登録日:2013/04/17 Wed 19:06:50
更新日:2025/04/26 Sat 19:40:13
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打ち切りとは、物事を中途で取り止める事を指す。
それは企業や救護などの各種活動、各種契約、各種交通機関の運行、など様々な局面で見られるものであるが、
オタク的には各種メディアでのものが馴染み深い。
概要
いかに面白い作品も打ち切られてしまえば水の泡、そこから先は観ることができない。
有史以来数限りない作品が打ち切りの憂き目に逢い、無数の作者や製作者、そして読者が涙を飲んできた。
本Wikiで
「打ち切り」とタグ検索すると多くの作品がヒットする事からも、打ち切りがいかに多くの人々を悲しませたかはお分かりいただけるだろう。
まあ多くの場合
面白くないから打ち切られる事は否定できないのだが。
なお、長寿作品が終了すること自体を片っ端から打ち切り(終了に追い込まれる)扱いする人もいるが、始まりがある以上終わりはあるため、終わることを十把一からげに打ち切りと呼ぶのは適切でない。
予め念入りに計画を立て、綺麗に終わらせたものに関しては完結或いは円満終了と考えるべきである。
ここでは海外ドラマとラジオ番組における打ち切りの事情について解説する。
【海外ドラマ】
海外ドラマはシステム的に
打ち切りエンドにならざるを得ないようになっている。
これは「1シーズン目から何シーズンも続けることを前提とした話を作る」という方針が取られているのが原因。
よって、
最終回でも大きな謎や伏線は放置したまま、主人公がピンチになったり新たな火種が登場したりしつつ次シーズンへ引いて終わる。
主人公の大きな目的は終わったのにまだ続くこともザラ。
これは昔の連続映画で「主人公が崖にぶら下がるピンチで次回に引いて終わり」という手法がよく用いられていたことにちなんで「
クリフハンガー方式」と呼ばれる。
日本的に分かりやすく言うなら
オシシ仮面方式。
しかし人気が出なければ当然そのシーズンで終わってしまうため、何年も続いた挙句尻切れトンボならまだいい方で、大抵は謎も伏線も回収しないまま投げっぱエンド…というケースが後を絶たない。
100話達成記念パーティーが開かれたり、達成記念でスペシャルエピソードが作られたりすることからもその熾烈さはうかがい知れるだろう。
ファイナルシーズンを作る猶予が与えられたドラマは本当に幸せである。
この他輸入番組特有の事情として、本国ではシーズンを重ねた人気番組であったが日本での視聴率はさっぱりで早々に放送終了、というパターンもある。
わずか4回でテレ朝ゴールデン帯の放送を打ち切られた「F.B.EYE!!」はその代表例といえるだろう。
2000年代後半から新作公開はNHKやBS・CSの有料チャンネルに、2010年代からはネット動画配信サービスへの移行が進み、地上波の民放キー局が撤退したため、現在はここまでひどい打ち切りは見られなくなった。
往年のアメリカ制作ドラマで映画化もされた「逃亡者」の現代版リメイク。
2001年に日本初放送となったBSフジの目玉番組とされ、
- 地上波フジテレビのゴールデン洋画劇場にて初期エピソードを数話放送
- 同時にレンタルビデオ店での貸出も開始しBSへの視聴誘導を図る
- サービスを開始したばかりで普及率も低く、スポンサー離れも発生していたBSデジタル放送にもかかわらず、ヤマザキナビスコ(現:ヤマザキビスケット)がスポンサーに付く
……など、当時の海外ドラマ・BSデジタル事情からすれば破格の扱いを受けていたのだが、
最終話は「主人公をはじめとした主要人物らが何者かに銃撃を受け、彼らの生死も物語の謎もわからないまま、すべての伏線を投げっ放して終わる」という典型的なクリフハンガーであった。
ちなみにこの最終回の日本版サブタイトルは「隠された真実」。
結局新シーズンは制作されず、新・逃亡者の真実は今でも隠されたままである。
このような半端な終わり方をしたにもかかわらず、原作の持つ知名度から地方局やCSにて再放送が繰り返された。
そして、最終回を迎える度に初見の視聴者から「続きはないの?」「これで終わり?」と、疑問と同時に反感を買うハメになる。
なお、それまでのエピソードは1話または2話前後編で完結していたため、最終回の尻切れトンボっぷりがより目立つ格好となった。
当時はBSデジタル放送チューナーを1台買うだけで6~10万円と、デジタル放送普及後のチューナー内蔵テレビ1台と変わらないくらい高額だったため、このドラマのために導入した人は間違いなく憤慨しただろう。
アメリカで制作されたドラマ。
大気圏外でのミッションを行っていた
スペースシャトル「オデッセイ」のクルー達が、地球が消滅する瞬間を目撃。消滅の衝撃波に巻き込まれてしまうが、クルー達を助けたシーカーと名乗る異星人は、滅亡の原因は地球上で起こっていると告げ、5人の精神を5年前の過去へと送る。未来の記憶を持つ彼らは地球の消滅を止めるために原因を探しはじめるというSFミステリードラマ。
製作途中の2002年に発生したシャトル事故の影響により、20話で制作が打ち切られてしまった。
日本では2005年に日本テレビで放送されたが、最終話となる第20話の最後に、
「オデッセイ5は本エピソードを持って終了します。当初は続編の制作、放送も予定されていましたが、諸般の事情により1シーズンで終了したとの事です。地球消滅の謎を解明出来ないまま終了してしまいますが、ご了承下さい」
とテロップが表示される事となった。
人気映画監督スティーブン・スピルバーグが手がけたSFテレビドラマ。
深刻な環境汚染に悩まされている未来の地球で科学者が発見した時空の亀裂を使い、8500万年前の白亜紀に
タイムスリップして歴史改変を企む。
制作費用2000万ドルに見合う視聴率を得られず、1シーズン13話で終わってしまった。
これも人気探偵アクションドラマで映画化もされた「チャーリーズ・エンジェル」のリメイク。
放送局の米国ABCは、ターゲットとしていた女性層の視聴率がひどく回復も不可と判断し、4話目で打ち切りを決定。
話数は打ち切り決定時点ですでに撮影を済ませていた8話のみ。このためクリフハンガーですらない普通のエピソードで終わってしまった。
ただ、視聴率以前にも問題があり、
- エンジェル(探偵事務所の女性調査員)
- エンジェルをサポートする男性ジョン・ボスレー
- ストーリー展開
- 旧→事件調査はシリアスだが随所にユーモアもあり、基本1話完結かつ最後は円満解決。
- 新→シリアス一辺倒で重い。エンジェルの暗い過去など伏線あり。
と、旧作ファンにはもはや別物としか取れない問題点もあり、彼らを取り込めなかったのも敗因と思われる。
この他にも『新エアーウルフ復讐編』や『
ナイトライダーNEXT』など、前作と雰囲気がガラッと変わってしまったため打ち切られる人気海外ドラマは数多く、そして後を絶たない。
- ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ(2008-2009)
人気SF映画である
ターミネーターシリーズを海外ドラマ化した作品。
3とは繋がらない
2の続編であり、ファンからの評価は高かった。
しかしセカンドシーズンで放送曜日が変更されたのをキッカケに低迷し、多くの伏線を残したままセカンドシーズンで終了した。
日本の
スーパー戦隊シリーズのアクションシーンの映像を流用し、現地の俳優によるドラマパートと組み合わせて制作された北米リメイク版。
本国アメリカでは社会現象クラスの大人気を獲得し、現在でもシリーズが続いているが、子供向け特撮テレビドラマというジャンルそのものに馴染みの薄かった欧米では「
パワーレンジャーは子供を暴力的にする」という批判も巻き起こり、これが原因でいくつかの国で放送打ち切りの憂き目に遭ってしまっている。
ちなみに、その国のうちのひとつであるニュージーランドは後に法規制の緩さと物価の安さから、当初撮影が行われていたロサンゼルスに代わってパワーレンジャーのロケ地に選ばれていたりする。
- ビッグ・バッド・ビートルボーグ(1996-1998)
ビーファイターシリーズの北米リメイク版。
先述のパワーレンジャーのスピンオフ作品にあたる作品で、パワーレンジャーに対する「暴力番組」という批判を踏まえて原作とは大幅に異なるコミカルタッチな作風となった。
大半が芳しくない結果に終わった
スピンオフシリーズの中ではかなり派手な成功を収め、現在でも根強い人気を誇る作品だが、
原作であるビーファイターシリーズがカブトで終了したことで流用映像のストックが尽き、番組を継続できなくなってしまったため、シーズン2の「ビートルボーグ・メタリクス」を最後に物語が完結しないまま打ち切りとなってしまった。
放送終了後にUPN kidsチャンネルで再放送され、これに合わせる形で没になったシーズン3の企画をリサイクルした「ビートルボーグ・フォース」の玩具展開が行われている。
今なおシリーズ展開が続く長寿SFドラマシリーズの第1作だが、実はこれも打ち切りエンドであった。
最初は視聴率が振るわず第2シーズンで打ち切りになりそうになっていたのをファンの声によって継続できたものの、時間帯の移動や路線変更などによって更に低迷。
結果、第3シーズンで打ち切られ、「最終回ですらない普通のエピソードで終わっている。
「5年間の調査飛行」と謳っているOPナレーションからも、本来ならもう少し続く筈だったことがうかがえる。
風向きが変わったのがシンジケートでの再放送で、これをきっかけに人気が爆発。
73年に続編として
アニメ化され、その後ドラマの企画を経て映画化。
劇場版第6作目で『宇宙大作戦』としても堂々の締めくくりとなった。
そしてテレビドラマも時代を80年後に移した第2作「新スタートレック」がヒットしたことで完全にSFドラマの金字塔としての地位を確立することとなる。
なお、テレビドラマ第5作「エンタープライズ」も第4シーズンで打ち切られたが、こちらは一応の最終回が制作された。
いきなり200年も飛んで無理矢理感がすごいし「新」の成功から脱却できてないのが見え見えだけど
その後長らく空白の期間があったが、
劇場版第11作を皮切りに再始動。2020年代になってからはコンスタントにドラマシリーズの新作・新シーズンが制作され、終わる時は前もって「今シーズンをもって完結」とアナウンスしたうえでキッチリ話にケリを付けて終わる流れが続いている。
刑事ドラマの金字塔CSIシリーズのスピンオフの1つであり
日本でも高い人気を誇った海外ドラマで、通称アメリカ版西部警察。当初は高い視聴率を誇っていたが2009年頃に裏番組で「キャッスル」が始まると視聴率を一気に失い、シーズン10の途中で打ち切りが決定。そのシーズン10も短縮され19話で終了かつ普通の事件の話になっている(ただし後日談らしきエピローグは挿入されている)。
MCUと世界観を同一にする「インヒューマンズ」「デアデビル」「パニッシャー」「ディフェンダーズ」などのドラマ。
映画との関係性は薄く、暴力描写などアダルティーな表現が多く盛り込まれているのが特徴。
人気の高い作品もあったものの全てがそうだったわけではなく、結局人気低迷およびマーベル・テレビジョンと映画部門マーベル・スタジオの対立、マーベル・テレビジョンそのものの廃止によってあえなく打ち切り。
「デアデビル」などNetflix限定のものに関しては同サービスからの引き上げがなされることとなった。
しかしマーベル・スタジオ側も無かったことにしたいわけではないようで、『
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を初めとするフェイズ4以降の映画や『
ホークアイ』を筆頭とするディズニープラス配信ドラマにNetflix配信作品のキャラが登場している他、全ドラマが「ザ・ディフェンダーズ・サーガ」としてディズニープラスにて再配信されている。
2019年にサービスを開始した配信サービスで、ジョージ・ルーカス原案・製作総指揮の
ファンタジー映画の続編である「ウィロー」や、ニコラス・ケイジ主演の同名映画をベースとした「ナショナル・トレジャー 一族の謎」等、合併したHuluとともにオリジナル作品を多数配信していた。
ところが、2023年5月に動画配信事業の赤字を理由に100作品以上のドラマの配信を一斉に停止。
これによりオリジナル作品は打ち切りと同時に
封印作品と化してしまう事態に。
SF映画の『クレーターをめざして』に至っては、5月12日の配信開始から2カ月も経たないうちに見ることが出来なくなってしまった。
OTTサービスはそれまでの映像メディアよりも格段に利便性が向上した一方、サービスオリジナル作品については配信終了→封印というリスクが顕在化するようになった。
その後、前述の『クレーターをめざして』など一部の作品はアマプラなどで配信がスタートし、封印状態から脱している。
【ラジオ番組】
ラジオ番組の打ち切りは概ねテレビ番組と同じような理由で行われる。聴取率の低迷、スポンサーの撤退、不祥事、出演者の都合などなど。
制作費はテレビ番組よりも安いが、ラジオの聴取人口が往年に比べて少ないことから、近年では長寿番組であっても容赦なく打ち切るケースが少なからず存在する。
どの時期に放送が終わったかにもよるが、大体改編期でもない時期に放送を終えるか、終了予定が繰り上がったら打ち切りと考えていいだろう。
以下並びは放送開始年順。
- TBSラジオ エキサイトベースボール(1952-2017)
類型:放送局側都合
TBSラジオをキー局としてJRN各局で放送されていたプロ野球中継。
正式な番組としては1958年開始だが、開局当初の1952年から不定期で放送されていた。
ラジオの野球中継ではニッポン放送の「ショウアップナイター」と並ぶ老舗で、AMラジオ全般でも有数の長寿番組であった。
2017年9月の『週刊ポスト』にて撤退がスクープされ、同年11月の記者会見で正式に終了を発表。
結果この年の日本シリーズ第6戦が最後の中継となり、皮肉にもそのカードは『
福岡ソフトバンクホークスVS
横浜DeNAベイスターズ』だった。
終了の理由としてTBSラジオ側は「関東で最大5局が同じカード(巨人戦)を放送するのはいかがなものか」という編成の被りが原因としているが、前述の週刊誌では広告出稿の不振や東京ドームの中継席使用料の高騰を理由に挙げていた。
他にも
- DAZN・スカパーに代表される映像メディアとの競合
- 原則試合終了まで放送するため、延長に伴う後続番組の休止または時間短縮を余儀なくされる編成に対するリスナー(一部出演者)からの不満
- TBSの社内改革の一環でパーソナリティの若返りおよび新規聴取者の開拓を図る編成に切替
等の点から打ち切りに至ったとされる。
後継番組はライムスター宇多丸の「アフター6ジャンクション」。それまで
土曜日夜に放送されていた「ウィークエンドシャッフル」を帯番組化したもの。
開始後、それまで同時間帯にラジオに接していなかった若年層の取り込みに成功した。
そしてこれ以降TBSラジオはサブカルに偏った編成と化した
また、JRN系列局への裏送り制作・技術協力についてはTBSラジオとの関係が深いベイスターズ主催試合のみを継続するものの、それ以外の関東開催試合で
読売ジャイアンツ戦はラジオ日本が担当し、それ以外の主催試合はNRNのキー局であるニッポン放送・
文化放送が分担という系列の枠を超えた体制に移行した。
その後、TBSラジオは2022年限りで中継の制作業務からも完全に撤退。ベイスターズ主催試合中継を定期的に放送してきたJRN系列局では乗り込みによる自社制作を引き続き継続、TBSラジオ経由でニッポン放送・文化放送・RFラジオ日本のいずれかに中継の制作業務を委託、「自社スタジオからのオフチューブ中継」と各局で対応が分かれている。
「キー局初のプロ野球中継の全面撤退」はAMラジオ界に多大な衝撃を与え、文化放送も2019年シーズンから土曜日に放送されていた「文化放送ホームランナイター」を不定期化、2021年からは「文化放送ライオンズナイター」の最大延長を21時30分までに短縮している。
これ以外にも平日はNPB本拠地のない地方局で土休日で地方を問わずプロ野球中継を削減・撤退する動きが出ていて、フランチャイズ球団のある地方局でも縮小する動きが現れている。
- タンゴアルバム(1953-2017)
類型:放送局側都合
香川県のRNCラジオで放送されていた日本唯一となるアルゼンチン・タンゴに関する楽曲を紹介する番組。
パーソナリティは高松市在住の音楽評論家・岡田寛が1955年から最終回まで担当していた。
RNCラジオが2017年11月からradikoへ参入することに伴い、権利者不明の楽曲を数多く取り扱う本番組は配信ができないとの理由から打ち切りとなった。
通常radikoで配信できない番組は(放送を継続しながら)フィラー処理を行うことがほとんどで、本番組のように打ち切った例は珍しい。
尤も名目上は打ち切りだが、パーソナリティの岡田が終了時点で85歳とかなりの高齢であったため、彼が元気なうちに番組を円満に終了させた可能性も高い。
- 日曜名作座(新作放送)(1957-2003)
類型:出演者都合
NHKラジオ第1放送で放送されていた朗読劇番組。登場人物を男性役は森繁久彌、女性役は加藤道子が全て担当するスタイルで40年以上に亘って放送されていた。
2002年末に森繁が心筋梗塞で倒れた事に加え、加藤がこの数年前より癌で闘病しながらの活動だった事、そして2人とも80を超え高齢となっていた事も重なり、2003年1月19日放送分を最後に新作放送を休止という形で再放送に移行した。
尤も、この時点では両者とも活動から退いた訳ではなく、双方の体調が回復した際に新作収録に臨む予定だった。
しかし2004年に加藤が逝去した為、新規制作の再開が叶わなくなり、そのまま2008年3月まで再放送を継続。同年4月からは西田敏行と竹下景子を後継とした『新日曜名作座』にリニューアルする形で51年間の歴史に幕を下ろした。
- ばってん荒川 ぴら〜っと登場!(1971-2006)
類型:出演者都合
熊本県のRKKラジオで放送されていた長寿番組。パーソナリティは熊本県内では「お米ばあちゃん」でお馴染みだったローカルタレントのばってん荒川。毎週月曜夜に生放送で荒川とアシスタントによるトークや、肥後狂句のコーナーなどで構成されていた。
35年に亘って続いていたが、2006年3月に荒川が持病の糖尿病治療の為本番組を含めた全レギュラー番組を休演。同年5月には治療の合間を縫う形でスポット的に復帰したが、約5か月後の2006年10月、癌の為この世を去った。
冠番組であった本番組は死去翌日が放送日に当たっていた為、同日分の放送で追悼編成を行った後、その翌週分の放送を以て終了した。
なお、番組内で放送していた肥後狂句のコーナーに関しては後番組として単独番組化する形で継続したのち、再度別の番組内で1コーナーとして継続している。
- 小沢昭一の小沢昭一的こころ(1973-2012)
類型:出演者都合
TBSラジオで放送されていた小沢昭一の冠番組であり帯番組。内容は「○○について考える」に沿って、小沢の軽妙な話術で語っていく。
2012年12月10日に小沢が逝去。キー局のTBSラジオでは同年の12月14日をもって終了し、ほとんどの地方局では12月28日まで追悼放送を行っていた。
- Swing Saturday ねぎって行こう!(1975-2006)
類型:出演者都合
KRYラジオで放送されていたトヨタオート山口(現:ネッツトヨタ山口)一社提供のラジオ番組。
内容は本スポンサーのディーラーを招いて中古車(トヨタ車とは限らない)を紹介し、それをパーソナリティの井上雪彦(KRYアナウンサー)が値切り交渉を行うというもので、番組のタイトルもこれに由来する。
番組は31年続き人気を博したが、2006年8月に井上が急逝。後任として井上の後輩である渡辺三千彦がパーソナリティに就任したが、同年9月をもって終了した。
なお、本番組の中古車値切りコーナーは後継番組の「ラジKING」にも残されて2025年現在も続いている。
- クローズアップにっぽん(1978-2001)
類型:出演者都合
TBSラジオで放送されていた総理府(現・内閣府)の一社提供の番組。
パーソナリティーは女優の芳村真理。
社会問題や事件、政府の重要な政策方針、また各地域の抱えている問題などをリポーターが取材し、その内容を芳村が語っていく。
2001年の1月に芳村の息子が不祥事を起こし責任を取ってパーソナリティを降板。そして春の改編をもって番組終了が決定し、司会はTBSアナウンサーが担当して繋いだ。
- 五木寛之の夜(1979-2004)
類型:スポンサー都合
TBSラジオで放送されていたラジオ番組。作家の五木寛之がパーソナリティを務めていた。
スポンサーであるカネボウが産業再生機構に入ったことにより、スポンサーを降板したため終了となった。
- 福島のむかし話→おばあちゃんのむかし話(1979-2022)
類型:出演者都合
ラジオ福島で放送されていた5分番組。パーソナリティの森和美が
福島県の民話を味のある方言で朗読するものだった。
台本も放送枠に合わせ全て森が手掛けていた。
2022年1月に森が89歳で逝去してからは過去の放送分を流していたが、同年3月に終了した。
- ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー(1983-2019)
類型:出演者都合
北海道のSTVラジオで放映されていた番組。自らを話芸人と称する日高晤郎の時には歯に衣着せぬ、時には笑わせ、時には泣かせるトークが売りの番組だった。
ラジオスタジオに観客席を設けて公開放送を行い、エンディング近くには日高が堺正章のカバー『街の灯り』を毎回歌唱していた。
放送時間は当初は土曜12時からの3時間番組だったが、1年後に9時からの8時間に、1987年からは8時からの9時間番組に拡大され、当時は日本一放送時間の長い番組と称された。
末期は
プロ野球シーズンのみ、土曜午後の日ハム戦デーゲーム中継を放送する関係で午後のパートは休止された。
2018年2月3日、日高が検査入院の結果を受けて入院・手術したため番組を初めて欠席。前年中から体調の変化を匂わせる発言がある中での休演だったが、翌週2月10日のSTVホールでの公開生放送には復帰して9時間の生放送をこなした。
しかし、3月に入ると前述した『街の灯り』の生歌唱が通常回でも無くなるなど、日高の体調が懸念される状況になっていた。日高の死後、追悼番組で明かされた話によれば、実は2018年に入って体調不良の原因が悪性腫瘍によるものだった事が判明していたが、最後の出演回の前日にあたる2018年3月23日に開催された番組発のイベント『明日への贈り物』の終了までは仕事を続けるつもりで本格的な治療を遅らせていたようだ。
『明日への贈り物』が終わった翌日の同年3月24日の放送では、同イベントに参加していた歌手もゲスト出演し、『街の灯り』の歌唱もゲスト歌手が担当。日高はエンディングで2日後に入院する事を明かしつつも次回以降も出演する意思を見せたが、次週の放送は欠席し、程なく4月3日に逝去したためこれが生前最後の放送となった。
これを受け4月7日放送分では追悼特番として放送、翌週からは吉川典雄アナウンサーをメインにした『ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー フォーエバー』として放送されることになった。
番組構成はそのままにかつての日高の音源も紹介しており、聴取率も悪くはなかった。
だが日高の抜けた穴はあまりに大きく、STVラジオは将来を見据え終了を決断。日高の一周忌を目前にした2019年3月23日に幕を閉じた。
なお、亡くなった後も1年間放送を続けたのは日高がSTVと年単位で契約していて、その更新直後に亡くなったため放送を続けなければならなかったという説がある。
「フォーエバー」の終了後、9時間あった枠は分割されて8時台から12時台は同局の木村洋二アナウンサーが担当する「ごきげんようじ」となり、一部のコーナーやスポンサーを引き継いだ。
が、木村は過去に2度体調不良で長期休養した事もあったためか当初から9時間枠にはさせず、13時台から16時台はデーゲーム中継かナイターオフの番組としていた。
その後、2020年11月からはデーゲーム中継を編成しなくなり、13時台から16時台に明石英一郎が担当する「明石のいんでしょ大作戦!」を開始。長年ラジオやテレビの『どさんこワイド』で活躍する2人が担当している。
2022年4月にはSTVラジオ開局60周年記念番組として「フォーエバー」が一日限りの復活を果たした。
- 湘南ミュージックスカイウェイ(1986-1987)
類型:不祥事
開局初期のFM横浜で放送されていた、
ミートボールでおなじみの石井食品提供の番組。
女性タレントのパーソナリティがヘリに乗って湘南上空を飛行し、リスナーからの曲のリクエストに答えたり、上空からの景色を紹介したりした。
生放送ではなく、放送の何時間か前にヘリを飛ばし、そこで収録した内容をFM横浜に送って送られた内容をそのまま放送する録って出し形式をとっていた。そして、放送時間内にリアルタイムで収録時と同じルートを飛ばして、さも生放送のように見せる演出がなされていた。
パーソナリティの交代が行なわれる回の収録で、放送時にリアタイで飛ばしたヘリが機長の操縦ミスで海に墜落。パーソナリティと番組スタッフ1人の計2人が死亡、機長と他のスタッフ2名がケガをする事故が発生し打ち切られるという「不祥事打ち切り系」では最悪のケース。
もちろん収録の時は問題なくフライトは終わっていた。
後任に内定していた女性タレントは仕事が一本無くなってしまったほか、スタッフもパイロット以外はディレクターなどを全員女性に一新させ、女性メインの制作体制に変える予定だった。
事故発生がFM横浜に伝わったのが放送開始時刻よりも後だったため、すでに送られていた収録済みの事実上の最終回はそのまま放送された。
なお、ミュージックスカイウェイを放送していた時間帯は翌週はつなぎとして違う音楽番組を放送し、翌々週からはスポンサーはそのまま、急遽向井亜紀をパーソナリティに間に合わせの新番組を立ち上げ10月改編まで凌いだ。そして11月から改めて歌手の今井美樹にパーソナリティを交代させて別の新番組を立ち上げている。
事故から5日後に発売された、当時ラジオリスナーには有名だった雑誌「ラジオパラダイス」にはすでに印刷と製本の作業が終わって訂正が間に合わなかったために皮肉にも新パーソナリティの紹介がそのまま載ってしまう事態となり、その次の号で謝罪とお悔やみの文章が掲載されている。
- 誠のサイキック青年団(1988-2009)
類型:出演者都合
北野誠と竹内義和がパーソナリティを担当した、ABCラジオ日曜深夜のトーク番組。
内容は世間で騒がせた事件や芸能スキャンダル・
下ネタなど多岐にわたり、過激な発言も多かった。
番組は関西ローカルだったが、深夜放送のため電波が全国で受信可能なこともあり、各地に「サイキッカー」と呼ばれるファンが存在した。
2009年3月末で放送を終了するという話で前年から調整が進められていたが、紆余曲折を経てなぜか同年3月15日の放送開始時刻に「3月8日の放送が最終回になりました」というアナウンスが流れ、そのまま打ち切りになってしまった。
その後、北野誠が本番組での数多くの問題発言を原因とした芸能活動無期限休止という重い処分を事務所から受けたこともあり、一連の不可解な流れの「黒幕」は誰なのかという邪推が広がった。
最終回繰り上げの理由は公式には明らかにされておらず、ABCラジオでも長寿番組の部類に入る番組だが
黒歴史として扱っている。
打ち切りから10年後の2019年8月、KBS京都ラジオ『角田龍平の蛤御門のヘン』で北野・竹内の両名をゲストに招いた「サイキックミーティング」を放送。
以降も「サイキック~」は毎年夏・冬の特別企画として放送されており、番組が事実上復活した形となる。
- 4時です 日曜の1 〜ジョイフルシティみなみ東バイパスからこんにちは〜→1時です 日曜の1(1990-2001)
類型:スポンサー都合
青森放送で月一回放送されていたバラエティ番組。
スポンサーは地場スーパー「亀屋みなみチェーン」で、青森市内にある「ジョイフルシティみなみ 東バイパス店」というショッピングセンターから生放送されていた。
内容は著名歌手・お笑いタレントをゲストに招き、ゲームや歌などで楽しむというものだった。
16時台に放送されていた頃には放送日の昼に同じゲストを招き、十和田市にある系列店舗の「ジョイフルシティ十和田亀屋」からも「日曜の1 〜ジョイフル十和田からこんにちは〜」を放送していた事がある。
また、
新青森駅の近くに「ジョイフルシティみなみ 西バイパス店」をオープンさせるとそこからの放送も実施された。
2001年の堀内孝雄をゲストに迎えた回を最後にリニューアル名目で休止されたが、この地点で西バイパス店の売上がかなり低調で、更には県外チェーンも進出してきたことから亀屋の経営は火の車となっており、休止宣言から程なくして破産。番組も打ち切られた。
- 林原めぐみのHeartful Station(ラジオ日本時代・1991)
類型:放送局側都合
4月9日にスタートし、当時人気が出ていた林原の冠番組ということもあり好調な滑り出しを見せていたが、14回目の7月16日放送分が突如放送中止になる。
その理由は7月に、以前より中高齢層向け路線をゴリ押ししていた当時のラジオ日本会長(
この人の子孫らしい)が「当局は今後、
演歌と歌謡曲以外NG」という強権を発動(その詳しい実態はWikipedia等に記載されているのでそちらを参照)したため、アニソンやJ-POPを流していた当番組にもその影響がもろに発生した。
林原本人も翌日にスタッフから前夜の放送が流れなかったことを聞いて初めて事態を把握したとされており、事前通告が一切なかったことがうかがえる。
既に収録していた7月16日分はお蔵入りとなり、3週間は曲なしという方針で乗り切り、8月6日分をもって放送終了となる。
林原めぐみ本人も自身の著書で回顧しているが、業界的にも異例中の異例の打ち切り理由だといわれている。
その後2か月の充電期間を経て、同年の10月秋の改編にてラジオ関西にその舞台を移し2015年までの24年間放送された。
なお、不本意な形で番組が打ち切られることになった関東広域圏エリアでは、翌1992年からTBSラジオで2024年現在も続く『林原めぐみのTokyo Boogie Night』がスタート。1990年代後半の一時期は同局で『Heartful Station』も並行して放送された事があった。
そして、『Heartful Station』終了と同時に『Tokyo Boogie Night』はラジオ関西でもネットされるようになった。
1993年、そのラジオ日本の会長は取締役会に遅刻する。
その際に「定時で取締役会を始めろ」と連絡しており、会長が来るまでの間に解任案を出し全会一致で可決され、間抜けな形で会社を追われた挙句、「これまでに会社に損害を与えた返済」として会社に自宅を差し押さえられる羽目になった。
しかも解任後のラジオ日本は事実上日本テレビの傘下に入る形になったとはいえ、中高齢層向け路線自体を変えることなく、一時は破綻寸前まで行っていた経営状況を見事回復してみせたという死体蹴りオチまでついている。
さらに2010年代からは、アイドル等がパーソナリティを務める若年層向け番組を復活させている。
なおその元会長は1999年にC型肝炎との闘病生活の末にひっそりと逝去。
元々復員軍人という立場を盾に左翼思想的な活動をしたかと思えばハンガリー動乱といった共産主義の失策続きを受けてあっさり反共・反右に転向する、とある番組プロデューサーと新年祝賀会という大事な場において酒に酔った勢いで暴行、更には新人研修をどう言う訳か自衛隊で行わせると性格に難があり過ぎた人物であった為、生前の葬儀にはごく僅かな親族のみが参列した寂しいものであったという。
- 槇原敬之の HITACHI CLOSE TO YOU(1993-1999)
類型:不祥事・出演者都合
TOKYO FMで放送されていた番組。槇原敬之のトークと音楽をメインにした番組だった。
1999年8月、槇原が覚醒剤取締法違反で逮捕されたため、打ち切りとなった。
しかし槇原絡みはこの番組だけに留まらなかった。(後述)
- 中居正広のSome girl' SMAP→中居正広 ON&ON AIR(1995-2025)
類型:不祥事・出演者都合
ニッポン放送で放送されていた番組。
開始当初は中居とSMAPの他メンバーが週替わりで登場しゲストとトーク、2001年頃から単独のフリートーク番組となり、2016年末のSMAP解散に伴いタイトルも変更された。
2024年末に発覚した中居の女性トラブルを受け、翌年1月11日の放送が休止となり最終的には2025年1月21日に番組終了を発表した。
- スーパーファミコンアワーのトークバラエティ・音楽番組多数(1995-1997)
類型:スポンサー都合ほか
BSラジオ局のセント・ギガが放送していた番組群。
セント・ギガは環境音楽をメインとした各種音楽番組の有料放送局だったが、1995年4月から
任天堂をメインスポンサーとした
サテラビューのデータ放送を開始。ラジオにもそれと連動した無料放送の時間帯「スーパーファミコンアワー」を毎日16~19時に新設し、新番組を一斉に開始した。
CMでも告知された
タモリによる『タモロス博士のサンデーゼミナール』や内田有紀の『夕暮れストリートキッズ』、さらには
爆笑問題、
松本梨香&
三重野瞳、
伊集院光、しましまんずなどの日替わりパーソナリティによる帯番組『放課後の王様』、男性デュオAK LIVEによる複数曜日の音楽番組『AK LIVE ヒットギャング』、ほかにも泉谷しげる&浜崎あゆみ、細川ふみえ、裕木奈江と、当時のベテラン・若手を問わず多様なパーソナリティを起用。
リスナーのお便りを読みつつトークを繰り広げ音楽を流す番組、メーカー広報やスタッフが出演するゲーム情報番組といった、
以前のこの局にはなかった普通のラジオ番組をすべて無料で聴けた。サテラビューではこれらを聴きながらデジタルマガジンを読んだり、ゲームをプレイすることができた。
しかし、サテラビューの販売不振により1996年春改編で多くの番組が終了。事実上の打ち切りとなった。4番組はタイトル変更しつつ改編を乗り切ったものの、帯放送が週1になるなど放送枠は移動・短縮された。
1997年春改編で残っていたすべてのトーク番組が終了し放送枠は1日2時間へ短縮。特番を除きゲーム連動用番組のみとなった。
さらに1998年春改編で放送枠は1日1時間、クイズ『サテラQ』を除きすべてゲーム連動用番組の再放送と縮小が続き、任天堂撤退直後の1999年5月をもってサテラビュー連動ラジオ枠は消滅した。
- ラジオ名人寄席(1996-2008)
類型:不祥事・出演者都合
NHKラジオ第1で放送されていた番組。主に昭和の時代に活躍した落語家や漫才師の口演の模様を放送していた。
番組で放送した8代目林家正蔵(林家彦六)の「大仏餅」の音源が不正使用ではないかという指摘が外部からあり、調査したところ権利関係の処理が不十分だったこと判明、メインパーソナリティの玉置宏が降板を申し出たこともあって打ち切られた。
この打ち切り以降、NHKラジオで過去の落語家が演じる落語や演芸の放送が急速に減り、2009年度からは消滅している。
ちなみに玉置はこの騒動後露出が減少し、2010年に逝去した。
- 山口達也 TOKIO WALKER(1996-2018)
類型:不祥事・出演者都合
NACK5で放送されていた
TOKIO山口達也の冠番組。
2018年4月25日に山口の強制わいせつ行為が発覚し無期限謹慎処分に。このため番組も急遽打ち切りが決定。
後任は同じTOKIOの松岡昌宏が担当し、タイトルからパーソナリティ名を外して再スタートしていたが、2021年3月で終了しシリーズの歴史に幕を降ろした。
- 宮地佑紀生の聞いてみや〜ち(1997-2016)
類型:不祥事・出演者都合
東海ラジオで放送されていた番組。ローカルタレント宮地佑紀生をメインに据え、東海エリアの聴取率ランキング上位に君臨していた。スタートから1年半近くは夕方に放送されていた。
しかし、番組放送中にメインパーソナリティの宮地佑紀生がアシスタントをマイクで殴って怪我をさせたことで逮捕され、そのまま打ち切られた。
生放送であったため、マイクで殴った音がそのままリスナーのもとに流れた。この音は全国二ュースでも流されたため、最初で最後の全国放送にもなった
打ち切り後、この枠を引き継いだ番組は全て裏のCBCラジオの『北野誠のズバリ』に惨敗しており、長続きした番組がないだけでなく挙げ句に番組編成も変わるなど迷走状態が続いている。
一方宮地は略式命令を受け、休業後の2018年からはこれまで番組を持ったことのなかったCBCラジオでレギュラー番組を持ち復帰したが、かつてレギュラーを多数持っていた東海ラジオからは事実上の出入り禁止状態となっている。
また、アシスタントはしばらく活動を休止した後に別の番組で復帰したが、心の傷が深いのか当時のことを語ろうとはしていない為、「調停での円満解決」という決着になったものの、両者の間にわだかまりが依然ある状態と言える。
- 武部宏の日曜とーく(1997-2023)
類型:出演者都合
KBS京都のラジオで放送されていたトーク番組で元KBS京都のアナウンサーである武部宏の冠番組。
番組はKBS京都本社から毎週生放送されていた。
2023年7月に武部が逝去したことにより、秋の改編を待たずに番組の打ち切りを急遽発表した。
- 服部幸應 WELL TASTE(1997〜2024)
類型:出演者都合
FM NACK5で放送されていたトーク番組で、料理研究家の服部幸應がアシスタントと共に毎回1つの食材をテーマにトークやレシピ紹介、リスナーからの料理に関する質問に答える番組だった。
2016年からは元モーニング娘。の保田圭が4代目のアシスタントを務めていた。
しかし、パーソナリティである服部が2024年10月4日に急逝。亡くなった当日の午前には、本番組の収録が通常通り行われていた矢先の訃報だった。
上記の通り死去当日まで収録が行われていた事から、同年10月6日から11月17日放送分までは収録済みの番組が残されていた為、前後にアシスタントの保田圭によるコメントを挿入した上でそのまま放送。11月24日放送回は歴代アシスタントによる対談回、12月放送分は服部と親しかった人物へのインタビュー回で繋ぎ、2024年12月29日放送回を以て放送終了となった。
- 川上とも子のうさぎのみみたぶ(1998-2008)
類型:出演者都合
ラジオ関西→音泉・BEWEで放送されていた声優
川上とも子(とも蔵)を中心に据えたトークメインの番組。
2008年に川上が卵巣がんの治療のために療養入りしたため、番組は休止となる。2011年に川上は闘病空しくこの世を去ったため事実上の打ち切りとなった。
現在も音泉のHPには特設ページが残っており、番組500回記念で作られたオープニング・
エンディングテーマの音源データが無償配布されている。
- イブニングページ 週末ナチュラリスト→一文字弥太郎のイブニングページ 週末ナチュラリスト→一文字弥太郎の週末ナチュラリスト 朝ナマ!(1998-2022)
類型:出演者都合
中国放送(RCC)で放送されていた番組で、正体不明の覆面パーソナリティである一文字弥太郎が進行を担当、地元情報や『
空想科学読本』の作者である柳田理科雄による科学解説等幅広いコーナーが特徴。
メインパーソナリティーの一文字弥太郎が2022年2月18日新型コロナウイルスに感染し死去、翌2月19日にアシスタントの岡佳奈が涙ながらに発表した。
局側と岡の意向により追悼番組ではなく「特別番組」が放送され、番組は同年4月2日から岡がメインパーソナリティーである『週末ナチュラリスト』に引き継がれた。
- (生島ヒロシの)おはよう定食・一直線(1998-2025)
類型:不祥事・出演者都合
一応パーソナリティが降板した後に最終回を迎えたが、終了に至るまでの経緯的に該当すると見做し掲載する。
TBSラジオで平日朝に放送されていた生島ヒロシの冠番組。
軽快なトークとくしゃみに原稿紛失等のハプニングで番組は6000回以上も続いた。ちなみに番組は1時間半だが5時からの30分は関東ローカルのため「おはよう定食」、それ以降は全国ネットになるため「おはよう一直線」とタイトルが分かれている。
しかし2025年1月27日、生島に「TBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があった」として緊急降板。
事務所の説明によれば「番組制作者への厳しい言動」「ネット上の不適切写真(内容は不明)を友人から送られ、それを女性を含むスタッフに(わざわざ)転送した」というもので、生島は役職を辞任しただけではなく事務所(生島の退所後に社名変更)自体からも追われて、芸能活動を無期限自粛している。
降板翌日からはフリーアナウンサーが交代で代役を務め、生島の冠を外したタイトルで放送が続いた。同年2月3日に「おはよう一直線」としては7000回目の放送となったが、このような事情もあり一切触れられなかった。
そして、2月には番組の終了が発表。3月31日をもって26年の歴史に幕を下ろした。
- 極楽とんぼの吠え魂(2000-2006)
類型:不祥事・出演者都合
TBSラジオで金曜深夜に生放送されていた極楽とんぼの冠番組。
2006年7月にメンバーの山本圭壱(当時は山本圭一に改名していた)が不祥事を起こし、同年7月18日付で所属事務所の吉本興業から契約解除された事を受け、3日後の7月21日に相方の加藤浩次が単独で行った放送を以て打ち切られた。
その9ヶ月後の2007年4月から『加藤浩次の吠え魂』として加藤の単独名義で復活し、2010年3月まで3年間放送された。
そして、2014年からフリーの立場で活動を再開していた山本が、紆余曲折を経て2016年に吉本興業と再契約し、正式にコンビ活動を再開した事から、2017年2月19日に「『極楽とんぼの吠え魂』としての正式な最終回」として当時と同じ時間帯で「一夜限りの復活」と題した特番を放送。一度は不本意な幕切れで終わった『吠え魂』だったが、10年以上の時を経て極楽とんぼの2人が揃った形の最終回で正式に幕を下ろした。
- MAKE IT 21(2000-2016)
類型:不祥事・出演者都合
J-WAVEで放送されていたショーンKがナビゲーターの番組。
同局では珍しいビジネス番組で、不定期にBSフジとの連携放送を行うこともあった。
2016年にショーンKの経歴詐称問題が週刊誌にスクープされ、この影響を受けて当人が芸能活動自粛を申し出たため同年3月12日の放送が最後となった。
- 長野祐也の政界キーパーソンに聞く(2000-2019)
長野祐也の医療界キーパーソンに聞く(2013-2019)
類型:出演者都合
アール・エフ・ラジオ日本制作で放送されていた政治評論家・長野祐也の冠番組。内容は政治家をゲストに招きインタビューをする。
また、2013年には医療関係者をゲストに招きトークを繰り広げる「長野祐也の医療界キーパーソンに聞く」を放送開始。
長野は2018年から体調不良により、休養することが多かったが、6月25日に逝去。このため、7月末まで過去の再放送を行い、8月から、別のパーソナリティが担当し10月から長野祐也の冠を外して2019年の3月まで「政界~」「医療界~」両方の番組を繋いだ。
- 浜村淳の日曜夢語り(2001-2006)
類型:スポンサー都合
毎日放送(MBSラジオ)で放送されていた浜村淳の冠番組。
ご存知の通り浜村はMBSラジオで「ありがとう浜村淳です」を担当しているのだが、映画の名場面を紹介するために
日曜日のレギュラー番組を開始。
しかし、2006年にスポンサーであった愛染蔵が倒産したのと、ちょうど春の改編時期だったため打ち切りとなった。
その後、浜村の日曜のレギュラー番組は2024年4月から『浜村淳の歌の宝石箱』として復活を果たした。
- 松山千春 季節の旅人(2001-2007)
類型:不祥事・出演者都合
STVラジオで放送されていた松山千春の冠番組。前身は『松山千春 風にのせて』。
2007年2月、松山が反社会的勢力と交際が発覚したことが明らかになり、急遽番組が打ち切りとなった。
その後、松山千春の冠番組はNACK5制作の『松山千春のON THE RADIO』として再開。松山は札幌在住のため、ほとんどの回はSTVラジオから放送しており、事実上の共同制作体制を取っている。
- 青森山田学園Go!Go!全力投球(2001-2011)
類型:出演者都合
FM青森で放送されていた番組。青森山田学園の理事長をメインパーソナリティーに迎えたトーク番組。
理事長が2011年に死去したため、収録済みの回もお蔵入りにして打ち切られた。
文化放送・超A&G+で放送されていた
アニラジ。声優の
鈴村健一、
櫻井孝宏、
松来未祐の3人をメインパーソナリティにトークなどを繰り広げた。
2015年にメインパーソナリティの一人だった松来が闘病のために一時降板し、その時点では松来の回復を信じて鈴村と櫻井の二人で番組を続けていたが、数か月後に松来が急逝。
スタッフを含めた協議で「番組はあの3人でないと意味がない」という思い入れにより、改編期を迎えずに放送の終了を迎えた。
なお、残されたパーソナリティの内、櫻井はこの7年後…(後述)
- ドライバーズ・リクエスト(2003-2021)
類型:スポンサー都合
TBSラジオで放送されていた番組。全日本トラック協会がスポンサーだった。
ドライバーのお得な情報・リスナーからのリクエストにより構成されていた。
2021年5月に全日本トラック協会がコロナ禍によりスポンサーを降板。構成は変わらずノンスポンサーで続行されたが、2021年9月をもって終了した。
- キンキンのサンデー・ラジオ(2006-2009)
類型:出演者都合
文化放送で放送されていた日曜昼のワイド番組で愛川欽也の冠番組。
2009年に入ってからメインスポンサーがない状況で番組が続けられていたが、同年の春の改編で番組が終了することが決定。
しかし、愛川は改編で終了が決まったことが知られると「お通夜のような放送はできない」と2月15日の放送を最後にパーソナリティを降板し打ち切りとなった。
また、夫人のうつみ宮土理もスポンサーを探していたことが明らかになった。
- 枡田絵理奈の横浜物語(2010-2011)
類型:スポンサー都合
TBSラジオで放送されていた番組。横浜出身で当時TBSの局アナだった枡田絵理奈をメインに、横浜出身あるいは在住のゲストを迎えて横浜に関するエピソードや観光情報を放送していた。
もともと半年間の放送を予定していたが、東日本大震災でスポンサーのミツウロコが運営するボウリング場「ハマボールイアス」が被災した影響で予定よりも数週間早く放送を終了した。
ちなみにハマボールは一時廃業も検討したが、熱心な存続要望によって2012年12月から営業を再開した。
- テゴマスのらじお(2011-2020)
類型:出演者都合
MBSラジオで放送されていたラジオ番組。
パーソナリティはNEWSの派生ユニットである、テゴマスの手越祐也と増田貴久。後にアナウンサーの宮島咲良が新しく加入。
2020年5月に手越が芸能活動休止し、6月に
ジャニーズ事務所も退社しNEWSを脱退。テゴマスも活動終了になったため当番組も打ち切りとなった。
打ち切り後、しばらくは増田と宮島のみで担当していたが、2021年10月から、KAT-TUNの中丸雄一が加わりタイトルも「増田貴久・中丸雄一のますまるらじお」と改題し現在も放送中。
…だったのだが、2024年8月から中丸が諸事情で活動を自粛。そのため再度増田・宮島体制で放送を継続することが発表され、タイトルも「ますますらじお」に変更している。
- 大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝(2012-2013)
類型:出演者都合
NHK-FMで放送されていたシリーズ番組で、シンガーソングライターの大瀧詠一が、自らのライフワークであったアメリカン・ポップス研究を楽曲とともに時系列に紹介してゆくもの。
パーソナリティーの大瀧が2013年12月に死去し、そのまま打ち切りとなった。
氏は死去直前まで2014年3月の放送を目指し第5弾の企画構成を練っていたが、こちらは事実上のお蔵入りとなっている。
- ウハステーション(2012-2015)
類型:製作会社都合
RFラジオ日本で放送されていたアニラジ。アニソンのリクエストとパーソナリティによるトークがメインの番組だった。
制作会社が事業停止したため放送ができなくなり、そのまま打ち切られた。
また、同制作会社に所属していた演歌歌手の水田竜子のレギュラー番組「水田竜子の歌って素晴らしい」も同様の理由で打ち切られた。
- 一生ポリケロ(2012-2016)
類型:出演者都合
ラジオ大阪で放送されていたアニラジ。脚本家・作家の
あかほりさとると声優の水谷優子がパーソナリティを務めた番組。
水谷が逝去したことにより、あかほりが「水谷さんがいないと放送できない」との意思からパーソナリティの卒業を宣言。これにより1994年から開始した「ポリケロシリーズ」が幕を降ろした。
- 三菱自動車 ピートのふしぎなガレージ(2013-2020)
類型:不祥事・出演者都合
TOKYO FMで放送されていた、ラジオドラマ形式で教養や日常に役立つ物について学習していく番組。
同じ制作会社が担当していた前身の『サントリー・サタデー・ウェイティング・バー AVANTI』と同じく担当声優を公式的には公開していなかったが、主人公に付き添う物知りポジションのキャラであるエヌ博士の声優がピエール瀧であることが外部情報で判明していた。
そのピエール瀧が2019年に麻薬取締法違反(コカイン所持・使用)で逮捕され有罪判決を受けたことにより、この番組も無理矢理声優を交代させることを余儀なくされた(新担当者も非公表)。
放送期間は短くなかったが、結局声優交代から1年も持たずに終了した。
次番組は音楽アーティストが月替りでパーソナリティを務める番組をつなぎ番組として放送し、半年後に『ピートの…』とほぼ似た形式の『SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜』を立ち上げている。
ただしこちらは完全なドラマ形式ではなくメインパーソナリティである麒麟・川島明は実名で出演し、ゲストとのトークでもテレビ出演の裏話やプライベートや交友関係といった話題を普通に話しているという違いがある。『土曜日のエウレカ』は2023年9月にSUBARUがスポンサー降板という形でひとまず終わり、翌10月からは番組構成からドラマ形式を外して川島とゲストとのトークのみにした『川島明 そもそもの話』として放送している。
- 小金沢くんの波乗り歌謡曲(2013-2020)
類型:不祥事・出演者都合
ラジオ日本制作で裏送りで放送されていた音楽番組。
演歌歌手の小金沢昇司がパーソナリティを務めていたが、本人が酒気帯び運転で逮捕されたためそのまま番組は打ち切り。
放送予定だったネット局(西日本放送・山口放送・栃木放送・岐阜放送)は別番組に差し替えた。
尚、小金沢が所属・経営する所属事務所はその不祥事だけでなくコロナ禍も災いし2021年7月に破産している。
- P.S.元気です。孝宏(2013-2022)
A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン(2002-2023)
類型:不祥事・出演者都合
文化放送超!A&G+で放送されていたインターネットラジオ番組。どちらも本項登場2回目となる声優の
櫻井孝宏がパーソナリティを務めていた。
2022年10月24日に突如『P.S.元気です。孝宏』が終了したが、その理由は10年以上(つまり
番組開始前)交際していた番組の構成作家が「櫻井は既婚である」という報道にショックを受け救急搬送、
作家業を引退に追い込まれたことが2日後に明らかになった。
10月29日には『こむちゃっとカウントダウン』を櫻井が一時降板(後に正式降板)する事が発表され、アシスタントの白石晴香と週替わりの代役パーソナリティで番組を続けていたが、2023年3月に打ち切りとなった。
奇しくも7年前に打ち切られたチェリーベルと放送局も同じである。
元々1994年から枠移動はありながらも長らく木曜1部で放送されていた『ナインティナインのオールナイトニッポン』が、矢部浩之の本人の意向による降板及び岡村隆史が単独での継続を希望したことに伴い、コンビ名義での放送を終了してスタートした番組。
2020年4月24日の放送回で、岡村が発したコメントが物議を醸したことで騒動となり、翌週の放送では冒頭から岡村がひたすら謝罪する事態に陥った。
その最中に、スタジオに相方の矢部が乱入する形で急遽出演。問題発言の件のみならず、岡村の性格面にまで踏み込んだ公開説教を敢行した事で騒動自体は沈静化した。
その後岡村やスタッフの意向もあり、矢部はこの週を含めて3週連続で生出演する事となった。その3週目の冒頭、コンビでの放送を正式に再開する旨を発表。この回から再び『ナインティナインのオールナイトニッポン』としての放送となり、岡村隆史単独名義の放送はその前週で実質打ち切りとなった。
- 昼からど〜だい!(2015-2016)
類型:不祥事・出演者都合
岡山県の山陽放送(RSK)で放送されていたお昼のワイド番組。パーソナリティに岡山県出身の落語家、桂小鯛を起用(月〜木のみ)。
2016年8月に小鯛が地元の自動車教習所の卒検で落ちた事を不満にその教習所を名指しで侮辱したため、翌日から出演を取りやめられ、その翌週の金曜をもって打ち切られた。
小鯛本人は面白おかしくいじったつもりと語っているが、その教習所が山陽放送の株主の一つだったらしく事が大きくなってしまったという。
お詫びとして翌年に米朝一門会の落語番組を半年間放送した。
余談だが、その後小鯛は侮辱したその教習所に免許取得まで肩身が狭い中通い続け、取得後は師匠の桂塩鯛のアドバイスによりベンツを購入している。
- Click DE On-Air(2015-2018)
類型:不祥事
ラジオNIKKEIで放送されていた音楽番組。事前に番組HPにアップされた放送候補曲にリスナーがクリックで投票することで放送する曲が決まるというもの。
番組のディレクターが投票結果を不正に操作していた事が発覚し、打ち切りに。
- Who cares?(2015-2020)
類型:不祥事・出演者都合
bayfmで放送されていた番組。槇原敬之がパーソナリティをしていた。
内容は槇原がテーマを設定し、その時の気分で聞いてもらいたい曲とトークを交えて進行するというものであった。
しかし、2020年に槇原が覚醒剤取締法違反などで再び逮捕され、急遽打ち切られた。
放送局は違えど、21年前と同様に槇原の不祥事で打ち切られた形となった。
- 清水富美加 みなぎるPM(2016-2017)
類型:出演者都合
ニッポン放送で放送されていた番組。女優の清水富美加が音楽やトークを繰り広げるという番組だった。
清水が某新興宗教団体に出家した事を公表したため、急遽打ち切られ、放送予定だった収録分はお蔵入りとなった。
ニッポン放送以外のネット局では青森放送と山形放送以外でニッポン放送制作のつなぎ番組を放送した。
- YKK AP presents 伊藤綾子の窓辺でブランチ(2016-2018)
類型:出演者都合
TOKYO FMで放送されていた番組。フリーアナウンサーの伊藤綾子がゲストと2週にわたってほのぼのトークをするというもの。
伊藤は元々
某アイドルとの交際(後に結婚)で批判の矢面に立たされており、公式ブログは炎上して閉鎖、2017年にはレギュラー出演していた日本テレビの『news every.』を降板、徐々にメディアで見かけなくなっていった。
そして2018年3月末に所属していたセント・フォースを退社すると共にこの番組が終了、事実上の芸能界引退となった。
番組自体は好評だったため、翌4月からはコンセプトを引き継いだ『YKK AP presents 皆藤愛子の窓cafe~窓辺でcafe time~』がスタートしている。
- らくやのぉ‼︎の逆襲(2016-2019)
類型:出演者都合
愛媛県の南海放送で月曜夜に放送されていた生放送番組。
プレゼンターは友近の元相方であるらくさぶろうと、ディレクター業も務めるやのひろみのローカルタレント2人。
前身番組の『げつようパワフルレィディオゥ‼︎らくやのぉ‼︎』は2002年に始まっており、累計すると15年以上続く長寿番組だった。
しかし2019年1月、らくさぶろうが同年夏の参議院選挙に出馬する意向を発表した為急遽降板。
公職選挙法の絡みもあってか出馬表明翌週の放送から登場しなくなり、降板の挨拶もなかった。
同年3月末までの約2ヶ月間はやの単独で継続したが、年度末のタイミングで打ち切りを余儀なくされた。
因みにその参院選では、らくさぶろうは対立候補である永江孝子に8万票以上の大差をつけられ落選。その後は政治活動から身を引き再びタレント活動に戻ったが、南海放送へのレギュラー復帰は果たせていない。
- Come On!カモン!モーニング!(2021-2023)
類型:不祥事・出演者都合
FMヨコハマで放送されていた番組。嘉門タツオがパーソナリティをしていた。
2023年1月16日の放送を最後に、突然「嘉門タツオの事情により」として番組の休止が続いていたが、3月1日に本人から申し出があったとしてそのまま番組が終了となった。
理由については明かされていなかったが、その後、週刊誌の記事で「12月に嘉門が飲酒運転事故を起こしたことが原因」と報道された。
- めっちゃラジオ(2022-2023)
類型:不祥事・出演者都合
FMヨコハマで放送していた、YouTuberグループでミュージシャンでもある夕闇に誘いし漆黒の天使達(略称:夕闇)によるラジオ番組。
メンバー達が自身のチャンネルで実施した企画『【大激怒】レビュー0のお店に初めてのレビューを書こうとしたら最悪だった』で取材した店が80才の店主がワンオペで行っている店で、「注文から出来るまで時間がかかるが構わないか」と尋ねられ全員が了承したにも関わらず、店を出た後対応の遅さに不満を漏らし、更に「急ぐ気がなかったのが腹立ちましたね」「飲食界の○○や。飲食の権利ない」との感想を残し、店側が善意で出したお菓子(うまい棒)に対しても「俺らをナメてる」「たこ焼き味とかあり得ない」とまで動画内で吐き捨てたことから炎上。
騒動を受けFMヨコハマ側は「番組DJ『夕闇に誘いし漆黒の天使達』の出演動画に関して報道された事案の重大性に鑑み、2月4日の放送をもって終了とさせていただきました」と事実上のクビを宣告。
現在は後番組としてあんちゃんによる『ハーモニカミッドナイト』が放送されている。
なお、夕闇側はメンバー交代後改めて謝罪動画を投稿し再スタートを宣言しているが、2ヶ月という自粛期間の短さや店に対し出向くのではなく電話で謝罪をしたことに対し批判が集まっている。
ご存じニッポン放送の長寿場組・
オールナイトニッポンの2部。
2024年8月4日にフワちゃんが自身のXで女芸人のやす子を中傷する投稿を行い大炎上し、事態を重く見たニッポン放送が5日分の放送を休止、出演していた
Google PixelのCMも公開が停止された。
その後はこの件は両名が直接会って謝罪を実施して一応解決したが、ニッポン放送側は「フワちゃんの今回の不適切な投稿は番組外での発信ではありますが、当社の考え方に著しく反するものであり、『オールナイトニッポン0(ZERO)』の降板を決定いたしました」と謝罪の前に番組の打ち切りを発表。これにより7月29日放送分が事実上の最終回となった。
その後同年9月までは週替わり・10月以降は月替わりパーソナリティで番組を繋ぎ、2025年春から前時間帯の「オールナイトニッポンX」を担当していたキタニタツヤがスライドする形で後任に就くことが発表された。
追記・修正は打ち切りを目撃してからお願いします。
- 『ロボタック』も製作の都合による打ち切り -- 名無しさん (2018-04-22 23:05:13)
- ハイスクールオブザデット、作者亡くなってしまったから打ち切りかな -- 名無しさん (2018-04-23 20:22:48)
- ↑原作者な。作画担当はトリアージxとか書いてるし -- 名無しさん (2018-04-24 15:04:17)
- グイン・サーガも逝去による打ち切りになるのかな? -- 名無しさん (2018-04-24 22:49:17)
- ↑そうですね、逝去による打ち切りに入ると思います。まぁ、作者が終わらせる気があったかどうか、分からないところがありましたけども… -- 名無しさん (2018-04-25 04:04:36)
- 終焉ノ栞も -- 名無しさん (2018-04-29 02:20:12)
- すみません改めて…終焉ノ栞プロジェクトも作者が不祥事かなんかで活動停止になってラノベが打ち切りになったのを思い出した -- 名無しさん (2018-04-29 02:27:16)
- あと最近ではアニメ版メルヘン・メドヘンの作画崩壊による打ち切り。原作イラストがあのカントク先生だと思うと胸が痛む… -- 名無しさん (2018-04-29 02:33:20)
- ていうかメルヘン・メドヘンって作者亡くなってなかったっけ、全く酷い仕打ちだな。原作ファンのことも考えろ。言語道断だ。 -- 名無しさん (2018-05-01 02:52:18)
- あれは打ち切りではない -- 名無しさん (2018-05-01 07:24:48)
- ↑2・3 勘違いしがちだが打ち切りではない。ていうかまだ終わってない -- 名無しさん (2018-05-01 11:03:30)
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2018-05-26 22:41:21)
- おばQ……終了してから再開希望をよこすなら、どうして連載中に反応しなかったんだよ(--; -- 名無しさん (2018-06-07 17:10:57)
- ↑ドラえもんの漫画もそうだったような・・・・ゴッホみたいな展開やのう・・・。 -- 名無しさん (2018-07-07 13:44:58)
- ここまでpop'n music éclale無し。スターメーカーでラピストリアの後日談やラスボスの件が語られる筈だったんだけどな・・・ -- 名無しさん (2018-08-24 22:18:45)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズも打ち切りになるんじゃない? -- 名無しさん (2018-08-27 19:14:30)
- この項目自体も「打ち切り(海外ドラマ)」にした方がよいかも -- 名無しさん (2018-09-03 20:49:55)
- 分類に困るものの打ち切り事例を追記しやすいようにこのままで良いんじゃない? -- 名無しさん (2018-09-03 21:01:50)
- リメイクの方はなんであれ程までに変えちゃうんだか・・・? -- 名無しさん (2018-09-12 17:05:13)
- 1番上 あれは正しくは最終回繰上げな そのせいで実はロボタックは犬じゃなく狼として作られたという設定が死んでしまったけど -- 名無しさん (2018-10-05 16:55:45)
- ラジオ番組の打ち切りは「誠のサイキック青年団」がなかなかに闇深い -- 名無しさん (2019-01-20 22:15:40)
- 円満に終了したのが1つあれば打ち切りはその100倍以上ありそう…。 -- 名無しさん (2019-02-23 14:12:48)
- スタートレックみたいに最初打ち切ったのがシリーズとして大成功、てのは珍しいケースだよね -- 名無しさん (2019-02-25 16:43:59)
- アニメならサイボーグクロちゃんもかな。制作会社倒産で作れなくなって打ち切り。 -- 名無しさん (2019-08-25 16:45:00)
- 海外ドラマは本当に熾烈だからな。100話達成記念のお祝いイベントよくDVD収録されてるし。 -- 名無しさん (2019-08-25 22:35:41)
- 画像はどこで使ってたんだ? -- 名無しさん (2020-01-22 08:39:26)
- 遊戯王VRAIS、そしてアクタージュ…orz -- 名無しさん (2020-08-09 02:12:56)
- 海外ドラマだとトゥルーコーリング好きだったけどラストが敵味方全員勢揃いして続き匂わせて終わりパターンだったなぁ -- 名無しさん (2021-02-15 15:04:54)
- 内容が放映される時間帯にしては性的に過激すぎて、2話で打ち切られた海外ドラマがある。が、タイトル忘れた -- 名無しさん (2021-02-15 15:57:20)
- ラジオ日本は伊藤政則の番組が通達を受けてディレクターがどうせ偉い人は全ての番組をチェックしてる訳ないんだからって番組名からロックをはずせばバレないだろうってタイトルを変えたそうな、結局は限界が来てFMに移ったが -- 名無しさん (2021-04-06 18:41:41)
- アナザースカイだったかな?で日系の女優がゲストで出てた時に言ってたんだけど、その女優が出たドラマ1シーズン丸々全部理由は語られてなかったけど放送されることすらなく完全にお蔵になった事あるって話があったな -- 名無しさん (2021-08-11 23:26:18)
- 林原めぐみのラジオ、当時の会長のせいで打ち切られたか。TBSのダイの大冒険打ち切りでもそうだが、こういう権力者が横暴だから、局がダメになるわけだ。 -- 名無しさん (2021-11-23 20:51:48)
- オーデカナイトがないのが意外 -- 名無しさん (2021-11-24 01:26:10)
- NHKのゆうパラは津野米咲さんが亡くなられたから全部改編された気がするなあ -- 名無しさん (2022-08-06 01:15:38)
- 出演者都合(病気療養)を打ち切り理由に入れるなら、RADIコミこと小森まなみの『mamiのRADIかるコミュニケーション』(’84~’09)も入れていいんじゃないか(十年後の’19/9の東海ラジオ開局60周年記念イベントの企画の特番として復活したけど) -- 名無しさん (2022-10-02 08:24:30)
- ダウンタウンのまっちゃんの放送室はどうなるのかな -- 名無しさん (2023-02-11 17:42:57)
- 近年の出演者都合で珍しいパターンだと、2022年末からメンバーの体調不良で仕事やライブキャンセル(その中にはあのM-1の敗者復活戦もある)が相次いで、今年1月末にいきなり解散したお笑いコンビ「コウテイ」の「銀蛾・流電音」も入れてよさそう。ラジオの有料ファンクラブが立ち上がってたけど、発表日=解散日だったから、事前収録だった最後の放送がただゲスト呼んで喋る、解散のかの字もない、最終回だって事にも触れないマジの打ち切りだったんだよね。 -- 名無しさん (2023-08-08 15:12:17)
- アメリカのブラックコメディアニメの中では最も最長なのは「ザ・シンプソンズ」だが、最も短く打ち切られたアメリカのブラックコメディアニメが知りたい。 -- 名無しさん (2023-09-14 20:34:13)
- ウィローは現場指揮者が「かなり自信を持って言えることですが、もしたずねられたら、僕もルーカスフィルムのみんなも『ウィロー』が打ち切りになるものとは考えていないと言えます」 とか言ってるけどな。まあ負け惜しみの類いにしか見えないだろうけど -- 名無しさん (2024-10-30 05:25:14)
- ↑まあ正確には、その発言+「撮影再開は1年先になるかも」とか言ってたけど。その後でDisney+が「さーせんw赤字なので配信停止しますw削除しましたw」ってなったんだ。だから打ち切りになったと言ってもいいんじゃないかと -- 名無しさん (2024-10-30 11:55:50)
- なんで海外ドラマと国内ラジオ番組を一緒にしてるの?字数のため? -- 名無しさん (2024-12-04 16:54:43)
- ↑元々「打ち切り」で項目が作られたけど肥大化してそれだけ残ったんだ…。 -- 名無しさん (2025-02-10 08:00:11)
最終更新:2025年04月26日 19:40