と思いきや、ビームライフルとサーベルの火力が他より高めで、強化パーツを4つ装備できるため、アタックコンボが凶悪な本作では鍛えれば化ける機体となる。
しかし、強力なアカツキにムウではなく強力な精神コマンドとSEED能力を持つカガリを乗せる人が多いので、ルージュとして使うことはあまりないだろう。
Lではアタックコンボの大幅弱体化に、強化パーツ廃止、参戦も終盤と強みがほとんどなくなってしまった。
しかし、獲得資金アップと格闘武器の威力アップ、そして特殊効果無効のボーナスを持つため、ボスキラーと組ませるといいだろう。
本作でもカガリ以外が乗るとストライクガンダムになり、Kと同じ理由であまりルージュとしては使われない。


SDガンダムGジェネレーションシリーズ

エールしか使えず、ストライクの特性である武装換装による汎用性が無いのがキツイ。
一応パワーエクステンダーが固有アビリティにあるので、EN回転率が通常ストライクよりやや勝っているのが長所か。
PortableなどではIWSPがMAP兵器で一斉射ができるなど強い側面を持っていたのだが、今度は実弾オンリーになるためSEEDステージなどでは没個性気味。
『クロスレイズ』ではIWSPとオオトリが登場。
基本性能はやや低いが、武装が充実しているためテコ入れ次第では使っていける。
また鉄血のオルフェンズ勢力が参戦した事で、『耐実弾性能の高いPS装甲持ち』と『実弾武装の多い兵装』であるI.W.S.P.の価値は一気に上昇した。


GENERATION OF C.E.

SEEDステージの最終戦に当たるヤキン・ドゥーエ戦ステージから使用可能。
換装機能を持つがエールとI.W.S.P.の二形態のみ。
PS装甲アビリティによって防御力はあるものの、火力は平凡。
一応I.W.S.P.のレールガンや対艦刀はそこそこ威力はあるが実弾・実体攻撃ばかりになるためPS装甲やビームシールド系相手だと威力が低下していまいち使い難い。


ガンダムVSシリーズ

機動戦士ガンダムSEED 連合 vs.Z.A.F.T.」と「機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II」に初期機体としてストライクルージュが参戦している。
中コスト(450)万能機の一角として癖がなく、非常に扱いやすい性能になっており、特に横格闘は誘導・発生に優れ、ルージュの代名詞と言われるほど。


EXVSシリーズ

EXVSFB』のDLC及び『MaxiBoost』アーケード版にてオオトリが登場。コストは2000。
武装は万能機として手堅く纏まっており、ビーム及び実弾の両方を揃えて参戦している。しかし武装回転率は著しく悪く、管理していかないとメイン射撃に頼り切る事となってしまう。
当初はミサイルの発射が緩慢だったが、天空のキラ放映後に一斉射を反映したモーションに変更されている。

機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONでも続投。
後格闘がステップ対応したり、覚醒中射撃CSのカメラアングル強制変更が無くなるなど地味だが強化を受けた。
後にサブ射撃を中心とした上方修正を受けたが、反面回転率の減少へとつながり純粋な強化点とは呼べなくなった。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2でも参戦。
後サブ射撃が強制ダウンではなくなり、特殊射撃が誘導低下という下方修正を受けてしまう。
一応後に強化を貰い基本性能の向上は受けるものの、やはりというか意図的なのか武装回転率には一切触れられていない。
一応本作ではL覚醒もあって相方に頼る事もできなくはないが、ルージュの相方がL覚醒を選択するメリットが無いので事実上不可能。
後特殊射撃に弾速は遅いが誘導が強いミサイル攻撃を貰う。だが誘導が強く弾速も速い機体がいるので地味。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでも続投。
Nサブ射撃のダウン値増大、格闘CSにSEED発動が追加と追い風が吹く部分はあったが、N特殊射撃の収束率低下によるフルヒットが難しくなる謎の下方修正を受けた。
頼りの覚醒はM覚醒が弱体化され、L覚醒はE覚醒と仕様が統合されたC覚醒になったのだが覚醒以外の回復要素が無くなったのでサポート面でやや劣る。
唯一S覚醒がチャージ速度上昇の復活などで使い勝手が上昇したのもあるので、使うならS覚醒が無難な所。
2021年10月にSEED覚醒を持つ期待が軒並み使い切り覚醒になったが、本機のみアナウンスが無くリロード対応のままである。
一応唯一複数回SEEDを使える機体となったが、素の機動力が平凡なのでSEEDで強化きても不安定さは拭えない。
かといって被ダメ1.5倍のデメリットがあるため、攻めに使ってもリスクが大きすぎる。
その他の武装や性能には一切手が入らなかったため、依然として弱機体の烙印を押されたままであった。
後にエクストラ機体として参戦したインパルスガンダム(ルナマリア搭乗)は、役割がルージュとダダ被りの後衛機だが、
武装の質では大幅に上回っており、降りテクこそないものの自衛力自体は高い。
そのため「ルージュ使うならルナインパでよくね?」という事態になり、さらなる不遇機体となってしまった。

クロスブーストでも少ない弱機体として(悪い意味で)有名であったが、2022年8月にSEED20周年記念のアップデートが入り、
ほぼ別物レベルになるほどの大幅なリフレッシュ修正を受けて復活。
過去作で問題となっていたリロード面が改善され、上記のSEED覚醒はストフリジャスティスのものと異なり、
武装変更や格闘派生の追加などを伴う一種の時限換装の面が強い武装となった。
代わりにBG回復がなくなっているものの、被ダメ1.5倍や被弾時即終了といったデメリットが廃止されており、他機体のSEEDとは完全に別物となった。
武装も整理され、射撃CSが射撃連動ムラサメ随伴、下格闘がミサイル一斉射⇒格闘派生レールガン
横サブ射撃に回転ビーム砲撃ちと後サブ射撃が弾数2発消費の照射ビーム、特殊射撃がフリーダム呼出、
前/横格・特殊格闘が新規モーション、格闘後派生が旧特格最終段モーションの物になる。
SEED覚醒中はここからさらに、Nサブ射撃と横サブ射撃がレールガン&ビーム砲発射で後サブ射撃が旧覚醒中射撃CS、
格闘後派生が新規モーション、横特殊格闘に新規モーションの攻撃が追加されるようになる。
総合すると同コスト帯で見ても優秀な性能を持ち、カガリ様のファンはもちろん初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに勧められる良機体となった。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでも続投。
後特殊格闘に対艦刀投げが復活し、そこからの格闘派生が旧射撃派生の技が移行されてきた。
ついでに覚醒中にムラサメの防御陣形が自動付与されるようになり、撃ち合いに少し強くなった。
振り向きアメキャン技が無くなるなどの全機体共通修正でロストした点はあるが、姿勢制御に重宝する対艦刀投げを利用してカバーしていこう。



余談


ニュータイプ誌上で連載された『GUNDAM SEED RGB』によれば、初期はカガリ機ではなくフレイ機として考えられていたらしく、赤い装甲もそこから来ているんだとか。


カガリ役の進藤尚美女史が「ガンダムのアニメに出るならガンダムに乗らないとダメだと言われた」と監督に話した事でカガリ機となったらしい。


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最終更新:2025年04月26日 04:03

*1 ストライクでいう胴体の青の部分などは濃い赤色、赤は濃いピンク色、その他頭部や四肢の白い部分は薄いピンク色になる。

*2 ストライクはメインカメラが水色で両目が黄色だが、ルージュはどちらも緑色

*3 ヘリオポリスで開発が進められていたものの完成版であるとされる。

*4 SEED時代ではHDリマスターPHASE-47の格納庫のワンシーンのみ紋章が描かれている

*5 ザフトに関しては「オーブ解放作戦後に難民となった国民の幾らかを助けた所、その中にいた研究員が恩返しとばかりに技術提供をしてくれた」とされているが、実際のところオーブやモルゲンレーテへの断わりもなく勝手に使われている形である。『SEED』1話でもそうであったようにカガリは自国の技術流出に対し批判的であり、『DESTINY』1話では連合から「プラント相手に条約違反の技術供与を行っているのではないか」と批判の的にされていたこともあってデュランダル議長に直接抗議をするためアーモリーワンまで赴いていた。

*6 連合も同時期に長時間飛行が可能な同等性能の改良型エールストライカーを量産配備しているが、それを参考にした改良かは不明

*7 当然現実ではこちらが後発で設定・デザインされている。

*8 グラスゴーによるとキラがストライクフリーダムに乗り換えた後で25機のMSが無力化されたとの事で、その前に4機のMSを戦闘不能にしている事から逆算すると最低29機いた事になる。なおキラが合流する前にバルトフェルドも数機のMSを撃破しているため、元々の総戦力は更に多かった模様。ナスカ級3隻に艦載できる数を完全にオーバーしているのはご愛嬌。

*9 性能の高さ的にはグフイグナイテッド>ザクファントム≧ザクウォーリアとなるが、一番下のザクウォーリアの時点で装甲材などの特殊部分を除いた基本性能面ではストライクを始めとするGAT-Xシリーズを上回る性能を実現している。

*10 一年戦争でアムロが戦ったゲルググのパイロットは多くが未熟な学徒兵。シンもウィンダムの大部隊と戦った事があるが技量・性能共に格下である。00一期でプトレマイオスチームは練度と高性能を併せ持ったGN-Xの大部隊と戦っているが一人だけで十数機も相手にしなければならない事態は起きていない。

*11 本放送版ではエターナル着艦寸前に腕を捥がれ、その勢いで手放したビームライフルをガイアが拾った形だった。

*12 『SEED』世界においては「ガンダム」と名の付くMSは存在しないが、ここではガンプラなどの商標において、『SEED』に登場するMSで「機体名+ガンダム」となるものを指す。

*13 ただし劇中では使用こそしなかったがオオトリを随伴させていることが確認できるため、直接戦闘が全く考慮されていないというわけではない模様。

*14 ガンダム以外も含めるならジンやシグー、バクゥ、M1アストレイ等も該当する。

*15 …のだが、実はソードストライクルージュとランチャーストライクルージュはデータ上は存在する。逆に本作では換装不可のI.W.S.P装備のストライクガンダムのデータも存在するため、差別化するために換装できないようにされたのだと推測される